みちのく五郎さんが投稿したNatural Food Dining LOHAS（北海道/資生館小学校前）の口コミ詳細

（再訪）

久しぶりのレビューアップです。最近、出張に次ぐ出張で、全くレビューを書けず、夏休みの宿題ともいうべく、東北６県のレビューが３０件ほど、名古屋や道北のレビューも３０件以上たまっており、どこから書いていいものか分からないのですが、少しブレークして、この２ヶ月間で、東北以外で特に気に入った５・０の評価のお店を３店舗ほどご紹介いたします。

最初にご紹介するのは、再訪になるのですが、こちらのロハスさんであります。こちらのお店は、店舗が最近移転し、何と私の大好きな赤星の真向いにオープンされました。もともと、こちらのロハスさんのオーナーさんも、かなり赤星のラーメンがお好きだったので、それが理由でこちらに移転されたかどうかは分かりませんが、ラーメン好きな方にとっては分かりやすいロケーションであります。

さて、こちらのロハスさんの面白いのは、北海道で唯一のローフードのお店であるということです。

ローフードの「ロー」とは、いわゆる「低い」という意味の「low」ではなく、「生」という意味での「raw」を意味します。

ですので、ローフードというと、カロリー控えめな健康食的なイメージがありますが、そうではなく、火を通さず、生のまま頂く料理だということです。何でも、火を通さないと酵素の類をを生きたまま体内に取り入れることができるということで、かなり健康にいいということであります。

まあ、普段からラーメンや麺類ばかりを食べている私が、健康のことを語るのはどうかとも思いますが、こちらのお店、単なる自然食の部類ではなく、基本的に何を頂いても美味しいのです。

私の頭の中では、「体にいいものは美味しくない」という方程式がありまして、普段から野菜を食べない方で、いつも嫁に叱られているのですが、こちらのお店の一番のおすすめは、何といってもスイーツ類であります。

こちらのスイーツ、基本的に、何を食べても抜群に美味しいのです。私は、もともと関西の出ということもあるのですが、北海道のスイーツは全体的に、私にとっては少し甘く感じ（お店にもよりますが）、結構、ラーメンを食べた後に、スイーツの有名なお店も多数お伺いしているのですが、なかなか印象に残るところが少ないのです。

そんな中で、こちらのロハスさんのスイーツは、「すべて砂糖、乳製品、卵を使用せずに焼かないで作ったロースイーツ（生のスイーツ）」ということで、「砂糖の代わりに使用している甘味料のローアガベシロップは精製した砂糖と違い酵素が生きているため血糖値を上げない」（オーナーさんの言葉）と言われています。

スイーツを頂いても、血糖値を上げないなんて、何と夢のような食べ物でしょうか！そして、それなのに、すこぶる美味しいと来ます。女性もさることながら、これは結構男性がはまるスイーツではないかとも感じております。

そして、生きた酵素がたっぷりと言われるナッツやカカオがふんだんに使われており、消化にもやさしく、太りにくいと言われています。
単にカロリー控え目なスイーツなら、世の中にごまんと存在していますが、必要十分な自然な甘さを感じつつも、クドくなく、いくらでも食べられてしまうスイーツ達。これは、もう最高評価の５以外は無いように感じています。

実際、こちらのオーナーさんは、ローフードを学ぶためにアメリカに留学され、日本で最初にローフードを紹介されたお一人で、まさしくローフードの日本のパイオニア的存在でいらっしゃいます。また、ロースイーツの様々なレシピ本なども出版されており、名実ともに、日本で最も本格的に、美味しいロースイーツを含むローフードを提供されておられるお店だと言えます。

もちろん、スイーツ以外のメニューもとても美味しいのですが、個人的には、スイーツがあまりに素晴らしく、正直、ロースイーツカフェがメインで、その他のメニューがおまけ的にＰＲした方が、お店自体は繁盛するだろうな～と思いました。といっても、最近、毎週のように、テレビ番組で取り上げられておられるこちらのお店、かなり繁盛しているようですが、長期的に観れば、やはりこちらのお店はスイーツを看板にされた方がいいのではと思っています。

