2回
2017/04 訪問
京懐石を小岩で。四季を楽しめます。
小岩という場所は「懐石料理に似つかわしくない場所」。
小岩をよく知る人ほどそういうイメージを抱いている人は多いのではないでしょうか。
「大竹」に代表されるような立ち飲み居酒屋、「サイフォン」「いなかむら」に代表されるようなタイ料理など。
どこか雑多、混沌としたお店、雰囲気が似合う町。
そんな中唯一と言っては言い過ぎですが、ここだけは洗練された懐石料理を楽しめる場所だと思っています。
ただし価格も小岩価格ではありません。
夜のコース料理は5000円、10000円、15000円とあります。
オススメは15000円。
その時の旬な食材を京都で修業されたご主人が、京懐石に仕立てあげてくれます。
春は筍、
夏は鱧、
秋は松茸、
冬はふぐ、蟹
など。
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2017.4
今回は筍の季節に伺いました。
■桜に彩られた先付け
ワカサギの煮付け、蛸の甘煮、ふきのとうのおひたしなど。見た目にも美しい盛りつけです。
■甘鯛のお吸い物
丁寧にとられた出汁に見事な甘鯛の身が調和しています。
■刺身
筍、鮪、鯛、ホタテなど。筍が入っているのが面白いところ。えぐみがなく美味しくいただけます。
■筍の丸焼き
皮のまま火鉢で焼き上げた一品。これでもかと筍の香ばしい香りが立ち上ります。身自体も非常に柔らかく、甘みがあり本日のハイライトに相応しい逸品。
■牛肉の石焼き
秋田の和牛ということ。自分で焼き、ぽん酢でいただきます。柔らかく旨みが豊富です。
■そら豆の揚げ物
米粉で揚げているのでしょうか。甘く揚がっていて、軽いお口直しに。
■おにぎり
■お吸い物
■お新香
しめがあるのでボリュームも調度良い塩梅に。
■甘味
よもぎ団子、寒天。甘味も自前なのでしょうか。よもぎ団子は濃厚なよもぎの味です。
華やかな見た目と、その季節の食材を見事に調理した懐石料理。
小岩にも胸を張って勧められる解析料理がある。
そんなお店です。
2017/04/23 更新
見てください。この松茸。
人に何かを伝えたい時、シンプルな言葉が浮かんでくる時程、本当に何かを伝えたい時なのかなと思います。
この日はこの一言につきました。
小岩の京懐石のお店。
オススメです。
お任せコース 15000円
■久世茄子の椀
■季節の彩り
■鱧と松茸のお椀
■鱧の刺身 梅肉和え
■鯛・鮪の刺身
■松茸の焼き
■伊勢海老の焼き
■牛肉ステーキ
■冬瓜、生湯葉、生麩のお椀
■松茸ご飯
■甘味
□獺祭
□銀盤
□手取川
□出羽桜
□李白