レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2015/10訪問 2018/03/20
日本の食材を初め多彩な素材を組み合わせて創作された様々な現代風フランス料理が味わえるお店です。
赤坂にあるANAインターコンチネンタルホテル東京の36階にあり、フランスの三ツ星シェフとして名高い美食の巨匠ピエール・ガニェール氏がプロデュースする現代風フランス料理のレストランで、現在のシェフは日本人の弟子が努めており、2010年の開業以来5年連続で「ミシュランガイド東京2015」の☆☆星を獲得しているそうです。
今回は昼食で利用し、ランチコースの中からプティ エスキスのコースを食べました。
*アミューズ(フィンガーフード4種)
*5皿の前菜からなるカクテル ド ポッシュ(ホタテ貝のアスピック、フルーツソルベ、南瓜のスープ、秋刀魚のロースト、胸腺のロースト)
*魚料理 または 肉料理(鱗焼きの金目鯛orシャラン産鴨ロースト)
*デザート3種(チョコレートケーキ、アイス、ムース)
アミューズのフィンガーフードは一つまみ大ですがそれぞれが特徴ある味になっていました。
カクテル ド ポッシュは、甘めのものが二種類、酒の肴風のものが3種類でなかなか美味しかったです。
メインの魚料理は鱗焼きの金目鯛パヴェ、茸のフリカッセとチョリソーにムール貝のマリエールとクレソンのブイヨン、別容器でイカ墨の金目鯛のブランダードでしたが、味が若干濃いめ(塩辛い)でしたがユニークな一品でした。
メインの肉料理はシャラン産鴨にカリットしたフォアグラのロワイヤルのせ、栗のムースリーヌのコーヒー風味、芽キャベツとサフラン風味の蕪のブレゼ、別容器で赤ビーツのジュレとアシデュレで、秋の香りのするなかなか美味しい一品でした。
デザートも彩り豊かな三品で、なかなか美味しかったです。
「厨房のピカソ」の異名をとるピエール・ガニェール氏の料理は、独創的で芸術性が高く、細部へのこだわりと想像を超えた味と素材の組み合わせによって生み出され、その土地の旬の食材を用いることを大切にする考え方から、日本の四季の味覚を織り交ぜながら、個々に創造性あふれるメニューを展開しており、コース料理に組み込まれる豊富な品数によって表現されているそうです。
ランチには下記のコースがありました。
Carte Blanche カルト・ブランシュ(平日限定・日替わりメニュー) ¥4,650 前菜 / メイン / デザート / コーヒー / 小菓子
Petit Esquisse プティ エスキス ¥7,000 カクテル ド ポッシュ / 魚料理 または 肉料理 / デザート3種 / コーヒー / 小菓子
Esquisse エスキス ¥11,500 カクテル ド ポッシュ / 魚料理 / 肉料理 / デザート3種 / コーヒー / 小菓子
Petit Esprit Pierre Gagnaire プティ エスプリ ピエール・ガニェール ¥17,000 前菜 / 魚料理 / 肉料理 / デザート4種 / コーヒー / 小菓子
Esprit Pierre Gagnaire エスプリ ピエール・ガニェール ¥22,500 前菜 / 前菜 / 前菜 / 魚料理 / 肉料理 / デザート5種 / コーヒー / 小菓子
2018年のミシュランガイド東京にも☆☆で掲載されていました。
内容抜粋:有名な料理人ピエール・ガニェール氏がプロデュース
国産の雲丹や牛肉、フランス産の舌平目や仔鳩など、日仏の食材を用いた創造性豊かな料理をコースで供している。
前菜、魚料理、肉料理、どれも一品が複数の皿で構成され、様々な味や香りの組み合わせと工夫を凝らした盛り付けを楽しめる。
3位
1回
2015/08訪問 2018/03/20
浅草の浅草寺裏の浅草5656会館横の通りを入った通りにあるフレンチレストランです。
「Hommage」(オマージュ)とは、フランス語で敬意、尊敬、または賛辞を意味するそうで、浅草で生まれ育ったシェフが感謝と敬意を込めて店名を「オマージュ」としたそうです。
お店は一階の入り口から二階へ上がったところにあり、黒い制服の女性スタッフと和服姿のマダムが出迎えてくれます。
料理はお任せコースのみで、ディナコースは2種類(10000円と15000円)、
