7回
2017/11 訪問
今年も出たで~!オニオングラタンラーメン(限定)
不定期で販売される此方の限定ラーメン!
その中でも傑作と言われている素晴らしい
作品「オニオングラタンラーメン」が、
今年も限定で発売している。。。
気紛れで飽きっぽい店主の作るヒット商品。
またいつまで発売しているかも不明なので、
興味のある方は直ぐ食べに行った方が良い!
ファミレス等でお馴染みの人気メニュー
「オニオングラタンスープ」と「ラーメン」
を見事に融合した旨過ぎるラーメンである。
炒め切った飴色玉葱の甘味と、フライド玉葱
の香ばしさと食感。たっぷり入ったとろける
チーズが浅草開化楼の細麺に絡む絡む~!!
確りとした洋風のスープなのに、
ラーメンとしてバッチリ完成された傑作だ。
マジに喰っといた方が後悔しないで済む…。
2017/12/04 更新
2017/05 訪問
2017年夏は「冷製和風ビシソワーズラーメン」!
強面の顔に低い腰。
ギャップががデカいのは店主だけじゃない。
この場所にしてこの外観。
でも味とクォリティは浅草でも屈指の麺屋だ。
イタリアン出身の店主が造る創作ラーメンと、
デフォルトの純正和風ラーメンの何方も旨い
というミラクルな店が『麺屋 紅』なのである。
そんな天才肌の主人が、
今夏いよいよ新作の冷しラーメンを発売した!
その名も、、、
◆冷製和風ビシソワーズラーメン 950円
何と言ってもスープのクォリティが秀逸である。
2層になった贅沢な冷製スープが素晴らしい!
上層部はカツオとハマグリから取った透明色の
極旨スープ。もうこれだけで冷やしラーメンを
出しても爆売間違いなしのクォリティである…。
実際、店主も最初はこのまま販売しようと考え
ていたらしい。でも店主は思い付いちゃった!
ビシソワーズの冷やし麺も旨いんじゃないかと。
で、丁寧に作ったビシソワーズを先の和風出汁
と合わせてみたらコレ又イケる!と更に発見!
こうして2層のスープが完成した訳である!!
最初の数口は上部の蛤出汁の旨味を堪能し、
少しずつジャガイモスープと合わせていく…。
そして最後は全部を完全に混ぜて麺と食べる。
和と洋の2つの味を楽しめ、どちらも極美味!
麺は平打ちの極太縮れ麺。
低温調理のレアチャーシューも最高。。。
白髪葱のほんのり辛味が中々良いアクセント!
自分は特に「ビシソワーズ」が好きなもんで、
夏場はよく飲む。レトルトでも買うし缶詰・
即席粉モノ等の他、勿論レストランでも飲む。
此方のはジャガイモのザラザラ感を少し残した
本格的な仕様で、変なクリーム感が無く凄く
フレッシュな仕上がりなのである。。。
黒胡椒も合う絶妙に美味しい冷製ラーメン!
此方の店主は過去にも斬新で極旨い限定麺を
世に出して来た・・・
・トマトタンタンメン
・冷製つけナポリタン
・冷やしホタルイカのまぜそば
・オニオングラタンラーメン
・ニラ玉ラー油そば
・冷やしトマトトムヤムクン ...etc.
自分的には歴代ベスト3に入れても良い位の
今回の限定冷やしラーメンであった。。。
店主は、
今夏暫く限定で食べられる商品と言ってたが、
此方の主人は気まぐれである、いつ終わるか
分からない!又いつ新しい麺を思い付くかも!
そうなると、もうこのラーメンの命は短い…。
興味のある方は早めに喰っといた方が無難だ!
冷製和風ビシソワーズラーメン 950円
上層部はクリアなスープ
下層部のビシソワーズとグラデーション
ジャガイモのザラザラ感が残る…
透明の丼を横から見た図。スープが2層なのがよく分かる!
特製の平打太縮れ麺!
