みちのく五郎さんが投稿した自家製麺 伊藤(秋田/角館)の口コミ詳細

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みちのく五郎 (50代後半・男性・京都府) 認証済

この口コミは、みちのく五郎さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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自家製麺 伊藤角館/ラーメン

2

  • 昼の点数:5.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 3.6
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
2回目

2023/08 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス3.6
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

後世に残したい全国級無化調ラーメン⑫やはり本家が一番。斬新かつ個性的、それでいてどこかクラシック。

<はじめに>
約11年ぶりの本家の「伊藤」に参りました。本家というか元祖というか、今では伊藤の屋号をもらって、ご親族が関東圏で店舗展開されていて、そのどこもが繁盛店に。私も全ての店舗に参りましたが、やはり元祖が一番でしょうか。
店主さん、とても個性的な方で、昔はラーメン屋で儲けたお金で世界放浪の旅に出られたりと、一度ゆっくりお話しがしたいと思っている店主さんです。11年前はもっと眼光鋭く、少し話しかけにくいオーラを出しておられたのだが、今回とても気さくに話しかけて下さいました。店主さんの個性がラーメンにも反映されていて、ラーメンもとにかく個性的。
前回お伺いした際には、無化調ということは意識していなかったものの、正真正銘の無化調だったのですね。
前回の評価点が4.5だったのですが、今回最高評価の5.0となりました。最近評価点甘すぎではと言われますが、ラーメン屋だけでも「美味しい」と言われるお店を2000店舗以上回りましたので、逆に最高評価を出しやすくなりました。
ということで、最高評価にした理由を含め、以下レビューします。

<シナそば・肉そば>
さて、こちらのお店は、支那そば(醤油)1本で、それにチャーシューが入った肉そばの2種のカテゴリーから選びます。
あとは、それぞれ中盛と大盛を料金増しで選ぶことができます。
正直、お盆の真っ最中に参ったので、最低1時間待ちは覚悟していましたが、何と待ち時間ゼロで入店、席も確保できました。お盆中の方が空いているのでしょうか・・・。とにかく幸運でした。
さて、ほどなく懐かしいルックスのシナそばが出て参りました。
おお~相変わらずスープが少ないこと。。(笑)。
つけめん以外のラーメンで、ここまで麺に対してスープが少ないのは、他には見たことがありません。
個人的には、あともう少しスープ多目の方が有り難いが、おそらくこのスープの量も店主さんのこだわりなのだと思います。
まあ、スープ大盛というメニューも欲しいところですが(笑)。

さて、味の方なのですが、11年前よりも、少しマイルドになったというか、角が無くなったというか、とてもとても食べやすくなっていました。昔の強烈なインパクトは薄まりましたが、やはりここのスープと麺の相性は素晴らしいですね。
麺も細麺で固めの私の好みのタイプです。
固めではありますが、全く粉っぽくなく、丁度いい感じの湯で加減です。
やはり店主さんのスピリットがラーメンにも強く反映されていますね。
麺は特に個性的ではありますが、個人的にはスープが何とも素晴らしい。飽きないというか、ナチュラルな旨味成分がたっぷり凝縮されていて、深くて優しい。これは毎日でも頂けますね。

私はこの上なく楽しめた一杯ですが、11歳の娘は?????的な感じでしょうか。
最初スープが無い!と大慌てな娘。食べてはクビを傾げ、「私味オンチなのかな~」を連発。
「まだまだだね」と娘に一言言うと、ムキになって完食していましたが、子供にはこの一杯の素晴らしさはなかなか理解できないようですね。

<総括>
東北のラーメン店では最もレスペクトしているお店の1つですが、やはり素晴らしいですね~。個性的な店主さんの味がそのままラーメンの味になっている感じで、かなりお勧めです。スープの量が少ないですが、これも計算の内。不思議とクセになる一杯でありました。もう、普通の美味しいいラーメンに飽き飽きしている人には向いていますね。
まあ、ラーメンは好みの世界ですが、この一杯にかける情熱や手間暇は相当なものです。
娘のように、どこが美味しいのか分からない方は、もっと美味しいラーメンを食べ続けて下さい。きっとその内に開眼しますよ(笑)。伊藤グループの中にして元祖の威厳はまだまだ健在でありました。

  • 肉そば

  • シナそば

  • 肉そばと支那そばの比較

  • スープはどんぶりの下側にあります。

  • 「味オンチには不向きです」に思わず笑

2023/08/17 更新

1回目

2012/08 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス2.0
    • | 雰囲気3.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

北東北周遊紀行2012(日記風)⑮ スープがかくも旨いものか・・・。男のラーメン現る。

(苫小牧→秋田→男鹿→秋田→盛岡→雫石→盛岡→宮古→★角館→安代→八戸→苫小牧)

盛岡から八戸に行くのに、100km以上、遠回りをして訪れたイタリア食堂 風雅さんで念願のラーメンに出会えなかった私は、リベンジで、秋田県内でも、かなり人気のある、こちら伊藤にお伺いすることに。
敬愛するレビュアーさんであられるschuさんも、こちらのお店を訪れ、絶賛されていたことから、かなり期待が高まります。

ところが、風雅さんから、それほど遠くないこちら伊藤さんであるが、なかなかお店が見つかりません。ナビで近くまで来ているはずなのですが、それらしいお店が見当たりません・・・。もしかして、臨時休業・・・。1度あることは2度ある・・・。本日は、ツキがないアンラッキーデイなのか・・・。

お店で電話をしてもつながらない・・・。やはり、今日は休みなのか・・と諦めかけた頃、民家に人の出入りが結構あります。もしかすると・・・と近づいてみると、そこにはカウンター席のみの、お店が!!