ランチコースは下記のように値段別に3種類ありました。
3600円(平日のみ)料理とデザートで4皿前後+食後の飲み物
6000円料理とデザートで5皿前後+食後の飲み物
10000円料理とデザートで8皿前後+食後の飲み物
6000円のコースを選び、テーブルの上にあった当日のメニューは「アミューズ・ブッシュ、フルーツトマト、鮎、真名鰹、紀州鴨、甘味」とだけ記されており、調理法は料理が運ばれてきてからのお楽しみです。
アミューズ・ブッシュは数種類ありそれぞれ一口サイズで、手で食べるようになっていました。
(自家製モッツアレラと唐墨のスープ仕立て、鰺のマリネ、豚脂のコロッケ、フォアグラのクリームブリュレ、珈琲味のケーキなど)
フルーツトマトは冷製のスープ仕立て(ブラータチーズ、ムール貝、ジュンサイなどの具材とグレープフルーツ味のバブルがけ)
鮎は揚げ春巻き風(春巻きは肝、タデなど、鮎の骨せんべい、ズッキーニとスイカの二色ソース)
真名鰹はポワレ風ロースト(バターソース、干し貝柱の素揚げのせ)
紀州鴨は胸肉のロースト(付け合わせは椎茸、獅子唐など)
甘味は雷おこしのブラマンジェ、ココナッツ・パイナップル・マンゴーなどの冷製デザート、人形焼のフィナンシェ、ミニカヌレなど
別料金で前菜に紫ウニのミネラルウオーターのジュレ仕立て(1個1500円)を勧められたので、頼んでみましたが入れ物もウニ模様で味もなかなか美味しかったです。
どの料理も手が込んでいて繊細でなかなか美味しかったですし、サービスは家庭的な雰囲気でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2015年のミシュランガイド東京にも星一つで掲載されていました。
掲載内容
尊敬や称賛を意味する店名通りに全てに敬意を払いながら謙虚な姿勢で厨房に立つオーナーシェフ。
仔牛鞍下肉のローストは時期により柚子の木や芽など異なる風味の味噌を使ってキャラメリゼ。
季節感を大切にし、日本の食材にも目を向けるのは、地元浅草から日本文化を発信したいがためである。
時には遊び心も見られ、浅草名物「雷おこし」のミルクは懐かしい味で思わず顔がほころぶ。
昼コース:3888~10800円
夜コース:6480~16200円
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2018年のミシュランガイド東京で☆☆(評価アップ)で掲載されていました。
内容抜粋:2015年とほぼ同じ内容ですが、以下の記載がありました。
鴨のフォアグラをマリネせずに蒸しあげた冷製オードブルは定番
着物姿で接客するマダムの人柄も好印象
4位
1回
2015/10訪問 2021/05/06
B級グルメには敷居の高い銀座でイタリアの雰囲気に浸って、アルマーニ / リストランテ銀座の料理を楽しんできました。
銀座5丁目にあるアルマーニのビルは地上12階、地下2階のタワーになっており、10階にアルマーニ / リストランテ銀座が位置し、11階はワインラウンジになっているそうです。
お店の地下や1階の中程にあるエレベーターから10階へ上がれば、世界初のアルマーニレストラン、アルマーニ / リストランテ銀座の入り口になります。
食器からカトラリー(食卓用のナイフ・フォークなどの金物類)に至るまで、ジョルジオ・アルマーニのこだわりが反映されているリストランテで、吟味した素材を最大限に生かし、日本の洗練された文化に、味わいと彩り豊かで多様なイタリア料理文化が融合した、画期的な本格派イタリアンレストランだそうです。
通常のランチには、ASSAGGI(平日のみの価格)¥3800、TENTAZIONI(平日のみの価格)¥5800、AUTUNNO ¥8800がありますが、今回は
銀座レストランウィークの特別ランチ(¥3240)を事前に予約しておきました。
内容は、前菜(鹿肉のカルパッチョ)、スープ(ムール貝のミネストローネ)、メイン(豚肩ロースの炭火焼き)、デザート(ヘーゼルナッツのムース)、珈琲などでした。
前菜の鹿ロース肉の自家製ブレザオラ(塩漬けの生ハム)(卵黄のフォンデュ ざくろ コーヒーとカカオのアクセント)は、二次元的にボリュームがあり彩りもきれいで、超薄切りの鹿肉にトッピングされたものがユニークでした。