真っ白いビシソワーズスープ
黒胡椒が良く合う…
2017/06/04 更新
2017/05 訪問
トマトラーメン(冷やし)は年間メニュー!!
このところ気温が暑いので、
此方の「トマトラーメン」を冷やしで頂きに!
此方の看板メニューの「トマトラーメン」は、
食券を買って店主に「冷やしで!」と伝えれば
1年中食べられるレギュラー商品なのである。
これは、常連客の要望によるものらしく、
1年中食べられれる「冷やし中華」的な存在
として特別にやっているという事らしい。。。
◆トマトラーメン(冷やし) 850円
◆チャーシュー丼 400円
此方のトマトスープはジュースのような
香辛料や出汁と果汁が完全にかくはんされた
ものとは違い、生トマトのフレッシュさを
残し、出汁スープと割った生々しいスープだ!
生トマトの破片もあれば、酸味と甘みも新鮮。
冷たいので出汁の旨味や香りまでもが分かる。
非常に良く出来た素晴らしいスープなのだ…。
バジルと和風出汁が見事に融合したトマト感。
浅草開化楼の平打ち太麺もアルデンテで旨い!
そして鶏セセリ肉の香ばしい叉焼が最高である。
最近発売された「チャーシュー丼」!
見た目ローストビーフのような美しさだが、
そこんところは確りとレアのローストポーク!
甘めのタレに卵黄がマイルドに絡まり、
ラーメン類と一緒に食べると兎に角美味しい!
また肉が柔らかいので白飯がバクバク進む…。
カリカリの鶏セセリ肉との食感の違いが好い。
それに、麺との相性が抜群で食べる価値アリ。
此方の「冷やしトマトラーメン」って、
夏用の冷やし麺とは又一線を画すメニューだ!
寒期でも美味しく食べられるのが良い。。。
トマトラーメン(冷やし) 850円
此方自慢の鶏セセリ肉
浅草開化楼の平打太麺!
チャーシュー丼 400円
生トマトのシンプルなスープ
ローストポーク的でもある半生肉
甘めのタレと卵黄…
店内カウンター席
2017/05/04 更新
2017/02 訪問
3月から毎月限定のアゴ出汁の日が替わります。
本日は2月27日の月曜日。
毎月末月曜日限定の「軍鶏+鴨+アゴ」出汁スープ
のラーメンが提供される日である。月一の楽しみ!
先月は、その前に日本テレビの「ニュース every」
のグルメコーナーで此方のこのラーメンが特集
された事もあり、当日は結構な行列が出来ていた!
自分は、此方のラーメンのクォリティが高いので、
いつかはTVマスコミが取材に来るだろうと、
ずっと昔から店主に言っていたのでマジに喜んだ。
でも、流石に店主はワンオペだったので、
先月は行列客をさばくのにてんてこ舞いになり、
腰をやられたという。気の毒だが、嬉しい悲鳴だ。
此方の普段のスープも美味しい!!
軍鶏と鴨を研究した末に辿り着いた結果の出汁は
とても飲み易く、味の奥行きが広く、旨味が濃い。
そこにアゴ(飛び魚節)を加えた絶妙過ぎる風味の
バランスがスープのランクを又一段上げるのだ!
そして、この「軍鶏×鴨×アゴ」のチューニング
が毎回微妙に違って、その都度味わいが異なる。
因みに、今日のは円やかで円熟した旨味だった!
浅草開化楼の細麺が又凄く美味しくて塩に合う。
日本の出汁文化のポテンシャルって凄いな。。。
新発売となった「豚めし 100円」も凄く美味い!
叉焼ご飯ではなく「かやくごはん」だが味は秀逸。
此方のラーメンスープとも相性が好い…。
さて、
この毎月末の月曜日限定のラーメンが、
この3月から以下のように改編となる…。
●毎月第4日曜日=アゴ出汁ラーメンの日!
●定休日が毎週月曜日に変更!!
2017/03/01 更新
2017/02 訪問
麺屋 紅の原点トマトラーメン850円也!
