2回
2014/06 訪問
ほうきぼし+の「台湾まぜ麺Z」というジャンク!
ぴったし一年振りの「ほうきぼし」。
現在は日曜日の二毛作化も好調な「ほうきぼし+」だ!
オリジナルな「汁なし担々麺」が旨い此方。
新作の「台湾まぜそば」もずっと前から期待していた。
今日はやっと訪問する機会がありテンションが上がる。。。
店頭の券売機を見ると、来ない間に随分メニューも増えた。
でも、自分は迷うことなく「台湾まぜ麺Z」のボタンを!
相変わらず麺の茹で時間がかかるが、待つ価値のある麺だ。
あの食感の良い極太麺を想えば待つのも苦ではない。。。
◇ 台湾まぜ麺Z ◇ 800円 ★★★★
これでもか!と乗っているジャンクな具材達・・・。
挽肉・魚粉・刻み海苔・長葱・生韮・生大蒜・卵黄。
味の要は、甘辛く煮詰められた味噌状の挽肉である。
この味付けと効果はホントに凄い!個性あり過ぎの脇役
トッピング達を見事仲間に引き入れる包容力があるのだ!
生ニラと刻みニンニクの臭味に加え、濃厚な魚粉も匂う。
しかし、それが混ざって旨味と化すや、笑うほど美味しい!
其々の生素材の新鮮さ&臭さがスパイスとなり、、、
表現不可能なジャンクな旨味の世界へと誘ってくれる。。。
甘く、辛く、臭く、旨い…。
ジャンク過ぎる仕上がりだが、
確りとあの「台湾ラーメン」の味に着地する。
全ては、最初に土台としてある挽肉味噌の味付けと汁が要。
「汁なし担々麺」もそうだが、此方は土台のタレ作りが秀逸。
若い娘の子供店長だが、やはり才能ある逸材である。。。
そして、この極太自家製麺!いつも旨くてクセになる。
個性的でパンチのある風味にも全然負けない旨い麺である!
いやぁ~久々に頂いた本格的なジャンクまぜそば。
この味の奥行きの広さは、暫く経っても忘れない力がある。
口に運んでからソシャクするまでもどんどんと旨味が変わる。
とにかく匂いもあるので、勤務中は食べない方が賢明である。
この商品は、本場名古屋の方にも是非試して頂きたい…!
きっと、名古屋の「台湾まぜ麺」とはアプローチが違う筈。
逆に、自分も本場名古屋の商品を食べに行きたいけど。。。
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▼ ゴールデンウイーク限定の二郎インスパイア「YOU次郎」▼ (2013.5. 記)
ゴールデンウィークの神田界隈。
昔は開いてる店なんて皆無だったのに、時代は変わった!
オフィス街だけど、最近出来た新店等は何処も比較的営業している。
そんなゴールデンウィーク限定というラーメンの登場である。
1日限定20食!というプレミアムな逸品。題して「YOU次郎」である。
「二郎」じゃなく「次郎」!子供店長のブログ内でも、そこを強調していた。。。
要するに「ほうきぼし」の考える「二郎」インスパイアってことである。
若い女性店主がが作る「二郎」系って、どんな感じになるんだろう。。。
■ YOU次郎(限定品) ■\700 ★★★☆
茹で時間短めの極太モヤシが軽い小山を描き、てっぺんにはニンニク味噌が乗っている。
脇には大判のロール叉焼。肉厚で食感も良い。何よりも荒みじん切りの玉ネギが美味い!
キャベツは彩り程度。見るからに優しさ溢れる女性っぽい「二郎」である。。。
スープもライト!想像はしてたけどマジに女性的。ほんわかした繊細な豚骨醤油味だ。
作り手の加減だろうがスープがぬるい。だから余計にライトに感じてしまうのもあるな。
麺は結構な太麺。ツルモチの良い塩梅の麺だがコレも優しめ。全然ワイルドさが無い!
コシもそこそこあって、太いモヤシと荒みじんの玉ネギとで、食感の表情が変幻自在である。
この辺はプロのアイデアである。バランスが繊細で、とにかくワイルドじゃないぜぇ~。。。
付合せに出される「辛味調味料」がミソである!
ガツンとした辛さは無いが、中国系香辛料の醸し出すエスニックな香りと爽快感が旨味を増す。
こんな調味料を「二郎」スープと合わせる感じが、いかにも「ほうきぼし」的で素晴らしい!
