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中華そば（醤油）
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中華そば（醤油）
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中華そば（醤油）
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中華そば（醤油）
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しおそば
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しおそば
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スープ比較（中華VS塩）
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中華（醤油）のスープアップ（残り汁）
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つけそば
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つけそば（つけ汁）
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つけそば（麺）
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スープ比較（中華VSつけそば）
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ごま辛そば
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水もとても美味しい
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評価点５シリーズの６つ目が、こちらのむさし野さんであります（ラーメン部門では最後です）。
千葉は松戸の高校に仕事で行くことになり、かねてより参りたいと思っておりました、つけ麺のとみ田さんにお昼に先にお伺いして、こちらのむさし野さんに夜お伺いすることに。
新千歳空港が朝一の便に乗り込み成田空港に到着し、そこから京成線で松戸に向かいましたが、意外に時間がかかってしまい、とみ田さんに到着したのは、既に午前１１時を回っており、２５名以上待っている方がおられます。結局、７０分くらい待ってようやく念願のつけ麺にありつけ、満足して仕事も済ませ、今度は、仕事仲間の方とご一緒にこちらむさし野さんに１時間以上待つことを覚悟してお伺いします。
レビューにも書いてありましたが、門構えが小さく、正直車で行くと、見落としてしまう感じであります。私達は国道より１本中に入ったところになるのかと思い、色々と細い道にも入り込んで探すも、やはり見つからない。そこで車を駐車して、歩いて探し、ようやくお店を発見。これは、本当に分かりにくいです（笑）。
ただ、お店には誰も並んでいない。正直１時間以上は待つことを覚悟してお伺いしただけに、不安がよぎる。もしかして、お店やっていないのか・・・。
恐る恐るお店のドアを開けてみると、店内には、誰も客が入っていない。もしかすると、営業時間が変わって、まだ営業しておられないのか・・・。
店員さんに「もう営業されていますか？」とお伺いすると、「暖簾をあげている時は、営業していますよ」と少しクールなレスポンスが返って参りますが、ホッとひと息ついて、カウンター席に腰掛けます。
レビューにも多くありましたが、本当に落ち着いた空間であり、ラーメン屋というよりも、少しリッチな小料理屋的な雰囲気があります。そして、バックにはジャズが流れ、昼間お伺いした、若者層が多い富田さんとは対照的な雰囲気がありました。
そして、店員さんにお勧めをお伺いすると、「当店ではお勧めはなく、人それぞれですので」と返ってきます。かなり、こちらもクールなレスポンスなのですが、意外に「お勧めが無い」お店というのは、どれを食べても美味しいことが多い。
そこで、昼間、結構濃厚なつけ麺を頂いたので、「あっさりで美味しいものは？」とお伺いすると、醤油と塩を紹介いただく。
それでは、ということで、２人でお伺いしておりましたので、醤油と塩をそれぞれおオーダーすることに。
＜中華そば（醤油）＞
私は醤油をオーダーしたのですが、見た目から、かなり私好みのルックスであります。若干白濁しており、見た目だけでいうと、あっさりラーメンの中でも、天理の一徳さんやその他のお店とは違ったタイプかな～と思い１口。
ああああああ、関東で頂く、久方ぶりの大ヒットである。関東圏のラーメンはレベルも高く、評価点４．５級のお店は多いのですが、ここまでストライクゾーンに入ったお店ははじめてです。
まず、スープは、とても優しい味付けで、まろやか。そして、昆布の甘みや、魚介の風味もジワ～っと口の中に広がって参ります。個人的に貝柱の味がとてもしたので、貝柱が入っているかどうかお伺いすると、こちらは入っていないようであるが、実に隠し味が沢山仕込んである感じで、お見事なスープである。
そして、何よりも感動したのは手打ち麺である。この麺、私の大好きな中華そば専門 神楽さんの麺と同タイプの手打ち麺である。このつるつるシコシコの食感がたまらない！！いくらでも胃の中に入って参り、ついつい３杯くらい頂いてしまうタイプの平打ち麺である。
