みちのく五郎さんが投稿した風遊斎(北海道/ひばりが丘)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

グルメハイになれるお店を中心に紹介します。

メッセージを送る

みちのく五郎 (50代後半・男性・京都府) 認証済

この口コミは、みちのく五郎さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

風遊斎ひばりが丘、上野幌、新さっぽろ/沖縄そば、沖縄料理、創作料理

2

  • 夜の点数:5.0

      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:5.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
2回目

2019/08 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

カリー ヌ スパはマイ麺類最強でした。

<はじめに>
北海道から岐阜に転出してから早4年の歳月が経ちますが、約2年振りにこちら風遊斎に舞い戻ります。
三女と三女の友人を含め4人でお伺いします。北海道に戻ったら、必ず行きたいお店がこちらの風遊斎と千歳の梅乃屋さんだったのですが、梅乃屋が完全閉店した今となっては、こちらの風遊斎のみが、北海道に戻った際の唯一の楽しみとなりました。
そんな、風遊斎さんなのですが、営業時間のハードルが結構高く、北海道に戻ってもなかなかお伺いできなかっただけに、今回はかなり期待大であります。
こちらの風遊斎の大将さんは、もともとはカレーのお店を出そうと考えておられたくらいにスパイスの研究を重ねてこられた経緯もあり、ここのカレーは頂く前からレベルが高いことが容易に想像できます。
ということで、私は、カレーソーキそばと言えるカリー ヌ スパとカリィライスをオーダーしまして、娘たちはデフォルトのスープが味わいたいと、お肉たっぷりなカメ カメースパを頂くことに。

<カリー ヌ スパ>(カレーソーキそば)
本来曜日的にこちらのメニューを頂けない日だったのですが、久方ぶりにお伺いしたこともあり、無理を言って作って頂けました。もともと、こちらのソーキそば、全国でもトップクラスのクオリティで、本場沖縄に行っても、このレベルのソーキそばなかなか頂けないと思います。詳しくは、以前のレビューをご覧下さい。
そのトップクラスのソーキそばに、店主がこだわり抜いたカレーが盛り付けられたこちらの一杯。。。最高です。
もう、素晴らしいとしか言いようがない。これまで、様々なカレーうどん、カレー蕎麦、、カレーラーメンを頂いて参りましたが、その中でもダントツというか、カレーに関わらず、麺類全ジャンルでトップクラスの出来かと思います。

<カリィライス>
こちらのカレーライスも、店主がこだわり抜いた一品なのですが、上記のカリー ヌ スパの出来があまりにも高かったことから、相対的にカリー ヌ スパの方が印象が少しいい感じがあります。とはいっても、バランスのとれたスパイス配分を含め、どれだけ時間をかければこれだけのカレーができるのかと想像もできない程です。

<総括>
北海道なのに、日本でも最も美味しくソーキそばを頂けるお店として、心からお勧めできる名店中の名店です。北海道でどのお店が一番好きかと聞かれれば、躊躇なくこちらの風遊斎を挙げられます。カレー好きはもちろんのこと、カレー嫌いな方でも、こちらのカリー ヌ スパを頂ければ、価値観が変わるかもしれません。かなり、暑苦しいレビューになったかもしれませんが、今度こそ、今年最後のレビューとして、納めたいと思います(笑)。
店主さん、昨年大病を患われたようですが、どうかどうか末永くお店を頑張って下さい!

  • カリー ヌ スパ

  • カリー ヌ スパ

  • カメ カメースパ

  • カメースパ

  • カリィライス

  • カリィライス

2019/09/26 更新

1回目

2012/05 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

総合評価5強!これは、素晴らしいの一言!!新メニュー発見!つけ麺もはじまるようですね!

