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満腹幹事のレストランガイド
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満腹幹事 (50代前半・男性・東京都) 認証済
この口コミは、満腹幹事さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
昼の点数:4.0
2012/01 訪問
しみじみと実直な旨さ
東神奈川駅いや横浜線で初めて好みの味に出会うことができました。何とも昨年9月より絶筆中でしたが、此方の味に是非応援したい気持ちに駆られて久々の投稿です。京急の仲木戸駅からJRの東神奈川駅に移動する時に「鶏白湯麺」ののぼり。ラーメンならいざ知らず、「鶏白湯麺」とはちょっと特殊。東神奈川に手ごろな食事場所を一年以上探していたので、物は試しの入店です。11時過ぎで先客は無し。まだ開店直後なので寒い店内。正直ここまでは「失敗」の二文字が浮かびましたが、乗りかかった船。券売機にて麺類とご飯ものを自由に選べる800円のランチセットを押して、カウンターに食券を出して注文です。少々寒いので日なたのテーブルに移りましたが・・・。「鶏白湯麺」と「チャーシュー丼」にしました。通常「鶏白湯麺」が750円で「チャーシュー丼」が300円ですから、かなりお得に感じます。ほどなく、後から1名お客さんが入ってきて少々安心。卓上のお冷を飲んで暫し待ちます。朝顔型の丼の鶏白湯麺とチャーシュー丼を乗せたお盆が到着です。清潔感のある器が、店主の元和食の感性を感じます。まずスープを一啜り。鶏白湯ということで鶏臭さを意識しましたが、鶏油が最小限だからか余計な臭みはありません。白湯というよりは鶏からしっかりと出汁を取ったというような少々くすんだ白ながら、鶏の旨味をとろみがまとめ上げております。調味料も尖りが無く、優しい味。口の中に鶏の旨味がまとわりつきます。それよりも旨さを感じたのは食感の豊かさ。具材は炙りチャーシューになると、のり、半熟玉子、きくらげ、ねぎとシンプルながらそれぞれの良さがしっかり出ております。スープに馴染んだ炙りチャーシューは炙りすぎで固くなっていないので、チャーシューの脂のトロミをスープとなじませていて、海苔はスープでほどけるもの、半熟は柔らかすぎずに黄身が箸にまとわりつく。きくらげの細さが、ごまとの食感に変化を与えてこりこりと楽しい。更に自家製麺という、色からそばとまではいかないが全粒粉の香ばしさと、粉の甘味が感じられ、腰の有る麺が、麺だけで食べても旨く、食感の楽しいスープと絡めてもしっかりと主張をする。途中で女性と赤ちゃんが入ってきたので、お客さんかと思いきやどうもお子さんと奥さん。この小さな子供に食べさせる、誇れるラーメンを店主が作り、これを我々に作品として出していると思うと大変うれしく感じた。チャーシュー丼のご飯が少々柔らかく、白髪ねぎ水さらしの水が切り切れていないのは少々がっかりではあるが、その時のばらつきもあるであろう。インパクトのあるラーメンは多いが、感心するラーメンは眞麺 穂高以来であった。是非通って今後の進化を見ていきたく感じた。
2012/01/17 更新
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夜10時以降入店OK
夜12時以降入店可
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個室
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食べ放題
子供可
ペット可
クーポン
テイクアウト
家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
東神奈川駅いや横浜線で初めて好みの味に出会うことができました。
何とも昨年9月より絶筆中でしたが、此方の味に是非応援したい気持ちに駆られて久々の投稿です。
京急の仲木戸駅からJRの東神奈川駅に移動する時に「鶏白湯麺」ののぼり。ラーメンならいざ知らず、「鶏白湯麺」とはちょっと特殊。東神奈川に手ごろな食事場所を一年以上探していたので、物は試しの入店です。11時過ぎで先客は無し。まだ開店直後なので寒い店内。正直ここまでは「失敗」の二文字が浮かびましたが、乗りかかった船。券売機にて麺類とご飯ものを自由に選べる800円のランチセットを押して、カウンターに食券を出して注文です。少々寒いので日なたのテーブルに移りましたが・・・。
「鶏白湯麺」と「チャーシュー丼」にしました。通常「鶏白湯麺」が750円で「チャーシュー丼」が300円ですから、かなりお得に感じます。
ほどなく、後から1名お客さんが入ってきて少々安心。卓上のお冷を飲んで暫し待ちます。
朝顔型の丼の鶏白湯麺とチャーシュー丼を乗せたお盆が到着です。清潔感のある器が、店主の元和食の感性を感じます。まずスープを一啜り。鶏白湯ということで鶏臭さを意識しましたが、鶏油が最小限だからか余計な臭みはありません。白湯というよりは鶏からしっかりと出汁を取ったというような少々くすんだ白ながら、鶏の旨味をとろみがまとめ上げております。調味料も尖りが無く、優しい味。口の中に鶏の旨味がまとわりつきます。それよりも旨さを感じたのは食感の豊かさ。具材は炙りチャーシューになると、のり、半熟玉子、きくらげ、ねぎとシンプルながらそれぞれの良さがしっかり出ております。スープに馴染んだ炙りチャーシューは炙りすぎで固くなっていないので、チャーシューの脂のトロミをスープとなじませていて、海苔はスープでほどけるもの、半熟は柔らかすぎずに黄身が箸にまとわりつく。きくらげの細さが、ごまとの食感に変化を与えてこりこりと楽しい。更に自家製麺という、色からそばとまではいかないが全粒粉の香ばしさと、粉の甘味が感じられ、腰の有る麺が、麺だけで食べても旨く、食感の楽しいスープと絡めてもしっかりと主張をする。
途中で女性と赤ちゃんが入ってきたので、お客さんかと思いきやどうもお子さんと奥さん。この小さな子供に食べさせる、誇れるラーメンを店主が作り、これを我々に作品として出していると思うと大変うれしく感じた。
チャーシュー丼のご飯が少々柔らかく、白髪ねぎ水さらしの水が切り切れていないのは少々がっかりではあるが、その時のばらつきもあるであろう。
インパクトのあるラーメンは多いが、感心するラーメンは眞麺 穂高以来であった。是非通って今後の進化を見ていきたく感じた。