ゆう子remixさんのマイ★ベストレストラン 2010

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ゆう子remixのそこまで食って委員会?

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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今年は美食に目覚めた一年でした。特に下半期は遠出したのでいろんな地域のお店に行くことが出来まして感謝です。
都会に美味しいものが集結する市場原理は理解出来ますが、
都会田舎を問わず“その土地でしか味わえないもの”“その店でしか味わえないもの”に目を向けて
2011年も旬の美味しいものを食べまくりたいと思います!!!

来年は関西圏という枠を越えて全国の美味しいお店や美味しいお宿に伺う予定です☆

1位:美加登家(島根)鮎料理
2位:つる幸(石川)和懐石
3位:みなとや旅館(長野)郷土料理
4位:サンパウ(東京)スペイン料理
5位:ガッルーラ(名古屋)イタリア料理
6位:山猫軒(名古屋)創作料理
7位:チャテオあくさん(広島)燻製料理
8位:魚信旅館(広島)オコゼ料理
9位:仲佐(岐阜)蕎麦会席
10位:さんなみ(石川)郷土料理

マイ★ベストレストラン

1位

美加登家 (日原 / 日本料理、すっぽん)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2010/08訪問 2010/09/28

これが私のレゾンデートル☆鮎が想い出にかわるまで@割烹 美加登家

アタシは川魚が好きです。
その中でも鮎が好物だと知って知らずかわかりませんが
『日本一の鮎料理を食べに行こうと』とお誘いがあり行って来ました。

久々の★5点満点です。心から来て良かったと思いました。
今後、川の状態を良いまま保てるかどうかわからないし、調理が未熟だとこうはいきません。
『いま、ここ、この瞬間で食べれることの至福の幸せ』を深く胸に刻んで帰りました。
いまを生きてるな、と久々に実感しました。
お店の方は『10月に食べる落ち鮎の美味しさも格別やけん、また来てね』
と言ってくださいましたがちょっと遠いです><

お料理です。
子うるかはガラスの器に、苦うるかは可愛い鮎の入れ物に。
ひなびた田舎で食べるお料理と思えないくらい繊細です。
続いて背ごし。骨付きのままのお刺身です。こんなの初めて!
口の中に突き刺さることもなくスムーズに食べれました。

続いて鮎のお椀
これは今年一番のスマッシュヒットですね。
今年の春~夏は相当な数のお椀を食べましたが椀ネタが鮎は無かったな~。
しかも程よくこんがり香ばしく焼いてあって美味!!!
こんなお椀初めて。。ほんっと旨みがぎゅぎゅぎゅっと詰まってて素晴らしいお味です。
お出汁も鮎に負けないくらい主張していて後引く美味さです。

そして真打ち登場です。
鮎の焼き物はちょっとこんがりめにしっかり目に焼いた鮎が好きです。
吉野山のほうにある夏限定の炭火焼の屋台の鮎がこんがり焼く系なので気にいっています。
この春~夏に大阪、京都の料亭で食べる鮎はこんがりだと小ぶり。
大ぶりな鮎は何か焼きの足りなさを感じつつ食べていました。
ここ美加登家さんも6月7月の鮎はもうちょっと小さかったらしいですが
先日の大雨で岩が転がっていい苔がつき鮎が肥えたんじゃないかと仰っていました。
琵琶湖や美山や吉野川の鮎も今まで美味しくいただいていましたが
さすが日本一の清流の称号を貰われた高津川だけあります。
鮎の内臓の苦味がまた上品なこと。ほんと美味しい鮎でした。
焼き方が上手いんですがやっぱり素材がモノをいいますね。

お次は人気メニューのうるか茄子。うるかの出汁をご飯にかけて食べると・・・
うーーまーーいーーぞーーー!!!味皇さまが出てきそうな勢いです><;
次は内臓の替わりにうるかを仕込んだ揚げものです。これも美味しい!

そして次はアタシが惚れた『鮎姿造り』(酢の物です)
ゆる~く酢でしめてますが優しいお味!盛り付けもキレイで素敵です。
最後は本日第二弾のお椀!白味噌の鮎のお椀と鮎めしです。
鮎めしはこちらの女将さんがお作りになるようですがこれまた美味しすぎる。。
白味噌椀も美味しくいただきました。余韻の残る美味さです。

デザートは大粒の青梅の甘露煮です。肉厚で上等ですね~。
お料理が素晴らしいだけではなく素材の良さが際立った、ここでしか食べれない料理でした。
またいつか生きてる間にまた行けたらいいなあ、というレベルの希少価値なお食事です。
姉妹店が東京にあり鮎正を営まれていますが
輸送事情が良い現代といえど、氷でシメて島根⇔東京へ運んでるのと現地じゃ鮮度が違いますね!


追伸:
お部屋に飾ってた掛け軸です。
落款に『王守仁』と書いてあり本物ならすごい代物です。
王守仁(王陽明)は陽明学の祖でありその書作品は東京国立博物館にも所蔵されています。
長州の吉田松陰や高杉晋作は陽明学徒であったといいますので本物じゃないかと。
ひなびた料理旅館風でしたので逸品がさりげなく掛けられてて本当にビックリしました。


  • 2年連続清流日本一!高津川です1
  • 2年連続清流日本一!高津川です2
  • 看板

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2位

つる幸 (北鉄金沢、金沢 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2013/07訪問 2013/09/06

北陸に行くなら秋~冬がいいですなあ@つる幸

久々につる幸さん!!夏に伺いました。
金額は前回約1.5倍お支払い。
けれど前回ほどの満足感は得られず。。
やっぱり秋~冬と素材力が違うから仕方ないのかな?
ごちそうさまでした。
今度は冬に伺いたいです(^^)

---------------------

今回の北陸紀行の1軒目はつる幸さんです。
以前から師匠も楽しみにされていたお店なのですごく期待していました。
ですが・・・期待を遥かに上回るお料理の数々で圧倒されました。
本当に美味しく、至福の時間を過ごせました。

今回はお昼のコース7500円をいただきました。(+サービス料15%)
八寸は美しいですね~
山の幸、海の幸が入っていて、色彩豊かで秋を感じさせていただけました。
くりのイガは茶蕎麦で食べれちゃいます♪
繊細な感じで気が行き届いてるのを感じます。

