johnbull2009さんのマイ★ベストレストラン 2015

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246 Goumet Street

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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2015年も多数訪れた江戸前寿司のお店、ここで私的なベスト10!
上位3つコメント。
1位は渋谷のくろ崎。お店の入りから高揚感のあるお店。素材に拘り、極上の握りを極上の空間で。
2位は博多田可尾。白甘鯛の旨さに触れた。高尾さんの目利きの素晴らしに感服。
3位は中目黒尚充。若いながらも気の利く安田さん。ウニ7種類の品揃えは圧巻の一言。

マイ★ベストレストラン

1位

くろ﨑 (渋谷、表参道、明治神宮前 / 寿司、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2015/05訪問 2015/08/18

渋谷で洗練された本格的江戸前寿司を くろ﨑@渋谷|246 Gourmet Street

渋谷に本格的な江戸前寿司の店があると聞いて訪れました。
場所は宮益坂を上がって一本裏通りのまた奥。
くろ﨑です(崎は立つ崎)

親方の黒﨑一希さんは35歳。浅草、世田谷の寿司屋を渡り歩き2015年2月に開業。
場所はどこでも良かったと言ってたけど、
京都の裏路地を意識されたという店作りとぴったりハマってます。

またここのお店がいいのがアプローチ。戸を開けると心地よいお香の香り。
そして入ってから、L時に折れながら10歩位歩く。このカウンターまでの道程が素晴らしいです。

奥の個室はL字カウンターになっていてチャージ不要で使えるとのこと。お子さん連れ、接待にも使えそう!

この日いただいたのはつまみからのおまかせ。
つまみで
マコガレイ、肝と縁側そえて(江戸前)
タコ(佐島)
ホタルイカ(蒸し)
太刀魚
塩水うに(余市)
ボタンエビ(卵と)
稚鮎(琵琶湖)

握りで
鳥貝(舞鶴)
鯵(出水)
海胆(はだて)
墨烏賊
マグロ(沖縄)
中トロ
ニシン

白えび茶碗蒸し

縞海老
小鰭(三河)
本ミル
穴子(対馬)
干瓢巻
玉子焼でした。

シャリは赤酢をブレンド。
お米の給水時間を秒単位で計るという徹底ぶりに驚かされます。

印象的だったのはマグロ。初夏のマグロで沖縄でしたが、
やま幸さんのマグロだけあってしっかりとしたもの。
他も素材にこだわり、かなり原価率の高いお寿司が並びます。
美味しいものじゃないと握っていて楽しくない、黒﨑さんの寿司への信念がそこに見えます。
ここまでいい素材を使う店もそうそう少ないのでは?

渋谷宮益坂に突如として現れた異空間のお寿司屋さん。
つまみ、握り、店の雰囲気、接客の仕方すべて
35歳ながら半ば完成したとも言える、極上の寿司は必食!!
人気急上昇に付き予約はお早めに。

もうホントお寿司屋さんここだけでイイってなっちゃいますね。コレは!!

  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

鮨 田可尾 (天神南、渡辺通、西鉄福岡(天神) / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2015/04訪問 2016/01/14

目利き達人の魅せる至高の江戸前寿司 鮨田可尾@天神南|246 Gourmet Street

引き続き~福岡の夜。
訪れたのは福岡で江戸前寿司を握る田可尾さん。
天神南から徒歩5分ほど。裏道にあるので、わかりづらいかも?

店内は掘りごたつ形式、靴を脱いであがります。
親方の高尾友之さんは銀座「なか田」の帝国ホテル店などで江戸前寿司の修業を積み、
そして故郷の福岡に戻り福岡の卸売市場で仲買として3年間働き、
魚を選ぶ目を磨いたそうです。数多ある魚の中からいい魚を選ぶ事が出来るって凄いですね。

風貌は坊主で眼光鋭いですが、話してみると物腰柔らかいです。
この日は日本酒を飲みながら握りのみ頂きました!

頂いた握りは
鮃(玄界灘)、真鯛(島原)、白甘鯛(対馬)、赤ムツ(津島)、鶏魚、アオリイカ(鐘崎)
水松貝(岡山)、赤貝、車海老、鱚、平政、赤身づけ(塩釜)中トロ(塩釜)、小鰭(天草)
鯵、赤ウニ、細魚、蛸桜煮(つまみ)
穴子(対馬)、玉子焼

シャリは少量づつお櫃に移しながら握っていますので温度管理も抜群。
マグロは築地から取り寄せ、高尾さん自身も年に数回築地に足を運び
仲卸との関係を築いているそう。

のっけから3貫連続白身が来る当たり、東京と違って
白身文化の西日本だなと思いましたが、

印象的だったのは白甘鯛。ぐじとも呼ばれる高級魚。
3キロのサイズで塩で脱水し、4日感熟成してありました。
強い旨味と、上品な甘みが口の中に広がる初めて食べた白甘鯛。
真鯛とは違う複雑な旨味がいつまでも口の中に残る寿司でした。

あとは唐津の赤ウニ。
なかなか東京では食べられない赤ウニですが、濃厚な旨味を
ダイレクトで味わえるように海苔なしの直接握りで。

目利きのセンスと、形の美しい握りは流石の一言。
マグロより白身の文化と言われる九州で、
抜群の目利きで選ぶ高尾さんの白身は必食ですね!

