先月、生まれて初めて入院を経験しました。私のお仕事ブログ
http://ameblo.jp/star-tp/ からいきさつを転載しますと…。
先週月曜から入院して丸1週間、今日(平成25年2月26日)で退院の運びとなりました。
病室でPCのキーボードを叩くわけにもいかず、デイルーム(共用スペース)に来ては作業をしておりました。
点滴、1日2回。
先週月曜日。翌日からの出張を控え、「熱もあるし喉も腫れているし、熱さましか抗生剤を処方してもらおう」と会社近くの内科を受診したのが発端でした。
医師は診察もそこそこに、
「ちゃんとした耳鼻科にかかったほうが良いです。たぶん切開手術、そのまま入院です」
「ぐえ」
扁桃腺炎から膿がのどにたまった状態になっているので、
①切開して膿を出す
②そのままにしておくとすぐ傷口がくっついて治ろうとしてしまうので膿を取りきるまではガーゼを入れてくっつかないようにする
と。
「炎症を起こしている部分なので残念ながら麻酔はあまり効きません…」
「ぐえ」
手術の詳細は書きませんが…それはそれは痛うございました。
夕刻手術が終わり、そのまま入院。こうして私の人生で初めての入院は突然始まりました。
翌日朝、検診を受けますと…
「ではガーゼ外しますね。そのあと新しいガーゼ入れますから」
「(え、あの痛いのをもう一回やるのか)ぐえ」
作業中、器具を使って舌を抑えるのですがそれが私のはき戻しポイントにジャストミート。傷口の痛みとゲロゲロ戻したくなるのをこらえるのに大騒ぎ…耳鼻科病棟ですっかり有名になってしまいました。
そんなこんなで熱も下がり、膿もおさまり、ようやく退院です。
「実は翌日出張に行こうとしていたんですが、あのままだったらどうなっていましたか?」
とお聞きすると、
「膿がだんだん下がっていくことになったと思うので切開するのも首の外から血管をよけながら、ということになりますね。傷口も大きく開けないと膿を取りきれないですし、ガーゼ交換なんて(ひいひいいっているこれの)比ではないですよ。もっと遅れれば膿が心臓近くに行っちゃってたぶん命に係わることになっていたと思います。実際それで死んだ人も見てますし」というお話でした。
「素人判断はしてはいけない」と深く反省。
入院中、本も読みましたが、いろいろなことをちょっと考えるのにちょうどいい時間をいただいた形です。いくつか考えもまとまりました。
健康でないことで見えることもありますね。
現代日本、マジョリティ不在の時代、ともいわれます。
私が子供のころは「夫婦に子供2人、お父さんはサラリーマン」というのが標準世帯でしたが今となっては少数。
元気そうに見えてなにか障害を抱えていたり、いろいろな人が入り乱れて暮らしているのが今の日本だと思います。
健康ということについて、「健康で当たり前」と先週まで思っていましたが実はそうではない…健康じゃない、ということも普通に起こることでそうなったらその前提で生活を組み替えるしかない、しかもまったなし、ということを身に染みて感じました。
ではこのあと病衣から着替えて退院手続きに行ってきます。
(以上ブログ記事でした)
今は元気にお酒を飲んでいます!