此方の名物「担々麺」の流れを組む独特の辛味調味料が、このスープに華を添えている。。。
この効果のおかげで、スープの最後の1滴までコッテリ感無く食べられるのである。
こんな「二郎」初めて~♪という着地点へ誘われる訳だが、それなりに食べ応えは確りある。
見かけは確実に「二郎」だけど、スピリッツ的なものが根底から違う。そんな印象を受けた。
何と言うか、「男らしさ」とか「男くささ」みたいな処を、
昔の女性と今の若い娘とではかなり違う趣向性があるのと近い感じがした。。。
昔は男性の「胸毛」がアリだったが、今はナシの時代である。
そんな、色白で体毛つるんつるんの「二郎」といったところである!
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●●● 人気店「ほうきぼし」の担々麺四天王を制覇! ●●● (2013.4. 記)
およそひと月振りの「ほうきぼし」。夜にお邪魔したのは初めてである。
最近も益々TVメディアに紹介されているので、店内は神田のサラリーマンばかりでなく、
いかにもラーメンオタクな人達も目につくようになった。。。全国から来てるのであろうなぁ。
今日はずっと未食のままだった「雪のたんたん」と、夜メニューの「餃子」を食べに来た!
■ 雪のたんたん ■\880 ★★★☆
オリジナル「担々麺」のマイルドバージョンという立ち位置で発売されている商品である。
商品名は、此方の名物店長:毛利由紀乃さんの名前をもじって作られたのであろう。。。
豆乳を使ったスープらしいが、結構確りした本格スパイスの為に、その風味は分からない。
辣油と芝麻醤、そして花山椒と唐辛子の風味と香りが、確り「四川省」していた!
挽肉味噌もオーソドックスだが、添えられた生プチトマトの酸味は初々しい。。。
こういう味のバランスが、女性店長らしい発想の現れだと感じることが出来る。
辛味とスパイシーさはあるものの、尖った鋭角的な辛さではなく、後からじんわり来るタイプ。
オリジナルの「担々麺」よりもコクがあり、味も良く、自分はこちらの方が好みである。
一般世間的には、此方のバージョンの方がスタンダードな「担々麺」なのではなかろうか。
■ 自家製餃子(6個) ■\500 ★★★★
いかにも手作りな感じの包み具合が良い!薄~い皮がまた今時ユニークである。
中の餡は韮とお肉でパンパン。中から肉汁もタップリ出てくる。。。
風味は軽く、全然しつこくないが、韮の旨味と臭味は確りと「餃子」している。
熱々で出てくるので、薄手の皮も食感がムッチリでとても美味しい!
相変わらず、中々のクオリティと味の良さであるが、正直思うのが価格の高さ。
「餃子」と「担々麺」を食べただけで合計\1380はチョッと高価だよなぁ~。。。
ここは神田だ!いくらアベノミクスが効果的だとは言え、ほぼ\1500する値段は安くない。
そこだけがリピートするモチベーションに影響がある。。。
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●● ネクストジェネレーションが作る全手作りの汁あり・汁なし担々麺! ●●(2013.3. 記)
この2月2日にオープンしたばかりの新店であるが、もう既に3~4回訪問している。
若干20歳の無修行娘が作る「担々麺」シリーズが、今チョッと気がかりだからだ。。。
先日も、此方の「子供店長」が、「麺家うえだ」の女店主と一緒にTVに出ていたなぁ。
あまりにも若くして人気店の店主となり、どうしてもそちらの話題の方が先行してしまうが、
自分も含め、所詮はラーメン屋なんだから、味が良くなければ客は来ないであろう・・・。
若く、修行もしていない新人類の店主が作るラーメン!
逆に、何事にも捉われない自由な発想で味を構築して行く。そこに自分は興味があるのだ。
此方のラーメンは、麺も含め殆ど全てが「子供店長」の手作りだという。。。
自らの公式ブログでも、日々の仕込みの大変さを少々ボヤいていたりして可愛い。
そして、その毎日の仕事の成果もあり、人気の「汁なし担々麺」は確かに旨かった・・・!