  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

鮨 尚充 (中目黒、代官山、池尻大橋 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2015/07訪問 2018/12/09

弱冠35歳の親方が握る魅力的な鮨と居心地の店の一体感! 鮨尚充@中目黒|246 Gourmet Street

家から近場の中目黒にも美味しいお寿司屋さんがあると聞いてやってきました。
尚充さん。中目黒の駅からも、池尻大橋も10分くらい。山手通りの1本裏です。
着くと暖簾がかかってない~~?やってるの?やってないの?と思いつつ入ると、店内満席!わわっ!

親方の安田さんは16歳で自由が丘の「鮨幸」に入り、15年修行し2010年に尚充オープン。
こんがりと日焼けしているけど坊主にねじり鉢巻きのスタイルで、もしかして年上?と思ったら年下でした笑

店内は12席。L字のカウンターの端から端まで気を配って、料理の提供と会話を心がける、
これはやはり15年の修行は伊達じゃないなという印象。

12席びっしり満席なので、写真は控えて・・・
つまみからのスタイル
星鰈、真子鰈(肝入)、毛蟹、茶豆
鮑(房州)、鳥貝、キュウリわさび漬け、じゅんさい、いぶりがっこクリームチーズ
稚鮎、蛸(佐島)、のどぐろ塩焼き(東京湾)

握りは
金目、白烏賊、鯵、赤身漬け(石川)、中トロ、大トロ
シンコ3枚(キロ8万)、車海老、
海胆7貫連続、
煮蛤、穴子(対馬)塩とツメ、玉子焼
でした。

やはり圧巻は海胆連続7貫!!

もともと4貫くらい出てきて、「もっと食べますか?」と聞かれ
そう言われれば、食べるしかないでしょう!ってことで、プラス3貫。
産地は食べた順で
津軽海峡(紫)、余市(馬糞)、淡路由良(赤)、壱岐(赤)、利尻(馬糞)、天草(赤)、唐津(赤)でした。
中でもやはり淡路由良は爽やかで、唐津は濃厚でした。
なんでも、親方は築地である海胆全部買っちゃうそうで、相当な海胆好きらしいです。
東京でもなかなかこれだけの種類を集めてるお店もそうそうないのでは?

シャリは小さめで立っているお米は口の中でほどけ具合◎ 数多くてもペロッとイケちゃいます。
親方の寿司に対する姿勢、サービスが良くつまみからスタートする2時間ちょっと、
誰でも心地よく過ごせること請け合い。接待よりもデートにお薦めのお店と言えるでしょう。
問題は?予約が取れないこと!早めの予約も、次はどこに取れるのかな??

  • (説明なし)

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4位

月の木 (大分 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2016/04訪問 2016/05/29

大分の豊かな海の幸を使った実直な寿司!!月の木@大分|246 Gourmet Street

由布院に行く前に大分市内で一泊し、月の木さんへ。
温泉に行くと、お寿司が食べれないので敢えて市内のホテルに泊まった。
約1年ぶりの来訪。初めて親を江戸前寿司に連れて行って来た。
親方は赤嶺桂一郎さん。1年前と変わらないな~!
赤嶺さんもまだ依然独身だった(ホッと笑)
19時から訪れたけど店内はカウンター、個室ともに満席。
人気が出ていて嬉しい限り。
親とカウンターで寿司を食べられる喜び。
ちょっとした薀蓄を披露して、親方と会話しながら。

月の木さんはつまみからお寿司のコース。
この日のつまみは
菜の花若竹煮から始まり、
お刺身の盛り合わせ。
赤貝の身と紐と肝、関サバ、鯛、障泥烏賊、エンペラと身。
ビールを飲みながら~

障泥烏賊はカボスで。この時期はハウスカボスを使ってるとのこと。
酸味と合ってさっぱりとした旨さ。
鯛は杵築の地物。背中側を使っている。
関サバはポン酢かしょうゆで。身質がぷりぷりの鮮度重視。
地物は極力手をかけないポリシーの赤嶺さん。
噛みしめるごとに旨味を感じるなあ~
赤貝の肝はそろそろ終わりの時期。いいタイミングで食べられた!

