2回
2018/12 訪問
無題
2019/01/20 更新
2016/07 訪問
友人の勧めで訪れた割烹
久しぶりに割烹でご飯が食べたくなって、お店を探していたところ、友人がこちらの店を進めてくれたので訪れることにした。
仕事を少し早めに終わらせて、店に電話をして5500円のコースを予約して訪れる。以前の勤務先のすぐ近く。今年の2月に新規開店したてとのこと。白木のカウンターや様々な調度品が新しい。
まず、先付は、胡麻豆腐と雲丹。ガラスの器は氷で作られているようで、とても涼やか。胡麻の香りと雲丹の甘みがまず広がり、その後で、ふうわりと出汁の旨味が広がる。
次は、焼締の大皿に、少しずつ季節のものが盛り込まれた、八寸のようなもの。量はないが、酒のつまみとしてはなかなか楽しい。少しずつつまみながらゆるゆると冷酒をいただく。
八寸を食べ終わると、いよいよ椀が用意される。椀は、鱧と蓴菜、生麩。出汁の加減は悪くない。鱧も美しく、やはり旨い。顔がほころぶ。
向付は、鯛、鰹、アオリイカの造り。あしらいに、生海苔や唐墨粉などが添えられている。いずれも鮮度も良く、うまみも立っている。酒を飲みながら、ゆっくりといただく。
次の焼き物は、鱸の幽庵焼き。インカのめざめとはじかみが添えてある。鱸の淡白な身の旨さと香りがいい。インカのめざめもホクホクして旨い。
次は、黒豚の角煮。意外なもの。でも、割烹料理だけあって、コッテリしすぎず、食べやすい。コースの流れをこわすことなく、美味しくいただけた。
油物は、鱚の天麩羅と何故か和風春巻き。抹茶塩でいただく。鱚は旨い。和風春巻きも、素材が何かはよくわからないものの、皮のパリッとした食感と中のとろみの利いた素材との調和は決して悪くない。
御飯は、枝豆を入れた生姜ご飯。生姜の風味が効いてうまい。色は濃いが、さっぱりした味わい。昆布や香の物といただくと、いくらでも食べられた。また、赤だしもうまい。ほっとした味わい。
最後の水菓子は、抹茶プリン。マスカットやキウイ、アンコなどが乗せられ、スポイトに黒蜜が入ってる。プリン自体は甘さを控えているが、黒蜜が優しく甘くて、食事の〆にぴったり。
大将と若女将の2人で店を切り盛りしているが、息も合っていて、サービスも心地よい。料理もベースがしっかりしていて美味しくいただけた。また、酒は最初にビール。その後は、くどき上手純米吟醸、あたごのまつ特別純米などをいただいた。日本酒の保存状態も良い。
お値段も、3,800円位からコースがいただけるようで、気軽に楽しめる感じ。また機会があれば訪れようと思う。
2016/12/17 更新
12月末,久しぶりに来訪。5000円のコースを予約しておいた。
午後6時から開店ということだが,1,2分早く着いたので、お店に入ろうとすると,まだ開店前だということで追い出される。6時5分くらいになってやっと入店を許される。
カウンターの洗い場の前に案内される。まずは銘柄は忘れたが日本酒を頼む。この日食べたのは,先付が雲丹の玉地蒸し,八寸が鴨の燻製他6品,椀が蕪と真丈の霙,向付が障泥烏賊,寒鰤,大トロ、焼物が茄子の和風クリームグラタン,煮物が鰤大根,油物が白身魚の霰揚げ,そして土鍋で炊いた牡蠣飯と赤出汁、香の物,水菓子はケーキとラスクのストロベリーソース。
まず何より,料理の提供が遅い。通常2時間のところ,3時間半はかかっている。私だけでなく他のお客もものすごく待たされている。食べ終わっていても器も下げず,次の料理が来るまで2,30分かかっている。隣の二人連れも始めは会話は進んでいたのに、そのうち料理が遅すぎて黙りこくってスマホをいじり出す。人手が足りないため。酒がなくなって注文しようとしても全く頼めない。
また,料理も口に合わない。焼物や煮物はぬるいし,牡蠣ご飯は生臭く,米に芯が残っているのにべちょべちょしている。
さらに洗い場での器の洗い方も気になる。
再訪は絶対にない。