3回
2019/08 訪問
ランチ遠征記 神戸六甲道 Le Tréfle編 ~フランス人シェフ来日ランチ~
レビューは夏まで遡ります
神戸六甲道に在る、ビストロノミー『Le Tréfle』
オーナーシェフのフランス修行時代から交流が在る、仏人シェフMathieu Moityが来日
オーナーとのコラボで料理が愉しめるって事なので、妻と次女と三人でお邪魔しました!
●スペシャルコラボランチです
普段は1500円で、「1Entree+1Plat+Desser」が愉しめますが
コラボ期間中は、内容、価格ともにスペシャルでした
【Le TréfleLe × Menu de jour】
■1Entree+1Plat+Dessert 2350円 +Tax
■1Entree+2Plat+Dessert 3500円 +Tax
Entree 前菜
・Saumon,concombre,algues,jus de vert,citron confit/サーモングラブラックス、胡瓜、海藻、レモンコンフィ
・Maquereau,betterave,hibiscus,shiso rouge/鯖、ビーツ、ハイビスカス、赤紫蘇 +500円
・Joue de bouef,consommé bonito,capchine/和牛頬肉赤ワイン煮込み、鰹のコンソメ、ナスタチウム +500円
Plat メイン料理
・Echine de cochon,poireau,ravigote/豚肩ロースのロースト、白ねぎ、ラビゴット
・Poisson de jour,courgette,pêche,harissa/本日のお魚、ズッキーニ、黒ゴマ、アリッサ
・Canard Rôti,mais,plum,cacao/鴨のロースト、トウモロコシ、すもも、カカオ +600円
Dessert デザート
・Raisin,ganache au thé,rose,nage/ブドウ、紅茶のガナッシュ、バラ、雪
●三人なので、三種類をシェアして戴きました
普段、調理場兼サービス担当のオーナーシェフがサービスを
キッチンは、仏人シェフとアシスタントの女性二人が担当です
妻が愛車の運転を引き受けてくれるって事なので
食事に合わせて、グラスワインを愉しむ事が出来ました
【Entree 前菜】
■Saumon,concombre,algues,jus de vert,citron confit/サーモングラブラックス、胡瓜、海藻、レモンコンフィ
グラブラックスは、古典的な技法で、中世の頃に北欧の漁師が鮭を塩漬けにし
砂浜に埋めて軽く発酵させたことが由来だそうです
それに倣って、マリネしたサーモンに万願寺等の夏野菜を合わせた青汁の様なジュースに
オイルを加えたソースを添えて、胡瓜、キウイ、ワカメ、レモンのコンフィを添えて在ります
爽やかな青々しい風味とねっとり甘くとろけるような鮭の美味しさのひと皿です
■Maquereau,betterave,hibiscus,shiso rouge/鯖、ビーツ、ハイビスカス、赤紫蘇
サバを土佐酢で軽くマリネしてから、皮目を炙って、身はレアの状態
鮮やかな赤い色のピューレは、ビーツとハイビスカスを合わせたもの
生のビーツのピクルスと赤紫蘇を合わせたものが添えられています
仕上げにビーツのパウダーが、振りかけて在ります
サバの〆加減が淡いのは、ワインビネガー等の洋のものでは無く
土佐酢を使っているからなのでしょうか?
