1回
2013/10 訪問
夢か現か幻か?いいえ、美味しいものがここにはあります❤@佐藤
つくしと白魚
すっぽんのスープ
クエの刺身
アップ
焼きガニは炭火で焼いてそしてほぐして供される
くじら
新物の筍
はりはり鍋
天使のほっぺ(苺)と蜜柑ジュース
絶妙の甘み加減の小豆
再訪:香箱かに
再訪:すっぽんのスープ
再訪:てっさブラザーズ?1枚引き、2枚引き、ぶつ切り
再訪:白子の柚子釜最高!
再訪:造り
再訪:焼き河豚
再訪:不動の美味さ、からすみ餅
再訪:はりはり鍋
再訪:美味さ爆発の河豚御飯
再訪:水菓子
再訪:百合根饅頭
再訪:お抹茶
2013.10再訪
2013.10
2013.10
2013.10
2013.10
2013.10
2013.10
2013.10
2013.10
2013.10
2013.10
2013.10
2013/11/14 更新
お仕事で九州に来たときに佐藤さんにも寄ってきました。
お昼の1万円コース。日本全国広しといえども佐藤の1万円は最強じゃなかろうか?
今回は松茸土瓶蒸し、渡り蟹、トラフグ造り、いか玉、松茸かます巻き、柿なます、
もみじ鯛の笹寿司、河豚あらの味噌汁、松茸、銀杏、栗のごはん・・などなどすごすぎる。
相変わらず京都より京都らしいお料理です。。
今回もブレてなくて感動しました♪
現在移転ちう。10月末で元店舗は閉めて12月より小倉駅前で開業されます。
以前から要望の多かった個室をこしらえるようですが基本的にはコの字カウンターは健在、
ちゅーか今のをそのまま外して持っていくようです。さすがご主人無駄がない。
和食のお店では普通のカウンターが多くラーメン屋形式のコの字カウンターは珍しい。
でもそこにこだわるご主人、素敵です。お客が楽しめるのはコの字です。
次回は来年かな・・?また伺わせていただきます!
-----------------------------------------------
昨年北九州に行ってとっても美味くて感激して岐路につき1年間待ちました。
前回は1万円で組んでいただきましたがその美味しさに感激し・・
河豚の美味しいの、ないかしら・・と思っていたところ“河豚も出来ますよ”とのお言葉をいただき
河豚の美味い季節に行ってきました♪
普段の懐石もご予算に合わせて最高のものを食べさせてくれます。
アタシは河豚をたくさん食べたいので今回25,000円でコースを組んでもらいましたが
お隣の御婦人方はお昼の5,000円のコースでしたが随分美味そうでした。
安いコースでも気を抜かず炭火でじっくり焼いておられる御主人の姿に感服しました^^
どれもこれも美味くてオールスターって感じです(笑)
まずはのっけから今季最後の香箱がに!
最期のものにもかかわらず内子も外子も多くって・・・
金沢でも色々食べたり自分でも購入して食べましたがこれがいちばんでした。
また今年の11月までおあずけですね。
スッポンのスープは言わずもがなの美味さ。王道ですね。
そして真打登場。今回は河豚中心の懐石にしてもらいましたがいきなりてっさ3種!
1枚引きと2枚引きとぶつ切り。
ぶつ切りが一番歯ごたえあって豪快な感じがGOOD!どこもかしこも薄づくりなのでこういうのも新鮮。
元々これは大阪風の食べ方でしょうけど・・
1枚引きの河豚に付いているアサツキも他店にあるような太いものではなくこちらのは針のように極細。
青臭いネギのような味が全面に来ず繊細な感じです。当たり前ですがポン酢もいい塩梅です。
そして白子の柚子釜。
これは河豚の白子を炭火でじっくり焼いて絶妙な焦げ目が生きる一品です。
柚子釜の中にはトロっとしたお出汁のようなものが入っていてあつあつ。
佐藤で修業されたというまつ山でもこのお品は出てきましたが
お値段はとてもまつ山はリーズナブルですが絶妙の焼き具合は佐藤の親方には及ばず。。
この少しの焦げ目がしらこの外側のむにゅむにゅした皮の食感を引き立たせるような気がします。
これは何度でも食べたい逸品。
お造りは鯨ベーコン、鮑、雲丹、そして鮑の肝の玉。
相変わらず鯨ベーコンは美味いなあ~
鯨は大阪くらいだと思っていましたが小倉もよく食べるそうです。
そして焼き河豚!!これも炭火焼きで美味くないはずがありません。
はぁ・・贅沢の極みです。
河豚にむしゃぶりついたあとはからすみ餅!どんな反則なんだ?!と思います。
これはもう最高。。前回も食べましたがこちらのからすみ餅は本当に美味いです。
もちろん餅も炭火で焼いていただきます。そしてまたまた炭火+土鍋で調理されたハリハリ鍋。
これはお隣の御婦人方と共通のメニューで御主人が取り分けしてくださりシェアしていただきました。
河豚のコースの締めくくりは何と雑炊ではなくお釜で炊く河豚御飯!!
