たのちゃんさんが投稿した四国まんなか千年ものがたり(徳島/三好市その他)の口コミ詳細

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たのちゃんのレストランガイド

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  • 昼の点数:4.3

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2020/09 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

上り「しあわせの郷紀行」は味匠藤本の「秋の遊山」で

今回、5番目のレストラン列車に乗車です。

かずら橋から金刀比羅宮への移動手段として、この列車に合わせて予定を立てました。
基本、金・土・日・祝しか運転されません。
関東人として遠方のレストラン列車に乗るのはかなり敷居が高いですね。

1ヶ月前、10時打ちで3号車1A/B席を確保。上り列車ではここが展望席となります。
(指定席は全国のみどりの窓口で買えます)
この列車は大歩危14:21発と食事には中途半端な時間の運転で、夜はさぬき名物 骨付鳥 田中屋に行く予定で満腹にはしたくないので、2人で1人前だけ予約しておきました。

14時前に大歩危駅に着くと、すでにホームにしあわせの郷紀行号は入線しています。
3両編成の185系気動車で赤、青、緑の3色に塗装され内装もそれぞれ、秋、夏冬、春の装いになっています。
木材多用の暖かいデザインの内装なので一瞬、水戸岡プロデュースかとも思いましたがどうやら違うようです。

発車15分前、ドアが開きアテンダントさんがホームに小形の絨毯を敷いて乗車開始です。
着席するとアテンダントさんに食事券を渡し検札があります。
この列車の面白いところは、指定券と食事券が別になっているため、食事をするもよし、ただの乗客として乗るだけでもよい、と選べるところだろう。
ただし持込飲食禁止なので、スーパーでビールとツマミを買って・・ということは出来ない。食べたかったら車内で自由販売の飲食物を買うことになる。
事実、食事を予約していたのは乗客の半数程度であとはコーヒーやスイーツを注文する方が多かった。

最近の観光列車は沿線のお見送り(歓迎?)がすごい。JR関係者だけではなく沿線住民総出で手や旗を振って迎えてくれる。これはJR九州の「ななつ星」以来の慣習かな?民家の2階ベランダから上半身裸のおじいちゃんが手を振ってくれたのには驚いた。(この日は気温34度の猛暑)

大歩危を発車して15分後、おとなの遊山箱の料理が運ばれます。和食なので日本酒を注文。
銘柄がわからないので酒豪なアテンダンドさんのオススメにより、純米吟醸の「今小町穣」にします。
遊山箱は3段重になっていて、1の重がごはんもの。2と3の重が惣菜で、素麺の椀物とお茶、コーヒー、和菓子がつきます。
料理は三好市内の割烹料理屋味匠藤本さんの作です。
下りは洋食、上りは和食の設定なんですね。
ちょうど9月から秋メニューに変わり、「秋の遊山」という献立。\4600円(税込)です。
*8月までの夏メニューは\5100円だったので献立により価格変動するようです。
赤と緑がほどよく配置され、目にも食欲をそそる綺麗な盛り付けですね。
なかなか良い食材でおいしいです。薄味の関西風味ですね。玉子焼きも甘くない京味です。 
中でも印象に残ったのは、銀鱈天真焼き、柿玉子、牛肉サイコロステーキ、白扇煮麺(半田そうめん入り)
でした。
酒のアテには、ご飯類がちょい多すぎという印象でした。お品書きは下記

<<刻露清秀 秋の遊山 2020>>
・一の重
鰻金糸ごはん
海老柴漬寿し
紅葉ごはん
竹皮巻梅ごはん
山葵巻寿し
季節の和え物
・二の重
銀鱈天真焼
車海老艶煮
牛肉鳴門巻
厚焼玉子
鮎三杯酢
煮しめフライ
野菜ゼリー寄せ
柿玉子
地蛸酢
・三の重
牛肉サイコロステーキ 添野菜
四季の果物
スイートポテト
・椀物
白扇煮麺
・お食事後のコーヒー、季節の和菓子

車内ではアテンダントさんが逐次観光案内や、イベント案内をして下さるのでなかなか食事に集中できません。
途中、阿波川口、阿波池田、坪尻(スイッチバック&秘境駅)、阿波財田の各駅では5分~15分停車し、イベントが用意され下車して見学&参加するので楽しいです、がタイヘン忙しいです(^○^)
通常の特急は41分で到着する大歩危~琴平間を「しあわせの郷紀行」号は130分かけて到達します。
途中、観光徐行あり秘境駅で臨時停車ありで3倍以上の「お楽しみ時間」を与えてくれます。

坪尻駅を発車すると追加飲食の集金に来られましたが、まさかの交通系IC(Suica等)は使えず、現金かPayPayのみだというのにびっくりしました。おまけに長大トンネルの中なので圏外でPayPay決済出来ず。。。

これまでレストラン列車は西武鉄道の52席の至福、いすみ鉄道の伊勢海老特急イタリアン、JR東日本の越乃Shu*kura、寝台特急カシオペアのダイニングに乗りましたが、この「しあわせの郷紀行」が一番安く満足度も最高でした。

*1人あたり費用 
料理\4600、日本酒1合\1200、運賃\1110、特急料金\1200、グリーン料金\1300 合計\9410円 
これで合計1万未満というのははっきり言って安い!! 

参考:この列車発表時のプレスリリース(アーカイブページ)
https://web.archive.org/web/20191221063204/http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2016%2002%2029%2001.pdf

  • おとなのの遊山箱

  • 大歩危駅ホームのかずら橋

  • 遊山箱を外から見る

  • 大歩危駅に停車する四国まんなか千年ものがたり号

  • 正面

  • アテンダントさんがお出迎え

  • 駅名標

  • お品書き

  • 3の重 デザート

  • 2の重 メインの惣菜

  • 1の重 ご飯もの5種と和え物

  • お通しの豆味噌

  • 片口に入った日本酒

  • 琴平駅では専用待合室で接待

  • 金畳にムースで歓迎

  • 阿波池田駅では高校生がお見送り

  • 沿線の田んぼからお見送り 大半はかかし

  • 阿波川口駅から狸がお見送り

  • 対岸の道の駅からお見送り

  • カヤックからお見送り

  • 讃岐財田駅では猫がお見送り

  • スイッチバックの坪尻駅到着

  • お土産にもらった和菓子

  • 1号車車内(春萌の章)

  • 2号車車内(夏清の章)

  • 3号車車内(秋彩の章)

  • 記念乗車証

  • パンフレット

  • 食事券

  • 特急券

2025/07/04 更新

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