お店で手打ちをなされているのかをお伺いすると、こちらわざわざ青森から特注品として仕入れられているとのこと。
このタイプの麺は、正直なかなか自家製麺として手打ちすることは難しく、同タイプの麺を使用されている拳ラーメンさんも確か、特注品でオーダーされていたかと思います。（神楽さんは、お店でご主人さんが打っておられますが）
ただ、関東のラーメン屋さんで気になったところは、結構水が美味しくないお店が結構有ったことです。最近は、逆浸透式の浄水器等を導入されているお店も結構増えて参り、改善されてきているのですが、正直北海道のきれいなお水に体質が慣れてしまっている私にとっては、時折、ラーメンを頂いてお腹をこわしてしまうことも結構あります。
その意味では、水のきれいな青森で、プロの職人さんに打ってもらうというのは、送料等のコストがかかっても、麺にこだわるのであれば、最良の手段の１つかもしれませんね。
そして、チャーシューがこれまた美味しいこと！！肉に味がたっぷり浸み込んでいるのですが、濃すぎず、塩辛くなく、絶妙な味加減と食感であります。
スープ良し、麺良し、チャーシュー良しの最強ラーメンでありました。
＜しおそば＞
仕事仲間の方が食べられた塩の方ですが、少しスープを頂きましたが、これまた美味しい。１杯全部頂いていないので、何とも言えませんが、醤油よりも、若干パンチがあり、コクがある感じでしょうか・・・。一般的に塩の方が、薄口というか、味がよりソフトになることが多いのですが、こちらは塩の方が味のインパクトが強い感じでしょうか。次回訪問した際には、一杯全部食べてみたいと思います。
＜つけそば＞
ここまで来たら、当然のごとく、つけそばにも触手が伸びます。意外なことに、入店してから１５分ほどは、私だけで、他には客がおられず、ようやく、この頃に客が少しずつ増えて参ります。
それでも、まだ空いていたので、つけそばも意外に早く出て参ります。
麺はラーメンと同じ麺であり、これまた美味しそうである。つけ汁は、もちろん中華そばとは別物ですが、同じくあっさり路線で、とても食べやすい。
昼間、とみ田さんで、かなりお腹が膨れてしまい、正直夜はきついかな～と思っておりましたが、仕事仲間の方にも、少しお分けしたものの、ほとんど１人で頂いてしまいました。
＜ごま辛そば＆季節のごはん＞
つきそばを食べ終わる頃には、カウンター席は満席になり、かなり賑やかになってきておりました。こちらのお店、駅から離れていることと、駐車場が無いことから、とみ田さんほどの混雑は無いようなのですが、とみ田さんは、一見さんや観光客が多いのに比べて、こちらは、スーツ姿の方が多く、大方が常連さんのような雰囲気である。
そして、男性客の大半が、こちらのごま辛そばを注文されるのを観て、私も追加オーダーする衝動にかられるも、さすがにラーメンにつぐラーメンで、かなり胃腸が弱ってきており、次の名古屋に行ってからも、結構らーめん屋のはしごをしようと思いましたので、ここでギブアップ。
（別に大食い競争をしている訳ではないのですが）。
ただ、隣で食べておられる方が、写真撮っていいですよと言って下さったので、恥ずかしさを忍んで１枚撮らせて頂きました（笑）。ついでに、季節のごはんも。
常連さんにかなりの人気のある、ごま辛そばと季節のごはん、次回訪問時には、これに塩も加えて、全制覇してみたいです。
いや～、こだわりを強く感じる、素晴らしいお店に出会えてよかったです。また、これだけのお店で、待ち時間ゼロというのも、とてもラッキーでありました。
＜現時点でのマイあっさりラーメンランキング ベスト８ （２０１２年４月２２日現在＞
評価点５シリーズも、あと信州蕎麦のお店を１つ残すのみとなりました。これまでのレビューを読んで頂いた方には、お分かりだと思いますが、私はけっこうラーメンはあっさり好きで、昔ながらの、深みのあるラーメンを好みます。そんな、ラーメンを求めて、全国色々と歩かせてもらいましたが、現時点でのマイランキングを書かせて頂くと以下のようになります。
もしかすると、今後も入れ替わりがあるかもしれませんが、とりあえずということで。
１位 中華そば専門 神楽 中華そば （石川県）１００点
２位 金久右衛門 本店 金醤油 （大阪府）９５点
３位 青竹手打ラーメン日向屋 （栃木県）９２点
４位 味処 むさし野 （千葉県）９０点←こちらのお店です。
５位 麺屋 菜々兵衛 （北海道）８８点
６位 山崎麺二郎 （京都府）８５点
７位 拳ラーメン （京都府）８２点
８位 伊達屋 （福島県）８２点
点数はあくまでも私の独断と偏見により付けさせて頂いたもので、あっさりであることが前提になっているお店であります。つけ麺は、結構魚介の効いたパンチのあるものも好きで、なかなか比較が難しかったもので、また、つけ麺はつけ麺として、どこかで書かせて頂こうかと思っています。
＜番外編：ラーメン以外の麺類 ベスト４ （そば以外）＞
１位 沖縄そば 風遊斎 （北海道） １００点
２位 手打そば 梅乃家 （鳥南蛮 塩うどん）（北海道） ９８点
３位 白川苑 （もつ鍋ラーメン） （兵庫県） ９５点
４位 手打かすうどん 香粋一 （ざるかすカレーうどん・つけ麺の方） （奈良県） ９２点
とりあえず、マイベストが一通りそろいましたので、今後は４．０以上のお店も、５月の連休中に一気に書いていこうと思います。２００件以上たまっておりますが・・・。
あっ、評価点５シリーズの信州の蕎麦が１つ残っておりました！次は信州蕎麦ということで。