毛沢山さんが投稿したかんだやぶそば(東京/淡路町)の口コミ詳細

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毛沢山の自験簿「Galeries Lafayette Paris」

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毛沢山 (男性・愛知県) 認証済

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かんだやぶそば淡路町、新御茶ノ水、小川町/そば

2

  • 夜の点数:4.5

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.5

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
2回目

2023/04 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

勝海舟も来たかも知れない老舗そば店!!


「かんだやぶそば」は蕎麦以前に風情を愉しむ!!
 その一つが女将さんが店内で奏でるお声が歴史
 を感じる瞬間である!!

 since.1880
 Wikipediaに掲載される蕎麦の名店は1880年
 明治13年創業し、2013年に不慮の火災に遭い
 現在の日本建築家屋に建て替え、
 創業「143年」にもなる!! (2023年で)

 ニュースで報道され、完成時にも取材が殺到す
 る程、希少な蕎麦店と言っても過言ではない。

 旧建屋は平屋づくりで道側に茂みがあり、店内
 の一角に四角く囲まれたテラス席の様な座敷が
 あり、そこがお店の特等席!!

 現在の店舗にも同様の囲われた席がある。

 以前、ここで15時くらいから長時間飲食させて
 頂き、その時はたまたま、うら若き乙女との打
 ち合わせ。
 この日もビジネスの4名のお方がスーツ姿で日本
 酒を嗜んおられ、
 東京はこうした光景が普通にある、と思うよ。

 ❖お店の慣わし(オフシャルサイト
 1)女将さんが鎮座し、オーダーを読み上げる
  のが、ここの風物詩。
  この日は、ご不在で自分の運の悪さを予感。

 2)調理が終わったら、女将さんの座る場所に
  一度確認してから、お客さんに配膳。

 3)テーブル会計で、女将さんが清算する。
 4)大女将時代から、女将さんは和装姿。
 5)スタッフ女性の方々は、お揃いのブラウス。

 6)お客さまが帰る際は、スタッフ女性さんの
  丁重なお声掛けを頂ける。

 7)お店は、通し営業で、お昼過ぎにゆっくり
  出来る!! 特に15時~16時が狙い目。

 ❖オーダー
 1)冷 せいろう そば   908円
 2)そば焼酎の蕎麦湯割り 847円(草笛)
 3)五菜盛り合わせ    2239円

 ※蕎麦湯割りはメニューには無いので、スタッフ
 の方にお声掛けでして下さい。

 ❖オーダーについて
 蕎麦は「蕎麦粉10,小麦粉1」の割合で、
 長野、青森、北海道、茨城産は、蕎麦の色合い
 が、やや緑がかったのが特徴。

 五菜盛り合わせ、蕎麦巻きなどの6点盛り。
 アルコール類にも「練り味噌」が付き、
 五菜盛り合わせ、にもキュウリに「練り味噌」
 が添えられる。
 
 当日の胃袋に余裕があれば「天たね」「天抜き」
 などの天婦羅も頂きたかった。

 ❖勝海舟の移住先
 1823年00歳、本所亀沢町の旗本屋敷生誕。
        (文政6年 両国公園
 1846年23歳、赤坂田町中通り、結婚し借家に。
 1856年36歳、赤坂本氷川坂下に住む。
 1868年45歳、徳川慶喜に従い、駿府移住。
 1872年49歳、赤坂区氷川町四番地に永住。
        (明治5年 旧氷川小学校跡)
        (現:赤坂子ども中高生プラザ
 1880年57歳、やぶそば創業時、勝海舟の年齢。
 1899年75歳、勝海舟1月に没。

 ※勝海舟が、本当に訪れたかを問われても誰も
 証明できないけど、ロマンはロマンで愉しんで!!

 ❖三大「やぶ」
 「蔦屋」「藪中庵」「連雀町藪蕎麦」

 ❖老舗御三家
 江戸生れの 「藪」
 大阪が起源の「砂場」
 信州出身の 「更科」

 ❖最後に
 寿司・天婦羅・蕎麦、を極める!!
                     以上

  • 五菜盛り合わせ

  • 冷 せいろう そば

  • 蕎麦湯

  • そば焼酎そば湯割り

  • 蕎麦味噌

  • そば焼酎そば湯割り

  • メニュー

  • メニュー

  • メニュー

  • 解説

  • 営業案内

  • 道筋

  • お店のやぶ

  • お店の入口

  • 位置関係

2023/05/10 更新

1回目

2014/11 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

幕末の乱世の香りを遺して味わう蕎麦はいかが!!