派手なビジュアルと相反する優しい味わいです
■Joue de bouef,consommé bonito,capchine/和牛頬肉赤ワイン煮込み、鰹のコンソメ、ナスタチウム
和牛のほほ肉の赤ワイン煮込みです
スナッケと呼ばれる表面を焼き固めて旨味を閉じ込める、古典的な技法で
表面に火入れしてから、赤ワインでじっくりの煮込んで在ります
鰹をベースにして取ったヴイヨンにセロリ等の香味野菜や
マッシュルームを加えたソースで戴きます
添えて在る小さな蓮の葉似た葉は、ナスタチウムと云うハーブ、クレソンに似た風味です
表面はカリッと仕上げて在りますが、内側はナイフが要らない程に柔らかく
肉らしい味わいがするほほ肉の煮込みです
鰹って合うだろうか?って思いましたが、邪魔をしない、軽い口当たりなのに
和の云い方で云えば、ダシが効いているって感じです
【Bugette バゲット】
兵庫区大開通りに在るBoulangerie recolte(レコルト)の特注のバゲットです
【Plat メイン料理】
■Echine de cochon,poireau,ravigote/豚肩ロースのロースト、白ねぎ、ラビゴット
脂身が美味しそうな豚の肩ロース肉のローストです
温泉卵をベースにした、酸味の在るソースラヴィゴットで戴きます
添えて在るのは、焼いた白葱と焼き茄子をピューレにしたもの、葉野菜は失念です
柔らか過ぎず、適度に噛み応えが在り、肉々しい美味しい豚肉です
特に脂身と、酸味の在るソースラヴィゴットの相性が良いですね
■Poisson de jour,courgette,pêche,harissa/本日のお魚、ズッキーニ、黒ゴマ、アリッサ
本日の魚は明石産の鯛で、皮目をしっかり香ばしく炙りポアレにしたもの
焼いたズッキーニを敷いて、フレッシュの和歌山産の桃を添えて
生の薄くスライスしたズッキーニをのせ、トーストした胡桃を散りばめて在ります
赤いソースは、ハリッサと呼ばれるアフリカの唐辛子ペーストにラズベリーを加えたもの
メインのソースは、黒胡麻ベース、緑色のピューレは、ブロッコリーとわさびを合わせたものです
香ばしく焼かれた皮目のの鯛は、身がふっくら柔らか
黒ゴマソースはこってりと、ハリッサはピリッとスッキリ、ブロッコリーはわさびの刺激で
面白く色んな表情で鯛を食べる事ができるのですが、1番驚いたのはフレッシュの桃なんです
黒ゴマを少しつけて鯛と一緒に食べると、桃の甘さがゴマと相まって鯛との相性が抜群なんです
■Canard Rôti,mais,plum,cacao/鴨のロースト、トウモロコシ、すもも、カカオ
フォアグラを採った後のフォアグラ用鴨の肉、マグレ鴨をレアにローストしたもの
マグレ鴨は、フォアグラ採取の為に栄養価の高い餌を与えられているので
一般の鴨の胸肉よりも厚く、質も高く、味も濃いと云われています
スモモのピューレにすもものマリネ、カカオを加えたトウモロコシのキャラメリーゼが添えて在り
鴨肉汁を加えて煮詰めた、赤ワインソースで戴きます
適度に弾力が在りますが、しっとりと柔らかく、味わいが濃い鴨肉です
スモモの淡い酸味と甘さとの相性が良いですね
勿論、赤ワインソースとの相性は、云うまでも在りません
【Dessert デザート】
■Raisin,ganache au thé,rose,nage/ブドウ、紅茶のガナッシュ、バラ、雪
フレッシュの巨峰にバラとハイビスカスの香りの紅茶を加えた
ガナッシュチョコレートが合わせて在ります
上から掛けられて在るクランチは、ナッツと共に高温に煮詰めたクロカントやクッキ-を砕いたもの
ピンク色の雪はバラの香りがするもので、温かいものと冷たいものの温度差を愉しむ一品です
デザートと一緒に水出しのアイスコーヒーを追加しました
白ワイン
Amandine Damien Bureau 2016(仏)
Sancerre blanc Quarterons Sebastien Riffault 2016(仏)
赤ワイン
Bruno Duchène La Luna 2018(仏)
●最後に
久し振りにお邪魔しましたが、相変わらずCPが高く、洒落た料理でした
いつもとは違った雰囲気のランチを、家族で愉しむことが出来ました
価格も手頃で、自宅からもさほど離れている訳では無いのですが
近隣の洋食店やピッツエリアの様に気軽に普段遣いって感じにはならないんです
多分、此方の料理が、単に空腹を満たす為の料理と云うよりは
料理のビジュアルやワインと共に愉しむ料理って気がして、チョッと敷居が高いのかも?
とは云え、お気に入りの店で在る事には違いが無いので
何かと理由を付けて、定期的にお邪魔したいと思います
大満足でした
ご馳走様でした!