■ 汁なし担々麺(辛口・大盛)+温玉 ■\1080 ★★★★☆
自分の味の好みにはドンピシャだった!辛口を注文したが、確り辛くて山椒も利いている。
唇や口内が山椒の痺れでピリピリしてる。手作りのラー油や胡麻ペーストも味が深くて旨い。
王道の四川風味な担々ペーストが基本にあり、スパイスの選別・配合等が斬新である。
辛くてパンチがのある味の中に、深いコクと旨味が凝縮されている。正に新世代の担々麺。
麺も自家製の極太ストレート麺。この麺がまた良い!豊満で瑞々しい麺である。もちもち。
挽肉味噌・もやし・小松菜・ナッツ・乾燥麺という具材は、少し値段的に寂しい気はする。。。
だから「温玉」を追加したが、コレは必須だ!丼底の辛いタレと絡めると威力を発揮する!
卓上の「ガーリックチップスもたっぷり入れよう・・・!
魚介風味のミニスープが付属する。が、コレを飲むと、舌上の辛さが助長されてしまう。
自家製麺を揚げたものと、荒く砕かれたナッツの食感がちょっとキツい気がする。
麺と具を全部混ぜてしまうと、いきなり硬い食感が唐突にやって来るのだ!歯茎に注意!
ガツンと来る辛さ。グラマラスな自家製麺。圧巻の旨味とスパイシーさ。凄く好きな味だ!
これでCPが良ければ毎週でも食べたいクオリティである。ヤルねぇ~子供店長!!!
■ 担々麺(辛口)+味玉 ■\980 ★★☆
先日食べた「担々つけ麺」が中々の美味しさで、次の「汁なし担々麺」が凄く旨かった!
だから、おのずとこの「担々麺」には期待していたのだが、コレは正直あまり旨くなかった。
何だろう、この「担々麺」のスープの味だけが、「つけ麺」と「汁なし」とは違うカテゴリーのよう
に感じるのである。辛味が先に立った、まるで「蒙古タンメン中本」のような味作りなのだ。
辛口はけっこう辛いし、花山椒のピリピリもかなり来る。しかし、後から旨味がやって来ない。
コクや出汁の旨味が追いかけて来ないのである!コレは「つけ麺」「汁なし」とは違う。
スパイシーな中にも凝縮された旨味が弱いし、胡麻の濃厚さも足りないのである。。。
卓上のガーリックチップをたくさん入れてもコク味はイマイチ広がらなかった。
麺は「汁なし」よりも幾分細く、ストレートな色白麺は「大勝軒」の麺に似たタイプだ。
いつもの、もやし・挽肉・青菜・ナッツ等のトッピングもなんだか淡白に感じてしまう・・・。
追加の「味玉」は、黄身が8割りがた硬茹でだったところがかえって良かったかも。
あえて他の「担々麺」とテイストを変えたのかもしれないが、自分はあまり好きになれない。
同じ「担々麺」の種類なのに、こうまで印象が二分するとは意外だった。。。
あくまでも個人の好のみの問題なのだが、興味のある方は是非食べ比べて頂きたい。
蛇足だが、
CSに関しては徐々に改善されていると思う。声出し、声掛け、オペレーション等。。。
スタッフの笑顔も出ているし、着実に進捗が見られて頑張っているのが伝わりました。
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● 若干二十歳の子供店長が作る新感覚「担々つけ?」の実力! ● (2013.2.記)
以前、高校を出たばかりの小柄な娘が、評判の「担々?」を作る・・・的なTV番組を観た。
もう1年以上前の話だが、その幼い頃からラーメン好きだった少女が、なんの修行もせず、
これ又ヤリ手な母親の援助を受けてオリジナルの新しい「担々?」作りに試行錯誤する・・・
というようなドキュメンタリー的内容だったと記憶している。
その店は「志茂駅」周辺に在るのだが、今時の娘さんが作るラーメンの工程は本格的で、
斬新なアイデアと天性の味覚センスで、見るからに美味しそうな「担々?」を作り上げていた。
しかも、スパイスの選別から調合、麺や調味料に至るまで全て手作りだというのも凄い!
「担々?」好きを自負する自分としても、最初は半ばバカにしながら観ていたものの、
番組を観終わった頃には「是非食べてみたい!」と思うようになったのである。。。
そんなお店がオープン1年も経たず神田駅北口に支店を出したという吉報!早速伺った。
それにしても余程人気みたいである。開店2年目で、もう2号店のオープンって凄過ぎる!
(どうやらこの場所は、以前父親が経営していた中華屋の跡地らしいが。なるほど!)