続いてお椀!これは今まで食べてきたお椀の中で最高レベルだったと思います。
お椀フェチなのでお椀食べてダメなら一気にテンションがた落ちですので><
加賀野菜の金時草が敷いてあってちょっと金沢らしさも感じることが出来ます。

お刺身も良かったです。
鰆の濃厚な味わいも素敵ですが、なめら(あこう)の歯ごたえあるうまさも負けてません!
そしてガスえび。ガスえびなるもの初めて食べましたがいいですね~
味わいあり、身もしまってて歯ごたえもあり・・ほんと美味しいですね。
ガスえびって北陸の食材のようですね!(特に金沢)

次は甘鯛の頭を焼いてダシが掛かっている焼魚?
これは絶品です。身やなくて頭なのが心憎いです。
キレイに完食致しました♪もう頬の肉とか目玉とか余すことなく食べさせていただきました。
まさに美味しいとこどり!コラーゲンや魚の脂たっぷりで身体にも良いです。

もずくも良かったですね~
能登のもずくは太いですね~しっかりしていて歯ごたえ抜群!
もっと食べたいです!!!(笑)
続いてかに酢。いやーこのお値段でこんな内容が出てくると思ってなかったのでビックリです。
もちろん身も美味しいですが、酢の塩梅がちょうど良くて酢だけで一気飲みしてしまいましたよ。
下品ですみません><

ご飯は栗ごはんイクラ乗せです。
お漬物が変わってますね~りんごやパプリカが(笑)
最後はさっぱりフルーツヨーグルト。フレッシュフルーツが沢山入っていてさっぱりしますね。
そしてお饅頭とお抹茶。
お饅頭の乗っている七宝焼のお皿がキレイですね~
こちらのお店は食器も楽しめてほんと色んな角度から食事を楽しむことが出来ました。

また伺いたい名店です。ごちそうさまでした!!!


  • 個室
  • 鰤
  • ひょっとこの皿?

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3位

みなとや旅館 (下諏訪 / 料理旅館、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス -
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス -
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2010/10訪問 2010/10/26

仰天のお風呂と絶品の郷土料理で身体の底からデトックス!@みなとや旅館

先日、信州・岐阜の食いまくり旅行に行ったのですが、メインはここ【みなとや旅館】です。
すごく想い出深い旅行となりまして生涯忘れられない位インパクトがありました。
また命の洗濯をしたくなったらまた伺いたいお宿です。
ここには日本の旅館やホテルが無くしてしまったものがたくさんあります。。

ここの目玉はお料理とお風呂と女将(おばあちゃん)の接客です。
夕食の前にお風呂に入るよう勧められましたがお風呂が1つしかないからまた呼びます、とのこと。
程なく呼ばれましてお風呂に案内されましたがこっち、とだけ言っておばあちゃん退散。。
こっちかな?合ってるの?と言いつつ恐る恐る戸を開けると『信玄湯』と書かれた暖簾が・・

屋外の風呂のみだそうです。
そして風呂にはシャワーも洗い場もございません。湯船だけどーんと鎮座しています。
しかしこのまま旅の疲れを癒さないわけにもいかないし、
汗をかいててそのまま旅行続行するわけにもいかないし、、
ビビりながら身体をそそくさと洗ってドボンと風呂に浸かりました。
いいお湯なんだけど、、開放的過ぎます!まだ夕方なので明るいので恥ずかしいです><
まあ真っ暗でも怖いけど・・
でも昔のお風呂ってこんなんだったのかなー、とか考えると面白い体験でした!
ほんとタイムワープしたみたいな異次元です。

そして夕食!山菜と虫と馬肉が名物です。
写真を見ていただいてもわかるように馬刺しがキレイでものすごく美味しいです!
こんな馬刺し食べたことありません。馬春楼も美味しいとは思いましたがここまでは・・!
虫もハチノコ、ザザムシ、イナゴ、どれも美味♪甘辛い味付けで美味しいです。
画像だけ見るとグロいかもしれませんがほんと美味しいのです。
色んな山菜もそれぞれ味付けに変化があって楽しいです。
小さな魚は鮒。鮒は初めて食べますが癖がなくて美味しいの~
後半のメインは馬鍋。馬刺しよりちょっと身がしっかりした部分と玉ねぎとを甘辛く鉄鍋で炊いてくれます。
おばあちゃんから『火加減はこちらで見るから触らないで!』と言われたので大人しく待っていました。
まだ肉が桜色のところで火を消されて、大丈夫かな・・と思いましたがそれはそれは絶妙の火加減!!!
やっぱおばあちゃんの知恵ですね。経験がモノを言うとはこのことです。
甘辛いといってもすき焼きみたいなくどい甘さではなく味噌の味わいが効いてます。
信州とか山のほうって味が濃いかとおもいましたが全然濃くないです。

そして朝食。
朝は冷たく凍った柿をまず食べるよう勧められ、ぼーっとしてましたが
頭がキーンとなって目覚ましがわりになりました。
そしてまたまた山菜の数々&焼きおにぎり!
焼きおにぎりは軽く味噌風味でこれまた美味しいです。
わかさぎの甘露煮も美味しかったですが何と言っても一番美味しかったのはそばの実かゆ!
これは絶品です。すごーく味わい深いので何の出汁かと聞くと『雉や』とのこと。
へえええええ驚いた!雉で出汁取ったそばの実かゆ。
あ~~思い出しただけで味が甦ってきます。お腹に優しくってやわらかいお味!
おばあちゃんのマイペースな接客っぷりがこの宿の魅力です。
いつまでもお元気で宿を守って欲しいと思います。

著名人や某首相もみなとや旅館に来られたことがあるとか・・・
ここに何を求めてやってこられたのか?
来たときは部屋に鍵もなく、お風呂も外に1つだけのひなびた宿に著名人が来るんだ?
と半信半疑でしたが帰宅していつもの生活に戻るとあれは異次元だったと思い知らされました。
何もなく、ただただ昔ながらの美味しいお料理といい温泉。

現代人の生活には全く無い昔の古き良き時代の日本を見たくて訪れてたのだと思いました。
やっぱり日本人に生まれて良かったです☆


追伸:
旅行から帰って翌日・・体重が減ってました。
下手な断食道場に何万も払うなら絶対こっちがオススメです☆
懲りない面々でしてアタシは食べまくっているので現在はまた元の木阿弥ですが><
あと、行くなら相当気心の知れた人同士で行った方が良いと思います。