そしてたらこのわさび漬け。日本酒のすすむ味なんです、これが!!
添えられてるのは芋の蜜煮。カボスで酸味も。 
てことで日本酒。赤嶺さんお薄めの地元大分のお酒 
鷹来屋(たかきや) 純米吟醸雄町
スッキリとした辛口ながら、雄町の上品なふくらみと旨味、甘味が
加わったキレのよい食中酒。両親とスイスイ進みます。

ここから握り。
月の木さんのシャリはキンショウと興兵衛のブレンドに塩のみ。
お米は大分産を合わせて。小分けにおひつに入れて温度管理もしっかり。
この日は
鯛(杵築)障泥烏賊、城下ガレイ、関サバ
細魚、小鰭(天草)、太刀魚(国東半島)、
車海老(熊本)、馬糞海胆、穴子(杵築)、玉子焼、干瓢巻
と地物を意識した構成
でも残念なことに関アジは良いのがなかったんですと親方!
残念だけど~また来ればいいさ。

美味しかったものは鯛。
こちらはつまみと違って腹側。食べ比べることで
淡い白身も同じ魚体で濃淡があるんだなと認識。

関サバ。握りで食べても言わずもがな。
これを食べるためだけに大分に来てもいいくらい。
東京で食べるものと全然違います。

いつもはコノシロを使ってるのですが、
この日はいいのがあったということで天草の小鰭。
こちらも砂糖で締めて。身がしっとりとしてるのがポイントです。
そして安定の太刀魚。
昨年も食べたけど、フワッフワの消えてなくなる太刀魚。
大分の魚の素晴らしさを実感する一貫。

1年ぶりに食べた赤嶺さんのお寿司。
洗練された空間で地産地消を目指す、素晴らしいお店。
月の木に行くためだけに大分に行ってもいいくらい。
今はLCCもあるしね。
湯布院で温泉ご飯もいいけれど、
豊富な大分の海の幸を食べるために市内で一泊。
そして湯布院は昼に立ち寄り湯で、というのをオススメしたい。
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九州の寿司2軒目は大分で江戸前寿司を頂きます。
訪れたのは大分アーケード街にある月の木さん。
おしゃれなリノベーションビルに入る、スタイリッシュなお寿司屋さん。

親方は赤嶺桂一郎さん。割烹で和食、東京で寿司を学んだあとに大分に帰郷。
地元の大分の食材を重視し、和食と寿司の経験を活かし寿司を握っています。

この日はツマミからのおまかせコース。
刺身で関さば、槍烏賊、鰹
関さばはかむたびに脂が溢れる極上品。
鰹は藁で炙って初鰹のこの時期しか出さないそう。

たらこのわさび漬け
わさびの風味が良くて、酒のあてに最高です。

そして握り
マコガレイ肝のせ(別府)、真鯛(蒲江)、関あじ、
赤身づけ、中トロ、エンガワ、コノシロ(別府)
鱚昆布締め、太刀魚(国東)、赤ウニ(臼杵)、玉子焼、穴子

印象的だったのは関あじ。
握る直前に裁き、脱水して握ってくれたので
プリッとした弾力と強い旨味が広がります。これも極上の逸品!
時間とともに弾力が無くなると言うのも驚きでした!

関モノには極力仕事せずそのまま出すのがポリシーの赤嶺さん。
仕事するとその魅力が消えてしまうそうです。

そしてコノシロ。
東京では雑魚として使わない魚。
どこのお店も小鰭を使いますね。
大振りな魚を和食の技術、砂糖締めで旨味を引き立て
かぼすを入れた酢でそれを引き立てる、計算された寿司。

あと食材的には城下ガレイも入るときには入れているそう。

豊かな大分産の魚を極力を使って、学んだ和食と、江戸前寿司を体現する月の木さん。
大分に行ったら絶対行ってほしいお店です。

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5位

材木町 鮨 奈可久 (六本木、乃木坂、麻布十番 / 寿司)

5回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2022/07訪問 2022/12/03

そろそろ再開発?

いつ行っても楽しい材木町鮨奈可久さん。
木戸さんのトークはこの日も絶好調です。
まずはの蛸の美味しさ、鮑の香りを目一杯楽しんで。

星鰈は部位ごとに。縁側もいただきます。旨味のある白身。
鮪のづけも少し切ってもらって、麦いかの焼き物もありました。

焼いた蝦蛄も。香ばしく、ぎゅっと詰まった旨味がたまりません。
握りでは鯵のおいしさにうっとり。
鮪は樋長さんからの、質の良いまぐろ。中トロの脂の溶け具合も最高。
煮帆立は、厚みのあって食べ応えもあり。仕事的には木戸さんから
始めたものかな?