2012年7月14日

今日から中国地方のレビューに戻ろうと思っていたのですが、本日、関東から来ておられる客人お二人を連れて、札幌で超お気に入りのこちら風遊斎さんにお伺いし、念願の期間限定のつけ麺をいただき、どうしても先にアップしたく、ご容赦下さい。

最近、いわゆるセットメニューがとても人気だそうで、定番のイチオシの炙りナンコツソーキに、角煮カツ飯と一品料理が付いたガチマヤ定食がよく出るようだ。同席した私以外の客人は、そちらのセットメニューをオーダーする。

私は、もちろん、期間限定のつけ麺であります。

この日、実は営業日では無かったにもかかわらず、かなり無理をしてお店を開けてもらったようである・・・。本当に申し訳ない。

ということで、客は私達以外にはおられなかったが、少しお待ちして、セットメニューとつけ麺がほぼ同時に参ります。

セットメニューは何度も頂いていたので、それほど驚きは無かったが、つけ麺のインパクトは相当なものである!緑色の麺と、真っ黒な麺が、チョイグロっぽく横たわっているではないか!!今まで色々と麺類は頂いてきたが、このコントラストは珍しい!緑と黒である!!(笑)。

さて、お味の方は・・・・。

なるほど、これは意外に美味しい!!黒色の方は、イカ墨で、緑色の方は、がごめ昆布だと言われる。墨に昆布!なんともヘルシーな発想である。何でも、女将さんが癌家系らしく、がん予防の意味で、出来上がったメニューらしいのだが、これに、ゴマタレ風味のつけ汁で頂きます。

つけ汁の方は、ゴマがもちろん前面に出てきておりますが、ゴマのわりには、クドくありませんでした。何でも、相当工夫されておられるようで、お酢などで酸味を加えておられるわけでもなく、内容物に関しては、企業秘密とのことです(笑)。

もっと、食べにくいかとも思ったのですが、意外につるつると、あっという間に完食。お腹の方も、程よい満腹感で、物足りなさもない。

とても、とても後味の良いつけ麺でありました。イカ墨の方は、相当麺に練りこんでありますね。何でも、数日後のトイレで黒い物体を見ることになるでしょうとオーナーさん。見ても驚かないようにとのことでした(笑)。もちろん、トイレで見ることになる黒い物体は写真アップしませんが(笑)。即刻、削除命令が来るでしょうね。

ということで、超ヘルシーで美味しいつけ麺でありました。重ねて、ご無理を申し上げ、お店を開けていただき、感謝申し上げます!

-----------------

2012年5月9日

お昼のラーメンに餃子と麺 いせのじょうさんで一杯頂いて、そのまま、久方ぶりの風遊斎さんにお伺いします。
こちらのお店は冬季休業されていて、春に営業されてからも、なかなか札幌に行く機会がなく、待ちに待った訪問であります。
流石に、ラーメンと餃子を食べてお伺いしましたので、軽く沖縄そばを頂こうと思っておりますと、何と新メニューがあるではないか!!
とことん気に入ったお店に関しては、全メニュー制覇しなければ気がすまないタイプで、満腹であるにもかかわらず、ボリュームがありそうな、新メニュー「カリーDEガンジュー(1000円)」をオーダーいたします。

約半年振りにいただく、風遊斎のお料理。その間、本場沖縄で沖縄そばめぐりも行い、現地で沖縄そばがどのように食べられているかも体験することができました。風遊斎さんの沖縄そばは、かなり食べやすく、沖縄でよくいただく、ワシワシとしたあの少しざらつきのあるタイプの麺とは、かなり異なります。あれは、あれで沖縄の文化を反映しており、美味しいのですが、やはり私はこちらの麺が最高に美味しく感じられます。

こちらのお店、お味の方は、とっても美味しいのに、意外にそれほど混雑しません。やはり、住宅街にあるお店ということで、立地条件的には、悪く、行列がすごくて、座れないということはありません(週末は少し混雑するようですが)。

丁寧に丁寧に作られた新メニューが出てまいります。おおおお、これは色とりどりで美味しそうである!!

