2回
2016/07 訪問
今世紀最大の発見
石井ふく子プロデュースの「普通がいちばん」を見ていると、劇中で「肝っ玉母さん」がでてきた。当時(今から45年前)の面影が残るお店に行きたいと思っていたところ、東中神在住の方から「田吾作」の紹介された。店の外形は写真にあるとおりであるが、意外にもお店は地元の方々で満席であった。カウンター6から7で、テーブル1つである。無理を言っていれてもらう。店のなかは雑然としているが、その方が私は落ち着く。
煮込み(400円)と焼き鶏(1本100円)を頼む。メニューはそれほど多くはないが、大体400~600円である。親父さんは気の良い方であり、はじめての私にも目配りをしてくれる。こんな店でホッピー(400円)をやりながら、45年前の「肝っ玉母さん」にでてくる「大正庵」でも思いだしていると、嫌なことも忘れてしまう。
何が「今世紀最大の発見」かというと、このようは風情のある文化財的造作が未だ残され、その中で気分良く飲める点です。こうした文化財的造作がお好きな方は、親父さんがやめる前に一度訪問すると良いと思います。後継者はいないそうです。
2020/08/31 更新
東中神 田吾作
そもそも大衆割烹とは何ぞや。深遠なる意味を探りつつ、東中神の田吾作に行ってみました。
早速、中に入ります。
ビールは、キリンラガーとサッポロ赤星を選べます。王道ですね。
キリンラガーを選びました。もれなく枝豆も。このお店は、マスターの料理と会話を楽しみお店です。
メニューはこんな感じです。
煮込みを注文します。
旨い。個人的には西東京3大煮込みに認定したいと思います。もっとも他の2店は思いつきませんが。
刺身の盛り合わせを頼んでみます。刺身はこのお店の真骨頂です。
お酒はホッピーにします。中が濃いです。
やきとりも注文します。
ここのやきとりは、中野の「石松」同様肉の塊から肉を切り取ります。妥協がありません。
その他に、厚揚げ、ポテトフライ、おでん。
では、冒頭で述べた大衆割烹とは。価格を抑えて割烹の料理を楽しめるということでしょうか。
以下、まさに割烹を楽しめた刺身盛り合わせです。
マスター、これからも美味しいおつまみよろしくお願いします。応援しています。