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中華そば(650円)醤油
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中華そば(650円)醤油
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中華そば(650円)醤油
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中華そば(650円)醤油
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中華そば(650円)醤油
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塩白鶏湯そば(700円)濃厚
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塩白鶏湯そば(700円)濃厚
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塩白鶏湯そば(700円)濃厚
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塩白鶏湯そば(700円)濃厚
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塩白鶏湯そば(700円)濃厚
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ファイティングニボ(750円)
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ファイティングニボ(750円)
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ファイティングニボ(750円)
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スープ比較
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鮎の魚醤
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中華そば用の河内屋忠兵衛の醤油
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鶏ガラはこんな感じで・・。
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<2012年7月12日>
こちらのお店は、マイレビュアーの「エレクトラ」さんのご紹介でお伺いしました。
中国地方のレビューをアップ中で、また、岐阜、名古屋方面にも参りましたので、こちらを書こうと思っていたのですが、こちらの而今さん、本日お伺いして、あまりにも素晴らしかったので、先に飛行機の中で書かせていただきます。
関西、東海方面での出張を終え、車を奈良の生駒に置いて北海道に戻るのだが、大阪府でありながら生駒に比較的に近い大東市にあるこちら而今さんにお伺いしてから、北海道に帰ることに。
この日は、警報が出るくらいに雨が朝から激しく、こういった日は、有名人気店でも、あまり並ばなくても店内に入れることが多い。そう思って車を走らせると、案の定、お店の前には誰も並んでおられません(平日木曜日の午後12時過ぎ)。ただ、駐車場は2台分とも一杯で、駐車場に車を入れるために15分近く待ちます。近くにコインパーキングは無く、約1kmくらい歩かないと駐車場はありません。本当に住宅地のど真ん中に位置するラーメン屋さんなんです。
正直、1時間くらいは待つ覚悟で参ったのですが、平日はそれほどでもなく、雨降りの日は、普通に入れる感じだそうです。まぁ、住宅街で、車で行きにくく、アクセスが最悪であることを考えると、お店に人が一杯入っておられるだけでも、やはり凄い人気ですよね。
期待度大で、お店に入り、カウンター席に座らせていただきます。女性の店員さんに、お勧めをお伺いすると、意外にも「中華そば(醤油)」だと言われる。他のレビューを読んでおりますと、塩がメインかと思っていたのですが、店主が一番食べてもらいたいメニューが、中華そばだと言われる。