海胆の小丼も楽しめます。馬糞海胆は紋別、紫海胆は積丹半島から。
違いを味わえるのは嬉しいところ。

お酒は奈可久の名物、凍結酒。ついつい飲み過ぎるので、本当に注意。

そろそろ六本木西側エリア再開発の波が押し寄せて周りのビルは空室、撤退が多くなってきました。
行かれる際は電話で日付をしっかり確認して、行かれてください。

はい、六本木ヒルズ横の材木町鮨奈可久さんです。
 

いつもお世話になっております。
氷柱も綺麗で、常連さんもいい感じの方多くて。
そしてなにより木戸さんのトークもよくて。
 
こちらのお店は基本おまかせだけど、値段と内容は要相談で決められる
素晴らしいお店。1万円でとか1万5千円でとか、握りメインでつまみメインで
などいろんな対応をしてくれる素晴らしいお店。

この日は15000円のおまかせ。
煮物で蛸と鮑ですね。奈可久伝統の蛸はぜひとも味わって欲しい。
 

そしてお造りたち。
鱚は昆布締めでした。

鮪のおつまみ
中トロ。赤身と脂身がもわーんと混ざっていて。
これ好きなタイプ。

 
北寄貝 醤油をつけて軽く炙って
唐辛子のアクセント。

ひももしっかり頂ける。
お酒のつまみに最高なやつ。

握りも素晴らしいのです。
 

漬けはしっかりと。
もっちりとした食感になってます。

新烏賊
口中でプリンと弾けて消える儚い存在。

根室と小樽の海胆の子丼。
今年大高騰の海胆。リーズナブルなお値段でも出してくれる気概。

穴子は対馬、ホロリと解ける。
濃厚な煮詰めがまた最高です。

さて六本木再開発により、現在での場所での営業もあとわずか。
なんでもヒルズ横に50階以上のビルがまた建つようで・・・
 
新店舗はどちらとなるのか?注目したいです。
 

六本木のお寿司、材木町奈可久。この6月に10周年を迎えたこちら。
久しぶりに食べたお寿司も相変わらず美味しくて、親方木戸さんも変わらずでした!

思い出のお寿司屋さん、材木町鮨奈可久
前に来た時は飲みすぎて、同じ話を3回もしてすいませんというと
10回してましたよ、と。相変わらずの木戸さん節。嫌味のない
関西の人のツッコミとボケ。心地よい雰囲気を作り出しています。
 

 

 

スタートはハイボールでしたが、やはりこれ。
白鷹の凍結酒。スイスイと飲めちゃう危険なやつ。
つまみは定番の煮蛸、ゲソ、そして鮑の盛り合わせ。
丁寧な仕事で柔らかい蛸の美味しさ。日本酒が進むのです。

からの星鰈、目一鯛、石垣貝の盛り合わせ。
星鰈、目一鯛なんて高級魚をさらっと出してくるあたり、素晴らしいですね。
煮物の次は白身と貝の美味しさで。構成の妙がありますね。

そしてマグロの焼き物。
漬けの中トロをさっと焼いたもの。筋目が気にならなくなるので焼くって
のはアリだけど、マグロを焼いちゃいますか!

そして新物のイクラ。
ルビーのような色味で、口に入れればパッと弾ける素晴らしさ。
走りだからこその味わい。そして丁寧な仕事。

穴子と松茸の土瓶蒸し。
香る松茸に焼いた穴子の香ばしさ。和食出身の木戸さんらしい一品です。

 

おつまみは飲み仕様でたくさん出しますよーってことで箸休め含め13品。
そして握りへこれは名残の新子 2貫づけです。
淡い味わいを生かした締め方。技術の高さが光ります。

新烏賊
一貫漬けの大きさ。ぷるんとした食感が独特な新烏賊。
夏の名残ですね。
]
そして名物、車海老の黄身酢おぼろ漬け。
しっとりと固くならないおぼろ漬け。甘みを引き出して。

握りは穴子で11貫で終了。
からの玉子焼と巻物。お腹いっぱい楽しさいっぱいの3時間。

この日もなんだかんだたくさん飲んでしまった〜。
つまみ13品は飲んじゃいますよね 笑
10周年はあっという間と語る木戸さん。
その人柄にお客さんが集まり、20年30年と続いていくことでしょう!
 

