4回
2021/11 訪問
絶品皮に、ハツタレ。野菜焼きも絶妙
横浜の得意先に誘われて野毛。どこに行こうかとなり、私の定番で紹介。萬里、末広、百萬石。折角、時間も16時過ぎと早いので、いつも混んでるこちらを覗くと奥の座敷空いてました。ラッキーです。
まずは水冷キリンラガー。まろやかな冷え加減、美味い。串は勿論、皮、ハツ、ピーマン肉、しいたけ肉にししとう。
ビールはあっという間。神の河ボトルで水割り。相変わらず四角い氷が美しい。
まず皮から。親父さんがいるから焼き加減完璧。中トロ外カリの良い塩梅はこの皮のためにある言葉と思うくらいの振り塩。
注文の時にタレ塩はおまかせ。ハツのタレが絶妙。皮とハツで淡と濃を堪能。
野菜肉と野菜を頼むのは完璧な火加減が堪能できるから。ピーマンも椎茸もシシトウも甘い。肉が脇役に引き下がる。
ボトル空けたので退散の2時間。美味しい氷も時々見ながら足してくれて、アイスペールで溶ける事無し。
ごちそうさまでした。
2021/11/19 更新
2020/09 訪問
やっぱり鶏皮絶品!
横浜に仕事で来ましたので、久しぶりの野毛です。野毛に来たら外せない店の一つのこちらです。17時に入るとすでに混雑。17時15分には外に列が出来ていました。
まずはサッポロ黒ラベルの大瓶で乾杯。冷えたビールが旨い。同時にオーダー。鶏皮にピーマン肉、モツ(鶏レバーとハツのミックス)手羽先と椎茸です。相変わらず綺麗なお店。野毛もデートスポットで定着か、客層が若くなりました。久々の訪問で変わった所が二つ。一つはお通しの浅漬けがなくなりました。もう一つがお父さんがいない。お店の良いスパイスだったのに亡くなったのかな。味が変わっていないことを祈ります。
ビールを2本空けて、神の河(グラス450円)を水割りで。氷が美しい。ゆっくり溶けていくので、酒の味わいが直ぐに水っぽくなりません。
まずは鶏皮。絶妙な焼き加減。変わらぬトロトロ感とカリッとのハーモニー。塩で旨いコラーゲンを食べる。ここにしか無い味。
続いて、ピーマン肉。このねぎま串のネギのように刺さるピーマンが絶妙の焼き加減。ピーマンのレアが焼いた鶏肉と合います。
モツは新鮮な鳥レバーとハツが交互にミックス。生かという位で滑らかさを出すお店も多いですが、こちらはしっかり火を通していながら滑らか。タレの味を堪能するにはキモがベスト。甘辛いタレが旨い。
手羽先は串を抜いて。こちらの焼き鳥は串から食べるのが基本。シェアしてほぐすのは旨さ半減です。手羽先は骨が串みたいなもの。これも塩で。鶏皮もですが、肉のむっちり感を出す最高な焼きです。バリっとした皮目とむっちりの身が適度な塩で旨い。
神の河お代わりです。
椎茸を締めに。焼いているけど焦げていない。椎茸のミディアムレア。醤油は焼き上げてからの後がけで椎茸ジュースが溢れた後に醤油と合わさって旨味を口に運びます。
野毛ツアーは長尻は禁物。1時間で店を出て、次へ。
3人で8500円(税込)でした。
ごちそうさまでした。
2020/09/24 更新
2012/06 訪問
鶏皮絶品!
上司のお誘いで行ってから、何度か参っているのですがレビューし損ねてました。しかし、こちらの鶏皮を超えるものは今の所であったことがありません。絶品です。
野毛小道の中ほど、いつも混雑しているこちらのお店。カウンターとテーブルの雑然とした店を抜けると奥に小上がりでちゃぶ台が2つ。座敷は8名程入れます。予約で行くとそろってからと厳しく言われますが、店内は至ってフレンドリー。こわもての親父さんも酒と鳥と客への愛にあふれております。
まずはビールで乾杯。それに焼き物はお任せ。ビールは大瓶のみ。アサヒ、サッポロ、キリンから選びます。大瓶の最高にキンキンに冷えたビールはチェーン店のバイトの生ビールに確実に勝ります。
お通しはいつものキャベツの浅漬け。お箸はありません。ここでの流儀は箸を使わないこと。爪楊枝か串でキャベツをつまみます。程よい塩加減は冷えたビールの口中を引き締めます。
ねぎ肉、ピーマン肉、椎茸肉、ハツにレバ、砂肝など次から次へとお任せではかなりしっかりとした量が出てきます。こちらの絶品は鶏皮。外はこんがりと焼けておりますが、中はトロトロ。コラーゲンのみのトロリとした皮を纏めるための焼です。塩加減も絶妙なので、余分な水分を外に出していないからか、このゼラチンのような皮の食感ができますね。
もちろん、半生の炙りのようなレバも癖が無く、トロリと口で溶けます。歯ごたえのある肉もおいしいですが、こちらの絶妙な塩加減は外を固めるための焼きであって、中は絶妙な火加減(冷たいわけはありません)で口の中で溶かします。
ついつい長居でラストの11時まで。にこやかな親父さんが嫌な顔せず、プレッシャーもかけず(椅子は片付けられていましたが)、見送ってくれました。
4人で13000円ほど、たらふく旨いビール飲みました。本当はたぬき(日本酒のお銚子が狸型なのでたぬき)で日本酒が最高なのですが、本日は同行に合わせてのビールとなりました。
懐jに余裕があるときはスペシャルタン(1900円)を是非。このタンも同様に蕩けます。
2012/06/14 更新
ディープな野毛もいつの間にかデートスポット。怖い親父もいなくなって、皮の焼きも感動まで行かなくなったけど(ちょいと焼きすぎ)、カップルに紛れて行列に並びます。20分ほどで案内。焼き鳥が冷める前に回転しましょう。
皮(240円)4本に、ししとう(250円)2本、結構人気の椎茸(500円)2本、大瓶はサッポロ黒ラベル(790円)を食べる前に飲む。まずは皮。相変わらず蕩けるけど、表面の焼きが強いかな。親父さんの頃は焦げていることは無かった。野菜は絶妙な火加減。椎茸はジュースが溢れず、中にたっぷり。ししとうはしんなりして食べやすいが青い香りが良い。追加で大たぬき(790円)を熱燗で。硝子のコップでやります。
うまい焼き鳥をサクッと熱々で食べて、次の店へ。野毛の奥は深い。
2人で4150円。
ごちそうさまでした。