最近、夕方のニュース番組のグルメコーナーで
特集されたり、遠方から食べに来客が増えたり
最近やっと評価が高まってきた此方である。
今日は此方の原点であるトマトラーメンを
久々に頂いて来た。日々研究熱心な職人気質
丸出しの店主の作るスープは常に進化している。
このトマトラーメンだって他店とは違う。。。
『太陽のトマト麺』のような全面に打ち出した
トマト感満載のスープとは異なり、あくまでも
出汁の味を重視したアクセントとしてのトマト感。
そのあっさりとした風味の中に、トマトの酸味
ではなく甘味を生かした美味しいスープである!
麺は浅草開化楼ブランドの平打ち中太麺。
店主拘りの鶏セセリ肉は確りと揚げ焼きされた
香ばしい仕上がりで、その独特な食感が旨い!
いつもとろけるチーズ200円のトッピングを
入れるか否かで迷うのだが、結局は濃厚なトマト
スープではないので入れずに終わっても無問題。
洋風でも和風でもないテクニカルなスープは、
今日もひっそりと千束五差路の片隅で確りと
造られ提供されている。ご馳走様でした。。。
2017/02/09 更新
2016/08 訪問
本領発揮!この夏限定のイタリアンつけ麺!!
『麺屋 紅』の店主の専売特許とも言えるイタリアンな
新作つけ麺が今年の夏の限定メニューとして発売された!
それが「冷製つけナポリタン」という訳である。
「つけナポリタン」と言えば、富士市のご当地麺
としてある程度世間に認知されて来ているが、
その存在や味はまだまだ未開拓と言っていい。。。
自分もまだ2~3度しか食べた事のない「つけナポ」、
正直まだ美味しいと思える商品には出会っていない!
しかし、そこは流石にイタリアン出身の此方の店主だ。
適当なモノを作る筈がないのである。聞けば、今回も
やはり相当の試行錯誤の上の発売となっている!!
つけ汁のトマトスープはフレッシュで酸味も甘味も
サッパリとしていて塩味もバジルのアクセントも良い。
敢えて濃いめの風味に仕上げているようである…。
その濃さを、予め冷製の出汁スープに浸してある麺!
この出汁スープが最後のスープ割としても機能する。
あとは好みで好き勝手に割れるという工夫が好い…。
オクラや焼きナス、太いメンマに低温調理叉焼等の
豪華なトッピング。この食べ応え950円でもお得感
が有ると感じる。とても丁寧な仕事である。。。
麺がツルツル&シコシコでとにかく美味しい!
そして、つけ汁が本当にイタリアンテイストで旨い
のだが、ちゃんと「つけ麺」として成立している!
有りがちなトマトケチャップ的な、安っぽい風味が
一切しないので、むしろ「つけナポリタン」という
ネーミングが勿体なくてしょうがない。。。
コレはもはや「イタリアン和風つけ麺」と名乗れる
素晴らしいクォリティのトマトつけ麺である。旨い!
このバランスはまさにワン&オンリーであろう…。
ここ最近、店主が長年やりたかったという
「軍鶏&鴨」の出汁で作ったスープのラーメンが、
いよいよ実現可能となった…ということである。
それでいよいよ此方全体のラーメンスープの出汁を
その鴨&軍鶏で全て統一するという目標も既に叶った
という事である。勿論店の原価率は上がったが、
店主は確かな手応えと自信を仄めかしていた。。。
そして、やっとテレビメディアの取材も入ったと聞く。
此方程のクォリティの店が今まであまりメディアに
露出してないというのもマジに珍しい事である。。。
此方も時間の問題で、いずれは人気の行列店となるだろう!
今までそうなってないのが不思議な店なのである…。
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▼ 祝オープン3周年!限定ラーメンも衝撃の爆旨!! ▼
日本では毎年3000軒以上のラーメン店がオープンし、
全く同数のラーメン店が閉店しているという今のご時世。
開店3周年!というのは素直に喜ばしい事である。。。
本日2016年2月11日。
又しても2日間のみという超限定ラーメンが発売された!
