コイチ050306さんが投稿した江戸前鮨 二鶴(福岡/香春口三萩野)の口コミ詳細

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コイチ050306の九州食べある記♪

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コイチ050306 (男性・福岡県) 認証済

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江戸前鮨 二鶴城野(JR)、香春口三萩野、片野/寿司

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2015/12 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

ミシュラン2つ星を獲得した本格江戸前握りが食べられる寿司屋さん♪【江戸前鮨 二鶴】

昼食で初訪問♪
ミシュラン2つ星を獲得した、本格的な江戸前握りが食べられる寿司屋さんです♪

場所は足立1丁目、「ハローデイ足原店」や中華料理【 鼎(ディン)】の有る「足原1丁目」交差点を山手に向かったすぐ左手、目印はキレイな白壁と白のれんです♪
店内はL字型のカウンター7席のみで、間接照明が使われた和モダンなお洒落な雰囲気♪

「写真撮っても大丈夫ですか~?」と聞くと「いや~写真はちょっと…」と大将。
「えっダメなんですか…」と内心かなりショックを受けながら、奥のカウンター席に座り込みます…。

先付の【氷下魚(コマイ)の真子】を食べながら、「やっぱり写真が欲しいな~…」と大将と交渉…(汗)
話して行く内に、「食べログ」で嫌な思いをされたとの事で「お断りしてるんですよ~」との事。
確かに僕も「ヒドかったお店は良くは書けないしな~」と苦笑い…(笑)

ただこちらの大将は、明治10年創業の銀座の江戸前寿司の老舗【二葉鮨】さんで修行された本格派♪
九州では福岡の【田可尾】さん、唐津の【つく田】さんと同じ筋に当たるそうで、ミシュランガイドでも二つ星を獲得されています♪
聞けば聞くほど、悪く書かれる要素は見受けられません…(笑)

色々話して「他のお客さんが来るまでなら…」となんとかOKをもらいましたが、
4貫食べた所で他のお客さんが来てしまい撮影終了~…約束なので仕方無く、写真を諦めました…(涙)

家に帰って他の方のレビューを見ると、確かに賛否両論有る様です…。
「どうしよっかな~写真4貫でアップしようかな~…」と悩みましたが、
写真載せたい派(?)なので「やっぱり写真を載せたい!」と思い直し再訪問♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
後日予約を入れ、友人と再訪問♪
「また来ちゃいました~(笑)、やっぱり写真が無いと寂しいんでお願いします♪」と僕…。
「仕方無いですね~(笑)」と苦笑いの大将。
「写真は禁止でブログもあまり良く思ってないと書いてくれるなら、今回だけ特別に良いですよ♪」と、なんとかOKをもらえました♪

今回も昼のみの【おまかせ握り 5500円】を予約済み♪
他は【おまかせコース(季節の肴・握り) 10000円】で、こちらは昼夜どちらもOKです。

・【おまかせ握り 5500円】

・【鱸(すずき)の真子】
出汁が染みてふっくらした鱸の真子はホッとする優しい味♪

・【鮪】
キレイな鮪は漬けでは無く煮切りが塗られ、旨みを引き出しています♪
口の中でとろける鮪は絶品で、接待で色々な店を食べ歩いている友人も「う~ん旨い♪」と一言…(笑)

鮪は産地指定せず、修行時代からの築地の鮪屋さんから仕入れているとの事。
「大間産って言えば喜ぶんだろうな~とは思うんですけどね…(笑)」と大将。
大間産で無くても十分美味しいです♪

