11回
2025/06 訪問
出張と重なり何度か延期して
やっと再訪。田がわ流は、他店とはひと味違った提供方法で華やかさを感じる。本日頂いたのは以下。
水無月豆腐
小振りの潤菜が味濃く美味。初黑雲丹も甘い。
とり貝しゃぶしゃぶ
大振りのとり貝をヒモも一緒にしゃぶしゃぶで出すところ、が田がわ流。熱々且つ好みの火入れで食べられるのが素晴らしい。
鬼鯵バラすし胡麻ソース
淡路島南部で取れる鬼鯵。初トライ。大振りで脂が乗っているので、鯵と言うより鰤に近い。鮨飯、胡麻ソースとも相性抜群。
鱸と冬瓜の碗物
これでもかと薄く切った冬瓜に隠し包丁を施した鱸。今まで食べた鱸の中で一番美味い品。
八寸
出来立てローストビーフ実山椒ソース、鮎フライ大徳寺納豆赤味噌ソース、蛸の子とえんどう豆の炊いたん、糸海蘊とトマトなどなど。田がわらしい。
岩牡蠣フライ ちり酢掛け
生食用の岩牡蠣をフライにした贅沢な一品。ちり酢でサッパリ頂くのも良い。
南高梅 甲州煮
出来たての一品。酸味もあり甘過ぎないので口の中がスッキリする、箸休めに合う。
鰊と賀茂茄子炊合せ
鰊が崩れない様、また硬くなり過ぎない様に別々に炊いて最後に合わせる。味付けも控えめで鰊の味がしっかり残っている。美味い。
土鍋ご飯3種(新蓮根と揚げ、鱒、白ご飯)
いつもながらどれも美味。鱒のご飯は黄身を掛けて出される。香の物もたっぷりで嬉しい。
蜂蜜アイス レモンジュレ さくらんぼ
甘さ控えめな蜂蜜アイスにレモンジュレとさくらんぼでさっぱり頂けるデザート。美味。
2025/06/08 更新
2025/01 訪問
素材・調理法・味付けに拘る田がわ流
前回予約して2ヶ月振りの訪問。ひと月毎に献立が変わるので、今回はお正月的料理も。どの料理も拘りがあり他店とはひと味ふた味違う。他の常連もそうだと思うが、そう言う田がわ流を期待して通う。
本日頂いたのは以下。
河豚尽くし:
皮の湯引き、白子の天ぷら、炭火で軽く火入れした身をぽん酢おろしを掛ける贅沢な一品。
カワハギ肝和え:
新鮮な肝で和えたカワハギ。甘い。
白味噌仕立て雑煮:
京都のお正月の定番。白甘鯛の身に鱗を揚げた松笠。醤油を少しつけて焼いた餅は主役に変わる。
お節風八寸:
諸子甘露煮、クリスピーな田作り、干柿を使ったなます、自家製唐墨など。見た目も味も抜群
京都平井牛炭火焼:
希少な平井牛のイチボを炭火焼に。かなり長い時間焼いていたのに中は超レア。赤味噌ベースのソースがレアな部分に特に合う。超美味
北海道産あん肝:
新鮮なあん肝をフォアグラの様に火入れ。ぽん酢おろし、山葵、菊菜との相性抜群。今迄食べたあん肝の中でも3本の指に入る旨さ
黒毛和牛頬肉煮込み:
超柔らかく煮込んだ頬肉と自家製厚揚げ。甘辛煮込ソースを掛け、その上から蕪餡を。濃厚なソースに蕪餡を掛けることで、しっかりだがアッサリ。これも田がわ流
湯掻き越前蟹ほぐし:
ほぐし身の中には炙り生バチコを塩味として混ぜて越前蟹を更に濃厚に。上に掛かる蟹味噌と混ぜると思わずニヤける程更に美味に。
土鍋ご飯3種:
木の芽入り鰻土鍋ご飯、淀大根と梅干の土鍋ご飯、丹波産コシヒカリの白米土鍋ご飯。勿論どれも美味で3種類とも頂いた。淀大根で梅の酸味のカドを抑えた淀大根と梅干の土鍋ご飯が一番田がわ的かも。
佐賀県産紅ほっぺと練乳アイス:
酸味と甘味のバランスが良い紅ほっぺに適度な甘さとコクがある練乳アイスが合う。上に掛かっているキャラメルソースを混ぜると更に味が複雑になり美味
2025/01/26 更新
2024/07 訪問
田がわ流〜素材の活かし方と出来立てへの拘り
前回訪問時に予約して夏の田がわさんを味わいに再訪。拘りや几帳面さは相当なものだが、それを必要以上に出さず、またお客にも強要しない。良い意味で肩肘張らずに頂けるお気に入り星付き日本料理店。勿論、今回も次回予約して帰りました。