スープのムール貝・白インゲン豆・スペルト小麦のミネストラ(具だくさんの野菜スープ)は、濃いめの味付けで結構ボリュームがありました。
メインのイベリコ豚肩ロース肉の炭火焼き(南瓜のクレマ(クリーム)季節の茸 エゴママスタードのアクセント)は、柔らかく炭焼きされた豚肉が美味しく、二種類の季節の茸との相性も良かったです。
デザートのトローネのセミフレッド(冷たいヌガータイプのドルチェ)は、ヘーゼルナッツの味と周りの香り付けのソース類が絶妙でした。
珈琲はイタリアンなのでエスプレッソを頼みましたがなかなか美味しかったです。
ミネラルウオーターもアルマーニのロゴ入り瓶で、中身(750ml、¥1200)はイタリアの水だそうです。
訪れたときには、サーブする人に日本語上手なイタリア人が二人おり、一人はトリノ出身、もう一人はレッチェ出身(南イタリアのフィレンツエ)だとのことです。
銀座レストランウィーク2021spring 5/4
今回は、銀座レストランウィーク2021springの特別ランチコース(3300円)を食べました。
特別ランチコース(IL MENU)メニュー
アミューズ(パルミジャーノ風味の薄焼きパン)
帆立のカルパッチョ ビーツとスモークしたポテト
スモークプローヴォラチーズのトルテッロ 生ハムのエスプーマ
メロン レモンのマシュマロジェラート キアッケレとリコッタクリーム
カフェ プティフール(苺のフィナンシェ、パインのコンフォート、ピスタチオのヌガー)
パン3種類(イタリアサラミ入りブリオッシュ、全粒粉のパン、ドライトマト入りフォカッチャ)
5年前と比べると値段は同じくらいですが、コースの中身はメインがなくなったような極めて軽いコースになっていました。
5位
2回
2024/08訪問 2024/11/04
池上駅から本門寺へ向かう交差点の右側にあるトンカツ屋さんです。
昼時に訪れて注文したのは
ロースカツ200g定食 2500円
お新香(胡瓜、大根、蕪)と自家製ポテトサラダが先に出てきて、トンカツが揚がるのを待っていました。
カツは7切り(写真は1切れ実食後)で、付け合せはキャベツ+パセリ
豚汁は、豚コマ肉、大根、人参、牛蒡などで、具材に味がしみていました。
相変わらずの丁寧な仕事ぶりが感じられる感じの良いトンカツ屋さんです。
トンカツもジューシーで美味しかったです。
再訪です。昼前に訪れたせいか店内のカウンター席に座れ、ロースカツ定食(2300円)を頼みました。
ほぼ満席だったので、出来上がるのが時間がかかる旨説明があり、座ってから食べ終わるまでに約1時間かかりました。
ロースカツは、厚みが2~3センチあり、1センチくらいでカットされており食べやすくなっていました。
ロースなので脂身が程良くついており、食べると脂身と肉の旨みが感じられました。
豚汁は具だくさん、お新香は胡瓜、大根、蕪の浅糠漬けでした。
2018年1月
近所の「う京」という居酒屋さんがテレビで取り上げられていたので行ってみたら行列が出来ていました。
それでおこちらのお店に来たら行列は無くてすんなり入れました。
今回は二人で訪れて、ランチトンカツ(950円)ととんかつ定食(1300円)を頼みました。
ランチトンカツはロース肉で、とんかつ定食はヒレ肉だそうです。
相変わらずの丁寧な仕事ぶりが感じられる感じの良いトンカツ屋さんです。
トンカツもジューシーで美味しかったです。(2017年6月)
久しぶりに昼時に訪問してランチのトンカツ定食(950円)を食べました。
12時半ごろでしたが、カウンターに2~3人のお客さんしかいませんでした。
以前訪れたときよりも店内が綺麗になったように感じ、調理の人も二人になっており、前は年配の人だった配膳の女性が若干若くなっているように感じました。
注文を受けてから刻むキャベツや、揚げたてのロースかつなど相変わらず丁寧な仕事ぶりが見えるトンカツで、美味しかったです。(2017年2月)
東急池上線の池上駅そばにある小さなトンカツ屋さんです。
2014年での食べログの「東京とんかつ」での順位が3位だったので食べに行ってみました。
ちなみにこの近辺の蒲田などの東京の城南地域では、1位の丸一と5位の檍(あおき)と20位の鈴文などがランキングされていて、ほかにも大森の丸一、大井町の丸八など以前の御徒町ほどではありませんがさながら「とんかつワールド」の呈をなしています。