  • みなとや旅館内
  • 旅館内石碑
  • 温泉の注釈

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4位

レストラン サンパウ (日本橋、三越前、茅場町 / スペイン料理)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2010/08訪問 2010/09/28

ゆう子のハートはティコティコタック☆@レストラン サンパウ

山岡ゆう子の東京グルメ紀行第1弾でございます☆
東京へ2泊3日で行って参りました。
今年に入って2度目の東京ですが1度目は完全仕事だったので職場仲間と別行動は許されず。。
まあ本来の目的は別にあるのですがグルメ紀行も兼ねての旅は今回が初めてです。
グルメに精通するアタシの知恵袋的な師匠に勧められてサンパウを予約しました。
おおお、HPを見てから予約電話しましたが。。
いつもアタシが行ってる店に比べて明らか価格帯が高いです!!!
のっけからカウンターパンチ受けそうなのでランチにしました。

結論から言えばめちゃめちゃ美味いですっっっ!
今まで食べてた料理は何だったの?と思うほど塩の使い方が絶妙!!!
東京行くたびに毎回行きたい名店で、
そしてサンパウに見合う女性になりたいと思うほど惚れてしまいました。

空間もゴージャス!でも成金ちっくな感じがしないのは何故でしょう?
1階にはウェイティングのソファーもありましてまずは座るようすすめられます。
程なく2階に案内されお席につき、、8000円のランチコースを注文しました。

まずはアミューズとして4種のミクロメニューですー。
一番印象に残ったのはラングドシャみたいな薄い豚の皮を焼いたものです。
サックサクで美味しい\(^^)/
梨の伝統料理も可愛くって最高!!!小さくてもぎゅぎゅっと旨味が凝縮されてます。
続いてグリッシーニ2種とパンも最高☆めちゃめちゃ幸せ気分です。
特に枯れ枝みたいな黒のグリッシーニが良かったですがこちらはブラックオリーブを
練り込んでいるそうです。塩加減がいいですね~

次に前菜です。
・車海老 ”サルモレッホ”バジル、マンサニージャ
トマトのベースがすごく濃厚!海老の食感も素敵だし、バジルの香りと味も封じ込められて
いて全然青臭くないです。
美味し過ぎて一人でニヤニヤしてた変な人になってたかもしれません。
平日の昼間っから背徳感すら覚えてしまいます。。

そして魚料理です。
・ スズキ イチジクのチャツネソース、松の実
このお料理のエンターテイメント性に注目です。
無花果の葉で包み焼きにした後、葉にくるまったままお魚が登場です。
お席のほうで盛り付け等々してくれます。
この魚の焼き具合ったら・・・!
こんなの食べたことありません。弾力があってふわふわしてて。。絶品です。
焼き具合もさながら素材の良さも実感しました。
添えられた花束みたいな生野菜もただの野菜やおまへんで。
これも塩加減がもうたまりませんっ。
お魚に付けて食べるよう促されたハイビスカスの塩。
これもキレイなだけでなく美味しいのっ☆

・イベリコ豚のプルーマ ナスのフラン
この肉のメインも食べたことない美味さです。
今まで食べてきた豚肉って一体何だったのか!これは豚の王様です。
素材が強烈に良いのと+絶妙な調理法+サービスと。
これだけ兼ね備えてこのお値段は決して高くないです。

・フランボワーズのムース、クリームチーズ&モデナアイス
これはフランボワーズのムースやアイスも美味しいですが何といっても
右に添えられてる飴でしょう!食べるごとに口の中で弾ける食感が刺激的(☆o☆)

・小菓子十種
これも今まで味わったことのないエンターテイメント性に注目です☆
キレイで目にも楽しくてそしてお品書きは無いのに最初のミクロメニューと最後の小菓子は説明書つきです。
どれも小さいながら全力投球な感じが心地よいです。
ほんと、どれ食べても美味しいの!!!!!

・ハッカの茎のハーブティー
飲み物も多数揃えておられます。普通のミントティーもありましたがこちらは
“スペインから取り寄せた”ハッカの茎のハーブティーと聞いてお願いしました。
スッキリしていて美味しい。。
しかしアタシの安い舌では普通の茎と葉のハーブティーの味を見極めることは無理そうですw

どれも手抜きがなくすべて豪速球な力強い料理の数々で思ったより品数豊富でしたが
意外にもコテコテではなく難なくクリアです。本当に美味しかった!と心から思える清々しいお料理でした!
ごちそうさまでした、また絶対行きたいお店です☆

  • アミューズ
  • アミューズ
  • アミューズ

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5位

クッチーナ イタリアーナ ガッルーラ (八事日赤 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥8,000~¥9,999

2011/07訪問 2011/07/22

やっぱりガッルーラは美味かった!!!!!@ガッルーラ

約9か月ぶりの再訪です。
運良く伺えることになって行ってきましたガッルーラ!
前回は夜のコースを昼にいただき1万超えのリッチなランチでしたが
今回は8,000円のランチコースをお願いしました。(とうもろこしの前菜+800円にて計8,800円)

前回も唸りまくって帰ってきましたが、今回もまたまた強烈な美味さに降参です。
特に変更でお願いしたとうもろこし(ゴールドラッシュ)と温フォアグラの前菜が強烈に美味しいの!
とうもろこしの甘美な甘さとフォアグラの濃厚な甘さと濃厚さでどっかにいっちゃいそうでした(笑)
こういうインパクトあるお料理は大好きです。

ガッルーラの何がすごいて、大きくハズレる料理がないのが素晴らしい。
前菜からメインからデザートまで!
心の底から満足させて帰してくれるお店はそうそう少ないと思います。

まあ、、、取るに足らないことですが、、、
料理に比べると雰囲気が若干チープなのが気になりますが
お値段がお値段なんで無理は言えませんよね。

お料理、デザートもすべて口に含むものは満足しましたが気になったことのみ書きます。
*雰囲気、ハーブティーはアーリア ディ タクボの方が良かったです。
熟成肉は美味しかったけどトータルではガッルーラの圧勝だと思いますが・・・
*布のテーブルクロスの上に紙のテーブルクロスがチープ感を感じました。

まあ取るに足らないことで、お味はものすごく美味しいし、お店は相変わらず予約しにくいので
是非行ける機会があれば絶対また行きたいお店です。


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他のレビュアーさま達が書かれている通り、とにかく予約至難のお店です。
席数が限られているため【超プラチナチケット】なお席です。
まあ予約したい日時の2ヶ月前の同日14時に電話してみてください。

頑 張 っ て も 頑 張 っ て も ・ ・ ・
と に か く 掛 か り ま せ ん ! ! !