Le Tréfle
店の外観
店内 カウンター席
店内 2人掛けテーブル席
Le Tréfle × Mathieu Moity
Menu de Jour
Menu de Jour
お勧めのグラス白ワイン三種
Amandine Damien Bureau 2016(仏)
Entrée 前菜
Entrée 前菜 Saumon,concombre,algues,jus de vert,citron confit サーモングラブラックス、胡瓜、海藻、レモンコンフィ
Saumon,concombre,algues,jus de vert,citron confit サーモングラブラックス、胡瓜、海藻、レモンコンフィ
Sancerre blanc Quarterons Sebastien Riffault 2016(仏)
Entrée 前菜 Maquereau,betterave,hibiscus,shiso rouge 鯖、ビーツ、ハイビスカス、赤紫蘇
Maquereau,betterave,hibiscus,shiso rouge鯖、ビーツ、ハイビスカス、赤紫蘇
Bugette バゲット
Entrée 前菜 Joue de bouef,consommé bonito,capchine 和牛頬肉赤ワイン煮込み、鰹のコンソメ、ナスタチウム
Joue de bouef,consommé bonito,capchine 和牛頬肉赤ワイン煮込み、鰹のコンソメ、ナスタチウム
Bruno Duchène La Luna 2018(仏)
Bruno Duchène La Luna 2018(仏)
Bugette バゲット
Plat メイン料理 Canard Rôti,mais,plum,cacao 鴨のロースト、トウモロコシ、すもも、カカオ
Canard Rôti,mais,plum,cacao 鴨のロースト、トウモロコシ、すもも、カカオ
Plat メイン料理 Poisson de jour,courgette,pêche,harissa 本日のお魚、ズッキーニ、黒ゴマ、アリッサ
Poisson de jour,courgette,pêche,harissa 本日のお魚、ズッキーニ、黒ゴマ、アリッサ
Plat メイン料理 Echine de cochon,poireau,ravigote 豚肩ロースのロースト、白ねぎ、ラビゴット
Echine de cochon,poireau,ravigote 豚肩ロースのロースト、白ねぎ、ラビゴット
Dessert デザート
Café 水出しアイスコーヒー
Dessert デザート Raisin,ganache au thé,rose,nage ブドウ、紅茶のガナッシュ、バラ、雪
Raisin,ganache au thé,rose,nage ブドウ、紅茶のガナッシュ、バラ、雪
2019/11/19 更新
2018/11 訪問
ランチ遠征記 神戸六甲道 Le Tréfle編 ~今回はワインも戴きました~
休日のランチです
この日は次女と次女の彼氏が加わって4人でランチです
一度お邪魔して、再訪の機会を伺っていた『Le Tréfle』へ
最近人気が上がってきているので、電話で予約を入れてからお邪魔しました
●前菜とメイン、デザートの構成のランチ
【Le menu de jour】
■1Entree+1Plat+Dessert 1500円
■1Entree+2Plat+Dessert 2350円
Entree 前菜
・seriole、betterave、framboise、herbes saison/明石産ハマチ、ビーツ、ラズベリー、季節のハーブ
・canard、kinkan、fenouil/鴨、金柑、フェンネルのサラダ
Plat メイン料理
・cuisse de poulet、carotte sudachi、sauce vin rouge/鶏もも肉、スダチ、人参、赤ワインソース
・daurade noire、legumes saison、sauce aneth/黒鯛、季節の野菜、ソースアネット
Dessert デザート
・kinkan、ganache chocolat、crumble/金柑、ガナシュショコラ、クランブル
+200円
・cafe/コーヒー
・jus raisin/赤ブドウジュース
・eau de herbes/ハーブフルーツ水
●この価格とは思えない皿の上のビジュアル
前回と違い、愚妻が運転してくれるって事だったので
ワインを軽く愉しむ事ができました