いつもお世話になっています。
六本木ヒルズ隣にありながら、居心地の良さでついつい飲み過ぎてしまう
お寿司屋さん、材木町鮨奈可久

涼しげな氷柱が特徴。
冷蔵庫と違って、潤いを持ちながら冷やす事が出来る昔からの知恵。

親方は木戸さん。
老舗の技術を礎に、軽妙なトークともてなしの心が素晴らしい親方です。

この日もツマミからのおすすめコースで。
まずは蛍烏賊と白魚 菜の花を添えて
季節の味わいでぐっと寿司の世界に引き込まれます。

鮃昆布締め 縞鯵(高知養殖)
貝柱 鳥貝

こちらも旬を意識。香りがあって、弾力のある縞鯵がしみじみと旨い。

鰹は土佐醤油と玉ねぎおろしで
秋は辛子で出していましたが、提供の仕方を変えるその心遣い、素晴らしいですね。

飲ん兵衛相手に、ツマミを沢山。
子持ちやり烏賊 泥障烏賊のゲソ
そして奈可久のスペシャリテ、蛸の桜煮。

この日もホロホロと口の中でほどける蛸に唸りまくり。

こうなると奈可久の凍結酒が進んで、進んで・・・
これ本当に飲み過ぎ注意。気付いた時には立てなくなります笑

この日珍しかった一品。
春子のムニエル。
春子といえば寿司ネタではおなじみ、締めて握る白身の魚。
そちらを今回は焼き物で。ふわっとした食感が堪らない!

ツマミの後は握りで、この日も夜遅くまで楽しませて頂きました。
伝統的な仕事に、木戸さん独自の感性も添えて。
六本木一等地でありながら、それでいてそんなに高くないのも魅力なんです!

六本木ヒルズすぐそばにある材木町 鮨 奈可久。
一年ちょっとぶりの来店でしたが、快く迎えてくれた親方の木戸さん。

つまみから握りのおまかせ14000円。
全部で二十数品は出ました。六本木でこの値段はリーズナブル。

それでいて手の込んでいるものがたくさん。
切って出しただけのものなんて、ありません!

コハダも丁寧な仕事。しみじみと旨い。
マグロは樋長さんから。
切りつけに小刃が付いているのはさすが。

飲みすぎて〜いろんな話を繰り返し笑
意外な木戸さんの一面も見えたりして、楽しい夜でした。

お弟子さんが辞めちゃったみたいで、大変そう!
誰かいい若い子いないかな〜。木戸さんの働きすぎが心配!!
サービスのバイトの子はたくさん入ってくるのにー!笑
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六本木ヒルズすぐ脇にある
材木町鮨奈可久
グランドハイアットから横断歩道渡ってすぐのタバコ屋さんの地下1階にあります。

親方の木戸隆文さんは43歳。大阪の老舗料亭「花外楼」で経験を積んだ後、23歳で上京。
六本木の名店「奈可久」の鈴木さんの下、14年間修業し、2009年に暖簾分けし独立。
六本木同士でよくお店出すの許してくれましたね、というと六本木通り挟んで北側が
師匠の鈴木さんの範囲で、南側が木戸さんのテリトリーでと言うことでOKだったらしい。

この材木町という屋号、実はこの地は材木町ではないらしく、
六本木西麻布近辺でしっくりした旧町名をつけたとのこと。
本当は裏に櫻田神社があるように、桜田町と言います@豆知識)

店内は、「なか田」独特の氷柱がディスプレイされ、存在感があります。
でも六本木で堅苦しい!なんてことはなく、
親方木戸さんの絶妙なトークで居心地の良さが最高なお店。
この日も家族連れ、それも2歳くらいのお子さんがいる!(今までで最年少の寿司屋に来てる子供かも?)
喋れないお子様をあやしつつ、謝りつつも、
ミニミニ極小かっぱ巻きなどをササッと作る木戸さんの腕が光ってました。

この日は握りメインで
まずは先付として蛸の桜煮
そしてまだ出始めの松茸で土瓶蒸し風
北寄貝焼物

ここから握り、新イカ、白烏賊、鯛、縞鯵、鰯、秋刀魚
新子4枚、新子2枚、石垣貝、煮鮑、いくら、車海老(黄身酢おぼろ)、鱚(昆布締め)
漬け、中トロ、大トロ、玉子焼

つまみ3品+17貫で1万円と六本木としては脅威のコストパフォーマンス!

印象的だったのは車海老!
六本木の奈可久直伝の仕事。
今はどこでも見るようになったこの仕事、始まりは六本木の奈可久、鈴木さんが考案したものです。
丁寧に甘酢と玉子で作った黄身酢おぼろに2日間漬けた車海老。
車海老の甘みを絶妙に引き立てていた。

シャリ、煮切りと味のベースは奈可久のものを受け継いでいるという親方。
直伝の丁寧な仕事を施し、師匠を敬うその真摯な姿が素晴らしかった。

また六本木にありながら「そんなに儲けてもしょうがない」などと言って、
1万円で惜しみなく寿司を握ってくれる。ホスピタリティにあふれた材木町鮨奈可久。
ヒルズそばで堅苦しくない寿司を、楽しい空間で味わってほしい。

  • (説明なし)
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6位

鮨 恵三 (館林 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2015/01訪問 2015/05/11