あああ、このカレーのあんかけ風のとろり感が素晴らしい!カレー好きの私にはたまらないメニューかもしれません。私、結構猫舌ですので、熱々のスープで頂くよりも、こういった形で、カレー焼きうどん風に頂くのはいいかもしれません。

店主の方と、楽しく語らいながら頂き、気が付けば完食しておりました。やはり、美味しいものは、別腹でいただけるものですね。
後味もすこぶる良く、消化も早かったです。野菜不足でありましたので、たまには、身体のメンテナンス的にも、美味しくヘルシーなこちらのメニューは重宝しますね。出産直後の嫁にも、食べさせてやりたいです。
それにしても、沖縄そばのスープと同じスープがセットで付いてきますが、やはりこのスープ本当に美味しいですね。
生姜や、ニンニクといった、特定の何かが前に出るわけでなく、野菜や豚、鶏がらなど様々な具材が見事に調和して、1つの味を形成しています。

音楽に例えると、ピアニシモPPの表現が見事なんです。最近は、北海道も温度や湿度が例年になく変動的で、塩加減がとても難しいようなんです。正直、温度や湿度で、塩加減で悩んでおられるお店は本物です。この本当に些細で微妙な味の違いに、とことんこだわり、ピアニシモを見事に奏でられるお店は、なかなか少なくなってきているようです。
音楽も、アナログからデジタルに移行し、ダイナミクスが向上し、ノイズは除去されたものの、どこか物足りたい私でありますが、ここのお店は、アナログ時代の、懐かしく繊細で、いとおしくなるくらいの、洗練された味の美しさが存在します。

これまで、全国、色々なお店にお伺いさせて頂いて得た結論は、基本的には、和食職人のキャリアを長く持った方の料理は、やはり美味しいということでありました。北海道のラーメンの最高峰といえる麺屋 菜々兵衛をはじめ、ラーメン業界で、地域トップのお店の多くが、やはり、職人としてのキャリアを長くお持でであることが多い。

しかし、こちら風遊斎のご主人は、もともと建築家であり、料理の世界は、引退後はじめられたという。これだけの、味の表現力が出来る方が、職人暦、また修行暦が無いというのは意外であるのだが、建築家やアーティストの場合、やはり、「こだわり」という点で、修行を積んだ職人と同じスタンスがあるようで、舌さえしっかりした方だったら、短期間でも、この味に到達できるのかもしれない。

音楽も建築も料理もアートという広い概念で考えると共通する部分が多いのかもしれませんね。本当にこのような素晴らしいお店に導いてくださったmacponさんにも感謝であります。

来月からは、つけ麺も登場するそうで、これは楽しみであります!また、本日頂いた「カリーDEガンジュー」も私で2人目だそうで、何か嬉しいものがあります。つけ麺も絶対に食べにきます。また、味はかなり改良されたものの、店主が麺の打ち方などを勉強されたという、沖縄のてんtoてんには、是非行ってみたいものである。最近、手打ちの麺が少なくなったという沖縄そば。そんな沖縄そばを、極限まで極めた一杯がここ北海道でいただけるというのは、「幸せ」の一言につきます。

実は、今月から、かなりの繁忙期に入り、しばらくレビューがアップできそうにありません。7月までお休みする形になりますが、また皆さん宜しくお願い致します!


<訪問2回目、3回目>

久方振りのレビューアップです。こちらのレビューもフロリダに行く飛行機の中で書いていたのですが、現地でかなり忙しくなり、やっとアップさせて頂きます!
最近、最もヒットしたお店の1つとして、こちらのお店があります。
初訪から数えて、約1週間で3回もお伺いして、平日頂けるメニューは一通り頂くことができました。特に3回目の訪問では、次女の誕生日のお祝として、夜の時間帯に予約を入れてお伺いすることができました(夜の時間帯は予約のみ)。
果たして、小学生の子供達や、ツワリで体調のイマイチな家内は、どのような評価を下すのか、楽しみである。

