ゆう子remixさんが投稿した美加登家(島根/日原)の口コミ詳細

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美加登家日原/日本料理、すっぽん

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2010/08 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

これが私のレゾンデートル☆鮎が想い出にかわるまで@割烹 美加登家

アタシは川魚が好きです。
その中でも鮎が好物だと知って知らずかわかりませんが
『日本一の鮎料理を食べに行こうと』とお誘いがあり行って来ました。

久々の★5点満点です。心から来て良かったと思いました。
今後、川の状態を良いまま保てるかどうかわからないし、調理が未熟だとこうはいきません。
『いま、ここ、この瞬間で食べれることの至福の幸せ』を深く胸に刻んで帰りました。
いまを生きてるな、と久々に実感しました。
お店の方は『10月に食べる落ち鮎の美味しさも格別やけん、また来てね』
と言ってくださいましたがちょっと遠いです><

お料理です。
子うるかはガラスの器に、苦うるかは可愛い鮎の入れ物に。
ひなびた田舎で食べるお料理と思えないくらい繊細です。
続いて背ごし。骨付きのままのお刺身です。こんなの初めて!
口の中に突き刺さることもなくスムーズに食べれました。

続いて鮎のお椀
これは今年一番のスマッシュヒットですね。
今年の春~夏は相当な数のお椀を食べましたが椀ネタが鮎は無かったな~。
しかも程よくこんがり香ばしく焼いてあって美味!!!
こんなお椀初めて。。ほんっと旨みがぎゅぎゅぎゅっと詰まってて素晴らしいお味です。
お出汁も鮎に負けないくらい主張していて後引く美味さです。

そして真打ち登場です。
鮎の焼き物はちょっとこんがりめにしっかり目に焼いた鮎が好きです。
吉野山のほうにある夏限定の炭火焼の屋台の鮎がこんがり焼く系なので気にいっています。
この春~夏に大阪、京都の料亭で食べる鮎はこんがりだと小ぶり。
大ぶりな鮎は何か焼きの足りなさを感じつつ食べていました。
ここ美加登家さんも6月7月の鮎はもうちょっと小さかったらしいですが
先日の大雨で岩が転がっていい苔がつき鮎が肥えたんじゃないかと仰っていました。
琵琶湖や美山や吉野川の鮎も今まで美味しくいただいていましたが
さすが日本一の清流の称号を貰われた高津川だけあります。
鮎の内臓の苦味がまた上品なこと。ほんと美味しい鮎でした。
焼き方が上手いんですがやっぱり素材がモノをいいますね。

お次は人気メニューのうるか茄子。うるかの出汁をご飯にかけて食べると・・・
うーーまーーいーーぞーーー!!!味皇さまが出てきそうな勢いです><;
次は内臓の替わりにうるかを仕込んだ揚げものです。これも美味しい!

そして次はアタシが惚れた『鮎姿造り』(酢の物です)
ゆる~く酢でしめてますが優しいお味!盛り付けもキレイで素敵です。
最後は本日第二弾のお椀!白味噌の鮎のお椀と鮎めしです。
鮎めしはこちらの女将さんがお作りになるようですがこれまた美味しすぎる。。
白味噌椀も美味しくいただきました。余韻の残る美味さです。

デザートは大粒の青梅の甘露煮です。肉厚で上等ですね~。
お料理が素晴らしいだけではなく素材の良さが際立った、ここでしか食べれない料理でした。
またいつか生きてる間にまた行けたらいいなあ、というレベルの希少価値なお食事です。
姉妹店が東京にあり鮎正を営まれていますが
輸送事情が良い現代といえど、氷でシメて島根⇔東京へ運んでるのと現地じゃ鮮度が違いますね!


追伸:
お部屋に飾ってた掛け軸です。
落款に『王守仁』と書いてあり本物ならすごい代物です。
王守仁(王陽明)は陽明学の祖でありその書作品は東京国立博物館にも所蔵されています。
長州の吉田松陰や高杉晋作は陽明学徒であったといいますので本物じゃないかと。
ひなびた料理旅館風でしたので逸品がさりげなく掛けられてて本当にビックリしました。


  • 2年連続清流日本一!高津川です1

  • 2年連続清流日本一!高津川です2

  • 看板

  • メニュー

  • 苦うるか

  • 中身

  • 子うるか

  • 背ごし(お造り)

  • 鮎のお椀

  • 鮎塩焼き(一人前は2匹です)

  • 鮎塩焼き

  • うるか茄子

  • うるか味噌揚げ

  • 鮎姿造り(酢物)

  • 白味噌仕立ての止椀、鮎めし

  • 青梅甘露煮

  • お部屋の掛け軸

2010/09/28 更新

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