知恵袋師匠と手分けして電話しましたが・・アタシはつながらず・・
師匠が何とかプラチナチケットを取ってくれました!ありがとうございます☆
お昼に席を確保しましたが、夜のコースも事前に言っておけば注文OKとのこと。
ランチタイムですが夜の10500円のコースをいただきました。
もう堪能です。

・かわはぎのカルパッチョ
一皿で2種のお味が楽しめます。一つはからすみ。
もう一つは肝とガルムという魚醤が掛かっています。
魚醤?と聞いて臭みを気にしてしまいましたがそんなことは杞憂。
すごく上品なお味で言われなければ魚醤ってワカラナイくらいです。。美味しいです!

・白ぱん
・【絶品】玉ねぎのフォカッチャ【撃沈】
もうもう!パンも美味しいんですけど玉ねぎのフォカッチャうますぎ!
おかわり頼んでしもうてもうお腹ぱんぱんですがな~でも美味しい!!
このフォカッチャ、今まで食べたフォカッチャの中で最高に美味いです。

・北海道の秋刀魚燻製と幸水を梨酢で
秋刀魚が軽く燻製にしてあって個性的なお味!美味しいです~
色も見てください、ツッヤツヤのザ・青魚!!!キレイですね。
個人的には果物で食べるにはシャキッとしてる二十世紀梨が好きですけども
燻製と合わせるなら断然幸水ですね~燻製の秋刀魚に負けない梨の味わいがあります。
付け合せのトマト、味が濃くてうまーーーーい!

・【絶品】エビの脱皮直後“やわら”と魚介類色々【残心】
クスクスが一番下に敷いてあって色んな食感がたのしめる逸品。
一番上に乗ってるエビは脱皮直後の“やわら”というエビで頭から殻ごといただけます。
美味しいです。下の魚介類も最高ですね。

・【スペシャリテ】桜で燻したフォアグラ カリフォルニアマンゴーとシャラン鴨のレア
事前情報でフォアグラがものすご美味しいのでご期待を!とのことであったがやっぱり美味しい!
味わったことのない濃厚感。それでいて臭み一切なし。
それもそうなんですが、添え物のように添えられているレアな鴨肉の美味いこと!
でも表面は香ばしくて。この鴨肉は本当に美味しいです。
まだ若いですけどそう若くも無いですしね。(どっちやねん)
でっかい肉塊に喜ぶようなお年でもないし、美味いものを少しづつ食べれることが至福なんです。
とは言ったものの、パン+2つフォカッチャがっついてけっこう満腹度合がキテます><

・三重県の黒アワビ肝ソース 松茸と祖父江の銀杏
和食とか寿司ではがっつり鮑を食べたことがありますが
フレンチやイタリアンで鮑って食べたことがないです。美味しいです。
松茸は中国産ですがまあこの価格でこの内容ならそれは当たり前です。
この日の夕飯は松茸祭だったのでまあ松茸は夜のお楽しみってことで。

・北海道産ずわいがにのパスタ
お師匠さんに『腹何分くらい?』と聞かれまくっていましたがもうパスタの頃には8割5分ってとこまできてます。
やはり2つフォカッチャ食べて。。
美味しくいただきましたが空腹ならもっと美味しくいただけたと思うと悔しい!
またもペース配分間違えてしまいました><

・鹿児島牛とハチノス
うわー美味しい焼加減!ハチノスもこんがり香ばしくて美味しい!
しかしペース配分間違えたので途中で肉が入らなくなりましてお師匠さんに助けてもらいました。
悔しいです。

・【絶品】栗とヘーゼルナッツのデザート
もう満腹!もう無理!!と言って肉を明け渡したゆう子ですが、デザートはきっちり別腹です。
デザートは季節もんの栗!
ガッルーラの後に栗パフェ食べる予定だったのですがやはり栗に目がいき栗を選択。
これが大正解!!!めっさアタシ好みのお味でがつがつ食べてしまって本当に満腹だったのか?と
疑われていました^^;
チョコレートのカリカリ感と栗と栗+ヘーゼルナッツが口の中で混ざって・・あーもう一回食べたいです。
でもここは予約の取れないレストラン。また栗が食べたければまた来年の夏に予約しないとですね。

来年、仕事で名古屋に行く予定があるのでその日に合わせてまた予約電話したいと思います!
本当にごちそうさまでした。美味しかったです。

  • かわはぎのカルパッチョ
  • 秋刀魚の燻製
  • 【絶品】脱皮直後の海老“やわら【残心】

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6位

山猫軒 (駅前、駅前大通、豊橋 / 創作料理、すっぽん)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥10,000~¥14,999

2011/06訪問 2013/08/08

今回は海老尽くし!器は百均、料理は究極!そのギャップを楽しめる人だけの@山猫軒

またまた行って来ました山猫軒。
徳山鮓と並んで今年いちばん回数多く訪れたレストランの一軒です。
PLEYEL先生も行かれたようで仰天レビューを読ませていただきましたが、
本当に不思議なお店です。

今回は海老尽くし。
すっぽん尽くし、鯛尽くし、海老尽くしといただきましたが
すっぽん、鯛>>海老でしょうか。
食材的にすっぽんや鯛のような滋味深い味を求めるのはちょっと難しいのかもしれません。
海老味噌パンはかなりの美味さでしたが・・・

御主人の出して下さる色んなお味に“美味ああああい”と驚嘆するのですが
一皿づつが少なめで何種類も出てきます。
もっと食べたい!という欲求不満にさせられます(笑)
大食のアタシはもっともっと食べれるのでもっともっと食べたいです。

こちらではどの食材でもスパゲティーが出て来ますが、ちょっと柔らかめ。
コシのあるタイプではないなあと思ってましたが御主人コダワリのパスタのようです。
“アルデンテ”に慣れているのでふにゃふにゃしているなあといつも思っておりました。
色々蘊蓄というかためになるお話をお聞きしましたが何十年にも渡って刷り込まれたものが
やはり強く、、、、、、アルデンテ派のアタシにはちょっとふやけた感じが拭いきれません。

御主人の幅広いトークと、食材に対する調理方法のバリエーションは相変わらずすごいです。
あと、御主人のつくるパンはとてつもなく美味い。
また伺いたいと思います♪

ごちそうさまでした!

