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満腹幹事のレストランガイド
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満腹幹事 (50代前半・男性・東京都) 認証済
この口コミは、満腹幹事さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
夜の点数:4.5
2008/05 訪問
肉の拘りの変わらなさに脱帽
5~6年ほど前にくにもと本館が出来た時、食の師匠があわじ牛を出す旨い焼肉屋が出来たけど行かないと誘われて、まずランチに行ったことをこちらのロースを食した瞬間に思い出しました。まだオープンしたてのお店はランチで焼肉定食(1000円)のみしか出しておらず、しかも焼きの時間を40分以上取る何ともサラリーマンのランチとしては効率の悪いものでした。しかし、その肉と焼加減と言ったら絶妙。決して脂でしつこくなく歯応えも軽やかな噛み応え、更に肉の旨みが感じられるものでした。その旨さから当時予約など必要の無かった店に飛び込みで参り、肉の旨さをそのまま堪能したことは言うまでもありません。時間が経ち、いつの間にかお店は超有名店になり、予約さえ困難な状況。しかしあの旨さが変わっていないのかを確かめたくて参りました。1週間前に本館を予約。18時~というゴールデンタイムは無理かと諦めかけたところ新館に電話。何とか席を確保することが出来ました。予約時に肉のコースを選択、”上出来”(3600円)を注文。何が出るかはお楽しみです。18時にお店に到着、全員揃っていることを確認され入店です。まずは生で乾杯。ジョッキは陶器のもので冷えの持続が良い。肉だけでなくここにも拘りがあります。あくまでも店主、店員さん皆さんが優しく接して頂けるので、我々が嫌な気分になることはありません。厳格なムードはその為の布石に過ぎないのでしょう。まず肉刺しとキムチ、ナムルを注文。肉刺しはまるで本鮪の赤身のように噛み応えと旨みを残しながら解け、今日の肉質への期待を高めます。キムチ、ナムルとも優しい味わいで強い塩分や旨みで誤魔化していません。そして肉がまるで寿司屋のネタ箱のように登場です。バラは塩でつけずにそのまま。脂の入りが多く思われても嫌味と臭みを残さず溶けていく。常温で溶けていく脂は口中に入ったら切れが良い。そのままタレの肉へ。タレは甘みと醤油感だけで強く肉を邪魔しません。付けだれ、もみだれともにです。最初にハネシタ。刺しの入りが細やかで焼くとその脂が外側は溶け肉を解き、中側は旨みとなっている。次はロース。とにかく旨い。肉の味がする。焼肉の原点、こちらのランチで食したあのロースがここにある。感動。脂の香り、肉が炭で燻された香り、そして肉の香りが渾然となってくる。ハラミは新入社員時代に食べ過ぎて正直内臓臭が苦手なのだが、こちらは一切無い。正泰苑のハラミも臭み無く美味しかったが、こちらは厚く切ってあるのに臭みを一切感じさせないのは圧巻。ランプはロースの肉感を更に増したもの。ボリュームがあり肉を食べた充実感に浸れる。その後切り落とし(2100円)も注文し、それほど頼んでいるわけではないが上質な肉であっという間に満足。本当に肉を楽しむための店、だらだらと長居せずその日の旨い肉を堪能できます。最近は匂いと味の分からないマスコミのグルメ番組の影響か、A5といった数字で判断する傾向があります。数字は刺しの入り方を表すだけで肉の旨みや本当の質を表しておりません。そこに拘らずに旨い肉を出すことに拘る店の姿勢に脱帽です。何より創業当時と変わらぬ姿勢が嬉しかったです。ありがとうございます。4人で24000円。本日も満腹・マンプク!
2008/09/06 更新
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女子会
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大人数の宴会
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一人で入りやすい
知人・友人と
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喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
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カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
5~6年ほど前にくにもと本館が出来た時、食の師匠があわじ牛を出す旨い焼肉屋が出来たけど行かないと誘われて、まずランチに行ったことをこちらのロースを食した瞬間に思い出しました。まだオープンしたてのお店はランチで焼肉定食(1000円)のみしか出しておらず、しかも焼きの時間を40分以上取る何ともサラリーマンのランチとしては効率の悪いものでした。しかし、その肉と焼加減と言ったら絶妙。決して脂でしつこくなく歯応えも軽やかな噛み応え、更に肉の旨みが感じられるものでした。その旨さから当時予約など必要の無かった店に飛び込みで参り、肉の旨さをそのまま堪能したことは言うまでもありません。
時間が経ち、いつの間にかお店は超有名店になり、予約さえ困難な状況。しかしあの旨さが変わっていないのかを確かめたくて参りました。1週間前に本館を予約。18時~というゴールデンタイムは無理かと諦めかけたところ新館に電話。何とか席を確保することが出来ました。予約時に肉のコースを選択、”上出来”(3600円)を注文。何が出るかはお楽しみです。18時にお店に到着、全員揃っていることを確認され入店です。まずは生で乾杯。ジョッキは陶器のもので冷えの持続が良い。肉だけでなくここにも拘りがあります。あくまでも店主、店員さん皆さんが優しく接して頂けるので、我々が嫌な気分になることはありません。厳格なムードはその為の布石に過ぎないのでしょう。まず肉刺しとキムチ、ナムルを注文。肉刺しはまるで本鮪の赤身のように噛み応えと旨みを残しながら解け、今日の肉質への期待を高めます。キムチ、ナムルとも優しい味わいで強い塩分や旨みで誤魔化していません。そして肉がまるで寿司屋のネタ箱のように登場です。
バラは塩でつけずにそのまま。脂の入りが多く思われても嫌味と臭みを残さず溶けていく。常温で溶けていく脂は口中に入ったら切れが良い。
そのままタレの肉へ。タレは甘みと醤油感だけで強く肉を邪魔しません。付けだれ、もみだれともにです。
最初にハネシタ。刺しの入りが細やかで焼くとその脂が外側は溶け肉を解き、中側は旨みとなっている。
次はロース。とにかく旨い。肉の味がする。焼肉の原点、こちらのランチで食したあのロースがここにある。感動。脂の香り、肉が炭で燻された香り、そして肉の香りが渾然となってくる。
ハラミは新入社員時代に食べ過ぎて正直内臓臭が苦手なのだが、こちらは一切無い。正泰苑のハラミも臭み無く美味しかったが、こちらは厚く切ってあるのに臭みを一切感じさせないのは圧巻。
ランプはロースの肉感を更に増したもの。ボリュームがあり肉を食べた充実感に浸れる。
その後切り落とし(2100円)も注文し、それほど頼んでいるわけではないが上質な肉であっという間に満足。本当に肉を楽しむための店、だらだらと長居せずその日の旨い肉を堪能できます。
最近は匂いと味の分からないマスコミのグルメ番組の影響か、A5といった数字で判断する傾向があります。数字は刺しの入り方を表すだけで肉の旨みや本当の質を表しておりません。そこに拘らずに旨い肉を出すことに拘る店の姿勢に脱帽です。
何より創業当時と変わらぬ姿勢が嬉しかったです。ありがとうございます。
4人で24000円。本日も満腹・マンプク!