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=美味しい料理に美味しいお酒 大切な人との語らいのひと時=
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1回
夜の点数:4.2
2010/02 訪問
南船場の安くて旨い割烹
ミナミで安くて実利ある割烹を新規開拓したいと思い,南船場にある割烹美松を訪問した。メドッククーポンを利用して5000円のコースを3500円で予約した。カウンター8席と個室がある比較的小さな割烹。カウンターに案内される。 まず先付けは山菜(名前を聞いたけど忘れた)の胡桃和え。胡桃と山菜の甘さが心地よかった。 向付は、アオリ烏賊、間八、初鰹。当方には蓋付の陶器で、相方にはガラスの蓋付きグラスにて供される。斬新で見た目も美しい。大将から納豆醤油の説明を受け,普通の醤油と納豆醤油で交互に造りを頂いた。納豆醤油は風味もよく烏賊とよく合う。 次に油物として、ビフカツが供される。ヒレ肉をミディアムレアに揚げてドミグラスソースをかけた一品。ドミグラスソースは優しいが奥行きある味わい。肉は柔らかで噛み締めるとソースが肉の甘さを引き立てて旨味が口一杯に広がる。思わずお代わりしたくなる一品であった。 続いて出された焼物は、寒鰤カマの塩焼き。すだちを絞り少し醤油を垂らした大根おろしを添えて頂く。上品な油が乗って旨い。 蒸し物代わりに、新玉葱ホイル焼き。新玉葱に濃いめの出汁醤油をかけて鰹節をたっぷり乗せホイル焼きにしたもの。ホイルを開くと出汁が香しく漂い,玉葱はこっくり甘く仕上がり旨い。 箸休めの酢の物に、新キャベツとシラスの土佐酢和え。さっぱりした中にシラスの旨味が新キャベツに染み渡り日本酒によくあった。 最後に鍋が供される。豚バラと新キャベツ。コンソメと鰹と昆布の合わせ出汁を調合したものに豚バラと新キャベツを入れ、生姜と胡椒、ごま油等で味を調えたもの。豚もキャベツも旨いが、出汁がコクがあって旨い。最後まで飲み干した。 飯は山椒ちりめん飯、止め椀が赤出し、香の物がキュウリぬか漬けと柴漬け。水菓子はトマトコンポートゼリー寄せであった。 当たり前だが、とびきりの材料を使っているわけでなく、むしろ新キャベツや玉葱、豚バラ等身近なそして安価な素材をコースにふんだんに取り入れている。でもそれらの身近かつ安価な素材を用いて旨いものを食べさせる技術と工夫が随所で感じられた。実際にどの料理も実利のある旨いものであった。その上、ビールに梅酒、田酒特別純米と伯楽星純米吟醸を頼んで合計10890円というCPの高さにも驚かされた。 落ち着いた内装と活気がある板場。大将は、てきぱきと料理を造りながら料理の説明なども的確で最後には店外まで挨拶してくれるなど気持ちいい応対であった。又一ついい店を見つけることが出来た。季節毎に再訪したく思う。
2010/02/25 更新
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家族・子供と
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女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
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ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
ミナミで安くて実利ある割烹を新規開拓したいと思い,南船場にある割烹美松を訪問した。メドッククーポンを利用して5000円のコースを3500円で予約した。カウンター8席と個室がある比較的小さな割烹。カウンターに案内される。
まず先付けは山菜(名前を聞いたけど忘れた)の胡桃和え。胡桃と山菜の甘さが心地よかった。
向付は、アオリ烏賊、間八、初鰹。当方には蓋付の陶器で、相方にはガラスの蓋付きグラスにて供される。斬新で見た目も美しい。大将から納豆醤油の説明を受け,普通の醤油と納豆醤油で交互に造りを頂いた。納豆醤油は風味もよく烏賊とよく合う。
次に油物として、ビフカツが供される。ヒレ肉をミディアムレアに揚げてドミグラスソースをかけた一品。ドミグラスソースは優しいが奥行きある味わい。肉は柔らかで噛み締めるとソースが肉の甘さを引き立てて旨味が口一杯に広がる。思わずお代わりしたくなる一品であった。
続いて出された焼物は、寒鰤カマの塩焼き。すだちを絞り少し醤油を垂らした大根おろしを添えて頂く。上品な油が乗って旨い。
蒸し物代わりに、新玉葱ホイル焼き。新玉葱に濃いめの出汁醤油をかけて鰹節をたっぷり乗せホイル焼きにしたもの。ホイルを開くと出汁が香しく漂い,玉葱はこっくり甘く仕上がり旨い。
箸休めの酢の物に、新キャベツとシラスの土佐酢和え。さっぱりした中にシラスの旨味が新キャベツに染み渡り日本酒によくあった。
最後に鍋が供される。豚バラと新キャベツ。コンソメと鰹と昆布の合わせ出汁を調合したものに豚バラと新キャベツを入れ、生姜と胡椒、ごま油等で味を調えたもの。豚もキャベツも旨いが、出汁がコクがあって旨い。最後まで飲み干した。
飯は山椒ちりめん飯、止め椀が赤出し、香の物がキュウリぬか漬けと柴漬け。水菓子はトマトコンポートゼリー寄せであった。
当たり前だが、とびきりの材料を使っているわけでなく、むしろ新キャベツや玉葱、豚バラ等身近なそして安価な素材をコースにふんだんに取り入れている。でもそれらの身近かつ安価な素材を用いて旨いものを食べさせる技術と工夫が随所で感じられた。実際にどの料理も実利のある旨いものであった。その上、ビールに梅酒、田酒特別純米と伯楽星純米吟醸を頼んで合計10890円というCPの高さにも驚かされた。
落ち着いた内装と活気がある板場。大将は、てきぱきと料理を造りながら料理の説明なども的確で最後には店外まで挨拶してくれるなど気持ちいい応対であった。又一ついい店を見つけることが出来た。季節毎に再訪したく思う。