<ガチマヤ定食:アブナンソーキーすば(カレー味)>(自己評価:4.5)
初訪の際にアブナンソーキーすば(ノーマルスープ)をいただき、大変感動したことから、今回は同じアブナンソーキーすばをカレー味でいただくことに。また、セットメニューで、角煮ミニカツ飯も頂きます(セットメニューの場合、炙りナンコツソーキーは1つとなります)。
こちらは、カレー味ということで、カレーうどんのようなイメージかと思っていたのですが、カレーの味はするものの、もともとのスープの風味も残っており、少し大人のカレーという感じで、甘みはそれほどありませんでした。最後まで飽きのこない味付けで、スープも完食致しました。大変美味しかったのですが、個人的には、カレー味でないノーマルのスープの方が好みだろうか。初めてお伺いされる方は、是非ノーマルのスープで試して頂きたい。

<ガンジューすば(ノーマルスープ)>(自己評価:4.3)
初訪の際に、アブナンソーキーすばだけでなく、こちらのメニューもオーダーしようとして、量が多いので、お勧めできないと言われたボリュームメニューである。
そうである、こちらのメニューは確かにかなりすごいボリュームである。野菜の量が半端でなく、食べても食べても中から色とりどりな野菜達が出てくる出てくる。野菜不足の私には、大変ありがたいメニューである。 
スープは、ノーマルのスープにコティジャンが少し入っているようで、少し甘辛い味付けになっています。
こちらも、大変美味しい味付けなのですが、やはり私はノーマルのスープの方が好みでしょうか。好みの問題だと思いますが。

<ゴーヤ チャンプルー>(4.8)
2回目の訪問、3回目の訪問で共にいただくことに。実は、私はあまりゴーヤが苦くて苦手であまり好みでないのですが、家族、特に長女が大好物ということで、こちらをいただくことに。
ということで、私はあまり食べないつもりだったのですが、こちらのゴーヤ チャンプルーはかなり美味しいです!ゴーヤもとてもよく調理されていて、北海道の人間にあまりなじみのないゴーヤを美味しく、食べやすく調理なされています。また、上にかけられている鰹節が素晴らしい!少し厚切りの鰹は、香りよく、ゴーヤの苦みをとても上手に中和させ、絶妙な旨みを演出している。そして、さらに気に入ったのは豚肉の美味しさである。こちらも、かなり質の良い豚肉が厚切りで、結構な量が入っている。私は養豚所から、豚を1頭分購入するくらいの豚肉好きでありますが、豚肉好きが太鼓判を押す、美味しい豚肉でありました。
ちなみに、こちらのゴーヤ チャンプルーは、沖縄本土のものに比べると、ゴーヤが少し少な目で、逆に肉の量が多い。ゴーヤの苦みも抑えてあることから、ある意味、北海道仕様になっているのだが、私にとっては、これまでに頂いたゴーヤ チャンプルーの中では一番食べやすく美味しかったです。娘達も妻も大絶賛でありました。

<タコライス>(5.0)
実は、こちらのタコライスが、娘達には一番評判が良かった一品である。タコライスは、もともと、ベトナム戦争において米兵が特に沖縄に多く押し寄せていた際に出来上がったと言われており、いわゆるタコス風味のソースに、ライスをたっぷり入れて、より満腹感を得られるようにと考えられたようである。
通常、タコライスに使用される肉は、合挽きのひき肉が一般的であるのだが、こちらはひき肉ではなく、骨抜きのソーキーがすり身のような形で引きつめられており、最初はコンビーフか何かと思ってしまったのだが、ソーキーの旨みとトマトやレタスのさっぱり感が実に相性がよく、いくらでも食べられてしまう。1皿を5人でシェアーしましたら、5分もしない内に完食となってしまった。
もちろん、私も大変満足できたが、子供達の満足度は、それをかなり超えているように感じました。子供連れのご家庭の場合は、かなりお勧めの一品であります。