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2011.2月再訪 
今回は割烹の宿 美鈴に行った翌日に
友人のご家族と一緒に鯛尽くしをいただきに行ってきました!
もう、ここのお店はやみつきになりつつあります。
遠いのであまり伺えませんが近所にあったら“○○尽くし”をもっと色々制覇したいです♪
今回は鯛尽くし。。見事な鯛をご用意いただいて絶品鯛尽くしに舌鼓を打ってきました。
ご主人の調理とこだわりの素材の両方が揃わないと美味しいものが食べれません。
今回は三島由紀夫“潮騒”に出てくる『神島』付近で釣れた立派な鯛が手に入ったとのことです。
楽しみ~!

最初に出てきたのは白菜&鯛の塩辛
この塩辛ったら何て味が深いんでしょう^^
もっと食べたいですけど一口で終了です。残念><

その後燻製やお刺身やら数種出て参りますがいづれもちょっとづつ色んな種類を。
すごく嬉しい心遣いです。色んな味が楽しめてとっても幸せ!
鳥羽あたりの民宿でもすごい立派な鯛が出てきますけど船盛オンリーだと飽きて、
その量の多さに辟易することが多いですがここは違います。。
心行くまで堪能しましたが、桜のチップでスモークしたという鯛が絶品でした!
合間に海老パンが出てきましたが、こんな美味い海老パン初めて食べました。
美味しい~~
まじめに山猫軒の料理教室で一度はレッスン受けてみたいです。。

鯛めし、鯛の頭部分も絶品でしたがお椀も最高でした~
鯛の背骨から良いダシが取れるそうです。
最近、家族の転職祝いで鯛をまるまる買ってきて焼きました。
残った鯛で鯛めしを作りましたが山猫軒のご主人のごとく
背骨を一度炙ってからダシを取ると香ばしく生臭みの無い美味しい出汁が取れました。
いい勉強になりました^^
まあ鯛は天然モノでしたけどそのへんで買った鯛ですし
調味料が普通なので到底似ても似つかないものですけどね(笑)

あと、肝ソースを掛けたホワイトアスパラも美味しかったですし
鯛のお出汁を掛けた鯛茶漬けが最高に美味かったですね~~
またもご主人の妙技に圧倒されて帰宅しました。
鯛尽くしは4時間弱に及びました!
少しずつ長時間食べてたのですがまだまだお腹に余裕があるアタシと相方さん。
友人夫婦はお腹いっぱいの模様でした。アタシって胃袋が大きいのでしょうか・・・(何を今更w)
こちらに伺う時はやっぱり時間に余裕を持って行くのがいいでしょうね。
今回も大満足でした!ごちそうさまでした。

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コラーゲンたっぷりで美容に良いすっぽんが大好物なんですが
お高いですし丸元でお安いすっぽんコースを食べることしか無かったゆう子です。
ドラキュラみたい~とか言って生き血を喜んで飲んでました><

しかしすっぽんは歴史ある食べ物。美味しいと古代より珍重されてたんですね~
697年近江国より白いスッポンが献上されたという「続日本紀」の記載が最初なようです。
スッポンは、栄養の宝庫。
必須アミノ酸、各種ビタミン、カルシウム、ミネラル、コンドロイチン等々が含まれています。
また、遊離脂肪酸を持ちコレステロールを防ぐ働きがあります。
自律神経を安定させ、瞬間的な判断力を養うとされ神経的な疲労にも効果があります。
高級なのも納得です。
そんなスッポンですが調理法は一様。
生き血、肝や中身の刺身、皮の湯びき、唐揚げ、鍋、雑炊って感じです。
お師匠さんに“スッポン食べに行くよ”と言われた時はそんなスッポン料理を想像してましたが
既成概念をぶっ潰されてしまいました。嬉しい誤算ってこのことです。
このスッポン料理は日本広しとここだけでしか味わえないものだと思います!
いつもどっから探してきてくれるんでしょうねお師匠さん・・一緒に食べれて感謝です☆

まずは自家製パン!無花果とレーズンと胡桃が入ってます。
シェフがビニール袋に入れてくれてお持ち帰りで帰りの車中で食べました。
スッポンの美味しさの余韻に浸りながら車中で楽しみました。

今回は1200gの養殖スッポンでけっこう大振りのようです。
今まで養殖<<天然って思ってましたがよく考えると天然のスッポンの生き血とか
寄生虫やサルモネラってこわいですね。
まあアタシも今年初めに牡蠣のノロウイルスにえらい目に遭いましたが。。
山猫軒さんでは加熱調理したスッポンのみの提供となります。
生食には常に“万が一”を考えてすべて自己責任で請け負う覚悟を
作り手と食べ手の両方が持つべきだと思います。アタシも今まで認識甘かったです。

最初はスッポンのスープと醤油だけで味付けした炊き込みごはん。
醤油は和歌山の“[a:otrlst,三ツ星醤油]”という美味しい醤油です。
そのごはんの上にスッポンの卵を乗せたもの。濃厚ですね~
そして香り高い松茸ごはん。ご飯ものが少量づつテンポ良く続きます。
いづれも美味しい\(^_^)/
そして皮の部分とわけぎと和えたもの。
大振りなスッポンなので皮も分厚め!コリコリした食感がたまりません!!!
一品づつすごく美味しくてもっと、もっと食べたい衝動に駆られます。。
続いてお粥。中国粥のようなどろどろ系の粥の上には甘辛く煮た腸と肝。
絶品です。。