このお店は文藝春秋編の「東京いい店うまい店」の2015~2016年版にも掲載されていました。
ということで、期待満載で訪問しましたが、ランチの「とんかつ」の食後感は少し期待はずれでしたがリーズナブルで美味しかったことには変わりありません。
訪問したときのお店は昼過ぎにも関わらず、まだ5~6人行列ができていました。
しばらく待ってからお店にはいると、狭い店内で1階のカウンター席は9席あり、カウンターは満席だったので2階に案内されました。
階段の手前には椅子に積まれた大量の食パンがあり、自家製パン粉として使用されるのだろうと思われます。
靴を下駄箱に仕舞ってから、狭い急な階段を上がるとテーブルが2卓あり、狭いですがそれぞれ6人まで座れるようでした。
行列ができていたのにもかかわらず2階の先客は2名しかおらず、ランチ時は調理が間に合わないのでお客の案内を遅らせているようでした。
カツランチと、追加で表に案内がでていたカキフライ(定食だと1600円、バラだと1個300円)をバラで2個を注文しました。
しばらく待って、急な階段を配膳の女性が運んできましたが、2階への配膳は大変そうでした。
カツランチはロース肉90gのカツにキャベツとポテトサラダが一緒盛りで、ご飯と豚汁が付いていました。
ランチの「とんかつ」は肩ロースに近い部位で、若干揚げ気味でしたがジューシーで美味しかったです。
具だくさんの豚汁も、甘いキャベツの千切りも良かったですが、追加で頼んだ大振りのカキフライが特にジューシーで凄く美味しかったです。
お店の造作は大分年季が入っていますが、とんかつ自体は真面目で職人気質がでている仕事だと思いました。
このお店は、かき入れ時の昼時をはずして行って「ロース定食」を食べないと本当の実力が分からないかも知れません。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
文藝春秋編の「東京いい店うまい店」の2015~2016年版の内容要約
新橋の名店「燕楽」での出身
町のトンカツ屋さんという風情の気さくな佇まい
肉は平田牧場の三元豚、米は駒ヶ根のコシヒカリを使用
ランチの「カツランチ」はお肉が90g、「トンカツ定食」はヒレカツが3枚で90g
「ロース定食」は堂々たる厚み、切り口から肉が盛り上がり、うっすらと肉汁が滲む
カツは二度揚げで、最後に高温で揚げるカツは衣が茶色い
ラードの香りが高い衣はきめ細かく、肉に密着していて、サクッといい音が弾ける
油切れも良く、軽い食後感も油の質の高さを感じさせる
肉は、噛めばきめ細かく、甘い肉汁が溢れ出す
甘い香りを放ちながら溶ける脂も、ロース肉の魅力を充分引き出している
この肉の重量感と衣の軽さの対比がこの店の魅力である
甘みと酸味のバランスが良いソース
キャベツは都内随一
自家製マヨネーズのポテトサラダも美味しい
糠漬けのお新香の漬け具合や香り素晴らしく、根菜がタップリ入った豚汁やご飯も上等
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2015年のミシュランガイド東京にビブグルマンで掲載されていました。
掲載内容
こだわり尽くしのとんかつが評判を呼んでいる店で、店主が扱うのは、山形の三元豚。
十分な背脂に覆われ、肉質が安定しているところに惚れ込んだという。
お勧めはロース、さっぱりめの味が好みならヒレが良い。
自家製パン粉で包み、腸間膜から取ったラードで揚げ、キャベツは出す直前に切る。
待つこと20分、キツネ色に仕上がったとんかつは肉厚、まずはヒマラヤ岩塩で味わいたい。
6位
1回
2015/02訪問 2025/06/12
東急武蔵小山駅から商店街を徒歩で数分歩いたところの路地にあります。
トンカツ屋さんの有名店は、席数が少ないところが多いですが、ここも8席しか無いので行列必須です。
お店の内外とも洒落た雰囲気で、庶民的な他のトンカツ屋さんとは一線を画している様で、BGMもクラシックがかけられていました。
ランチ時のメニューは3品でした。
とんかつランチ 1000円
一口ひれランチ 1100円
メンチランチ 900円
