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晩酌セットの野菜小鉢2品
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金目鯛の塩焼き
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黒帯純米（冷酒）
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桜鯛刺身
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汲み上げ湯葉胡麻だれ掛け
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小鉢三種
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いさきの刺身
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汲み上げ湯葉胡麻だれ掛け
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万願寺とうがらし焼き
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すずきの塩焼き
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季節の野菜の揚げだし
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ご飯もの（稲庭うどん）
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11年06月29日訪問
本日は早上がりの日。三度目の正直で、20時前に暖簾をくぐることが叶う。
本日のおまかせ（2,800円）を注文。
やはり、素材の味がキチンと伝わってくる料理。
季節感も大切にされている。
小鉢で言えば、つるむらさきのお浸しの土の香り。
いさきの刺身のほんのりとした磯の香り、野菜の揚げだしのヤングコーンの溢れんばかりの香気。
万願寺とうがらしの甘さ。
いさきの身は、かつてない大きさのものだった。
すずきはこれからが旬だが、身はふっくらと、そして旨味の汁をしっかり含んでいる。
締めのご飯ものは、小振りの鉢に入った稲庭うどん。
細くてしっかりしたコシで、つるつると胃に納まる。
7品（正確には9品）にビール中瓶1本、純米酒2杯で、4,300円。
抜群のコストパフォーマンス。
余談だが、月刊誌『Domani』の8月1日発刊号に掲載されるらしい。
静かに料理を愉しむ常連客が多い店だけに、少々不安ではあるが．．．
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11年04月12日訪問
新宿三丁目まで歩いているときに見つけ、気になっていたお店。
すぐ近くに燗酒で有名な松の屋があります。
このあたりは、新宿の繁華街から少し離れているせいか、人通りもあまり多くはないですが、
気になるお店が点在しています。
お店の雰囲気は、明るく、清潔。おかみさんと息子さんで切り盛りしています。
夜のメニューは、本日のコース（2,800円）と晩酌セット（1,200円）の2種類のみ。
何の情報も持ち合わせていなかったので、晩酌セットを注文しました。
本日のコースは、野菜小鉢3品、お刺身、汲み上げ湯葉胡麻だれ掛け、アスパラガスの天ぷら、
本日の焼き魚、米茄子と豆腐の揚げ出し、〆のご飯物、という内容。
一方晩酌セットは、本日の野菜小鉢2品、本日コースより好きなものを1品、
飲み物（ビール、日本酒、焼酎）を1品、というもの。
本日のコースより好きなものを、ということで、本日の焼き魚を注文しました。
飲み物はビールで、一番絞りを。
まず、野菜小鉢がきます。小松菜と揚げの煮浸しと里芋の煮物。
どちらもシンプルで上品な味付けで、オッとなる。
煮汁までいただきました。濃い出汁ではないですが、野菜と味わうには丁度よい感じ。
続いて本日の焼き魚。金目鯛の塩焼きです。
皮目はパリッと焼き上げられているのに、身はふっくらで、箸を入れると汁が溢れてくる
絶妙の焼き加減。
これは旨いと思いました。
でも、晩酌セット、これで終わりなんですよね．．．
追加で注文していいですか？と訊ねたところ、エエもちろん、とのことでしたので、
嬉しくなってお刺身と汲み上げ湯葉を追加で注文しました。
お酒も、黒帯の純米を、冷で。
お刺身は、真鯛。天然の桜鯛ですね、と訊ねたところ、今日は鹿児島のものです、とご主人。
透き通った白身にほんのり甘みが乗る。
さすがこの時期、久しぶりに旨い鯛刺身をいただきました。
汲み上げ湯葉の胡麻だれ掛けは、これまたシンプルですが、胡麻だれが上品で佳し。
結局、晩酌セット、お刺身、汲み上げ湯葉、黒帯2で、3,200円。
これで3,200円は、安いと思いました。
このお店は開店して2年ほど、とのことですが、元々おかみさんが旦那さんと二人でこの場所で
お店をやられていたのだとか。
板場に入っている息子さんは、南青山の正で修行されていて、お店を引き継ぐ形で
独立されたようです。
いろいろと会話を楽しめるのも、目端の利くこじんまりとしたお店だからこそ。
初めての訪問なのに、非常に心地いい。
というわけで、シンプルでありながら上品で確かな味と、居心地の良さに、★4.0。
新宿に足を向ける理由が、またひとつ増えた。
これだから、毎日のお散歩（ウォーキング）はやめられないのだ。