そしてその次は色んな部位の串焼きシリーズです。
もう何でこんなに美味いのーーーーー!!!
このスッポンが美味いってこともありますがシェフの腕が良いからでしょう。
串打ちを目の前で串打ちしながら次々と焼いてくれます。
胃袋、脂肪、肝、肩の肉。。すべて違う味付けです。
煮込み料理も2種類。スッポンと醤油のみの味付けのもの。
八角・丁字・桂皮・生姜・老酒で煮込んだ薬膳風スープ。
醤油ベースはシンプルな旨味。
薬膳ベースは滋味豊かでスパイシーなお味。
いづれも器は百均のプラスチックの器です( ̄▽ ̄)
うちの犬が餌用で食べてる器に似てます。。
まあ美味しかったら気になりませんけどもこれは食べ手を選ぶお店ですね~
値段が破格なので備品にお金かけてられないし掛けたくないんでしょうね。
いやわかりますよぉ~
アタシと師匠の珍道中五十三次もジャンル違えどそんな感じですもん。
話が脱線しましたが、炒飯、唐揚げ、おこげ付きの雑炊も超絶品。
美味しいものに貪欲な我々ですがシェフに降参しました!!!
3時間みっちり抱腹絶倒させていただきました(☆o☆)

美味しかったです☆遠いけどまた伺いますね!
次回は何づくしにしてもらおうかと今からワクワクです。

  • 【絶品】自家製レーズンと無花果のパン
  • すっぽんスープと醤油だけで味付けした炊き込みごはん
  • すっぽんの卵をON

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7位

チャテオあくさん (十日市町、本川町、土橋 / ステーキ、創作料理、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2010/11訪問 2010/11/30

あくさんワールドに圧倒された心に残る記念日!!@チャテオあくさん

本当に今まで食べたことの無いもののオンパレード!
店内のニオイからすでに玄人臭がプンプンしておりますが、お料理はもっと強烈です!
普通のお肉のコースも相当美味しそうですが今回は燻製ディナー+追加のお料理を注文しました。

まず、半熟の卵と燻製フォアグラ!
軽く燻したフォアグラはガッルーラのスペシャリテでもありまして美味しくいただきましたが
こちらチャテオあくさんの燻製フォアグラはもう2段階か3段階濃厚なお味になっています。
お酒も飲んでないのに酔ってしまいそう~~

鯵は軽く燻してるだけでしょうか。そう濃厚さも無くアッサリしたお味で美味しいです。
緩急が素晴らしく濃いものの後にはアッサリでいい感じです。
その次は燻製盛り合わせ第一弾!
牛蒡、チーズ、鳥肝、鰯、アサリ、里芋、海老、巨峰など色々なお味の燻製が楽しめます。
こ、濃い・・・!特に鰯、鳥肝はかなり濃厚です。ちょっとづつ野菜や葡萄を食べつつ楽しみます。
あくさんの燻製は試行錯誤を重ねた自己流だそうですが、すごいです~
燻製はすごく濃厚なのであっさりした付けあわせの大根がとってもいいです☆
オアシスみたいなものです^^

魚のあくさん風岩塩包焼はホイルのままサーブされまして、店員さんの言う通りに自分で塩を取り除いて食べていきます。
魚の薄皮がキレイに剥がれて美しいです!欲張って頭部分を食べましたが身だけにしておいた方がいいでしょうね。
相当塩辛かったです^^;
そして燻製盛り合わせ第二弾!黒豚のベーコン、ジャガイモ、チーズ、霜降り肉、(たぶん)豚耳
豚耳はコリコリした食感が素敵です^^

しかし特筆すべきは黒豚のベーコンです!
一見脂身が多そうなのですが、口に含むと普通豚の脂と違って口の中が脂でベタベタにならないんです。
ベーコンは熱くないのに口に含むと脂が口の中でまとわり付かず旨みだけ感じます。
融点が低いんでしょうね~

やはり調べてみると品質の悪い豚脂はベタベタしていてくどいけども、
品質の良い豚脂は融点が低くてサラッとしているそうです。納得!
霜降り肉の燻製も脂が乗っていますがクドさは無く口の中でとろけています。

そして追加注文の野菜炒め。あっさりした味付けで濃い燻製料理を中和する感じですが、
魚醤を用いて炒めておられてるようです。魚醤は手作り。こだわりが伺えます。
そして至福のお芋さん!
先日さんなみの朝御飯に出た鰯の糠漬けはもう出会えないと思ってましたがここでまた!!!
ジャガイモ炒めの上に乗っているのは鰯の糠漬けです。すごいニオイですがこれが美味しいんですね~
何回も“スーハースーハー”とニオイを嗅いで違う世界に行っておりまして相方さんに変態扱いされてしまいました><
だってすぐに食べてしまうの勿体なかったんですもん。

最後は発芽玄米御飯ともやっけ。
名物のもやっけ。もやしとタレと黄身をからめていただきますがこれは30年来の名物メニューだそうです。
発芽玄米御飯も美味しいです☆

自家熟成の長熟チーズ、お手製の無花果、林檎のドライフルーツ、醍醐で〆ました。
醍醐は濃厚で初めて味わう食感!
最初から最後まであくさんワールドを堪能した心に残るお誕生日ディナーになりました!

“発酵の神様”小泉武夫先生も来店されたというとっておきのお店。
マニアックで玄人肌の選店でやはり師匠はすごいなあと改めて感じ入りました。
ごちそうさまでした!☆

  • ビルの入り口です
  • ステーキディナーのメニュー
  • あくさん会席のメニュー

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8位

魚信旅館 (尾道 / 日本料理、料理旅館)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2010/11訪問 2010/11/30

別名“おこぜや”の絶品オコゼ尽くしはコラーゲン満載です!!@魚信旅館

絶品オコゼ料理をいただいてお肌の調子も絶好調のゆう子remixでございます。
また美味しいものめぐりして来ました\(^o^)/
今年は12月末まで豪遊週間になっていて毎週旅行ですが・・・
1月以降はちょっと抑え目になりますがさらに審美眼を磨いて
美味しいものを食べるぞという決意を胸に帰宅しました☆

大阪や広島に比べて尾道は小都市って感じで寂れつつある雰囲気ですが
都会より美味しい物が安価で新鮮に美味しくいただけます。
ここのお料理の数々はかなりのレベルだと思いました。
今回オコゼ尽くしをいただきましたが素晴らしい内容で心の底から満足出来ました♪
芳名録が置いてあってパラパラっと見ましたが“本田宗一郎”の名前が・・!
ほえええ~すごいです!