・【金目鯛】
昆布〆された金目鯛は、甘さと香りが口の中に広がる後味の良い一品♪

・【鰹】
醤油漬けにして間にネギを挟んでいます♪
脂が乗った鰹は新鮮で、鰹の臭みが苦手な友人も「美味しい」との事♪

・【車海老】
甘さが際立つ茹でた車海老、こちらも煮切りが塗られています♪

・【〆鯖】
軽めに〆た肉厚な鯖は新鮮そのもの♪

・【雲丹】・【いくら】
雲丹は北海道産で、どちらも細巻サイズです。

・【赤出汁】
山椒の隠し味が入った赤出汁は、風味が良く温まります♪

・【甘鯛】
軽く塩をして昆布で〆ています。

・【魳(かます)】
「この時期太っていて、脂が乗ってオススメなんで♪」と大将。

・【小鰭(こはだ)】
江戸前寿司で代表的な光物の小鰭。
良い塩梅で〆られ、赤酢と塩のみが使われたシャリとも良く合います♪

・【鰆】
こちらも煮切りで頂きます♪

・【穴子】
ツメは塗らず塩だけで頂きます。
秘伝の煮汁はほぼ調味料を使っていないとの事、真っ白な見た目も美しいです♪
口の中でほぐれる優しい甘さを、塩が引き締め絶品♪

・【海苔巻き】
かんぴょう・かっぱが1巻ずつです。

・【玉子】

【おまかせ握り】はここまで、握り12貫・海苔巻き・玉子・菓子も付いて5500円とCPも良いです♪
少し追加しました♪

・【烏賊】
「少し辛いな~」と大将を見ると、丁度山葵を擦っていたので「擦りたてですか?」と僕。
「最後なんでサービスしておきました♪」と大将…(笑)

・【弥生】
あまり聞き慣れませんが、日本古来のヒラスズキだそうです♪

・【菓子】
上品な甘さの自家製【カシューナッツ入り蒸し羊羹】と【胡麻羊羹】でした♪

村上弘明似(?)の大将は2代目で、紹介されて修業に行ったのが江戸前の【二葉鮨】
元々のお店は江戸前では有りませんでしたが、大将の代にリニューアルし修業した【江戸前寿司】に変更されたそうです。

素材の味を生かす為、砂糖は入れず赤酢と塩のみを使ったこだわりの舎利は、アッサリして余韻が残る後味の良さ♪
煮切り醤油とも良く合います♪
「砂糖を入れると臭みが出るし素材の味が消えます。日持ちはするけど後味が出ないんですよね~」と大将。
本手返しで握られる寿司は、口の中でほどけます♪

大将は気取らない気さくな方で、あまり詳しくない僕に江戸前寿司の説明をしてくれたり、
九州の江戸前の走り【つく田】さんが、唐津焼の陶芸家 中里隆さんの「九州の寿司はいやだ、お前勉強に行って来い」のわがままで始まった事…(笑)
ミシュランの調査員が何度か来た後、最後はフランス人がやってくる…(笑)等、色々楽しい話が聞けました♪
8月から入った新人の方も一生懸命話してくれて、とても感じが良かったです♪

「何でも揃う東京で修業していた頃は分からなかったけど、こっちで地の魚を使う様になって季節の魚が入れ替わるのが面白いんですよね~」と楽しげに話している姿に好感が持てました♪

関東大震災で絶滅しかけ、現在昔ながらの江戸前寿司は全国のお寿司屋さんの約1%。
北九州では馴染みの薄い、希少な江戸前寿司が楽しめる良いお店でした♪

  • カウンター♪

  • 【鱸(すずき)の真子】

  • 【鮪】

  • 【金目鯛】

  • 【鰹】

  • 【車海老】

  • 【〆鯖】

  • 【雲丹】

  • 【いくら】

  • 【赤出汁】

  • 【甘鯛】

  • 【魳(かます)】

  • 【小鰭(こはだ)】

  • 【鰆】

  • 【穴子】

  • 【海苔巻き】(かんぴょう・かっぱ)

  • 【玉子】

  • 【烏賊】

  • 【弥生】

  • 上品な甘さの自家製【カシューナッツ入り蒸し羊羹】と【胡麻羊羹】

  • カウンター7席のみです♪

  • 「足原1丁目」交差点を山手に向かったすぐ左手に有ります♪

  • 看板灯

2022/01/27 更新

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