今日と明日のたった2日間というハードルの高さ。
自分もつい昨日、此方の店頭告知にて知り慌てて入店。
その甲斐あって素晴らしいラーメンに対麺出来た。。。
◇ 海老と鯛の塩ラーメン ◇ 700円 ★★★★☆
◇ ミニ鯛めし ◇ 100円 ★★★★☆
先ず、圧倒的な香りに鳥肌が立つ!
鯛の匂いとも海老の匂いともつかない兎に角旨そうな香り。
そして、店主がいつも拘っている
ラーメンとしてどれだけ安く提供出来るか…という心意気!
彼是トッピングをすると原価が上がってしまう為、
具無しの「かけラーメン」として700円で提供。
そんな具無しの寂しさをも完全凌駕する圧倒的な
ラーメンとしての美味しさと存在感でチャラである。。。
店主自身はまだ納得していないが、
素晴らしく美しい黄金色のスープ!
鯛の上品な旨味は完全に
手中に収めており、我々の味覚の中枢にバシっとハマる
甲殻類の旨味の下支えが又完璧である。。。
とにかく、海老と鯛の一体感が半端無い!
どちらの風味も突出する事無く旨味が塊で襲って来る。
鯛出汁の本当の旨味という点では、
先日食べた錦糸町の『真鯛ラーメン麺魚』よりも旨かった!
それは一緒に販売している「ミニ鯛飯」の
クォリティを食べれば明らかである。。。
この「ミニ鯛飯」。
本格的な「鯛釜飯」の手法で炊いてあるのだが、
この旨さと内容でまさかの100円なのである!
いやぁ~コレには本当に驚きで、
この内容なら300~500円取っても納得する品質である。
勿論「鯛飯」をそのまま食べても、
スープに浸して食べても思わず笑ってしまう程美味しい!!
そして、卓上のミルで黒胡椒を挽いても、
この鯛&海老スープは又違った風味と香りを浮き立たせる。
浅草開化楼製の細麺も文句無く旨いし、
スープの最後の1滴を飲み終わった後は暫く動けずにいた…。
もしこのレビューをご覧になって、まだ2月12日の
営業時間に間に合う方は是非食べて頂きたい…!!
本日は既に60~70杯売っていると店主は仰っていたし、
夜でもまだスープは残っているようである。
マジにこの記念ラーメンは多くのラーメンファンの方に
食べて頂きたいと思ってやまないのである。。。
(2016.2.記)
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▼ ステージが違うワンランク上の限定ラーメンの数々!▼
1月25日の月曜日。
今日も月末の最終月曜日!
此方で月に1度だけ食べられる限定ラーメンの日!
今回も「アゴ出汁ラーメン」を楽しみに訪問した。
今日は昆布の出汁を引き算して、
よりシンプルなスープにしたらしいが、
深い香りと旨味は変わらずむしろピントが定まった
気さえする文句のつけようのないスープであった!
旨過ぎるアゴ出汁スープとツルツルの細麺。
追加した味玉の濃さと生玉葱のザクザク食感…。
都内でも屈指の旨さの清湯醤油ラーメンである。。。
そして、今は販売終了で最近また復活しそうな
兆しがある「オニオングラタンラーメン」!
この手間の掛かった仕込みの素晴らしさが光る
信じられない程コクと甘味のある玉葱醤油スープ。
炙って香ばしい焼きチーズが、過去にコレだけ
ラーメンのトッピングとしてマッチングした例が
あっただろうか?と言える位素晴らしいテイスト!
あらゆる洋風アレンジラーメンの頂点に立てる
味とクォリティである。コレもシンプルなだけに
造り手の技量とセンスがモノを言うのである。。。
サイドメニューの「鶏せせり丼」も素晴らしい!!