まだオープンして数日。店内は狭く券売機も無い。若い男女3人がホールも厨房もかけもち。
一般的なCSの基準値からは程遠く、オープンしたてとはいえ、客側が不安を隠しきれない。
当初は此方一押しの「汁なし担々?」を行くつもりだったが、諸先輩レビュアーに評判の良い
「担々?つけ?」を先ずは最初に頂くことにした。。。
お水を出してくれたのが、なんとTVで観たあのお姉ちゃん店長だった!愛想は抜群。
その後調理場へも入り、男の子にも調理過程を教えているが、雑談しながらのマイペース。
傍から見たら、どう見てもバイトの娘と少年だけで料理してるようで物凄く不安・・・!
やはり手際は悪いし、非効率的だし、言葉使いも段取りも、周りがあまり見えていないようだ。
こういうのを世間では「ちんたら」とか「ぐだぐだ」とかと表現するのだろう。。。
■ 担々つけ?(大盛300g) ■\950 ★★★★
客は自分を含め3人しか居ないのに、結局は20分程待たされて着丼。待ち疲れは濃厚。
うどんのように白く艶やかな極太?。自家製らしいが美しい!食感はもっちりとコシも充分。
?側にはナッツ・小松菜・揚げ?(多分同じ?を揚げたもの)がトッピングされている。
計算通りの食感の楽しさだが、根本的な?のポテンシャルも見逃せない!
つけ汁は濃厚どろどろ。8種のスパイスが配合らしいが、山椒の痺れはあまり無い。
クリーミーな胡麻の中にラー油は勿論、色んな複雑な風味が隠されている。これは斬新!
辛口にしてもらったが、コレが結構辛く、良い感じで舌中を刺激する。挽肉の食感も良い。
何というか、そしゃくするごとに複雑かつ奥の深い旨味が押し寄せて来るのだ。。。
日本式でも四川風でもない、まさにオリジナルな担々スープである。これは美味い!
キンキンに冷えた?は確り絞められ水切りも完璧!?の半分も浸ければ充分な味の汁。
むしろ、その都度?をタップリ絡めてたら直ぐにつけ汁は無くなってしまうドロドロ加減だ。
ラーメン修行どころか、社会人経験も無い若干20歳の娘が辿り着いた「担々?」の味!
この旨さは、自分の想像の範囲を越えていた。食べ慣れた味と未開拓な味が融合する。
この複雑な味の構築は、決して常識では作れないのかもしれない。。。
むしろラーメン修行などしてないからこの味を作れたのであろう。天才少女の出現だ!?
話題のお姉ちゃん店長は、いまや「子供店長」という愛称でブログ等でも人気者らしい。
お母ちゃんがまた「お願いランキング」なんかにも審査員で出て来ているやり手の母親だ。
この異色な母娘は現在「時の人」的扱いだが、店の商品を食べる限り実力は本物である。
正直CSやオペレーションは酷いものだが、この状況も秋葉原の「○○カフェ」みたいに、
いずれは状況ごとセットで楽しむような様式的なものになってしまうかもしれない。。。
「お待ちどうさまでぇ~す!」「辛さは充分足りてますかぁ~?」といったギャル口調な接客。
段取りの悪さの中から不意にお客に繰り出される満面の作り笑顔。インパクトはあるが、
これがバイトの小娘だったら店長から厳重注意である。でも店長はこの娘なのだ。
新しいっちゃ~、新しい。ラーメン業界も確実にネクストジェネレーションの時代に入っている。
台湾まぜ麺Z 800円
待望の対面でした!
先ずは丼底から麺を引っ張り出し喰らう…
「ほうきぼし+」の外観
いつもの極太自家製麺!
この極太麺がマジ旨い!
味の要の甘辛挽肉味噌!
生ニンニクと生ニラが臭い!
大量の刻み海苔と葱も旨い!
肉味噌の汁が丼底へ溜まる。
全てを混ぜると果てしない旨味のグラデーションが…!
券売機(2014.6.現在)
YOU次郎\700
女性向けとも言える二郎インスパイア!
シャッキリもやしも爽快なライト二郎!
味は軽いが確り豚骨醤油!
麺も頑張った太麺!
大判のロール叉焼!
マイルドな豚骨スープは、さすが女性店主の発案!
独特の中華エスニック辛味噌が付く!コレが此方らしくて良い!
看板!
雪のたんたん\880
豆乳が使われたマイルドな担々麺!
麺は太ストレート麺!
辣油と芝麻醤と本格スパイス!
