JR四国の車両は電車と気動車が有ります。
客車と機関車は、ほとんどありません。
電車は、国鉄時代の最後に製造された121系電車が一番、多いのかな。
121系電車は、2両単位で走るので、ワンマン運転は考慮されていません。
でも、ワンマン運転の拡大に伴い、ワンマン対応に改造されたものが
4編成、存在します。
車体の帯の色が水色ではなくて、赤色に変更されているので、
すぐに見分けがつきます。
次はJR四国になってから製造された7000系電車。
7000系電車は、1両でも走る事が出来、最初からワンマン運転を
考慮して設計されています。
他に6000系電車があります。
これは、元々は瀬戸大橋線を走り、岡山へ直通するために製造されましたが、
今は四国島内専用で運転しています。
瀬戸大橋を渡って岡山へ直通する運用には、113系電車が使用されます。
これはJR東日本から解体する予定の電車を譲り受けたもの。
東海道線の東京と熱海の間で走っていた電車です。
車内は4人向かい合わせのボックスシートから、転換式の2人用の座席に
取り変えられています。
ワンマン電車は、乗り方は簡単です。
1両目の後ろのドアから乗り、整理券を取ります。
降りる時は一番前へと歩き、運転席の後ろに運賃箱があるので、
整理券とお金を入れて、降ります。
切符を持っている人は、整理券と切符を入れます。
要は、バスト全く同じシステムです。
2両連結の121系電車の場合、進行方向の後ろの車両は〆切りで、
乗車することができません。
必ず運転手が乗っている1両目に乗車します。
ワンマン列車は、市販されている全国版の時刻表でも、すぐに確認できます。
列車には固有の列車番号がついています。
列車番号が4000番台の列車は、ワンマン運転で、車掌さんは乗っていません。
ドアは、一年中、半自動扱いです。
閉まる時は自動ですが、開ける時は手動です。
ドアの横についているボタンを押して、ドアをあけます。
うどん店巡りに香川県に来られた時には、ぜひとも個性豊かな
JR四国の車両たちも眺めて下さい。