ただ、そんな中、何と面白い十割そばなんていうメニューも新しく出てきました。最初は、「どうして蕎麦？？？？」と思っておりましたが、おそらく、オーナーさん麺類も結構お好きな方でおられたので、どうしても出されたいメニューだったのでしょうね（笑）。こちらの蕎麦、十割そばで、ワンコインで頂けます。また、数量限定の北海道知床産の十割蕎麦は、農薬や殺虫剤等を一切使用せずに栽培された有機栽培の蕎麦粉を使っておられるのですが、私はノーマルの蕎麦と両方を食べ比べましたが、数量限定の方が、かなり自分の好みでありました。おいしかったです。

最終的に、嫁と四女と私で、かなりのメニューをいただき、量的には、かなりのものを頂いてしまいましたが、スイーツをこれだけ食べたにも関わらず、まったく胃もたれせず、夜になると、お腹がクークー鳴ってしまうほどに、消化が良かったですね。

是非、北海道のラオタの皆様、赤星でラーメンを頂いた後に、ロハスでスイーツ食べて、体を美味しく労わるというのは、如何でしょうか？辛口の嫁も、こちらのお店は最高評価の５でありました。特に嫁は、自分で結構スイーツを作るので、スイーツにはうるさい方なのですが、大絶賛でありました。他とはなかなか比べるのが難しいですが、是非スイーツ好きな方は、一度ロースイーツにチャレンジしてみて下さい。
１歳半になる四女も、美味しいスイーツに大満足でありました。幼児にも安心して与えられるスイーツとしても、有り難い存在ですね。

これからも、ローフード旋風を起こしていってもらいたいものです。！頑張って下さい。

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＜初訪＞

（まえがき）

今回から３回連続で、珍しくヘルシーシリーズとして、健康を考えたお店をいくつか回りたいと思います。
というのも、最近ラーメンや麺類が多く、ついつい出張に行くと、ラーメンを連食してしまい、血圧、脂肪値ともに、危険ゾーンに入ってきており、自分でも焦ってきたことにあります。

特に、子供達の夏休みに合わせて東北に帰省し、かなり無理な食事をしたのがたたり、未だに体調が優れず、今に至っています。
そんな中、親しい友人達が、癌や脳梗塞などで、次々に入院することがあり、次は私か・・・と、不摂生な食生活を省みることに。

こちらのお店は、珍しく、家内が札幌で会合を持った時に、その会合の会場となったお店だそうで、ラーメンばかりでなく、たまにはこういった健康にいいものを食べてくるようにと、以前から薦められていたお店でありました。

私も、札幌に行った際には、お伺いしようと、何度も試みたものの、どうしても、ラーメン好き、肉好きな私は、足がこちらに向かず、気が付けばラーメン屋で麺をすすっている・・・というパターンになっていました。

ローフードというと、それまでの私のイメージは、草食動物のように、美味しくもない野菜を、無理に口の中に押し込め、飲み込むといった、辛いイメージであり、果たして、そのような私の中の既成概念を払拭することができるのだろうか・・・。

（ローフードについて）

まず、なかなかお店にたどりつけませんでした。私のカーナビが古いせいもあるのですが、住所でうまく検索できず、iPhoneの食べログアプリを用いても、若干地図の目的地がずれており、１０分くらいウロウロしてようやく目的地に到着いたします。

お店は、こじんまりしていて、落ち着く感じの店内であり、１人で行っても、全く問題ない感じであります。ヘルシー志向のお店ということで、女性の方ばかりの満員状態だったら、入り難いな～と心配していたのですが（笑）。

カウンター席に座ると、メニューを見ずに、野菜カレーありますか？と尋ねます。「カレー類は当店では一切扱っておりません・・・」と困惑気味の店員さん。

そうなのである。私は、ローフードの意味を全く理解していなかったのである。「ロー」とあるくらいだから、低カロリーの「低い（＝low）」という意味での「ロー」だと勝手に解釈してしまい、カレーを注文するという恥ずかしい行為に出てしまったのであるが、これは、法律を意味する「law」でもなく（笑）、実は、「生（なま）」を意味する「raw」だったのですね。

つまり、可能な限り、火を通さず、生のままでいただく料理という意味なのだが、ローフードをウィキペディアで検索すると以下のようになる。

ローフード（英語：raw food）とは、加工されていない生の食材を用いた食品、あるいは食材を極力生で摂取する食生活（ローフーディズム）のことである。リビングフード (英語：living food）とも呼ばれる。全食事の60-100％がローフードであれば、ローフーディズムの実践者であると考えられる。ローフーディズムは植物性食品のみを食べるローヴィーガニズムと混同されることが多いが、ローフードの実践者の中には、生であれば、動物の肉や、その他の動物性食品を食べる者もいる。
食物が持つ、加熱によって失われがちな酵素やビタミン、ミネラルなどを効率よく摂取することを目的とする。 ただし、酵素が破壊されないとされている摂氏48度以下でならば加熱してもかまわない。
（ウィキペディアより）

