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夜の点数:4.5
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¥4,000~¥4,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク 3.5
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[ 料理・味4.0
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| サービス4.5
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| 雰囲気4.0
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク3.5 ]
人気の寿司屋へ行ってみました
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金寿司
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2009/05/04 更新
ここでの評価が非常に高いようなので、一度訪れてみたいと思っていた。
最近のレビューでは厳しい意見も見られていたので、「人気が出て奢ったか?」などという不安もよぎったが、今回は★4つ半の評価をさせてもらった。
まずは予約の電話であるが、年配と思われる男性が対応、丁寧な応対で特に不快な印象を受ける事もなく至って良心的な印象を受けた。
訪店前日に入れた予約確認の電話には比較的若い感じの男性が対応、こちらも非常に丁寧な応対で翌日の訪問に期待が膨らんだ。
当日は土曜日の夕刻であったが、やや時間が早かったせいか、客は私たち2人のみ、カウンターをお願いしてあったのだが「お好きな席にどうぞ!」とのことだった。
カウンターの白木の香りが清々しく、第一印象は良好。
車であったのでお酒は飲まず食事のみの「おまかせ」でお願いしたのだが、同行者がやや苦手なものがあることを言っておいたので、一つ一つ握る前に「次、〇〇大丈夫ですか?」と一品づつ確認をしてくれた。
今回出されたのは順不同で、私が「活北寄、帆立、鮪とろ、鮪赤身、蛸、烏賊、活海老、海老味噌、つぶ貝、いくら、雲丹、穴子、鱒の助、ずわい蟹、鰈」に追加で「〆鯖」の16貫、これに「玉子」と汁物が「鯛の潮汁」という具合。
同行者は「雲丹、穴子」が苦手なため、これ抜いて代わりに「いくら、鰹」、「鮪赤身」をもう1貫追加の同じく16貫を頂いた。
これで支払いは、合わせて9千円代後半、1万円でお釣りが来るという価格であった。
握りはどれもきちんと手が掛かっており、中でも旨かったのは穴子(白焼き+わさび)、それに蛸(さっと炙ったものを塩で)、そして〆鯖(酢の加減が抜群)・・・もちろん他のネタどれも満足のいくものであった。
ただ、あくまで市中の普通の寿司屋であるので、高級店のようなつもりで過度な期待をしすぎると思ったほどでは・・・ということになり兼ねない。
特に、敷居も料金も高い有名店をお気に入りとするような方には向いていないと思われるので、銀座などの高級寿司店を日常的に使われるお大尽の方々は、ここでの高評価に釣られて足を向けない方が賢明かもしれない。
あくまで庶民の店、回転寿司では物足りないが、旨い寿司をリーズナブルに、お気軽に味わうための店である。
それこそ「すし善本店」などと比較してどうこう言うことは、「すし善」にも「金寿司」にも失礼というもの、そもそも対象とする客層が違うのだから・・・。
ちなみに、帰る頃にはカウンターは満席、テーブルも予約席以外は埋まっており、人気の高さが伺える。
店の作りも歴史は感じられるものの、不衛生などということはなく、またサービスも過不足なく行き届いており、常に板前・見習い・仲居の目が届いておりお茶が切れることもなかった。
寿司好きの同行者の感想として、若い見習いの背筋の伸びた緊張感が非常に気持ちがよかったとのこと。
店内の作り(レイアウト)がやや窮屈に感じること、場所がやや不便な事など不満もあるが、人気に奢ることなく、まっとうな寿司屋としてこの価格でこの内容ならば間違いなくお勧めできる。