本日は久々に
晴晴飯店で「
麻婆豆腐」を食べた。
ママさんはお休みで今日はお出掛けしてるというし、、、
料理長の劉さんは、現在故郷の中国に帰省中だ。。。
GW中はけっこう暇らしい晴晴飯店、現場は残されたスタッフで守っている。
最近バイトで来てる黒縁メガネのお姉ちゃんは日本語を学ぶ学生。
名前は知らないが、積極的に自分にも中国語を教えてくれる。。。
再来週自分も四川省へ旅行する…と伝えると、凄く珍しがっていた。
んで、心配になるのは、ママさんも料理長も居ない時の「
麻婆豆腐」である。
今はホウさん(漢字不明)というセカンド料理人が仕切っているが、
彼は以前、別のオーナーの時に「
晴晴居酒屋」で料理をしていた人らしい。。。
以前から自分はママさんに、
お店で毎回同じ味を出す大切さをうるさく助言してきた!
日本人はソレを望んでいるし重んじる。逆に世間の中華屋はソレが殆ど出来ていないのだ。
今回の
ホウさん作の「
麻婆豆腐」。結論的にはけっこう美味しかった!!
豆腐が多めで全体にふわっとしており、辣油の量が少な目で全然油っこくない仕様である。
逆に辛さや痺れを含めた、四川料理独特の攻撃力は弱くワイルド感も少ないが、
調子の悪い時の料理長の作る「
麻婆豆腐」よりは全然安定感のある味で良好だった…!
何と言うか、ホウさんの「
麻婆豆腐」の方が何となく女性っぽい繊細な仕上がりである。
添えられたいつもの中華スープにも確りととろみと塩味が付いており、
自分には美味しく頂けたので、多分他の晴晴飯店ファンにも落胆はさせないだろう。。。
ホウさん、彼は性格が凄くマジメで晴晴飯店の野郎共の中では一番イケメン!
自分は、彼が店に出入りするようになってから、いつも「
劉さんの料理方を盗め!」と
生意気にもアドバイスを怠らなかった。ママさんも彼には同じ事を言っていたようだった。
それがこうして味に出てる。
「マジメ」「勉強熱心」とはいかに尊いことであろうか。。。
劉料理長が作る、調子の良い時の「
麻婆豆腐」が
100点だとすると、
今回のこの「
麻婆豆腐」は
85点といったところである。まだまだ15点少ない!
しかし、自分の個人的な独断と偏見では、
80点以上なら
晴晴飯店の麻婆豆腐としては合格だ!
要の料理長でも時たま80点以下を出す時もあるので、そういう意味では安定した営業が出来ている。
来るGW後半戦に自分も待望の四川省成都へ
「麻婆豆腐&担々麺」旅行に出かける…!!!
今から凄く楽しみだ。。。
先日も、昔録り貯めたDVDを探して色々見返してみた。
2006年放映の、俳優:
加藤雅也の「四川省・陳麻婆豆腐店の麻婆豆腐修行の旅」とか、
TOKIOのメンバーが「
元祖・担々麺を食べに行く旅」の映像を見返して、
改めて自分が憧れた四川省の味をシミュレーションしてみたりした。。。
「一人前の麻婆豆腐を作れるようになるには3年は掛かる…」と
「
陳麻婆豆腐店」のオーナーは語っていた。。。
プロの料理人でも、たかが
麻婆豆腐でもそういった奥深い世界なんである。
日本に駐在の、一料理人が「
店の味」をキープするのは想像以上に難儀な事だと言えるだろう…。