■Entree 前菜
・seriole、betterave、framboise、herbes saison/明石産ハマチ、ビーツ、ラズベリー、季節のハーブ
明石で獲れたハマチをライムの香りを付けて軽く〆て在ります
下に敷いてある赤いピューレはビーツとラズベリーのピューレ
上には生のビーツのピクルスと赤紫蘇等のマイクロリーフが添えて在ります
ハマチは適度に脂がのっていて、コリコリの歯応え
ビネガーではなく、ライムの酸味で〆て在るので淡い締まり加減です
・canard、kinkan、fenouil/鴨、金柑、フェンネルのサラダ
フォアグラを採った後の鴨肉、マグレ鴨をじっくりと低温調理し
フェンネルのサラダ、カシューナッツの削りかけが添えて在ります
ソースは金柑のビネガーを使ったドレッシングの様なビネグレットソース
軽く炙っただけの様な火入れ具合の鴨肉はしっとりしていて
噛むと旨味が口の中に広がります
■Bugette バゲット
兵庫区大開通りに在るBoulangerie recolte(レコルト)の特注のバゲット
■Plat メイン料理
・cuisse de poulet、carotte sudachi、sauce vin rouge/鶏もも肉、スダチ、人参、赤ワインソース
鶏もも肉をゆっくりとローストして在ります
表面の皮はパリッとしていて、肉はとてもジューシー
下に敷いているオレンジ色のピューレは、丹波篠山の契約農家直送の
無農薬人参「優馬」と酢橘を合わせたピューレで
合わせて食べると、鶏肉の滲む脂と相性が良くほのかな人参の甘味が旨味を増します
ガロニは徳島産の源平芋、芽キャベツが添えて在り
赤ワインを煮込んだソースバンルージュです
・daurade noire、legumes saison、sauce aneth/黒鯛、季節の野菜、ソースアネット
明石で獲れたクロダイをポアレしてソースは、白ワインベースのソースバンブランに
ディルの香りを付けて在ります
パリパリの鯛の皮が香ばしく魚の旨味の濃い鯛の身と白ワインソースが合います
さっぱりとした味わいで香草の風味が効いています
ガロニは契約農家から直送の芽キャベツとペコロス、しめじを添えて在ります
添えて在る野菜ときのこは食べ応えが在り、ひとつの料理として成立しそうです
■Dessert デザート
・kinkan、ganache chocolat、crumble/金柑、ガナシュショコラ、クランブル
金柑のコンポートとガナッシュチョコレート
そぼろ状の焼き菓子の様なクランブルとオレンジの香りを付けて焼いたメレンゲが添えて在ります
ガナッシュの濃厚なチョコの味わいが印象的でした
合間にメレンゲを口へ運ぶと溶けて無くなる様な舌触りです
クランブルの和約はそぼろ
小麦粉、砂糖、バターを混ぜ合わせてそぼろ状にして焼いたもの
・poire、glace、meringue/洋梨、アイスクリーム、メレンゲ
4人だったのでシェアできる様に違う内容のデザートを提供してくれました
洋梨のコンポートと洋梨とセロリを合わせたアイスクリーム
上に柑橘の香りを付け焼いたパリッとしたメレンゲが添えられています
アイスクリームにセロリが混ぜ合わされているって珍しいですよね
しっかりとセロリの風味が感じられました
苦手な方は、チョッと厳しいかも?
■Café コーヒー
追加しました!
愚妻は牛乳をたっぷり加えて戴くのが好きなので、その旨を伝えると
添えるのでは無く、事前に加えてカフェオレで提供して貰えました
コーヒーカップでの提供では無く、湯呑み的な器で提供されました
この辺もチョッと小粋なんですよね
■jus raisin 赤ブドウジュース
次女と彼氏が追加しました!
赤ワインの様な濃い色合いの赤ブドウジュース
飲んではいませんが、相当美味しかった様です
白ワイン
Alexandre Bain L d’Ange 36 Mois d'Elevage(仏)
Un Saumon dans la Loire Sauvignon 2017(仏)
●最後に
本当に素晴らしいランチだと思います
この価格でこの内容、特に盛付方は価格以上の料理を戴いた気分にさせてくれます
次女も彼氏もフランスへ留学経験が在り、現地で知り合ったので
愚妻が、此方でランチをと考えた様です
今回はテーブル席だったので、家族団らんって感じでしたが
カウンターでオーナーとの会話を愉しみながら食事を愉しむのが
此方のお店の愉しみ方の様な気がしました
またお邪魔したいですね
この日も満足度の高いランチでした!