ということで、カレーは撤回して、お奨めのお料理をお伺いすると、一通りのメニューが幅広く楽しめる、デトックス・ローフード・プレート（１５８０円）がお奨めだという。ただ、ローフード入門として、低価格で挑戦するには、トライアル・ローフード・プレート（７８０円）もあるようなのであるが、こちらのお店はスイーツが高い評価でありましたので、スイーツが色々と付いてくる、デトックスの方でお願いします。ちなみに、「デトックス」とは、最近では良く使われるようになったが、「体内から毒素や老廃物を取り除く」、「解毒」を意味する。

（デトックス・ローフード・プレート）

実際、お料理の方は、玄米のおにぎり以外は、一切火を使っておられないという。さて、お味の方は・・・・。

注文してから、すぐにお料理が出てくると思いきや、意外に時間がかかります。業務用のミキサー等も使い、下準備に時間がかかるようですね。丁寧に準備されている感じであります。

そして、プレートが登場いたします。

おおおお、本当に健康そうなルックスでありますね。味の方は・・・。

とても、食べやすいです！もっと、野菜野菜した感じの、食べ難い感じを予想していたのですが、熱を加えていないにしては、味付けも良く、どんどんいける感じです。特に野菜の多く入った「生ナッツの巻き寿司」などは、食べ難いかと思いきや、野菜嫌いな私も、美味しく頂けました。

また、大食漢の私には、こちらのプレートで足りるか心配であったのですが、結構見かけ以上に満腹になれる内容でありました。

特に一番感動したのは、スイーツ２種であります。ローチョコレートタルトとローチーズタルト・・・。もちろん、小麦粉を使った生地はなく、火も使っておらず、冷蔵庫で冷した状態で固めてある感じなんですが、これが、何とも美味しい！！
白砂糖も乳製品も使わずに、ここまでの味を表現できるものなのですね。他のレビュアーさんも絶賛されておられましたが、こちらのお店はスイーツだけでも、かなりのレベルの高さであります。

また、ダイエット中の方や、メタボが気になりはじめている私のような人間にとっては、美味しく、身体に優しくスイーツがいただけるというのは、有り難い限りであります。

見た目は大きくないですが、小麦粉の生地が無い分、密度が高く、ずっしりした感じで食べ応えがあり、スイーツを食べ終えた頃には、かなりの満腹感がありますが、もちろん胸焼け等は全くしておりません。

いや～、美味しかったですね。別に今回は美味しさは追及していなかったのですが、思わぬ得をした気分です。評価点は当初は「４」を考えていたのですが、食後、「酵素」の働きが活発になったのか、かなり身体の調子がいいのです。いつもは、食後は喉が渇き、結構眠気が起こるのですが、いずれもなく、身体が軽くなった感じでしょうか。私の場合、結構サプリなども好きで、かなり色々と飲んでいるのですが、体感が出やすいのです。
逆にラーメンでも、スープが古かったり、素材が悪かったりすると、すぐにお腹を壊してしまうデリケートさがあるのですが、いいものを食べてもすぐに身体に出るタイプなんです。

後味の良さ、体調云々のことを考慮にいれて、４ではなく、４．５という評価にさせていただいました。もちろん、この分野の料理は好き嫌いがはっきり出ると思いますが、身体に優しいサプリメントをいただくつもりで、是非一度試してみられてはいかがでしょうか？

特にスイーツはお奨めです！！

（追記）

尚、こちらのお店のオーナーさんは、アメリカにローフードの勉強をするために、留学をなされ、ローフードの認定資格のようなものを取得されているようです。そのような、資格があるのも全く知らなかったのですが、北海道で唯一本格的なローフード専門店といえるでしょう。
これから、ラーメン１０杯食べたら、こちらのプレートを１皿食べるようにしたいと思います（笑）。
それにしても、こちらのお店のレビューには、いつもおなじみのメンバーは、誰１人おられませんでしたね（笑）。たまには畑違いも面白いものです！