魚は築地から 技は都寿司、すし善を昇華させた握り! 鮨恵三@群馬館林|246 Gourmet Street

2015-05-1021:30:00鮨恵三@群馬館林テーマ:寿司
東京を離れ~群馬に鮨を食べに。
訪れたのは館林。古くは徳川綱吉を輩出し花街もあって栄えた城下町。

そこでも江戸前寿司を食べられると聞いて訪れたのは鮨恵三さん。

高級感ある店内は銀座でも見るような感じ!
まさかの?群馬でこの落ち着きのある雰囲気。期待が一気に膨らみます。

親方の萩原裕司さんは蛎殻町の都寿司で修行したあと札幌すし善でも修行。
各店のいいところを学び、実家の館林で2008年に開業。

志は高く、魚は築地から毎日仕入れ、毎週1回は伊勢崎線の始発で築地に向かうほど。
そうすることで河岸とのつながりを保ち、少し少ない量でも分けてくれるそうです。
何でもつながりって重要ですね。

この日はおまかせの握りのみで

春子
細魚
カワハギ 肝入
鮪漬け
小鰭
金目鯛
赤貝
車海老
穴子
鉄火巻
干瓢巻
玉子

一貫食べて美味しさに驚きましたが、
印象的だったのは

小鰭 都寿司、すし善流でもない独自の締め加減!
車海老 茹で加減よく甘みが引き立っていました!

お皿も特徴的でお寿司が綺麗に見える!
綺麗なお皿がこの他にもたくさんありました。

テーブル席もあって宴会対応も可能。
美味しい寿司が海のない群馬で?なんていう疑問はすぐに吹き飛んだ群馬の名店。
東北道で北に向かった時には、館林インターで降りて鮨をつまむのもいいかも!

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7位

鮨裕 (茅ケ崎 / 寿司、ふぐ)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2015/07訪問 2015/09/10

温度を意識したシャリとタネの絶妙なバランス!! 鮨裕@茅ヶ崎|246 Gourmet Street

茅ヶ崎海岸に抜ける道から曲がり、へんてつもない住宅街に店を構える
鮨裕(すしゆたか)  http://www.sushiyutaka.com/

親方は堀勇一さん、46歳。裕、全然関係ない!w
裕(ゆたか)は修行先「ゆたか」寿司、修行先の親方の名前が「ゆたか」
店舗デザインが「ゆたか」さん、そして心を豊かにする寿司を握りたいと命名したそう。

おしゃれな店はホント住宅街でも目立ちます。

シャリは横井の酢を3種類ブレンド。
茅ヶ崎で赤酢のシャリは最初、炊き込みご飯か?と言われたそうです。
出前は見栄えを考え白酢にしているというこだわりも。

この日は握りで
白烏賊、真子鰈、中トロ(ニュージーランド)、大トロ、小鰭
石垣貝、金目鯛昆布締め、鰹漬け、甘えび、ウニ(利尻)、穴子(野島)
海苔玉巻(玉子焼、干瓢、椎茸)

印象的だったのは穴子。
そして、やや温か目のシャリは、握っているうちに冷めていき、
最後、笹の葉でサンドして蒸し焼きにした熱々の穴子と、下に冷めたシャリが来て
口の中でバランスをとるようにしているという。ふわふわの野島産はサッと蕩け、至福の味わい。

そして海苔玉巻
味の濃い平飼いの玉子と、栃木の干瓢、奈良の原木椎茸と
甘くて優しい味わい。

座敷も2つあり、宴会、大人数でも対応できるよう。
他茅ヶ崎で上がる伊勢海老、茅ヶ崎海老も出してくれるそうですが、この日はシケで漁がなし!
極力地の物を入れる気概も素晴らしいですね。

温度の管理されたシャリは、カウンター5席で対応するというこだわり。
食べた後は心が豊かになりました!
海の帰りじゃなくても遠路はるばる訪れたい、茅ヶ崎のお寿司屋さんでした。

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8位

鮨いち伍 (千歳烏山、芦花公園 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2015/08訪問 2015/11/20

コース1万円!和食出身の親方の魅せる満足度の高い、拘りの江戸前寿司 鮨 いち伍@千歳烏山|246 Gourmet Street

千歳烏山に美味しいお寿司屋さんが?あるとかないとか?
その噂はホントなのかどうなのか?確かめに行ってきました!