ご馳走様でした!
Le Tréfle
店の外観
店先の案内
店内 窓際
店内 キッチンとカウンター席
店内 2名掛けテーブル席
店内 4名掛けテーブル席
Le menu de jour
お勧めの白ワイン
Alexandre Bain L d’Ange 36 Mois d'Elevage(仏)
Entree 前菜 明石産ハマチ、ビーツ、ラズベリー、季節のハーブ
Entree 前菜 明石産ハマチ、ビーツ、ラズベリー、季節のハーブ
jus raisin 赤ブドウジュース
Entree 前菜 鴨、金柑、フェンネルのサラダ
Entree 前菜 鴨、金柑、フェンネルのサラダ
Entree 前菜 鴨、金柑、フェンネルのサラダ
Bugette バゲット
Un Saumon dans la Loire Sauvignon 2017(仏)
Plat メイン料理 黒鯛、季節の野菜、ソースアネット
Plat メイン料理 黒鯛、季節の野菜、ソースアネット
Plat メイン料理 鶏もも肉、スダチ、人参、赤ワインソース
Plat メイン料理 鶏もも肉、スダチ、人参、赤ワインソース
Dessert デザート 金柑、ガナシュショコラ、クランブル
Dessert デザート 金柑、ガナシュショコラ、クランブル
Dessert デザート 金柑、ガナシュショコラ、クランブル
Dessert デザート 洋梨、アイスクリーム、メレンゲ
Dessert デザート 洋梨、アイスクリーム、メレンゲ
Dessert デザート 洋梨、アイスクリーム、メレンゲ
Café コーヒー
Café au lait カフェオレ
2018/12/10 更新
2018/10 訪問
ランチ遠征記 神戸六甲道 Le Tréfle編 ~CPの高い déjeuner ~
この日は定期的な通院の日
有給休暇を取得しての平日休日です
いつもは昼過ぎまで掛かる病院と薬局が、珍しく11時頃に完了
折角なので、愚妻とランチへ出掛けました!
『Le Tréfle』
8月にオープンした野菜とビオワインにこだわったビストロノミーバルです
阪神間在住の呑み仲間の間で話題になっていたので、予約して行ってみる事にしました!
●ビストロノミーなお店
お店は、JR六甲道駅の南側のウェルブ六甲道1番街の南側の道路に面した1階に在ります
駅からは徒歩2分程の「トーホーストア六甲道店」が在る高層ビルです
飲食店や理容店が軒を連ねる中の西から3軒めの店舗です
店先に黒板の案内が置かれているのが目印です
左手にドアが在り、ガラス越しに棚にワインのボトルが並んでいるのが見えます
店内は間口の割に奥へ続く造りで、手前に4名掛けと2名掛けのテーブル席
奥にオープンキッチンに面したカウンター席6席の計12席
白壁と木目を生かしたカジュアルですが、落着いた雰囲気です
オーナーシェフが独りで切り盛りしています
オーナーシェフの井上さんはフランスで3年間の修行経験が在り
大阪の『Unisson des Coeurs』の出身です
拘りの農家直送の新鮮な有機野菜を使った料理を作るだけではなく
「808 Tréfle」ってネーミングで飲食店へ野菜の卸売りも行っているとの事です
お店は8月1日にオープンしました
シェフおひとりで切盛りされているので、是非予約を入れてからお邪魔して下さいね
ビストロノミーとは・・・
美食を意味する「ガストロノミー」と、カジュアルなレストラン「ビストロ」の
2つの言葉を合わせた造語で、リラックスした雰囲気の中で本格的な料理を味わう事
パリのグルメの新定番として、定着してきてる様です
●前菜とメイン、デザートの構成のランチ
ランチは、前菜2種から1品、メイン2種から1品とデザートで1500円です
【Le menu de jour】
■Entree 前菜
・Hamo、kiwi、Chou rave、Herbes saison/明石産ハモ、キウイ、コールラビ、季節のハーブ
・Tartal de Canard、Betterave、Framboise/鴨のタルタル、ビーツ、ラズベリー
■Plat メイン料
・Poilet rôti、Carotte yuzu、Sauce vin Rouge/鶏むね肉 or 豚ヒレ肉のロースト、キャロット柚子、赤ワインソース
・Sawara、Dugléré、Champignons/鰆、デュクレレ、きのこ
■Dessert デザート
・Kaki、Pomme、Oseille、Yaourt/柿、リンゴ、酸葉、ヨーグルト
■+200円
・Café/コーヒー
・jus raisin/赤ブドウジュース
・eau de herbes/ハーブフルーツ水
●価格以上に愉しめるCPの高いランチ
前菜とメインが2種類ずつなので、シェアする心算で2種類ずつ註文!