和風とも洋風とも付かないシャープな醤油ダレに
絡む長ネギと海苔の旨さ。他では食せない品質だ…。
普通に行列店でも全くおかしくない圧倒的に旨い
此方の和風アゴ出汁スープと洋風玉葱出汁スープに
今後も益々期待の高まる『麺屋 紅』である…!
いや~、本当に次の限定創作ラーメンが楽しみだ!!
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▼毎月1度だけ食べられる極上の超限定アゴ出汁スープ♪▼
たまにちょくちょくお邪魔している此方だが、
再訪レビューが2年振りとなってしまった。。。
いつ頃から始まったかは知らないが、
此方では毎月末の月曜日にだけ振舞われる
超限定のラーメンが有る!
それは「あご出汁ラーメン」である。
「あご」とは、いわゆる九州地方の方言で
「飛び魚」の事であるが、都内では料理として
あまり表舞台には出て来ない魚である。。。
(あのクサヤも確かトビウオだったな・・・)
比較的「洋風」なアプローチで腕を振るう此方
のシェフであるが、そんな店主が敢えて「あご」
のみで限定スープを作るというのも興味が沸く!
とにかく、毎月の月末の月曜日、、、
その日はこの出汁スープのラーメンしか出さない!
かといって限定数15品とか20品とからしいので、
全部売り切れたら閉店するのか、通常営業に戻すの
かは今のところ自分は突っ込んで調べていない。
こんな超限定、自分でも絶対に覚えられないので、
スマホのスケジュール表アプリに入れておいた!
…んで、今日はその日が来たので訪問してみた。
このあご出汁ラーメンには、
醤油と塩のスープが用意され、更に細麺か太麺を
選ぶ事が出来るのである。麺は浅草開化楼製だ!
◇ あご出汁醤油ラーメン ◇ 850円 ★★★★
今回は「醤油+細麺」をチョイス!
何ともシンプルなビジュアルが美しい。。。
「丸ちゃん正麺」のCM写真みたいだ…!!
先ず驚かされたのが、
油分たっぷりでオイリーなスープである!
この油がトビウオから出たものなのか、
そうでない他のものなのかは分からない。。。
でも、このかなりな加重のオイリーさ加減も、
言い換えればパンチ力と化して凄くインパクトが
あるのである。しかも重味は無くて凄く美味い!
そしてトビウオ節独特の上品なコクが素晴らしい。
この出汁がトビウオ何%なのかも分からないし、
他の出汁に何が使われているのかも知らない…。
しかし、この奥深い向こう側に居る香ばしくも
上品な旨味は強烈な存在感と圧倒的な魅力だ!
自分も過去にあご出汁スープのラーメンは数杯
経験しているが、このスープは本当に圧倒的だ!
自分なりに店主の意気込みを受け取った気分。
その都度フライパンで焼く鶏肉の叉焼。
アクセントになっている荒みじんの生玉ねぎ。
太いメンマと海苔に三つ葉。どれも無駄が無い。
自分としてはコレに味玉でも加われば鉄壁である。
この凄くオイリーなスープには細麺で正解だった!
もし此方いつもの平打ち縮れ太麺だったら、
油分を持ち上げ過ぎて口当たりも変わっただろう。
重厚にして重さを感じさせない上品な濃い旨味。
久々にアプローチの違う端麗な醤油スープを頂いた!
マジでこのスープと麺は美味し過ぎる。。。
このスープのラーメンだけでも行列が出来ても
本当におかしくない程のクォリティである・・・。
何と言うか、自分としては、、、
このエリアだと、入谷『麺処 晴』の煮干スープと
此方のこのあごスープ、『喜粋』の鶏スープ
は浅草エリアの3大醤油スープに数えたい…!
とにかく、この作品は此方のメニューの中でも
屈指のクォリティと味を誇るラーメンである事
は間違いない。。。
早くも次は「塩スープ+太麺+味玉」を狙って
早くも来月のスケジュール表に予定を加えた…。
(2015.10. 記)
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▼ もっと評価されるべきだと思うイタリアンな油そば! ▼
約半年振りの訪問。
本当は、1日限定30食という新作ラーメンを頂きに来たが、
13:30の時点で、既に売り切れのようであった。。。
となると、此方で一番気に入ってるのがこの「油そば」!