他の方はとんかつランチか一口ひれランチにしていましたが、ここは少し踏ん張って「東京いい店うまい店」お勧めのロースカツ定食1650円にしました。
ランチメニューに比べると少し時間がかかりますが、断面がほんのりピンク色の美味しそうなトンカツが運ばれてきました。
食べてみるとジューシーで何もつけなくても美味しく食べられました。
文藝春秋編の「東京いい店うまい店」の2015~2016年版のコラム欄に載っていました。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
文藝春秋編の「東京いい店うまい店」の2015~2016年版の内容要約
武蔵小山にある行列ができる人気店
「ロースカツ定食」は、この価格帯では、実にお値打ち
中心を淡いピンクに揚げたカツは、塩加減も程よく、甘い肉汁が広がる
フルーティなソースはカツの脂の多い部分にかけると、旨さが増す
7位
1回
2015/10訪問 2015/12/03
大森の繁華街では無く、会社やマンション、住宅が点在する場所にあるトンカツ屋さんです。
JR大森駅から海際を大井町方面へ5分ほど歩いた路地にあるマンションの地下にあるお店で、立地場所は繁華街では無く、会社やマンション、住宅が点在している場所ですが、昼時にはお客さんがひっきりなしに来店していました。
目印は、「アートホテルズ大森」の裏側(駅より)になります。
ランチメニューには平日限定のロースかつ定食(1000円)があり、他は昼時でも通常のメニューになるようです。
上ロースかつ定食(1500円)、特上ロースかつ定食(2000円)、熟成リブロースかつ定食(2500円)、ヒレかつ定食(1500円)、特上ヒレかつ定食(2000円)、かつカレー(1200円)があり、他に壁に肩ロースかつ定食(1800円)などがありました。
今回は上ロースかつ定食を頼み、しばし待っていると定食が運ばれてきました。(お店の板場は男性二人、配膳は女性一人で切り盛りしていました)
思ったよりも厚めのロースかつは、断面が若干ピンク色をしており、壁に無菌豚使用の旨が張り出されていたので安心して食べましたが、ジューシーで柔らかくなかなか美味しかったです。
ご飯とキャベツの千切りは1回までは無料だそうです。
8位
1回
2015/10訪問 2015/10/20
フランスの街中から抜け出てきたようなフランス伝統菓子のお店でフランス料理のランチを食べました。
東急大井町線の尾山台駅から環状八号線に向かって歩き、環八を右に曲がったところにある尾山台の名店「オーボンヴュータン」は、フランス伝統菓子の大御所的存在の河田シェフのお店です。
お店の窓にはpâtisserie(ケーキや洋菓子)、 chocolat(チョコレート)、confiserie(砂糖菓子)、glace(氷菓子)、charcuterie(肉加工品)、raiteur(惣菜)の文字があり、息子さんが総菜類を担当しているそうで、本場フランスのお菓子屋さんにはこういった守備範囲の広い店が多いようです。
お店の右手奥にあるイートインは14席で、別に立席のカウンターもありました。
平日でもお客さんがひっきりなしに訪れており、お店に滞在中(食事中)の間にもケース内のケーキはどんどん少なくなっていきました。
ランチメニューは一種類で肉料理と野菜料理を組み合わせたプレートにパンがついて1500円~。
初めに、ケース内の総菜類の中からキッシュ・ブータンノワール・エポム 600円 [ブータンノワール(豚の血と脂のソーセージ)とリンゴを合わせたキッシュ]を頼んだら、温められて出てきました。
全く臭みなどがないブータンノワールにほのかに甘いリンゴが合わさったキッシュになっており、なかなか美味しかったです。
訪れたときのランチメニューは、「ハンガリー産マンガリッツア豚バラ肉の煮込み後ロースト、白菜の蒸し煮添え」(1500円)で、皿の上には白菜の蒸し煮の他各種煮物野菜の上に置かれたロール状になった豚バラ肉がドーンと存在感を示し、上部にはベビーリーフが盛りつけられており、インパクトのあるボリューム感タップリな料理でなかなか美味しそうでした。
食べてみると、煮込んで余分な脂分が抜けてからローストされているのでトロトロ感も絶妙で、満足満足です。
お皿に残ったスープはパンに付けて残らず食べてしまいました。