駅から徒歩5,6分。完全な住宅街にパッと浮き上がる白が印象的なファサード。
丸窓から伺える柔らかい雰囲気はまるでカフェのよう。

店内に入ると、こちらもY字チェアでのんびりと出来るカフェのような雰囲気。
入りやすいのか、伺った日も家族連れの方がのんびりとお寿司。
地元の人に愛されてるのが分かります。
また雰囲気が少し寿司屋らしくないのは、ファッション店舗などを設計している方に
お任せしたからだとか。ネタの入ってるガラスケースもおしゃれな感じです。

親方の樋口達也さんは43歳。和食の経験を積み、住宅街でも寿司好きは訪れるはずだと
千歳烏山に「鮨いち伍」開店。一流に伍するを目標に、いち伍という名前を付けたそうです。

メニューは2つ。
握りのみのコースか、つまみ+握りの1万円コース。
この日はツマミからスタート。

茄子の煮浸し、鯖&鮃のお造り
牡蠣の漬け込み、鯛の蓮根蒸しあんかけ
カマス酒盗漬けの焼物、石垣貝(土佐酢で)

握りは墨烏賊、ヅケ、中トロ、鰯、
カマス(昆布締め)新子、海胆、穴子、玉子焼
締めにキャラメルアイス

特に良かったのは
牡蠣の漬けこみ。握りにも出しているそうですが
日本酒の進みそうな味わい。

握りでは中トロ。
夏の時期でしたが三厩の極上マグロ。聞けば鮪は石司さんから引いているそう。
世田谷の住宅街で、こだわって美味しい物を出そうと言う気概が伺えます。

住宅街、千歳烏山だからと侮るなかれ。
ネタも上質、和食の経験を活かしたつまみも◎
これで1万円はかなりコストパフォーマンスが良いのでは?
京王線ユーザーのみならず、電車で行っても満足度の高いお店。
人気になる前にとりあえず行くべし!!

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9位

鮨 りんだ (不動前、目黒 / 寿司、日本料理)

3回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2018/05訪問 2018/09/21

りんだは娘さんの名前です〜! 鮨りんだ@不動前 | 246 Gourmet Street

りんだは娘さんの名前です〜! 鮨りんだ@不動前2018-09-2118:00:00NEW!
テーマ:寿司鮨りんだの鮨は楽しくて、美味しい。
3時間なんてあっという間!
そんな楽しいお寿司をご紹介。
 

 
鮑は肝を上に乗せて。
3枚重ねることで、食べやすさと重視。
そして口中で旨味が広がりやすい。

喉黒
炙りは間違いない選択。
焼き魚の香ばしさと生の食感の掛け合わせ。
滲み出た脂が上品でいつまでも口にとどめておきたい。

ドーピング寿司
海老に蟹みそ。甲殻類✕甲殻類。旨味の洪水。
毎回食べてて思うけど、こんなの反則過ぎてあかーん!

りんだ巻
これでもかと巻き込む、りんだ巻き。
この日はまぐろづくしに、海胆✕いくらの共演の痛風巻きも。
食べれば笑みが溢れる美味しさ。
締めに出てきてもペロリと食べちゃう。

 
 
そして締めの締めはみかんジュース!
親方の河野さんの実家で作られているみかんたちのジュース。
冬時は少ないので、行くなら春〜秋ですね。
 
美味しいジュースは結婚式でも振る舞わさせていただきました。
ボクは潮見タンゴールが好きです。

楽しい美味しいお寿司を握ってくれるお二人。
2つのカウンターをテキパキと、それでいて笑いが包む。
若い子たちが楽しそうに仕事していていい雰囲気。
親方河野さんを中心にチームワークが素晴らしいお寿司屋さん。
1回行けばハマることうけあいです!
 

 
 

目黒の人気寿司店と言えば、鮨りんだ!
度々雑誌にも登場し、TheTabelogAward2017Bronze選出と
その勢いは留まることを知らない。

親方の河野さんは、楽しいトークと美味しさの組み合わせで
寿司好きたちをいつも楽しませている。

そんな鮨りんだのある夜のおまかせから。
香箱蟹土佐酢ジュレがけ。
冬の定番、香箱蟹。内子外子、味噌のコクと、
さっぱりの土佐酢がまた合うんだな〜。

クエは6日間寝かせたものを。
炙って脂が染み出て、旨味しっかり。

鰤の腹
鮨りんだはつまみと握りが区別なく出てくるスタイル。

脂が乗ってるけど、しつこくなくサラリと。
噛みしめるほどに甘みが広がる。

イカウニ
河野さん得意の組み合わせ。
イカの淡白さに、ウニのクリーミーさ、コクが相まって。。。
至福の一貫。

帆立磯辺焼き
パリっとした食感と帆立の甘味。
肉厚で、食べごたえもあったな〜。

中トロ
鮨りんだのマグロは、築地トップの仲卸、やま幸から。
包丁を入れた丁寧な仕事。

そして締めはこちら。
みかんジュース。
河野さんの実家、こうの果樹園から。
冬のこの時期は1種類しかなくて残念〜!
好きなだけ飲んでくださいと出されるみかんジュース、
また5種類飲み比べしたい!!