同じ料理の方がシェフは手間が掛からずに済んだかも??
この後、運転が在ったので、泡やワインは封印ですw
■Entree 前菜
・Hamo、kiwi、Chou rave、Herbes saison/明石産ハモ、キウイ、コールラビ、季節のハーブ
明石産鱧の炙りにコールラビ、キウイの角切りにライムの香りを付けて合わせ
上には赤紫蘇等、契約農家から頂いているハーブを乗せて在ります
表面を軽く炙った鱧はレア感満点です
キウイに合わせて在るライムは、キャビアライムとも呼ばれているフィンガーライム
光沢とプチプチの食感がキャビアに似ているとフランスで流行りの豪州原産の柑橘なんだそうです
・Tartal de Canard、Betterave、Framboise/鴨のタルタル、ビーツ、ラズベリー
鴨のタルタルに柑橘の香りを付け、ビーツとラズベリーのピューレを添えて
削った白いのはカシューナッツ、契約農家のハーブをのせて在ります
鴨肉のタルタルは細かく叩いてあるのでは無く、棒状にカットされています
味わいが濃くしっとりした美味しい鴨肉です
敢えて、別々に味わいを愉しんで見ましたが、ピューレの淡い酸味、
削ったカシューナッツのナッツっぽい風味、ハーブの味わい
各々が違った味わいや風味が鴨肉に加わって違った美味しさが愉しめます
■Plat メイン料
・Porc rôti、Carotte yuzu、Sauce vin Rouge/豚ヒレ肉のロースト、キャロット柚子、赤ワインソース
鶏と豚とで迷いましたが、豚ヒレ肉をチョイス!
ゆっくりと火入れした豚フィレのローストに人参と青ゆずのピューレが添えて在ります
ソースはコクのある赤ワインソース
厚めにカットされた柔らかくしっとりとした豚フィレ肉です
特に人参と青柚子のピューレの淡い甘味と酸味と合わせると抜群に美味しんです
・Sawara、Dugléré、Champignons/鰆、デュクレレ、きのこ
明石産鰆のポワレにデュクレレソースを合わせて在り
上にはフェンネルのサラダと丹波篠山の契約農家のニラの花を散らして在ります
皮めを香ばしくパリッと焼き上げた鰆の身との食感の相違が美味しさを増しています
デュクレレソースって初めてですが、エシャロットのみじん切りを白ワインで煮詰め
魚のだし汁や酒類を加えてさらに煮詰めたもの
19世紀の偉大なフレンチのシェフ、アドルフ・デュグレレが考案したソースなんだそうです
■Dessert デザート
・Kaki、Pomme、Oseille、Yaourt/柿、リンゴ、酸葉、ヨーグルト
リンゴと酸葉のアイスクリームに柿とエストラゴンの香りをつけたガナッシュ
上にはカルダモンとライムのメレンゲが添えて在ります
同じ内容ですが、色、意匠の違う皿に盛られて提供されました
リンゴ、酸葉、チョコの三種類の冷菓にクランチが振りかけて在り
カルダモンの葉とライム果汁を加えて焼いたパリッとしたメレンゲが添えられています
ガナッシュの濃厚なチョコの味わいが印象的でした
合間にメレンゲを口へ運ぶと溶けて無くなる様な舌触りです
■Café コーヒー
追加しました!