食後に選んだケーキは、ボンブ・オ・マロン 550円 [高さのあるボンブ型に二種類のマロンを合わせたケーキ]とラ・モーム 400円 [アプリコットの風味感があふれている多層のスポンジケーキ]にしましたが、それぞれ素材の味が引き立て合い、手作り感にあふれた美味しいケーキでした。
飲み物は、コーヒー500円、エスプレッソ450円をそれぞれいただきました。
9位
1回
2015/10訪問 2015/10/27
最近の食べログでの大井町のフレンチやビストロの中でトップの評価を得ているお店です。
大井町の駅から徒歩で5~6分のところにあるビストロです。
マンションらしいビルの1階にあり、店内には額だけ何枚も飾ってあるコンクリートむき出しの壁など(別に額無しの静物画がありましたが)少し変わったインテリアでシャンソンのBGMが流れているこぢんまりしたお店です。
ランチ時は1000円のワンプレートランチ、1500円のミニコース、3500円のコースがあり、その日によって料理が変わります。
訪れたときのワンプレートランチは、サーモンのムニエルのオニオンソースor鶏もも肉のローストで、バターライス、サラダ、ポタージュが付いていました。
今回は口コミで評判の高いミニコースを選びました。
ミニコースは、前菜(鯛のカルパッチョ・鎌倉野菜添え)、スープ(サツマイモのポタージュ)、メイン(豚肩ロースのロースト)、ミニデザート(バナナムース・アイス・キャラメリゼしたヘーゼルナッツ)で、値段の割には手の込んだ繊細な料理でボリュームもあり、なかなか美味しかったです。
パンは途中で出てきましたが、自家製の焼きたての小振りのパンで、すごく熱かったですが美味しかったです。
その上のコース料理は魚料理がプラスされ、中身の料理なども若干変更になるようです。
近くにある「ポアソンルージュ」や「プティタプティ」などと比べると料理の選択が出来ないのが残念ですが、厨房をシェフ一人で切り盛りしている様子をみると料理の選択肢を広げるのは難しいのかもしれません。
恵比寿ガーデンプレイスの中ほどにある通称ロブション城内のフレンチレストランです。
2階のガストロノミー ジョエル・ロブションは大分前に一度行ったことがあるのですが、1階の タ-ブル ドゥ ジョエル・ロブションは初めての訪問です。
1階の入り口にある受付で予約確認をすませてから、1階奥にあるダイニングルームへ案内してもらいました。
内装は紫っぽいグレーの色調の壁紙とえんじ色に白線の植物柄の絨毯で、全体にシンプルで落ち着いた感じでした。
先客は数組でしたが、食事中に徐々に予約客が入ってきて満席になりました。
先日、訪問したミシュラン一つ星のフレンチレストランは休日でも疎らなお客さんでしたが、さすがロブションは集客力があるようです。
ランチコースのプリフィックスメニューでは、A 7000円、B 5500円、C 3950円、D 3050円とあり、それぞれ前菜と主菜を1~2品選び、それによって値段が異なるコースになっています。
ランチでは、他にメインコースがあり8800円になっていました。
前菜、主菜、メインコースとも時期により内容は少しづつ変更になっているようです。
今回食べたコースは以下のような内容でした。
前菜:生雲丹・甲殻類のジュレに茴香のクリーム
前菜:鴨のフォアグラのテリーヌ 木の実のコンポテと林檎のピュレ
スープ:新玉葱のフランにサラダ菜のスープ
主菜:手長海老のポワレのランドルベール架け、小海老のムースマカロニ詰め、イカスミのツイール
主菜:国産牛ハラミのロティ、グリーンアスパラガスと茸のソテー
アヴァンデセール:シャーベット
ディセール:マンダリンムースとソルベに金柑のコンポート、メレンゲ
どれも繊細で見た目が美しく、食べても美味でした。
サービスは、2階のガストロノミー ジョエル・ロブションよりカジュアルな接客で、追加のパンなども温め直しな無かったです。
2018年のミシュラン東京にも掲載(☆☆)されていました。
内容抜粋:ロブション氏が好む言葉「コンヴィヴィアリテ(懇親性)」がテーマのレストラン
日本を中心に各国の良質な食材を独自にアレンジした繊細かつ現代的な料理
人気は前菜の「3種のバリエ」、「国産牛バヴェットのプランシャ焼き」など
ラベンダー色が基調の店内のほか、春から秋にはテラスも利用できる