本日印象に残ったのは以下。
●福井県産赤雲丹と三重県産黒鮑
甘みが凄過ぎる赤雲丹。柔らかく湯掻かれた黒鮑。どちらも絶品過ぎて思わず笑ってしまう。
●安曇川産鮎塩焼き(八寸)
柔らかく頭から全て頂ける。ワタも苦味控えめで非常に円やか。その場で作った色鮮やかな蓼酢も抜群。
●鯵フライ
南淡路産鯵のフライ。超大型で普通の鯵の2倍以上のサイズのフライ。鯵独特の臭みは全くなく、身はふっくらで仄かな甘みが。初めて食べる贅沢な鯵フライ。
●淡路島産鱧焚合せ
新鮮でクオリティの高い鱧を落としや焼き霜にせず、炊合せにするところが田がわさんの拘りか。美味い。
●千葉県産玉蜀黍土鍋ご飯
炊いているうちに焼いた様に黒く色が変わる程糖度の高い玉蜀黍の土鍋ご飯。ストレートに旨い。
●鱧炊合せ残り汁の雑炊
鱧の骨から取った出汁に先程の合わせで染み出した鱧の身の旨みが溶け出して抜群の味とコク。てっちりの後の河豚雑炊が旨いと思って来たが、鱧雑炊はそれを上回る美味さ。
2024/07/28 更新
2024/03 訪問
至高の懐石!ライブ感+おもてなし
全席カウンターでどの席からでもライブ感満載だが、まな板・炭床前が一番のお気に入り。そこに陣取り大将の話を聞きながら手元を見るのが何よりの楽しみ。こう言うお店では料理だけに集中したくなる。
何故土鍋ご飯を3種類出すのか尋ねたところ、コロナ等でスタッフの確保が難しくなりやむを得ず一斉スタートにしてお客さんに譲って貰っているから店側も何か譲らないとと思って始めた由。また席に座るとさっ出してくれるお冷。私が食事前に必ず飲むトリプルバリア用。今日はシェイカーを出す前にお冷が供された(@_@)
味だけで無く客への向き合い方・おもてなしも一流。
本日頂いたのは以下。
佐賀県産白アスパラフライ・揚げ銀杏・河豚白子焼
煮子持ち槍烏賊
千葉産大蛤 フキ・春かぶら・うるい潮仕立て
氷見産メジマグロタタキ チリ酢・揚げ行者大蒜
蒸寿司 鰻・錦糸卵・独活
八寸(白菜・粟麩・えのき茸お浸し、分葱・赤貝・帆立のヌタ、ゼンマイ白和え 青柳・玉葱三つ葉かき揚げ、帆立の肝・ひも炭火焼)
鶉炭火焼 北海道産原木椎茸
冷たい茶碗蒸し 刻み大葉・紫蘇・鰹節
長野県産村沢牛焚き合せ 花わさび
土鍋ご飯3種(京都産コシヒカリ白米、若牛蒡ご飯、明石産鯛めし)
※大将が「話してしまったからしゃーない(笑)」と即興で出してくれた賄い定番の村沢牛焚合せの出汁の玉とじ
まり姫(苺)とアイスクリーム ブランデー掛け
2024/03/10 更新
2023/09 訪問
炭の炉がある割烹
予約して初訪問。毎回まな板、包丁、布巾を水で洗うなど大変清潔。味、サービス、雰囲気も抜群。再訪確実。
本日頂いたのは以下。
水出し玉露
焼き茄子お浸し、渡り蟹むき身、茗荷
鱧松茸のお吸い物 煮込トマトソース
お造り(迷い鰹藁焼き、煮鮑、鯛) 芥子、醤油漬け海苔
八寸(モロヘイヤ・菊菜・百合根お浸し、冷やし雲丹茶碗蒸し、茶豆塩茹で・甘鯛若狭焼き・小芋、鮎甘露煮・黄身醤油漬け)
ザブトン冷しゃぶ、銀杏、黄桃葡萄白和え
鰆炭焼き
筋子蕎麦
河内鴨と松茸の治部煮
土鍋ご飯(滋賀県産コシヒカリの白米、栗ご飯、鱧ご飯)
イチヂクのフランベ レモンアイスクリーム
2024/02/24 更新
晩飯らしい焼き目を入れた鱈白子みぞれ掛け、焼き鯖棒寿司。焼きカマス胡麻茄子は焼き茄子を叩いており焼きの香りがソースの様な深い味わい。絶品。が、何と言っても今夜のメインはセイコ蟹。内子のクリーミーさ、外子のプチプチ感、甘い味が相まって素晴らしいクオリティ。白ご飯、栗ご飯、五目ご飯の3種の土鍋ご飯、デザートの完熟柿レモンジュレ掛けまで大変美味しゅうございました。