美味さ爆発!こりゃ美味いです。河豚屋に行けばてっちり→雑炊が王道コースでこれは美味いのですが
この反則なコースもアリです。美味いです。食べきれない分はオニギリにして竹皮で包んでいただけます。
お土産に角切りになった自家製からすみ入りのちりめん山椒をいただきましたが御飯が進んでヤバいです。
食通の方にもそうでない方も誰でも楽しんで食べれる佳店です。また必ず伺いたいです。
ごちそうさまでした♪
-------------------------------------------------------------------------------
東京、京都、大阪、滋賀、奈良、名古屋、金沢、富山、、、
私のレビューを読んでくださる方はご存知のとおりアタシは和食が一番好きです。
もちろんパン屋もラーメン屋もフレンチもイタリアンもパフェも蕎麦も何でも美味いものには目がないですが
日本料理が一番好きです。
相方さんも日本料理が好きなようで色々店を探してくれていたので感謝です。
連れてきてもらわなかった絶対知り得ないお店でした><;
10泊11日の九州旅行でも色々と廻りましたが河豚という食材の魅力はそれはそれで捨て難いのですが
調理技術で食材をその能力以上に昇華させて食べさせてくれる店はどこも無かったように思います。
ここ佐藤はご主人がセンスがずば抜けているのもあるのですが、探究心が旺盛で、
それでいて基本に忠実で、弟子任せにされておらず、客を迎え入れるおもてなしの心を持たれていて、、、
とてもアタシ好みのお店で疑問に思うことを何も感じさせないお店でした。
やっぱり円熟したものに心惹かれますなぁ。安心感もあります。
若いご主人のお店、例えばいきなりミシュラン2つ星の安久とか食べログでブレイクの晴山とか
まあまあ美味しくて常連さんも沢山ついておられるようで。しかしそれで満足して欲しくないです。
答えなどない道ですから・・・・・・
北九州でただひたすらに年輪を積み重ねられた円熟味がすごい。
美味いものを出す時季、タイミング、お客の好みなどそういうのも引っくるめて満足させる技はすごい。
遠く離れた土地ですがまた必ず佐藤に来たいと思わせる求心力がすごい。
今回はいただけませんでしたが次回はこちらで是非河豚を食べてみたいです。
全て美味しくて楽しく過ごせた2時間でしたが特に美味かったのはすっぽんのスープ、クエの刺身、くじらベーコンです。
料理の写真だけ見ればとても地味ですがこういう料理こそ誤魔化しがきかないお料理かと思います。
クエの刺身に付けられた薬味や、焼きガニにつけられた千枚漬など心憎い箸休めも。
京都よりも京都風(笑)
食材の華やかさや見た目の豪華さより滋味深い味と心に残るおもてなしがホッとします。
私達がお店に伺う前から足元には火鉢に炭をくべてスタンバイ。さらに温かい膝かけの用意。
さらに焼きが入るお料理は全てご主人自らカウンターの上の火鉢で炭火焼き。
こういうお店ってなかなか無いと思います。とても手間が掛かりますからね。
そういう一見“面倒くさい作業”を普通に手際よくやってのけるご主人がとても神々しく見えました。
最後のデザートはご主人が慕っておられるという先代“千花”スタイルだそうで千ひろもそうらしいが
最後にジュースを出すのがそれ流。
(すみませんがアタシ千花も千ひろも未訪でして無知でした^^;)
果物は苺は“天使のほっぺ”という品種で食べたこの上ない美味さ!
フルーツ好きなのでその後色々探しましたが稀少な品種のようで天使のほっぺは見掛けず。。
最後の〆の小豆が程良い甘さで絶品でした。もう感服致しました。
ごちそうさまでした!
※追伸※
こちらのご主人は焼き物にもご興味あるようで骨董的なものもあるようです。
食器も観賞して楽しめる逸軒です♪