 
 幕末から明治にかけ、関東大震災を受け歴史と
 共に神田・淡路町界隈をリードした名店の母屋
 は「東京都選定歴史的建造物」指定の日本家屋
 は2013年に焼失し、2014年10月20日に再開。

 ❖ファーストコンタクト
 若かりし頃、競馬や合法賭博の財布と、日常用
 に持つ財布とを分け、東京の上司が、どっちの
 財布かは定かではないが、自分を昼食に連れて
 ってやってくれと、東京の部下に財布を渡し、
 行った先のひとつが「かんだやぶそば」。

 その上司の実家はお寺で、たまに長野に帰郷し
 戒名でお布施を頂き、お勤などをし、東京では
 一般のビジネスマンを演じる人物だ。

 そこで、最初に感激したのは、サクサクで高さ
 が5cmほどあった「掻き揚げ天婦羅」。
 
 こんな粋な計らいをする人物はなかなか居ない。

 ❖2014年11月14日
 前日、深大寺蕎麦を食べ、翌日も色々と食を堪能
 したが、やっぱり「かんだやぶそば」に行かなく
 てはと思い、悩んだ末、淡路町に。

 それは、ニューオープン間もない時期に行き、
 相当な混雑で並ばなけれないけないから。

 1本南にある「あんこう鍋」の名店「いせ源 本館
 も行きたいが、男独りでは・・・。

 で、「かんだやぶそば」に行くと10人くらい
 並んでいたが、お店の人が一人の方はカウンターで
 よろしいでしょうか? 迷わず並ばずに入店できて
 しまった!! (ラッキー!!)

 当日は色々食事したので、
 オープニング祝いで「せいろうそば」1枚のみ。
 (せいろ そば じゃなく せいろ う そば)

 後から悔やんだのは「掻き揚げ天」を頼まなかった
 事だ。

 ❖かんだやぶそば の 蕎麦
 「かんだやぶそば」の蕎麦は "緑かかった青さ"。
 これも、ファーストコンタクトで驚いた瞬間だ!!

 男性なら3枚でも4枚でもいける量。

 ❖かんだやぶそば の 変化
 「かんだやぶそば」の旧店舗(幕末時代でなく)は、
 お店に入ってテーブル席があり半分が座敷テーブル。

 当時の特長は日本家屋の板の間の半分が座卓があり、
 その板の間の南の窓に、なんとなくテラス席の様な
 空間があり、日本庭園を眺めて蕎麦を食べる。

 新しいお店は、完全にテーブル席と座敷に仕切られ、
 個室っぽいエリアが出来たが、あのテラス席っぽい
 のは無くなってしまった。(表現が悪いかも・・・)

 以前は、板の間とテーブル席との一体感があったが、
 現在は間二つに割れた空間。

 たぶん、多くの人に「かんだやぶそば」を知って
 貰いたい考えがあって、限られた空間に、多くの
 方へ、待たずに食事して欲しいと言ったレイアウト
 だと思う。

 反面、常連客層が寛げる空間は無くなり、
 昼間から「かまぼこ」「いたわさ」「鴨ロース」
 や「刺身湯葉」などを、酒の肴にして日本酒・ビール
 を呑む、

 そうした光景は、この観光化された「かんだやぶそば」
 で常連さんは通えないかも知れない。

 そういう自分も3時間くらい籠城した過去も・・・。

 母屋は、日本家屋ではあるが、以前の様な一般家庭の
 日本家屋っぽくはない。
 災害を考慮した最新の建築材で、日本家屋を表現した
 らしい。

 ❖かんだやぶそば の 流儀
 「かんだやぶそば」ではオーダーが入ると女将さんが、
 独特の声でオーダーを読み上げる。
 それが、このお店の風物詩で江戸の風情を醸し出す。  

 女将さんの店内に響く声を、是非一度、ご覧あれ!!

 スタッフの女性は、以前から白のブラウス姿。
 (添付写真参照)

 食べ終わったら、番号札を持ち、お会計のカウンター
 に女将が。(添付写真参照)
 大女将から若女将に代わったが、今回遭遇し若女将は
 貫録のある大女将になっていた。

 2017年7月現在
 ・大女将 は 92歳くらいで健在
 ・女将  は 嫁いで来られた
 ・若女将 は 嫁いで来られた

 大女将が、新米 女将 に カウンター内で発する言葉を、
 見守っていたが、現在は、若女将が、それを代行する!!

 ❖淡路町界隈
 この辺りは、昭和・江戸の香りがする名店が多い地。
 
 松田勇作のTV版「探偵物語」の工藤探偵事務所が入居
 していた建物の「同和病院」は取り壊され、新しくな
 ってしまった。正直「探偵物語」を見た事がない。

 そんな東京の食の歴史を垣間見る、この街を徘徊し、
 観光地化された「かんだやぶそば」ではあるが、
 インターバルは長くとも定期的に行く!!
                     以上


 

  • テーブル席

  • お会計

  • せいろうそば

  • せいろうそば(アップ)

  • 蕎麦つゆ

  • 蕎麦湯

  • 外観

  • 外観

  • 看板

  • 蕎麦メニュー

  • 料理メニュー

  • 旬メニュー

  • 蕎麦湯の蕎麦焼酎

  • 味噌のおつまみ

  • 蕎麦湯

  • 蕎麦湯

  • おかめ

  • おかめ

  • 店内

  • 若女将

2022/12/05 更新

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