<ガンジューすば(カレー味)>(5.0)
既にこちらのメニューはノーマルのスープで頂いており、その野菜の量の多さと、種類の豊富さに感心しておりましたが、ノーマルのスープ以上に是非お勧めしたいのが、こちらのカレー味の方である。ノーマルのスープの場合は、非常にシンプルな味わいのスープに、コティジャンの味が影響力を持ち過ぎて、妙な甘みを感じてしまう部分もあるのですが、カレー味となると、このコティジャンの甘みとピリ感覚が何ともマッチする。実際にお店のご主人も、ガンジューすばの場合は、こちらのカレー味の方がお勧めだということでありました。いやーこれは本当にボリュームもあり、美味しく、少し強めの味付けがお好きな場合は、かなりお勧めですね。

<うちなあ天ぷらすば>4.3
こちらも大変ユニークなメニューであり、沖縄には存在しない北海道仕様の一品となる。先ほどのゴーヤやもずくが天ぷらとして揚げられており、何とも面白い。天ぷらの量も多く、お腹は結構膨れます。基本的にこちらのお店のお料理は、全てお腹が一杯になるように工夫されており、結構多めに頂きたい私の胃袋には丁度いい分量ですね。
結構、スープに天ぷらの味が溶け出し、味がよりまろやかになっている感じがあります。これは好みが分かれるかもしれませんが、私は、もともとの深みのあるシンプルなオリジナルのスープがかなり気に入っていることもあり、天ぷらは天ぷらで別に頂いた方がいいでしょうか・・・。今度は、こちらのカレー味を試してみたいです。

<もずく>4.8

家内が妊娠中ということもあり、もずくがとても食べたい心境だったようで、家内がメインで頂きましたが、私も少し頂きました。このもずく、よくスーパーで売っているような、酸味(酢)の強いもずくと異なり、味がかなりマイルドなんです!これは、かなり私好みでありますね。酢が嫌いという訳ではないのですが、あまり酢が効きすぎているもずくは苦手であり、このようにまろやかなもずくですと、いくらでも食べられてしまいますね。
私の薄毛にも良さそうであります(笑)。

<総括>
娘の誕生日に、わざわざ千歳から札幌まで車を出してしまうほど、かなりこちらのお店が気に入ってしまいました。もちろん、家族も大絶賛です。特に子供達はタコライスとゴーヤチャンプルーが気に入ったようで、これから、我が家の誕生食事会は、こちらのお店に定着化しそうであります(笑)。
そして、決定的だったのは、夜の時間帯は、つわりであまり食事がとれなかった家内が、かなり多くの量を頂いたにもかかわらず、むかつきや嘔吐が全くなく、消化がとても速い!と驚いていたことでありました。
実際、本当にこちらの料理は何を頂いても、後味が素晴らしいのです。私は、結構後味も大切にしていることから、この後味の素晴らしさは、最近頂いた料理の中ではダントツでしょうか。妻はこちらで食事をしてから、家でバースデーケーキを普通で食べていましたので、これには本当に驚きました。薬膳料理とまではいえないかもしれませんが、体に優しい料理であることは確かなようであります。

ちなみに、この日の夜はお客は予約を入れておいた私たち家族だけでありました。私達が食事をしている間も、何組かのカップルがお店に来られましたが、夜は予約を受けている方のみということで、帰られていきました。とても申し訳ない気持ちになりましたが、こちらのお店は、必要な分だけ丁寧に時間をかけて作られ、夜も予約のある分しか作られないことから、突然のお客さんにはどうしても対応が難しいようなのでした。ですので、夜の時間帯にお伺いされる場合は、必ず予約が必要となりますので、どうぞお気を付け下さい。
私たちが帰ってからも、7時間かけてスープを仕込まれるようで、いわゆる作り置きなどはなされないということで、そのこだわりが伝わって参ります。
一方で、麺の方は3日間寝かされるようで、沖縄本土のような湯で置きはされないようであります。本土で一般的なものは、湯で置きをするため、麺がお互いにひっつかないように、油を足すのが常識であるが、やはり脂っこくなることと、健康を考えられ、今の熟成麺の作り方に落ち着かれたようであります。

気か付けば、かなり長いレビューになってしまいました。久しぶりに5強と思えるお店に出会えたことから、かなり力が入ってしまいました。以下、私の好きなメニュー順に並べてみました(自分的なTOP5です)。ご参考までにどうぞ!