此方が載ったグルメ本がたくさん置いてある。
汁なし担々麺(大盛)+温玉\1080
全部混ぜると結構な辛さに!
卓上のガーリックチップを振り掛けて・・・
丼底に担々ダレがたっぷり!
「汁なし」の自家製太麺が最高に旨い!
「汁なし」に付属の塩スープは魚介の出汁!
担々麺+味玉\980
ランチは白飯サービス中!
麺は太ストレート麺!
「辛口」のスープ!辛くて痺れるが旨味は薄い。
担々つけ麵(大盛)\950
濃厚どろどろの斬新なつけ汁!
大盛り麵300g
濃厚で香ばしいスパイス類の旨味が素晴らしい!
胡麻の風味も確り!
ナッツや揚げ麵のカリカリ食感がポイント!
うどんのような白く瑞々しい麵!
汁は辛口!円やかながらピリピリした辛味がかなり刺激的!
自家製餃子\500
薄皮、熱々でいかにもな手作り感!
韮と豚肉がたっぷり入ってジューシー!
薄い皮が旨味の特徴!
付属のニンニクチップ!
メニュー
飲み物メニュー
子供店長らしいオブジェ!
店内入口側から奥を臨む
店内奥から入口を臨む
店頭タペストリー
外観入口
2014/06/05 更新
冬は「つけ麺」が旨い!!
自分は暑い夏よりも、寒い冬の方が
「つけ麺」が旨いと思うのである。。。
その理由は、茹で上げた麺を絞める水道水が
そもそもキンキンに冷えているからである。
つけ麺は麺を喰う料理。コシのある麺が主役。
「あつもり」なんか喰ってる奴は邪道も邪道。
そんな野郎は普通にラーメン喰ってばいい!
熱々の汁にキンキンに冷えた麺を入れて喰う。
コレが「つけ麺」の食べ方の本流である…!
ま、風が強くて極寒の日なんかは、
そんなつけ麺より温かいスープのラーメンを
欲する人の方が多いのは確かであるが。。。
とにかく、
寒い日の「つけ麺」は麺が輝いている!!
約2年振りの此方。
しかも此方でつけ麺を頂くのは約4年振りだ。
此方は「汁なし担々麺」の名店として人気だが、
いい加減お客さんにも飽きられているだろうと
思いきや、益々客足が伸びているオバケ店だ!
自分も久しぶりに此方の「汁なし担々麺」を
…と思っていたが、噂によればここ最近の
此方の「担々つけ麺」のグレードアップ度は
中々凄いと耳にした。本当かどうか確かめる!
◆担担つけ麺 850円
出されたスープを見て直ぐに旨いと分かった!
旨い担々汁ってのは色味に説得力があるのだ。
少し粘度のあるクリーミーな担々汁。
しかし、いきなりパンチを食らう爽やかな辛味。
スパイシーな味のバランスは流石此方である!
このマイルドからワイルドへの狭間が、
手品のように一瞬にして裏返りまた戻る。。。
旨味も辛味も濃厚で元気を貰えるスープだ!
あの4年前に頂いた「担々つけ麺」とは
もう味の印象が全然違う。今日まで確りと
進化した仕事でリニューアルされていたのだ。
此方の担々シリーズは、
以前は「汁なし担々麺」が圧倒的な旨さと
オリジナルなバランス感覚ある商品であり、
他の汁有りやつけ麺は別の商品の印象だった。
だが、今回頂いた担々汁のクォリティは、
その「汁なし担々麺」の風味と質を受け継ぐ
『ほうきぼし』の一貫性を感じる出来だった!
これこそが『ほうきぼし+』の担々つけ麺…
と納得できる素晴らしいリニューアルっぷり。
また、汁内のブロック叉焼も超極柔食感で、
自家製の太麺とぶつかるとホロっと崩れて、
まるで挽肉のように麺の周りに纏わりつく…。
こうした細部にまで考えられた仕事もとても
クリエイティブだ。良い仕事してますねぇ~!
別皿提供の砕きナッツも、麺に添えられた
茹でホウレン草も如何にも此方らしくて好い。
此方って、普通の汁のある「担々麺」は
それ程美味しくない!(個人の感想ですけど)
でも、この「担々つけ麺」の進化を見ると、
もしかしたら「担々麺」も「汁なし担々麺」
と同じ位のグレードになったのか気になる…。
また今度、確かめに行きたい。。。