愚妻は牛乳をたっぷり加えて戴くのが好きなので、その旨を伝えると
添えるのでは無く、事前に加えてカフェオレで提供して貰えました
コーヒーカップでの提供では無く、湯呑み的な器で提供されました
この辺もチョッと小粋なんですよね
●最後に
直前に頭に浮かんで予約をして訪れたランチでしたが、満足感が半端じゃ在りませんでした
この価格のお手軽なランチって内容では無く、今日は何かのイベントの日?って感じでした
カウンターで戴いたので、手元までは見れませんが、調理場の臨場感が味わえ
合間にオーナーとの会話を愉しみながらと、上質なランチタイムが愉しめました
アシスタントは探しているとの事でしたが、独りで全てを切盛りしている為
満席まで、客を迎える事が出来ない様で、この日も我々の他にお1人様2組と2人様1組が
席に着いた時点で、「本日満席」となり、以降は断っていました
間違いなく予約困難なランチになる予感!
次回は、ワインも愉しめる状態でのランチか、アラカルトも愉しめる夜営業か
どちらかにお邪魔したいと思います
本当にCPが高く、大満足なランチでした!
ご馳走様でした
お店のロゴ
店の外観
店先の案内
店内 4名掛けテーブル席
店内 カウンター席と2名掛けテーブル席
Le menu de jour
Entrée 前菜 鴨のタルタル、ビーツ、ラズベリー
Entrée 前菜 鴨のタルタル、ビーツ、ラズベリー
Entrée 前菜 明石産ハモ、キウイ、コールラビ、季節のハーブ
Entrée 前菜 明石産ハモ、キウイ、コールラビ、季節のハーブ
キッチン
Bugette バゲット
Bugette バゲット
Plat メイン料 豚フィレ肉のロース、キャロット柚子、赤ワインソース
Plat メイン料 豚フィレ肉のロース、キャロット柚子、赤ワインソース
Plat メイン料 豚フィレ肉のロース、キャロット柚子、赤ワインソース
Plat メイン料理 鰆、デュクレレ、キノコ
Plat メイン料理 鰆、デュクレレ、キノコ
Plat メイン料理 鰆、デュクレレ、キノコ
Dessert デザート 柿、リンゴ、酸葉、ヨーグルト
Dessert デザート 柿、リンゴ、酸葉、ヨーグルト
Dessert デザー 柿、リンゴ、酸葉、ヨーグルト
Dessert デザー 柿、リンゴ、酸葉、ヨーグルト
Café コーヒー
Café au lait カフェオレ
2018/10/23 更新
ビストロノミーなお店
お店は、JR六甲道駅の南側のウェルブ六甲道1番街の南側の道路に面した1階に在ります
駅からは徒歩2分程の「トーホーストア六甲道店」が在る高層ビルです
飲食店や理容店が軒を連ねる中の西から3軒めの店舗です
店先に黒板の案内が置かれているのが目印です
左手にドアが在り、ガラス越しに棚にワインのボトルが並んでいるのが見えます
店内は間口の割に奥へ続く造りで、手前に4名掛けと2名掛けのテーブル席
奥にオープンキッチンに面したカウンター席6席の計12席
白壁と木目を生かしたカジュアルですが、落着いた雰囲気です
オーナーシェフが独りで切り盛りしています
オーナーシェフの井上さんはフランスで3年間の修行経験が在り、大阪の『Unisson des Coeurs』の出身です
拘りの農家直送の新鮮な有機野菜を使った料理を作るだけではなく、「808 Tréfle」ってネーミングで飲食店へ野菜の卸売りも行っているとの事です
お店は8月1日にオープンしました
シェフおひとりで切盛りされているので、是非予約を入れてからお邪魔して下さいね
ビストロノミーとは・・・
美食を意味する「ガストロノミー」と、カジュアルなレストラン「ビストロ」の2つの言葉を
合わせた造語で、リラックスした雰囲気の中で本格的な料理を味わう事を指します
パリのグルメの新定番として、定着してきてる様です
2018/12/10 更新