1位 アブナンソーキーすば(ノーマルスープ)
   ※シンプルだが深い深い味わい。初訪の場合は是非こちらを頂いてみて下さい。
2位 角煮ミニカツ飯
   ※このやわらかさと旨みは素晴らしい!角煮に美味しさを堪能できます。
3位 ガンジューすば(カレー味)
   ※あっさりとしたカレーの風味とコティジャンの甘みが絶妙に調和している。
4位 タコライス
   ※とにかく子供に人気があること間違いないです!
5位 ゴーヤ チャンプルー
   ※北海道の人間が美味しくゴーヤを頂けるように、工夫の限りを尽くしておられる。

子供の評価は、1位タコライス、2位ゴーヤ チャンプルー、3位 角煮ミニカツ飯の順でありましたが。
さて、平日メニューは大方制覇致しましたので、次は週末に参り、週末限定メニューを試してみたいですね。本当に貸切状態でお世話になり恐縮でありましたが、素晴らしい娘の誕生祝いができました。有り難うございました。


------------------------

(初訪)

<まえおき>

東北のレビューがようやく終わり、関東遠征のレビューを書き始めていたのですが、こちらのお店に出会ってしまい、こちらのレビューを先に書かせて頂くことに。
これまで、味覚において信頼を置くレビュアーであるmacponさまの総合評価4.5以上の麺類のお店をおっかけしてきましたが、こちらのお店で札幌近郊の麺類のお店は終わりです。
実は、前々からこちらのお店はすぐにお伺いしたかったのであるが、「写真撮影禁止」という言葉にひっかかっており、訪問を躊躇しておりました。
そうしましたら、macponさんのコメントで、写真撮影が解禁になったということで、早速翌日に仕事で札幌にお伺いした際に訪問することになりました。気になったらすぐに行ってしまうのが私の性分でございまして、自分でも呆れております。
実際に店主の方にお伺いしてみると、あるレビュアーさんが入店するやいなや、プライベートと思われる部分まで写真を撮りまくり、他のお客さんの顔が写っている写真までもネットにアップされてしまわれたようで、かなりのクレームがあったようなのです。そのような事件がありまして、写真撮影は禁止となっていたようなのですが、事前に写真撮影を店主にお伺いされるマナーのあるレビュアーさんに関しては、写真撮影OKだったそうです。
私も、結構パシャパシャやりますので、必ずお店の方に、写真撮影の許可は取るようにしております。それでも、「ダメ」って言われれば、私の場合、レビューそのものを書かないと思いますが(笑)。

<アブナンソーキーすば>

さて、まえおきが長くなりましたが、色々とお奨めをお伺いしましたが、結構こだわりのあるお店というのは、なかなかお奨めというのを教えてくれないものである。全てのメニューに自信をもたれているケースが多いのですが、今回も最後は自分で決めることになり、まっ、メニューに一番人気と書かれているアブナンソーキーすば(800円)をまずは頂いてみることに。
約1年近く、行きたいと思っていたお店だけに、かなり期待が高まります。厨房からは、ご主人と女将さんの絶妙なコンビネーションと言える感じのやりとりが聴こえて参ります。最後には、ドラムをたたくような、リズミカルな包丁さばきの音が聴こえて参り、いよいよ料理の登場です。