新発売の「餃子」と共に頂くことにした。
■ 油そば(並200g) ■ \650 ★★★★
相変わらずのビジュアルと内容。変わっていない。。。
アンチョビの塩気、オリーブ油の香り、バジルの風味。
そしてキャベツと生トマトのフレッシュさにベーコンの塩味。
ブラックペッパーがアクセントとなった素晴らしい油そばだ。
このイタリアンテイストでありながら、確りとした風味の
味付けのタレ。そこに「浅草開化楼」のワシゴワの極太麺
を合わせたのは流石である。店主のセンスが光っている!
パスタのような仕上がりになっていない明確なる「油そば」。
ココが大事なポイントであり、店主の力量が発揮された所だ。
この商品はもっと評価されてもしかるべきだと思う。。。
他のお店ではまず食べられないし、素直に美味しい!
鶏の希少部位「セセリ」を叉焼にしている拘りも変わらない。
この「油そば」はずっと残してもらいたい商品である。
■ 餃子 ■ \350 ★★★☆
小振りな丸っこい餃子が5個。
山盛りのネギと、皿脇にスパイス塩が添えられている。
おつまみ系の餃子であるが、これも洋風で凄く美味しい!
イタリアンテイストな「油そば」とも非常に相性が良い。。。
此方のシェフは洋食出身なのが、
さり気なくこういう場所で活かされている。
此方は普通のラーメン類がイマイチである。
(個人の感想です!)
なので、こういう洋風スタイルな方向で他店と差別化した
方が適正なのではないかと勝手に思う。。。
もっと洋風に寄ったラーメンも食べてみたいし、
夜間は酒の肴になるおつまみメニューを出しているのだから、
メイン商品も思い切って「洋風ラーメン」を出してもらいたい!
大きなお世話だけど、自分はその方がリピート率が上がる。
(2013.11.記)
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▼新作はベーコンとキャベツと生トマトのイタリアン「油そば」!▼ (2013.3. 記)
オープン時以来の訪問。
新作の「油そば」が発売されたという情報があったので食べに行ったが、
券売機を見ると、オープン当初から一気に5種類程の新作メニューが有って驚いた!
当初は、醤油・塩の各ラーメンに、トマトの「紅ラーメン」だけだったのだが、
「つけ麺」や「油そば」「肉そば」「クリームラーメン」なんて~のも有った!
正直、デフォの「醤油ラーメン」は何処か在り来たりな味の印象であった。
でも、今回の新作「油そば」は、かなりイメージが違っっていた。。。
■ 油そば ■(300g)\750 ★★★★
先ず「浅草開化楼」製の太麺を、茹でる前に店主が手もみする。
強い縮れが生じ、更にコシの良い麺に変身する。食感もバッチリだ!
次に、燻製された挽肉とキャベツを軽く炒める。コレがこの「油そば」の味の要となる。
この挽肉、おそらくパンツェッタ系のベーコンかと思われるが、歯応えと塩気が良い感じ!
ソレを麺の上に乗せ、生トマト・メンマ・刻み葱・鶏せせり肉をトッピングする。。。
・・・という訳で、かなり洋風な味付けの「油そば」である。コレがかなり美味しい仕上がり。
ジャンクさの中にも洗練されたセンスが光る、他では食べられない「油そば」である。
丼底のタレも少し洋風な風味で、かなりオイリーだが軽い仕上がりになっている。
全体を混ぜても「油そば」らしく結構こってりしているが、それを生トマトが緩和する訳である。
多めの刻みネギも良い効果を出していた。全体にバランスは凄く良い!まさにプロの技である。
ただ、たまたまだったのか、入ってたキャベツの部位がほぼ根本ばかりで食感がかなり硬かった。
味変用に「酢・辣油・醤油タレ」を出してもらった。
さすがに300gの麺量は自分にはキツかった。後半はかなり風味に飽きてくる。。。
お酢はイマイチだったが、辣油と醤油ダレは美味しくて効果的!元の風味もあまり壊さない。
此方のお店が、以前「麺屋どげんか」だった時、新作の和風「和えそば」がかなり旨かった!
