みちのく五郎さんが投稿した13湯麺(千葉/元山)の口コミ詳細

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みちのく五郎 (50代後半・男性・京都府) 認証済

この口コミは、みちのく五郎さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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13湯麺元山/ラーメン、ダイニングバー

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2013/04 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

麺・スープ・CP共にトップクラス。淡麗系にはたまらない一杯でありました。

<はじめに>

木更津の白河ラーメン みちのくで、白河ラーメンを堪能した私は、再び松戸に戻り、仕事を1つ終え、ラーメン屋を3軒回ることに。最初は、松戸に、とら食堂の支店があることを思い出し、昼間食べた白河ラーメンと味比べをしようと思いたち、早速とら食堂 松戸分店にお伺いしてみることに。
すると、何と臨時休業・・。渋滞の中、時間をかけてお伺いしたにもかかわらず、日・月の連休を取られておられる。
かなりのショックを受けましたが、あまり白河ラーメン比較など、しない方がいいのかとも思い、気を取り直し、もう1店、どうしてもお伺いしたかった、こちら13湯麺(かずさんとんみん)にお伺いすることに。
車で20分程走り、到着ですが、シャッターが閉まっており、看板の電気も消えている・・・。またもや、臨時休業か・・・・。
店内を覗き込むと、人影があり、お客さんらしき方が、ラーメンを食べている。もしかすると、貸切でラーメンパーティー?などしているのだろうか・・。とずっと覗き込んでいると、女将さんが出てきて、「どうぞ」って、店内に入れてくれました。やってたんですね・・・。閉まっていたシャッターは、隣のお店のもので、看板の電気は単に付けるのを忘れておられただけだったという。
それにしても、有名店にも関わらず、カウンターに5名程度しか座れない位の、とてもこじんまりしたお店でありましたが、何となく、とても美味しいラーメンにありつけるような予感が・・・。

<元祖とんみん(400円)>5.0

メニュー表は、何とお米の袋の裏側に書かれたもので、何とも味がある。予想以上にメニューが多く、お勧めをお伺いすると、まずは、元祖とんみんを食べてみればと大将さん。確かに、食べログのレビューでも、こちらの元祖とんみんのレビューが圧倒的に多く、評価も高い。それではということで、こちらの元祖とんみんをお願いします。
それにしても、いまどき、ラーメン一杯400円とは、何とも安い。20年前から価格改定を行っていないということらしいのだが、自家製麺であることと、チャーシューなどを入れていない素ラーメンということで、この価格が実現しているそうです。
程なく、元祖とんみんが参ります。
おおお、何ともシンプルなルックスでいて、何とも美味しそうではないか!

早速スープを頂きます。
これは、何ともマイルドでかつ、必要十分な旨み成分とパンチ力を備えるハイレベルなスープであります。
普通、ここまでマイルドに仕上げていると、1口目は味気なく感じることが多いのですが、旨みを感じながらも、塩辛くなく、最後まで飽きずに頂けます。

そして、をすすりますが、これがまた美味しい!
スープだけで観ると、全国には同レベルのクラスのスープにたまに遭遇することもあるが、麺だけでいうと、かなり突出したものを感じます。
いや、この麺とスープのコンビネーションが絶妙なのである。
この麺の為に作られたスープというか、このスープのために作られた麺というか、とにかく、これだけ麺とスープが完全にマッチしているラーメンも珍しい。
麺自体は、とてもムッチリしていて、柔らか目なのですが、程良いコシがあり、口の中でスープと絡んで、何とも言えぬ噛み応えと喉越し・・・。
この麺は、なかなか自家製麺で表現するのは、難しいと言っても良いレベルである。
実際にお伺いすると、こちらの大将さんは、もともとチャルメラシリーズで有名な明星食品の、「生麺」の開発部におられ、長年にわたって、麺の研究をしてこられた方なのだ。小麦粉の配合、ブランド選定も含め、麺の太さに従って、使う小麦粉を使い分け、「この麺には、〇〇製粉のこれが一番いい」と、色々と教えて下さいました。
なるほど、麺開発のプロ中のプロが、独立して更に試行錯誤を繰り返し、生まれたのがこの麺だったのですね。これは美味しいはずです(笑)。