<スープ>
おおおおおおお!これはルックスから何とも美味しそうである。写真で観るよりも実際は、とても美しい麺、それに白濁としたスープは、何とも食欲をそそります。
最初の1口は、若干薄めに感じたのですが(関東出張で、かなり濃い口に舌が慣れてしまい)、二口目、三口目からは、このスープの偉大さが分かり始める。「何てまろやかで、優しくて、美味しいのだろう・・・・」。正直、炙りナンコツソーキーの肉汁も少しずつ溶け出しているのであろうが、食べるにしたがって、旨み成分が増していく感じである。もちろん、麺が水分を吸っているのもあるのであろうが、スープは全て飲み干し、まだ、スープの御代わりをしたい程に美味しかったです。
店主が、沖縄の定番調味料である、コーレーグス(こーれーぐーす)も入れてみて下さいと言われたのですが、あまりにスープの完成度が高かったもので、なかなか入れず、最後スープを飲み干す際に、少し入れるくらいでした。
なるほど、コーレーグスを入れると、酸味が加わり、味がかなり変化し、これはこれでかなり美味しいのですが、これだけまとまった美味しいスープは珍しいので、まず最初は何も入れないで頂かれることをお奨めします。

<麺>
スープも感動的でありましたが、麺も素晴らしい!!麺で感動したお店としては、1)石川県の中華そば専門 神楽、2)つい先日頂いた佐野ラーメンの青竹手打ラーメン日向屋、3)地元千歳の塩うどんが美味しい手打そば 梅乃家などが私の中では上位にあるが、間違いなく、こちらの麺もTOP5位以内に入るクオリティーである。
もともと、沖縄そばというと、かん水は極力使わずに、ガジュマル(学名:Ficus microcarpa)などの灰汁を加えて打たれるのであるが、こちらのお店もガジュマルの樹液を使用されているようです。最近は、地元沖縄でも、ガジュマルを使わず、かん水を使うお店が多くなってきたようで、ある意味、北海道でより本格的な沖縄そばをいただけるかもしれませんね。
「そば」または「すば」と言いますが、そば粉は使用されておらず、小麦粉100%だそうです。沖縄そばは、一応中華そばに分類されるのですが、実際の食感は、きわめてうどんに近いかもしれませんね。
この適度なコシと歯応えがたまりません。スープとも絶妙なバランスでマッチしています。

<炙りナンコツソーキー>
正直、私はあまり軟骨が好きでないというか、苦手な方なんです。幼少期にナンコツを食べて、強烈にもどしたことがあるのですが、その記憶がトラウマになっているようで、今でも正直軟骨は苦手なんです(笑)。ただ、ナンコツ嫌いな私が、こちらのナンコツソーキーは大変美味しく頂くことができました。相当、軟骨が軟骨と分からないくらいまで煮込んであり、肉の一部?と思えるくらいによく調理されています。
また、肉そのものも美味しく、全く脂っぽくないのです!これだけジューシーで、旨み成分満点でありながら、脂っぽくないというのは、素晴らしいの一言であります。

<角煮ミニカツ飯(ガチマヤ定食の一部)>

正直、見た目は、それほど量も多くなく、2杯は楽勝でいただけると思っていたのですが、結構炙りナンコツソーキーのボリュームがあり、1杯目でかなり満腹になってしまいました。ガンジューすばをカレー風味で頂こうかと思っていたのですが、こちらはかなり野菜の量が多く、食べきれないのではないかということで、アブナンソーキーすばに、角煮ミニカツ飯と一品料理を加えた「ガチマヤ定食(1200円)」にしていただき、角煮ミニカツ飯をいただくことに。
正直、角煮ミニカツ飯が出された頃には、満腹中枢が働いており、食欲はあまり無かったのですが、これを一口頂いて食欲復活!!!
これ、劇ウマです!角煮のカツなんて、あまり聞いたことがありませんが、これが何とも美味しい。ジューシーでフワフワの角煮の表面は、適度な揚げ具合でころももしっかりしています。また、上に少し乗っているからしが何とも食欲をそそります。肉料理でありながら、全くくどくなく、麺類を頂いた後でも、軽く完食することができました。
また、アブナンソーキーすばのスープを飲み干してしまっておりましたので、代わりのスープ(同じものです)をわざわざ入れて下さった。あらためて、このスープうま!!