私は、最初から1人で、最低2杯、できれば3杯食べようと考えていましたので、3杯食べるとしたら、どの順で食べるのが一番良いかをお伺いする。すると、
1)中華そば→2)塩白鶏湯そば→3)ファイティングニボ((期間限定)の順番で食べてみられてはと店主がおっしゃられる。3杯目まで行けるかどうか分からなかったが、とりあえず、最初の2杯をお願いします。
<1杯目:中華そば(醤油)> 個別評価点5.8
お客さんが少なかったこともあり、思ったよりもすぐに中華そばが出て参ります。
これは、これは、、、何ともべっぴんなルックスであります。最初に、スープを一口・・・。
「うっま~~い!!」1口食べて、このラーメンの凄さが分かります。ラーメンの最初の一口って大事なんですよね。ファーストインプレッションというか、この衝撃は、久しぶりであります。たった、一口で、旨み成分が一気に口の中に広がり、じわじわと喉の奥まで伝わって参ります。野菜類は一切入っていないのですが、まるで野菜が入っているような、上品な甘みがある、何とも奥の深いスープであります。
こちらのラーメンは全て無化調と伺っていたが、無化調で、ここまで深い旨み感覚を出せるものなのか・・・・。
店主の方にお伺いすると、まず、動物系は鶏オンリーであり、半端ない量の、鶏ガラを使用されている。実際に鶏ガラを使用されている写真を拝見するも、「これ入れ過ぎじゃない!!」と思える量である(笑)。これは、ラーメン屋とは別に、夜の時間帯は、鶏料理のお店をされている、WIN WINのメリットと言えようか。北海道でいうと、札幌のちどり倶楽部さんが、同様に鶏料理屋とラーメンの両方を手掛けておられるが、鶏ガラの使い方が半端なかったという記憶がある。
そして、スープの隠し味として重要なのが、「鮎の魚醤」である。同じ魚醤であっても、海水魚と淡水魚では、魚臭さが全くことなり、淡水魚、特に鮎は、独特の旨み成分を放つと言われる。また、化学反応的に、特殊なアミノ酸を生み出すようで、これが独特な甘みにつながっているようである(すみません、もっと詳細について語っておられたのですが、書ききれませんでした)。
この鮎の魚醤は、1リットル4000~5000円とかなり高価なしろものであり、美味しいが、コストがかかり過ぎるので、これを入れるラーメン屋は少ないと言われる。
また、鮎の魚醤は、全てのラーメンに共通で入っているようなのだが、中華そば(醤油系)のみに使われているのが河内屋忠兵衛の生醤油である。この生醤油は、鮎の魚醤ほどは高価でないものの、かなり有名で評価の高いものである。
私は、もともと、薄口の、あっさり系の醤油スープが好みなのであるが、こちらは、薄口でありながら、かなり旨み成分が前面に出てくるタイプで、万人受けするスープではないでしょうか。
麺に関しては、かなり加水少な目の、中太ストレートのオリジナルな麺で、スープとの相性も抜群である。大阪の金久右衛門 本店さんの麺よりも、加水少な目ということで、かなり、考え抜かれた麺と言えるのであるが、個人的には、あまりもスープが素晴らしく、麺は他の方のレビューを参考して頂きたい。
チャーシューもかなり食べやすく美味しく、今流行りのブラックペッパーが表面に乗っている。これ、最近頂いたチャーシューの中ではトップクラスです。また、チャーシューとは別に、肉厚のある鴨肉が!!!これ、柔らかくて、旨みが浸み込んでいて、美味しいこと、美味しいこと。一流の蕎麦屋の鴨せいろを頂いても、なかなかこのレベルの鴨は食べられないです。
このスープと鴨が入って、650円というのは、かなり脅威的なものではないだろうか。
<2杯目:塩白鶏湯そば(700円)> 個別評価点4.5
イチオシの中華そばを一気に平らげ、食べ終えたと同時に塩白鶏湯そばが参ります。
白濁としていて、なんともトロミがありそうなスープである。多くのレビュアーさんが書いておられるように、見た目は、濃厚で、くどいように見えるのですが、実際は意外にあっさり。塩分濃度も低く、これは珍しい味で、食べやすく、後味もいいです。
ただ、中華そばが結構、旨み成分が前面に出てくるスープでしたので、こちらの白湯を最初に頂いた瞬間は、少し薄味に感じたのですが、食べて行く内に丁度いい感じになりました。
麺は、中太の縮れ麺であり、これも、スープと絡んで、相性もバッチリでした。
中華そばと同じく、チャーシューと鴨肉は絶品でありました。
<3杯目:ファイティングニボ(期間限定)> 個別評価点4.5