30種類近く食べて、日本酒飲んで〜充実の2時間半。
気軽に行ける雰囲気はカウンター寿司初めには最適。
ホスピタリティ溢れる楽しいお寿司です。

<追記>
先日伺ったところ、現在はつまみ+握りのおまかせ一本でやってるそうです。
ただオープンの早い時間ならば握りおまかせ10貫もいけるそうなので、
握りだけおまかせで食べたい方は、開店間際の予約をお勧めします。
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浅草の鮨一心さんで紹介された鮨りんだへ。
http://rinda-tokyo.com/

場所は山手通り沿いながら駅からどこも遠いところ。

スタジオ109の1階~~あれ?
ここラーメン屋の昔ぎょうてん屋あったなぁ。よく来ていたので思い出しました。
オープンは2014年4月。1年半くらい経って、最近雑誌にテレビに注目されてきたお店。

親方の河野勇太さんは愛媛県、宇和島出身の33歳。
海を見て育ち、寿司を志し、松山、恵比寿の「松栄」、そこから松栄系列のニューヨークで修業を積む。
こだわりのシャリは蒸しかまどを使用し高温短時間で一気に炊き上げる。
浅草の鮨一心さんの影響を色濃く受けたもの。

鮨りんだの由来は、もちろんのリンダリンダから。
ブルーハーツのファンだそうで、なんと娘さんの名前もりんだ!

この日は寿司10貫ちょっとで頼んでみた。
まずは突き出しで
子持ち昆布

握りは
真子鰈(昆布締め)
鰯(6枚重ね)
新子(3枚)
中トロ(アイルランド産)
牡丹海老(昆布締め)
鯵(酢締め)
海胆(塩水)
才巻海老(唐子づけ)
穴子(塩で)
玉子焼
鉄火巻

中でも印象的だったのが
才巻海老 包丁を入れ唐子づけに
そして忍ばせてあるのがなんと蟹味噌!
旨味の異なる甲殻類の旨さが爆発。河野さん曰くドーピング寿司とのこと笑
海老の味噌を入れる店は多いけどコレは、感心した一貫。

あと玉子焼。
ベーキングパウダーを使ったフカフカの玉子焼きは必食。

そして締めのみかんジュース!おかわり自由でいろいろ飲めるのが嬉しい。

なんでも親方河野さんのご実家のものだそうで
デコポン、ミックス、清見タンゴール、オレンジと種類も豊富!

味も微妙に違って、デザート代わりに楽しめます。

旧来の慣習にとらわれずいながら、古典的な仕事や
蒸しかまどを使用しシャリにこだわる。
コスパも非常によく、握りは10貫で5000円。
ツマミから行っても1万円で収まるのは嬉しい値段設定。
銀座に出る前に寿司を経験する第一歩に。軽く目黒地元で飲みたい時、寿司を軽くツマミたい時に。
力になってくれるお店だと想います。

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10位

すしひふみ (西太子堂、三軒茶屋、若林 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2015/08訪問 2015/11/05

青森の食材にこだわる居心地の良い三軒茶屋の寿司店!!すしひふみ@三軒茶屋|246 Gourmet Street

美味しいお寿司屋さんが三茶にもあると聞いて行ってきました。
場所は茶沢通りの代沢交差点近く。
ミシュランのビブグルマンにも選定された、人気のお店。

予約もなかなか取れなくて、ようやく取れて~訪問!

扉を開けると薫るお香の香り。
三茶っていう地元からなんかお寿司屋さんに来たな~と良い切り替えになりますね。

親方の小向さんは青森県八戸生まれ。
地元青森や銀座などで修行を積み、最後は都立大学のすし独楽から、2012年11月独立。

すしひふみの「ひふみ」は一歩一歩歩んでいきたい思いが詰められてるとのこと。

この日はツマミからのコースで頂きました。

毛蟹
お造り 星鰈、フッコ、鳥貝、帆立、水だこ(青森産)
茶碗蒸し
蒸し鮑(青森産)
穴子白焼き

握りは
白烏賊(塩で)
金目鯛(昆布締め)
海胆(青森産)
中トロ(三厩産 5日寝かせて)
小鰭
車海老
赤身
煮蛤
玉子焼

でした。
印象的だったのは中トロ。5日間寝かせて、行き過ぎない熟成。
夏のマグロで脂は薄いですがコクと、旨味を引き出した技。
赤身の強めからピンクのトロの部分のグラデーション。血合いぎしのところですね。
住宅街にありながら、銀座の店にも引けをとらない極上の逸品。
聞けば石司さんのマグロを使ってるとのこと。築地でもトップクラスのマグロ!

産地直送で青森から引いているものもあるそうで、
地元の青森の素材に誇りを持って使ってらっしゃいました。

また隣の方はコースでなくて、塩辛頼んでお酒飲んだりしてたりして。
自由な雰囲気で、美味しい青森の魚をツマミに飲めそう。
地元で、歩いて行けるお寿司屋さん。これからも伺いたいお店です。

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