こちらはお料理の素晴らしさは勿論ですが、ロケーションがまた素晴らしいです。
三階建ての料理旅館ですが築100年の総檜の数寄屋造りで風情があります。
お部屋の引き戸を開けると尾道水道を行き交う船を眺めたり、海猫が寄って来たり、
波の音が聞こえて来るので、非日常空間でお食事出来て幸福感が満たされます☆

お料理はどれも美味しいです。オコゼったら皮がヌメヌメでコラーゲンたっぷり!
最初の煮こごり、お刺身が絶品で淡白なのに味わい深い、忘れがたい、そんなお味です。
煮こごりに入ってる生姜の塩梅も絶妙ですね~~
見た目はアレで骨も多いですがアタシもオコゼのような女性になりたいと思いました(笑)
最初の2品で“かなり期待できそうね!”と相方さんに耳打ちしましたが、、
その後のお料理もすごくいい!シンプルなんですがそれがいいんです。
新鮮で美味しい素材にゴテゴテと装飾はいらないです。
煮付けもいたってシンプル。それに物足りなさを感じる方も居るかもしれませんが
都会で食べられる装飾したものや、万人向けするもや画一化したものに、否定的にはなっていませんが
産地でこその美味しいものめぐりは本当に貴重な体験です。
今ここでアタシ生きている~と強く感じられます♪
地方に眼を向けて“一隅を照らす”ことを来年以降も続けたいと思います!
経済も教育も医療も今は都市に一極集中していますが
やっぱり昔から栄えてた街や街道沿いは美味しい日本文化が詰まっていますね。

お料理に戻りますが唐揚げ河豚を連想させるような感じですが
しっかり味わい深く、身はふうわり、といった具合です。
ごつい骨煎餅も美味しくいただきました!
蕪蒸しのお出汁も味わい深いのに薄味で、貴婦人のようなお味でした。
最後はうに御飯とジュンサイとオコゼの赤だし。
最後の最後までオコゼ尽くしで貪欲に食べさせていただきまして満足です。

デザートは地元尾道のgaletterie COMMONのバニラアイス。
しっかりしたお食事の数々でしたが〆にサッパリしたアイスクリームで良かったです。

いろんな会席がこちらにはありますが、別名“おこぜや”とも言われるお店です。
是非オコゼ尽くしの会席を食されることをオススメします。

  • 尾道水道
  • 魚信旅館外観
  • 海側のお部屋

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9位

仲佐 (下呂 / そば)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 ¥6,000~¥7,999

2012/06訪問 2012/07/21

“蕎麦を打つために生まれてきた男”のそば会席は壮大なシンフォニー!@仲佐

前からずっと仲佐さんに伺いたいと思いつつ約1年半ぶりに再訪出来ました!
下呂は関西からだとけっこう近いですが東京からはけっこう距離あるなあ。
相変わらずの美味さで、“やっぱりここのそばがきは神!”と健在ぶりを確認出来て良かったです。
どこもかしこも、蕎麦がき出てきますけど・・これ以上の蕎麦がきに出会ったことがないのです。
ひきぐるみで黒星が見えつつ蕎麦の風味が峻烈で
それでいてもちもちとした食感は餅以上の粘りを見せ・・
蕎麦がきフェチにはたまらんお品ですたい。
蕎麦ももちろん美味いですが蕎麦自体はこれと同じレベルはあります。

でも蕎麦饅頭は和菓子屋や日本料理屋も舌を巻くシロモノ。
甘味好きの友人も“持って帰りたい”と言っておりました(笑)
まあとにもかくにも手挽きにこだわる実直さ。
御主人が蕎麦を扱うのに機械を介するのを至極嫌うのは蕎麦に愛情あふれている証拠。
いつまでもお元気でそこにあり続けて欲しい名店です。
ごちそうさまでした!

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たいがい普段はお師匠さんに美味しい店を教えてもらっているゆう子です。

しかし蕎麦は知りたい分野の一つだし、ド素人過ぎて師匠に呆れられないよう密かに
趣味友の旧友“蕎麦変人O氏”(eoグルメ参照http://eonet.jp/gourmet/sp/meets20/soba/01.html)に
勉強したいと申し出たところ本を紹介して貰いお勉強していました。
ここ仲佐も本に書かれていました。

お師匠さんに下呂とだけ告げられてたので蕎麦変人に“今週下呂に行くんです”と言ったところ
“仲佐ですね”と即答されてしまいました。お師匠さんに“仲佐に行くの?”と聞いたら
“そうだ”と言われて点と点が線でつながった気がして嬉しかったです!
さっすが智恵袋師匠☆

余談が長くてすみません。仲佐さんでは蕎麦会席(そば増量)+追加料理(天ぷら)をお願いしました。
一人頭6500円程度でけっこう値が張りましたが食べ尽くす!という勢いがあったのか(?)完食出来ました。
胃袋が大きいお師匠さんも“もう腹いっぱい!”と言っておられましたが
アタシはめずらしくまだ行けそうな勢いで、和食って(・∀・)イイ!と再認識☆
美味しくてアッサリしているものはナンボでもいけます。

こちらの仲佐、仲林氏は“蕎麦を打つために生まれてきた男”と本にも書かれていて、、
子供の頃からどこか出かけて好きなものを食べろと言われてもひたすら蕎麦を所望した。
そして将来は蕎麦屋になろうと少年の頃から抱き続けた人だと。
両親に勧められ東京の精進料理屋にて修行したが、とある日に飛騨高山の角正に出かけ
そのコースで供されたそばを味わって『これだ!』という確信して角正で修行されたということです。

人生を賭けた蕎麦つくりに魅せられた少年の心のまま今もなお石臼の手挽きにこだわる仲林氏の蕎麦。
製粉から蕎麦きりに至るすべての行程に機械の介在を嫌う仲林氏の蕎麦。
とにかく蕎麦が好きなんだ!!!それを読んでそういう解釈を勝手にしてしまいました。
そんな仲林氏の作る蕎麦会席。美味しくないはずがありません。
精進料理で修行を10年以上されていて蕎麦以外のお料理も本当に美味しいのです。

きなこ豆腐
きなこも何と手挽きです!!!胡麻豆腐の変形バージョンみたいな感じですがもっちもちで
食感が楽しい!でも手挽ききなこが何といっても香ばしい逸品です。

新そばのそばがき
絶品のそばがきです。ぜひこのお店では頼まれることをお勧めします!!!
本当にこんなに美味しいそばがきは初めてです。そばの香りが口中に広がって鮮烈!!!