2杯目を頂いて、かなりお腹が膨れてきておりましたが、予定通り、3杯目の期間限定のにぼしラーメンをオーダーします。本当に3杯目を頂くと思っておられなかったようで、こちらは、オーダーしてから少し時間がかかります。しまった、もっと早めにオーダーしておくべきでした。どんどん満腹中枢が働いてきます。
そして、遂に三杯目である、超にぼしラーメンが登場です。
おおおおお、何とも猛々しいルックスである!煮干しがたっぷりというのが、スープの色から分かります。女性の店員さんいわく、「こんなに入れなくても・・・」と思える量の煮干しが入っているらしいです。
もともと、こちらのレギュラーメニューにある、にぼしラーメンは、煮干しのパンチが控えめになっているらしく、全体のバランスをかなり考えたものらしいですが、期間限定のこちらのメニューは、半分遊び心で、どこまで煮干しを前に出せるかを考えて作られたようです。何でも、このお店の常連さんが、関東の方に引っ越しされるということで、その方が、大の煮干し好きということで、この方に贈るための特別限定メニューだということです(まっ、どうでもいいことかもしれませんが)。
そして、最初のスープを1口。うぉーーー!!に~ぼ~し~~!!!!これまで、煮干しが効いたラーメンは数多く食べてきましたが、これは、ドカーンという感じです。
2杯目の塩白鶏湯そばが、意外にあっさりで、塩分濃度が低い分、こちらの煮干したっぷりのスープを頂くと、いきなりアッパーパンチを食らったような、衝撃的な煮干しの辛さが喉の奥をつきます!「塩」そのものは一切入っていないとのことですが、煮干しからにじみ出る塩分が結構あり、煮干し好きな方には、たまらない一杯だと思います。
ただ、煮干しが大量といっても、やはりプロですね、とても上手に調理されており、「塩」を感じつつも、塩辛くなく、パンチがあっても、苦すぎず、何ともキレの良い、独特の味のバランスを保っております。
こちらのメニュー、7月15日までで終了で、永久に封印されるようで、もし食べておられない方はどうぞ急いで下さい!
<総括>
和食職人歴24年の料理を知り尽くした店主が作る、超本格的なCPの高いラーメンでありました。多くの料亭で学ばれた食のノウハウは、確実にスープに活かされており、開店後、1年半とは思えないほどの完成度であります。味のいろはを知り尽くしていると、味の方程式が頭に入っていて、結局どんなスープを作っても美味しいのでしょうね。
また、職人経験が長い分、食材の仕入れルートもしっかり持っておられ、さらに鶏料理屋を夜間にされていることから、安価で質の良い食材を入手できるといった意味で、札幌の麺屋 菜々兵衛さんと共通点が多く見出せますね。
現在進行形で、どんどん進化し続けているお店だけに、今後がとても楽しみでありますね。
遊び心も満載で、今後も、多くの人々の舌を満足させていかれるのでしょうね。
ただ、こだわり過ぎて、コストを度外視してしまい、気付けば採算が取れなくなり、閉店というのだけは避けて下さいね(笑)
結局、3杯のラーメンを食べて、1滴も水を飲むことがありませんでした。食後1時間くらいは喉が渇かず、本当に食材と料理にこだわると、喉が渇きにくいのだと実感しました。私の場合、決して胃腸が丈夫なわけでなく、美味しくなければ2連食も厳しいのですが、今回は3連食が楽勝にできるくらいで、4連食をしようか迷っている時に、駐車場待ちのお客さんが入ってこられて、急いでお店を出ましたが、久しぶりにグルメハイになれるラーメンに出会いました。初訪で5の評価点は付けないようにしていたのですが、最低1人で3つ以上のメニューを試した場合は、5の評価もアリかなと考えています。自分の中では、5というより、5強という感じなんですが。
自分評価のラーメンベストテンがこちらの登場で動きました。今はこんな感じでしょうか(淡麗系中心)。
(いずれも、あっさりラーメンですが)
1位 中華そば専門 神楽 中華そば (石川県)100点
2位 麺や而今 中華そば(大阪府)98点
3位 金久右衛門 本店 金醤油 (大阪府)95点
4位 青竹手打ラーメン日向屋 (栃木県)92点
5位 味処 むさし野 (千葉県)90点
6位 麺屋 菜々兵衛 (北海道)88点
7位 山崎麺二郎 (京都府)85点
8位 拳ラーメン (京都府)82点
9位 伊達屋 (福島県)82点
10位 宇奈月 味噌 (滋賀県)81点
ということで、久しぶりにラーメンに感動し、前倒しで書かせて頂きました。
岐阜・名古屋シリーズは、中国地方レビューを完成させてから一気に書かせていただきます。ということで、ようやく、次回から中国地方シリーズに戻らせていただいます!