『S&B「ゴールデンカレー」レトルト中辛(即席グルメの記憶の記録②)』4門さんの日記

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いつだったか、もうかなり昔。
カルピスから「カルピスウォーター」が発売された時、
日本国民は初めてカルピスの本当の味(の濃さ)を知った!

この「カルピスウォーター」の適正濃度な完成品を味わった時に、
あ~なんて家では味が薄かったのだろうか!とか、、、
家はもっと甘くして飲んでる…!なんて個人差がハッキリしたのである。

自分んちも貧乏だったのでカルピスは薄味の方だった…。
後に出る(現在も販売中!)類似品の「コーラスウォーター」の方が
自分にはシックリ来るテイストであった。。。


で、今回初めて買ってみた今回の商品。
S&Bゴールデンカレーのレトルトパッケージである!!

この商品がいつから発売されているかは知らないが、
ある意味、コレも「ゴールデンカレー」という長きに渡って販売
していた固形ルウカレーの味の完成版だとも言えるのである。
凄くリスキーな商品ではないか。。。

勿論カレーのルウなんて、其々の家庭で作れば、、、
100家庭=100味のカレーになる訳だが、最低でもこのレトルト
以下の味にはならない…というひとつの羅針盤ではあると思う。

そういったうがった見方をも承知の上でこの商品は開発されたのか、
このカレーは薄味で美味しくなかった!!!

具材野菜だけはゴロゴロと大きいが、
食感も柔らか過ぎのヘナヘナで満足感も低く、
とにかくゴールデンカレーの売りである筈のスパイスの香りや
旨味・コクなどとは程遠い仕上がりで凄く残念であった。。。

ま、価格も標準価格が240円である。
同じS&Bの傑作レトルトカレー「カレー曜日」の304円と比べても
凄く微妙な価格設定なのである。ターゲット層が掴めない…。

今流行りのクソ高価なご当地レトルトカレーも、
自分は流石に500円超えする物は全く買う気が起きないが、
100円ショップで販売されているような安い商品も余り買う気がしない。

やはり、200円~300円位のカレーが一番味も価格も相応だと
自分は感じているが、今回の240円はギリギリアウトである…!

今回のこのS&Bの歴史ある看板商品のレトルト化は、
正直言ってブランド価値を下げてしまう恐れがあると思った。。。

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