・花豆、こうたけ、くろかわたけ、いわたけ
お豆さんと茸の炊いたものです。すべてお味が違ってて茸ごとの味や食感を楽しめます。
花豆は超特大サイズです!

・メインディッシュ☆きのこそば
半人前→1人前バージョンに増量していただきました。ナンボ料金アップになったか詳細は不明です。
きのこの旨味がなんじゃこれえええええ?って感じです。
こないだからわらび野ヒカリヤ ニシで美味しい茸たちに出会いましたが
また違った食感です。
茸の種類はほうきだけ、紫あみたけ、やまとりだけ、なめこです。
ぬめり方がそのへんの茸と全然違います。

・飛騨ねぎの天ぷら(追加注文)
天ぷらの揚げ方がふわっとほわっとお上品。
お塩でいただきました。蕎麦だけの店だと天ぷらがまずい!
とかよく聞きますけどこちらは間違いございません。

・里芋の揚げ出し
こちらもほっこり揚げた里芋の上に飛騨ねぎのあんかけがたっぷり!
これからの季節、いいと思います☆

・もりそば
こちらつなぎ無しの十割そば!つなぎが無いのにもっさもっさしていません。
ご覧のとおり透き通るようにキレイ!!!
蕎麦は美味しいですがダシは特濃なのでほとんど付けずに食べて
ちょっとだけ舐める程度にしました。

・蕎麦茶と蕎麦饅頭
トータルで食べさせていただいてもう唸りました!
美味しくて、蕎麦にかける情熱に心打たれました。
またいただきたいと思います。

それにしてもそばがきは必食だと思います。本当に美味しかった!!!
機械に頼らない熱いこだわりが伝わるお料理の数々でした。
お身体にご自愛くださいましてこれからも美味しいお蕎麦と美味しいお料理を作って欲しいです。

本当にごちそうさまでした!

  • メニュー板1
  • メニュー板2
  • 【絶品】そばがき【鮮烈】

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10位

能登半島 郷土料理の宿 さんなみ (能登町その他 / 料理旅館、郷土料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2010/11訪問 2011/06/08

♪遠い世界に旅に出ようか~この旅行も生涯忘れられないものになりました!@さんなみ

北陸紀行第二弾のレビューが途中でぶった切られておりました。
鈴おきで豪華な昼食を食べ→松葉屋でおやつを買った後、、
能登へ向かいました。遠い~!ほんまに遠いです。長い長い能登半島です。
しかしお宿が近づいて能登半島沿いを走っていると本当に旅情あふれる風景で
“遠くに来た~~”と日常との異空間を存分に楽しんでおりました。
この時のBGMはなぜかいつも60年代ヒットメドレー(笑)
“遠い世界に”“或る日突然”など聴きつつ本当に遠くにやってきました。

夕方近くに今回の北陸紀行のメインディッシュともいうべきさんなみにやっと到着。
ここは知る人ぞ知る民宿、ということで相方さんに連れて来てもらいました。
お部屋に案内されてびっくり!“民宿”の域を越えています。キレイで広いです!
先月のみなとや旅館ったら部屋は暗くて、トイレも風呂も無かったので
民宿なのにトイレは付いてるしお部屋は新しいし嬉しくなりました☆

お風呂も露天だけでなく内風呂もあるようです。
しかしみなとや旅館同様お風呂は部屋ごとのご案内になるので
気心知れた同性の友人か、カップル、夫婦で行かれることを強くオススメします~
お風呂はご主人の手作りだそうですがかなりの本格派!
夜はちょっとお風呂に辿り着くまでがコワイので夕方や朝に入れるとラッキーです♪

ハコ、お風呂も良いのですが何といってもこちらの目玉は能登の郷土料理!
イカのはらわたから作った数年ものの魚醤“いしる”を使ったお料理の数々と新鮮な魚。
自家製の野菜や自分で採取された山菜、お手製のごまどうふなど、手作りのものばかりです。
夕飯で出てきた自家製ごまどうふは美味しかったですね~
もっちもちでぷるぷるしてました。こんなごま豆腐は初めてです!
囲炉裏で焼いてあるめばる、海餅(かいべい)も美味しい。
海餅はいしるを炊き込んだコシヒカリを五平餅のような形にして焼いたものです。
これは絶品です☆

普通に魚は新鮮で美味いです。
がんど(ブリの手前)の漬け、甘海老やサザエのお刺身、いしるの貝焼き、、どれも美味♪
刺身だけならだいどころ屋の刺身は圧巻やったので物足りないかもしれませんが
何と言っても能登の郷土料理を食べるために来たので満足です。

夕食も良かったけれど、朝食はより印象的!!!
まずお食事処のお部屋中に充満したなんとも言えない臭い!!!
柿の葉の上で囲炉裏で焼かれているのは何と3年ものの鰯の糠漬け
これが一番強烈でしたね~この魅惑的なニオイにノックアウトされてしまいました><
この鰯一切れでご飯3杯食べれそうです*^^*

しかし3年も糠に漬けるなんて(最初は塩漬けで途中から糠漬けかな?)すごいです!
どうしてこう日本人は食に貪欲なのかと本当に頭が下がる思いです。。
きっと世界中探しても日本人ほど貪欲な人種は居ないと思います。
ありとあらゆるモノを長く美味しくいただく知恵は素晴らしい日本文化だと思います。
この美味しい郷土食を引き続きつないで行って欲しいです。。

ブリのなます、さつまいもの蔓、ゼンマイ、しその実、シャキシャキの野沢菜も美味しかったですが
とにかく鰯の糠漬け!これは本当に感激しました☆もちろん“さんなみ”特製です。
奥さんが炊いてくださったブリ大根もすごく美味しかったです☆

さんなみ、は色んな雑誌にも取り上げられてて手頃感のあるお値段で内容充実していて
美味しくて、なかなか予約が取りにくいそうです。それも納得!な能登紀行でした☆

あれから3週間も経ってませんが、もう能登旅行してから数ヶ月経ったような不思議な感覚です。
感動と発見ある美食が出来てとっても幸せで満たされた気分で宿を後にしましたが・・・
まさか能登に他にも美味しくて禁断の糠漬けがあることをこの時まだゆう子は知りませんでした。


北陸紀行2日目へつづく。。

  • めばると海餅
  • いしるの貝焼き
  • お刺身

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