今回の此方の新作は、美味しい洋風の「油そば」である!こういうのは大歓迎だ。
リピート決定の商品である!!!
デフォの200gだと価格は\650である。これもはなり良心的である。
本来「油そば」なんて、「ラーメン」に比べれば原価率はグ~ンと低い!
その辺を、ちゃんと価格にも反映させているところも好感が持てるのである。
どっかのボッタクリ値段の「油そば」を出している店は見習った方が良いと思う。。。
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● 鶏とんこつスープの新しいお店「麵屋 紅」OPEN! ● (2013.3. 記)
新規オープンした此方!
昨年の「麵屋どげんか」の忽然の閉店からかなりのスピードで開店した新店である。
でもこの場所、「恵比寿ラーメン」~「縁」~「麵屋どげんか」~「麵屋 紅」と、
この4~5年で毎年のように店が変わっている。鬼門なのかなぁ~、この場所って。。。
とにかくオープン初日に訪問してきた。
入口の扉には「浅草開化楼麵」の木札がドヤ顔で飾られている。これだけでもテンションアップ!
以前と違い、券売機が入口扉のすぐの場所にお引越し。各席の頭上には黒い照明カバーで統一。
壁には何も告知物が無く、シンプルでお洒落な雰囲気になっている。。。
「麵屋どげんか」の特徴だった沈みの深いカウンターテーブルは「紅」になっても顕在だったが、
座面や背もたれ部分がよりシックなデザインの物に変更されていた。座り心地は相変わらずソフト。
此方のラーメンは基本が「鶏豚骨」のスープらしく、「醬油・塩・トマト」の3本柱で営業している。
麵も太麵・細麵と選択出来るようになっていて、麵への拘りを垣間見ることが出来る。。。
■ 鶏トンコツ醬油らーめん(太麵) ■\750 ★★★
「鶏トンコツ」と聞いて自分が真先に思い浮かぶラーメン店は、鴬谷の「ラーメン長山」である。
自分はあそこのラーメンは本当に好き!スープにインパクトがあるし、美味さが圧倒的である。
でも此方のスープは、「豚骨感」が極端に低いサラッとしたあっさり醬油スープなんである。
鶏出汁の旨味と節系の魚介の味もする。かなりオーソドックスな醬油ラーメンに近いスープだ。
「浅草開化楼」の太麵は若干平打ち気味のもっちりツルツル麵。形状は「家系」の太麵にに近い。
歯応えはあまり無いが、もっちりした食感に食べ応えがあり満足度は比較的高い。
トッピングは、メンマ・もやし・海苔・鶏叉焼・多めの刻みネギ。
スパイスに包まれた鶏肉は「せせり」の部位なので、所により筋ばった箇所がある。
だけど、この存在がこのラーメンの魅力をかなり支えていると言っていいだろう。。。
塩味の塩梅も丁度良いスープにシンプルな具材。オーソドックスな風味は間違いのない旨さだ!
しかし、特に味にインパクトは感じられず、売りの筈の「鶏トンコツ」を頂いた!という感覚が乏しい。
ランチタイムはライスのサービスがあるようだが、白飯が欲しくなるようなスープの味でもない。。。
女性にも支持を受けそうな端麗な風味にオシャレな白い丼。だがコアなターゲット層が読めない。
この和風なテイストは「塩」での味も想像出来るし、変化球の「トマト紅」でもきっと旨い事は分かる。
万人受けするオーソドックスなラーメンということでは、この辺りの客層には支持されそうかと思う。
しかし、「鶏トンコツ」というイメージからすると、少々期待を裏切られた感じがする。。。
味玉醤油ラーメン 850円(2016.8.)