<総括>

いや~久しぶりに総合評価5強のお店に出会えました!macponさま有り難うございます。
5の評価のお店は、私の書いたレビューの中では10店舗くらいあるのですが、その中でも自分の中で5強(6に近いまたはそれ以上)のお店は3店舗ほどなんですが、こちらのお店は私の中では、間違いなく5強でありますね。
正直、最初の評価基準が少し甘目でスタートしてしまいましたので、標準店を3.5くらいに上げた方がいいかなとも最近思っているのですが、そうなると、ますます5以上のお店の評価が難しくなり、困っております。
ちなみに、macponさまは、4.5が最高点のようですので、もし5を付けられるとしたら、こちらのお店は5になるのでしょうね。macponさまと、あともう1方しか食べたことがないという、こちらのお店のラーメンもかなり気になるところであります。もう、常連を越えて、家族のようなご関係かもしれませんね。私にとっての、手打そば 梅乃家と似た関係でしょうか(笑)。是非、一度梅乃家の鳥南蛮塩うどん頂いてみてください。蕎麦の方は、あまりお好みに合わないと思いますが。

沖縄そば、完全にはまってしまいました。こちらの店主、北海道の方なのですが、沖縄と北海道を行き来しておられ、人生を満喫されておられるようである。今度、九州沖縄方面に参りますので、店主に色々と沖縄の本当にこだわりのお店情報をお伺いしたいものです。
余談ですが、店主さんは、建築家でもあられ、引退されてから、こちらのお店の運営や陶器なども焼いておられます。建築家の方って、かなりクリエイティブな方が多く、引退後、蕎麦屋やラーメン屋などに転身される方が多いように思います。地元千歳でも、てんぐの蔵 千歳林東公園店のご主人や、さっぽろ桃園 千歳駅前店のご主人など、数多くおられます。実は私の父も建築家なのですが、ラーメン屋をやりたいってずっと言ってます(笑)。家を設計するのも、麺を作り上げるのも、どこか創造的な部分で似ているのかもしれませんね。

  • アブナンソーキーすば

  • アブナンソーキーすば

  • アブナンソーキーすば

  • アブナンソーキーすば(麺のイメージ)

  • アブナンソーキーすば(炙りナンコツソーキー)

  • 角煮ミニカツ飯(ガチマヤ定食)

  • 角煮ミニカツ飯(ガチマヤ定食)

  • ナンコツソーキー(試食品)

  • スープイメージ

  • ジャスミン茶

  • コーレーグス(こーれーぐーす)

  • お店のこだわり

  • ゴーヤ チャンプルー

  • ゴーヤ チャンプルー

  • ゴーヤ チャンプルー

  • ガンジューすば(ノーマルスープ)

  • ガンジューすば(ノーマルスープ)

  • ガチマヤ定食:アブナンソーキーすば(カレー味)

  • ガチマヤ定食:アブナンソーキーすば(カレー味)

  • ガチマヤ定食:アブナンソーキーすば(カレー味)

  • ガチマヤ定食:アブナンソーキーすば(カレー味)

  • 沖縄もずく

  • ヘルシータコライス

  • ヘルシータコライス

  • ヘルシータコライス

  • ガンジューすば(カレー味)

  • ガンジューすば(カレー味)

  • ガンジューすば(カレー味)

  • ガンジューすば(カレー味)

  • うちなあ天ぷらすば

  • うちなあ天ぷらすば

  • ソーキー

  • シークワーサージュース

  • 大盛もできます。

  • 誕生日の娘も大満足!

  • カリーDEガンジュー(1000円)

  • カリーDEガンジュー(1000円)

  • カリーDEガンジュー(1000円)

  • やっぱりこのスープは美味い!

  • 満腹でしたが、完食致しました!

  • やっぱり落ち着くこの雰囲気

  • 沖縄の修行先には是非行きたいですね。

  • (冷たい)つけ麺(期間限定)

  • (冷たい)つけ麺(期間限定)

  • (冷たい)つけ麺(期間限定)

  • (冷たい)つけ麺(期間限定)

  • (冷たい)つけ麺(期間限定)

  • 新メニュー表

  • つけめんのメニュー

2012/07/15 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