みちのく五郎さんが投稿した鬼怒川 竹やぶ(茨城/新守谷)の口コミ詳細

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グルメハイになれるお店を中心に紹介します。

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みちのく五郎 (50代後半・男性・京都府) 認証済

この口コミは、みちのく五郎さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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移転鬼怒川 竹やぶ新守谷、小絹、守谷/そば

1

  • 昼の点数:5.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2014/01 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

東海・信州・関東周遊紀行⑤  全て良し!言葉で語り尽せぬ蕎麦。

<はじめに>

<愛知→岐阜→長野→★茨城→神奈川→山梨→静岡→愛知>

今回のツアーのレビューについては、いつもマイペースなアップである私であるが、今回は異例のスピードでレビューアップを進めてきました。
その全ての理由は、こちらの竹やぶさんのレビューを、味覚として脳に刻まれている間に、1日も早くアップしたかったことに他なりません。

もともと、こちらのお店は、マイレビュアーで、佐野ラーメンめぐりまでご一緒頂いた、「むんじ」さまが絶賛されるお店であり、ここ数か月、行きたくて行きたくて、かなりうずうずしていたお店でありました。
地図で見ると、長野から茨城は、それほど遠くないようなイメージだったのですが、実際に車で走ってみると、かなりの長距離でありますね!
それでも、水戸で一泊し、朝一でこちらの竹やぶさんにお伺いすることに。(結局、水戸でのミーティングが流れ、何のために水戸に宿泊したのか・・・という感じでしたが・笑)。

水戸から竹やぶさんまでは、これまた50kmくらい離れており、思ったよりも時間がかかりますが、何とか開店30分前に到着であります。
有名店につき、駐車場も既に一杯ではないかと心配しましたが、私がダントツの1番目(笑)。その後も、2番目はなかなか現れず、お店の前で10分くらい座って待っておりました。

「竹やぶ」という屋号の通り、お庭や周囲には、竹やぶがたくさん生えております。いいですね~京都は嵯峨野の竹やぶも好きですが、竹林というのは、どこか空気を綺麗にしてくれ、心まで洗い流してくれるような気になります。この日は比較的に暖かったこともあり、神社や神殿に入る前に身を清めるがごとく、とても荘厳な雰囲気の中で、静にお店の門が開くのを待ちます。

すつと、開店時間の10分前でありましたが、店主さんが出てきて下さり、どうぞ店内でお待ち下さいとのこと。
嗚呼、何ていい人なんだろう。お顔を拝見しているだけで、こちらの店主さんからにじみ出るやさしさと、蕎麦の霊にとりつかれているがごとく、職人技を醸し出しそうな、独特な職人魂的なものを感じ取ります。これは、かなり期待できそうなお店であります。

そして、店内に入って、またため息が出ます。とても明るい店内からは、鬼怒川の雄大な流れが一望できるではないか!!
これは素晴らしい!京都の鴨川で床もいいが、こちらは少し田舎の景色も楽しめ、どこか時が止まっているような錯覚にすら陥ります。

もう、私の心は清められ、いつでも、蕎麦を受け入れる体制が整います。

一応、店主さんにお勧めをお伺いすると、1)そばがき、2)せいろそば、3)田舎そばの3つであり、私もそれを頂こうと思っておりましたので、確信を持って、そちらをオーダー致します。

<そばがき(1070円)>

他の蕎麦と比べると、少し割高のように感じたそばがきでありましたが、実際に目の前にその姿を垣間見、一口、口の中に含んだ瞬間に、値段の理由も分かり、1070円でも安いように感じました。
もう、これまでに頂いた、そばがきの中でもダントツに一番美味しかったです。そばがきに限って言えば、奈良のも素晴らしかったですし、他にも美味しいお店は多々ございましたが、こちらのそばがきは、入魂されているがごとく、生命をすら持っているかのごとく、躍動感があり、蕎麦の香りと旨みを、体全体で味わえるような、もう、言葉では尽くしがたい素晴らしさであります。
もう、そばがきを頂いただけで、グルメハイ状態になり、もう、ため息の連続。

<せいろそば(750円)>

そばがきを完食して、放心状態になっておりますと、すぐに、せいろそばが参ります。こちらは十割なのですが、とにかく蕎麦の香りが素晴らしい。もう、食べる前から美味しいことは当たり前・・・。どのように味わってみるか・・・。しばらくは、つけ汁を付けずに、蕎麦だけを静かに頂きます。ゆっくり、ゆっくり、優しく口の中に含み、喉の奥で更に、蕎麦を感じる。いいな~。
そして、つけ汁に付けて頂くのも、もちろん何とも美味しい。私のストライクゾーンど真ん中のつけ汁であります。

<田舎そば(850円)>

せいろそばを静かに食べ終えた私は、もう蕎麦の霊にとりつかれているがごとく、静に目をつむり、最後の田舎そばが出てくるのを待ちます。そして、受け入れ準備が完璧と思えたその瞬間に田舎そばが出て参ります。
おおおお~、こちらも十割なのですが、十割に思えないような、見事なルックス。
お味の方は。。。。。
嗚呼、これまで頂いた、そばがき、せいろそばが踏み台となり、最高のクライマックスがやって参ります。
もう、最高の田舎そばでありますね。もう、涙が出そうであります。この食感、のど越し、香り・・・、どれを取っても超一流であります。

<総括>

もう、総括できないくらいに感動を覚え、評価点5強どころか6でも7でも差し上げたいくらいであります。
極度にグルメハイになり、その後、味覚が料理に付いて行けず、ため息の連続でありました。そして、最後の田舎そばでようやく私のつたない味覚も、蕎麦の域に達し、初めて出会えた、運命の人的な喜びと感動に包まれました。
もう、自分でも何を言っているのか分かりませんが、店を出る前に店主さんが出てきてくれたのだが、もう、店主さんの顔を観て、泣きそうになりました(笑)。こんなに、やさしい気持ちになったのは、久しぶりでありますね。
もう、私の蕎麦の聖地となりましたね。年に1回は巡礼したいものです(笑)。むんじさん、本当に素敵なお店を紹介下さり、ありがとうございました。

  • そばがき(1070円)

  • そばがき(1070円)

  • せいろそば(750円)

  • せいろそば(750円)

  • 田舎そば(850円)

  • 田舎そば(850円)

  • 蕎麦湯

  • テーブルからは鬼怒川が見下ろせます。

  • お庭には竹やぶが広がっております。

  • 店主は穏やかでもてなしの精神にあふれた方でありました。

2014/01/30 更新

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