軍鶏+鴨出汁の硬派なスープに替わった…!
お知らせ(2016.8月~)
2013.11.現在の外観
冷製つけナポリタン 950円
フレッシュなトマト汁
夏野菜タップリの浅草開化楼麺!
ツリシコな麺の旨味の秀逸!
イタリアンなつけ麺は此方の店主得意のジャンル!
麺は冷たい出汁スープに浸かっている…
開店3周年おめでとう!
海老と鯛の塩ラーメン 700円
美しい麺ウェ~ヴ!
この旨過ぎる黄金のスープ!
浅草開化楼の細麺!
ミニ鯛飯 100円
スープに浸しても旨く…
スープを掛けても旨い!
ポスター
オニオングラタンラーメン 900円
味玉アゴ出汁醤油ラーメン 950円
ミニせせり丼 380円
アゴ出汁醤油ラーメン 800円
此方お得意の鶏叉焼!
滑らかで美味い浅草開化楼の細麺!
極太メンマ
オイリーでパンチの強いスープ!
トマトのまぜそば(大) 800円
フェットチーネ風の平打ち麺!
ズッキーニ・ネギ・オリーブ・トマト…
「まぜそば」は軽くピリ辛味!
具材も多く満足感アリ!
油そば(200g)\650
極太のワシワシ麺とイタリアンテイストが合う!
希少な鶏のセセリ肉の叉焼!
浅草開化楼の極太麺!
丼底には濃い汁が・・・!
新発売の餃子\350
スパイスを付けて食べる軽い餃子!
油そば(300g)\750
キャベツと燻製挽肉が味の要!
全部混ぜると結構オイリー!
浅草開化楼製の太縮れ麺が旨い!
此方名物の鶏せせり肉!
油そば用の調味料!
醤油ラーメン(太麺)\750
浅草開化楼麺!
鶏せせりの叉焼!
鶏とんこつ醤油スープ!
メンマ
かなりサラリとした味です!
オープン時の券売機
券売機の新メニュー
券売機トッピングメニュー
調理場
外看板
外観全貌
2016/08/13 更新
◆冷やし枝豆豆乳ラーメン 1000円
8月の限定冷やし麺が発売された…。
毎月限定で創作麺を楽しませてくれる此方。
今回も普通にサクッと食べに行ったのだが、
何じゃこりゃ的な旨さに驚いた一杯である。
枝豆で豆乳スープの冷やし麺。
ありがちだし、差ほど目新しさは無い…。
だが、普通に一口目を口に入れた瞬間、
馴染みある美味さと馴染み無い旨味に
チョッとした驚きを感じて新鮮であった。
豆乳スープの滑らかな口当たり。
枝豆の甘味と粗みじん状の絶妙な食感。
ニンニクの香りに卵黄の濃厚な円やかさ。
普通に丸のまま枝豆が入るよりも、
「ずんだ」みたいに擦り下ろすよりも、
この粗みじん切りの形状が旨いのである。
枝豆・卵黄・ニンニク・青ネギ・等々、
それぞれの食材は馴染みがあるのに、
こうして一緒になると全く想像してない
旨さに舌も脳も驚いて笑ってしまう。。。
今回もまさに店主によるマジックの妙だ!
ダイレクトに食べるよりも「枝豆」の味
のポテンシャルが感じられ、ニンニクの
香に食欲が増進され、冷たい豆乳スープ
にいつものメンマの甘味が増幅される…。
いつもの浅草開化楼麺も冷えるとまた
一層と引き締まって超美味しい!
何でこんなに美味いのだろう…!???
特別な何かが入ってる訳ではなかろう!?
全ては此方の創作意欲と、それを実現
出来る腕と感覚がモノを言う。。。
いつものレギュラートッピング陣達が、
新しいスープと脇食材によって又新たな
輝きを放つ…というのに感激だった…。