<光麺(200円)>4.8

速攻で、1打者目の元祖とんみんを平らげた私は、「次に頂くのでしたら、何がいいでしょうか?」と2杯目についてお伺いする。すると、とんみんと同じ細麺でかつ、汁なし麺である、こちらの光麺(こうめん)を勧められます。
それにしても、今度は200円であります!いくらスープが無いからと言って、200円というのは、私は初めての領域かもしれません(笑)。
そして、程なく、光麺が登場します。観るからに美味しそうであります。
麺は、元祖とんみんと同じ麺だと言われたのですが、スープが無い分、全く伸びていないというのもあるのでしょうが、より麺が細く感じられます。また、コシも加わり、何とも美味しいではないか!それに、辛み香辛料も、全く塩辛くなく、程よい旨み成分が、麺と絡み、絶妙な美味しさに早変わり。好きな人は、これを5杯くらい頼まれる方もおられるという。

<ねぎラーメン(600円)>4.3

光麺を頂いた段階で、この店は、何を食べても美味しいのだということを悟り、この日は、他の店に行くのは、諦め、力尽きるまで食べ続けることを決意する。そして、光麺の次は、何がお勧めかとお伺いすると、隣に座っていた常連さん数名が、「ねぎラーメン」「ねぎラーメン」とお二人が連呼され、常連さん達は、このネギラーメンが一番お好きだと言われる。それではということで、ねぎラーメンをいただくことに。
実際出て参りますと、かなりの量のネギ・ネギ・ネギ!!
私は、実はあまりネギが好きでなく、ネギラーメンはご法度だったのであるが、このネギはかなり食べやすい。辛すぎず、ネギの良い香りは十分に残しながらも、私のようなネギ嫌いであっても、美味しく頂けました。逆にネギの甘みが良く出ており、とても食べやすかったです。
ただ、ネギ油も結構入っているようで、3杯目にしては、少し胃袋に応えて参ります。

<焼そば(550円)>4.1

ねぎラーメンを平らげた私は、まるで大食い大会でもやっているような雰囲気になり、周囲の常連のギャラリーの皆さんに次なるおすすめをお伺いします。ここでカレーラーメンも実はかなり美味しいらしく、それを勧められるも、それはさすがに4杯目にはヘビーだろうということになり、締めにやきそばをいただくことに。
締めに焼きそばって、全然締めとちゃうやんか!と思いつつも、こちらの焼きそば、程よく御酢が効いており、意外に満腹でも食べやすい。ただ、お隣の常連さんに、少し手伝ってもらいながら、何とか完食する。

<ホルモン>

焼きそばを少し分けてもらったということで、お隣の常連さんに出てきたホルモンを少しおっそ分けしてもらいます。一口、二口食べただけですので、評価は控えますが、とても良く味が浸みていて、柔らかく食べやすかったです!

<餃子(1個80円)>


焼きそばが締めだったはずなのだが、焼きそばを頂いて、お腹が少し落ち着いてきます。そこで、こちらもお勧めといわれるTHE餃子を3個お願いすることに。3個だけ注文するのも申し訳ないということで、お隣の常連さんも追加で3個注文されます。もう、ここまでくると、常連さん達と、かなりの御友達状態であります(笑)。
こちらの餃子、野菜も肉も程よく入っており、ジューシーでとても美味しかったです。超満腹だったので、味の評価が難しくなってきておりましたが、こちらも是非お勧めしたいと思います。

<総括>

いや~、1人で本当に良く食べたものである。私の理論でいうと、ある一定以上美味しいものを頂くと、脳から快楽物質が放出され、それが食欲中枢を刺激し、消化も助けるようである。実際、最近は、食欲そのものは減退気味で、普通はラーメン1杯が限界であったのだが、その満腹中枢を麻痺させてしまうくらいに美味しかったのだと思います。
どれも美味しかったですが、やはり、400円でいただく、元祖とんみんは、一歩上を行く至高の一杯だと言えると思います。淡麗好きな方には、是非お勧めしたいと思います。
これだけ食べても、食後の胸やけもなく、お腹を壊すこともありませんでした。本当に美味しかったです!


  • 元祖とんみん(400円)

  • 元祖とんみん(400円)

  • 光麺(200円)

  • 光麺(200円)

  • ねぎラーメン(600円)

  • ねぎラーメン(600円)

  • ねぎラーメン(600円)

  • 焼そば(550円)

  • 焼そば(550円)

  • ホルモン

  • Theぎょうざ(1個80円)

  • Theぎょうざ(1個80円)

  • 一人で良く食べたものだ・・。

  • 大将は元明星の生麺の研究者。また、サンバのプロフェッショナル!

2013/04/11 更新

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