お店の名前も全く掲げず、暖簾もあがっておりません。大阪の金久右衛門 本店も、最初はとても分かり難い店構えで、迷いましたが、ここはそれ以上であります。どうみても、普通の民家であります(笑)。

子供達は、旅の疲れと、先ほど食べてイタリアンでお腹を満たし熟睡状態。そっと1人抜け出し、1人でラーメンを頂こうと車を出ると、「私も行く」と嫁も付いてきます。

ラーメンがそれほど好きでない嫁が珍しいのですが、どうも、こちらのお店は、女の勘で美味しそうな気がするというのである。

確かに、看板も掲げずに、これだけの人を集めているわけであるから、不味い訳は無かろうと、2人で店内に入ります。

店に入ると、カウンターは一杯で、少し待たないといけない状態でした。客は男ばかり。サラリーマン風の方もいれば、工事現場風の方まで様々。

メニューを観ると、支那そばと肉そばの2種類のみで、それぞれ中盛りと大盛にできるようだ。

とりあえず、嫁は肉そば、私はノーマルの支那そば(500円)を頂くことに。

席について、しばらくして、ようやく店主が出て参ります。一見して、かなり頑固おやじ風の方で威圧感があります。上から見下げるような雰囲気で、「何しに来やがった!」と言われているような、一種の攻撃的なイメージがあります。もちろん、いらっしゃいませもありません。

食券を無言で受け取り、無言で厨房に帰っていきます。

「感じ悪~」 第一印象は最悪でありますが、嫁は、「こういうおやじは絶対美味しいラーメンを作るに違いない」と妙な期待を持っている。

ほどなく、支那そばと肉そばが出されます。もちろん、料理を出す時も、一言も無し。今時ありえね~と思いつつ、嫁のオーダーした肉そばと、自分の支那そばを比べると、支那そばの方は具なしで頼んだので、肉は何も入っていなくて当然だが、肉そばと書かれている割には、肉少な~という感じ。これだけで150円も違うのか・・・・と思いつつ、スープを1口頂きます。

<スープ>

あっ・・・・・・・・・・、これは・・・・・・・・・・、美味いや・・・・・・・・・・。

美味しいのに、不思議に悔しい気持ちであります。この店、絶対にレビューしないでおこうと思っていたところ、このスープ・・・。

まさしく、してやられた感じであります。魚介と鶏が見事にマッチしており、どの味が前に出ることもなく、1つの味として、見事に完成している。

いわゆる、淡麗系のスープとも違い、出汁がかなり効いており、コクと旨みと深みが、ズドーンと喉の奥深くまでつきささる感じです。

嫁も大絶賛である。嫁は今まで食べたラーメンの中でダントツに美味しいという。「5でしょ、5,5!」と最高評価を連発する。

他の方のレビューを読ませていただくと、男性には評価が高く、女性には低いとあるが、嫁は男性的なのか・・・(笑)。

スープのイメージは、広島の名店である陽気さんのスープに魚介の旨みを増した感じのスープであろうか。これは、確かに旨い。

<麺>

麺は、ストレートの細麺であるが、この麺が非常に特徴的である。ワシワシといただく感じで、超硬麺である!細麺で、これだけ硬い麺は初めてだろうか・・・・。最近頂いた、雨は、やさしくの麺を2倍くらい硬くした感じである。
ただ、硬いのであるが、粉っぽさはなく、スープとも、見事にマッチしているではないか・・・。

<総括>

接客の悪さは、トップクラスであるが、このスープは本物であります。好みがかなり分かれる一杯でありますが、私と嫁はかなり美味しくいただけました。一度食べると、また食べたくなるラーメンの典型的なスープと麺でしょうか・・・。

ただ、スープにお金をかけているのは分かるのであるが、スープはかなり少な目!いわゆる飲み干すタイプのスープであるようだ。
大盛にしても、スープの量は同じようで、麺だけが、スープからはみ出て、てんこ盛りになっている感じであります。
まっ、スープにかなりの出汁が効いている分、少なめでも大丈夫なのかもしれませんが・・・。

このタイプの大将って、客にも叱りつけるタイプの方かもしれませんが、料理の味はいいんですよね~。地元千歳の鶏屋 かわせみの大将を思い起こします。

  •  支那そば(具なし)500円

  •  支那そば(具なし)500円

  •  支那そば(具なし)500円

  •  支那そば(具なし)500円

  •  肉そば650円

  •  肉そば650円

  •  スープは私も嫁も完食!

  •  普通の民家でなかなか分からない!

2012/08/21 更新

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