レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2011/12訪問 2011/12/12
11.12 夜、再訪です。
豪腕社労士、敏腕税理士、スーパーOLと、テーブルを囲みました。
一口アミューズ、のあと、小鹿を赤ワインで漬け込んだものにコブサラダのドレッシングをかけ、黒トリュフを散らしたものが出ました。この辺はまだ最初の泡を飲んでいます。
アミューズの最後はシェフから特別に、ということでカブの一皿。カブを泡とムース、角切りにしたものにいくらが添えてあります。カブの三段活用、という感じ…食感も味も変わって感じられます。もうひとつ添えられていた、かすべのリエットは、ちょこっとわけていただいて家で日本酒のアテにしたいような一品。
次のお皿がこの日私一番好きだったものです。サーモンとラタトゥイユ温玉のせです。サーモンの柔らかさ、燻製の風味がすごい…泡がなくなったので白ワインを待ち、食してみると…待って正解、のお味です。サーモンの温度が冷え過ぎていなくてちょうどよく、口の中で脂がぱっと散る感じがします。カニとコンソメのジュレもすばらしい。こちらも温度がちょうどよく、こちらも冷えすぎていないのでよく味が解ります。この日のサーモンは今まで食した鮭の中で一番だったかもしれません。次にタラと牡蠣蒸し、約束されたお味、でしょう。タラは厚く切ってあるので食べ応えがあります。ほくほく、ほろり、という食感です。白にばっちり。そして赤ワインに変わってメインの子鹿のフィレ(コンソメスープに浮かせた感じ)です。フィレということであっさりしたコンソメのソースとよく合います。付け合わせのカブもコンソメの風味を吸ってオイシイ。その後、「まだ赤ワインも残っていますしチーズはどうでしょう?」ということでそれぞれチョイスしたものをいただきます。私は北欧のモミの木のフレーバーをつけてあるチーズ。デザートは洋ナシのコンポートのグラタン。熱々のグラタンにアイスクリ―ムという取り合わせです。デザートのあと、お楽しみ、ということで小さなチーズケーキやクッキー、マドレーヌが…エスプレッソ、ここまででお料理4750円は…スゴイCPです。忘年会コースで居酒屋でもとるお値段です。一品一品にここまで手間暇をかけて作ってあるお料理と、スパーク、白、赤三本開けて四人で1万円未満で収まりました。最後、赤が開き切らなかったのが残念でしたが素晴らしいお食事となりました。今度は昼のコース、ワイン付、ですね。
この日は貸し切り状態で、(「昨日と明日は満席なので戦争です」と)シェフとゆっくりお話ししながら食べることができたのも良かったと思います。
11.10
ご近所なのに中々来れなかった、Le Restaurant de TOMAさん。今日、サグラさんに足を運んだところイタリア研修中でお休み。とほほ、と日曜の昼下がり、雨の中彷徨っていると、なんとトーマさんが開いている!これは行くしかありますまい。傘をたたみ、外に出してあるメニューをじっくり検討して地下のお店へ。
オリーブオイルにバルサミコ酢を落としたものとパンが先に出ます。
そしてタマネギとエビの風味のスープ。タマネギの甘味、エビの旨味、それぞれの香りがギュッと詰まった感じのクリーミーなスープです。真ん中の赤いものはダイコン、と。彩りも素晴らしい。今日の様な薄ら寒い日にはピッタリ。アツアツな事もあり、一口いただくとすぐ次を口に入れたくなります。ダイコンの中までアツアツなんです。
岩手県産あべ鶏のローストポテトピューレと柚子胡椒の香り。胸肉にしっとり熱を通したもの。肉に火を通してから切り分けていると思うのですが切り口の綺麗な事…付け合わせの野菜は、ムラサキニンジン、キイロニンジン、ヤーコン、エノキなど。下にマッシュドポテトが敷いてあります。ポテトは、判然としませんでしたが肉の風味がついています。隠し味は柚子胡椒、と。その周りにはひたひたのコンソメとオリーブオイルです。肉を食べ終わったあと、ポテトとコンソメだけを食べて見ますと塩をきつめにしてあってあっさりした胸肉とバランスを取っています。「〜ですよね?」とお聞きしましたら、「はいそうです」、と。エセフレンチファンの私としてはちょっと嬉しいです。
キャラメルムース。アイスクリームのようにスカスカでなく、ミッチリとした食感です。周りに飾ってあるのは、洋ナシのコンポート、さらにそれをソースにしたもの。レインボーキーウィ、ベリーをキルシュに漬けたもの。手間がかかっています。上に飾られたものは聞き逃しましたが、食感は、ソバ粉に少しだけ砂糖を加えて焼き上げたような風味を感じました。運ばれた時にほのかに洋酒の香りがします。これだけ定番にしていただいて、もう一度食べたいデザートでした。この辺になるとシェフの味の組み立てを必死に舌の上で分解する事に熱中します。
これで1800円なら…化け物の様なCPです。(他にも2100円、2800円のランチコースがあります)
ホール担当の方の丁寧な料理の説明もあり、堪能しました。料理の合間に、「フレンチやイタリアンはお好きですか?」などお話を振っていただきました。最後は当摩シェフともご挨拶をさせていただいて帰路につきました。
参りました。再訪決定です。
2位
1回
2011/02訪問 2011/04/16
2011.4.15 再訪しました。
前回お邪魔して大感動した、「リストランテ・テルツィーナ」。今回は4名でテーブルを囲みました。金曜日で混雑してたこともあり、「複雑な注文はご容赦ください」とのことでしたのでコースメニュー×4名、で。
スパークリングを一杯やったところで、いよいよメニュー開始、です。
Gelatina di mulluschi e zafferani ハマグリとサフランのジェラティーナ トマトのクーリー ハマグリとサフランの組み合わせが素晴らしい。それにお米を入れて炊き上げればパエリアになりますが、ゼラチンで固めましたか。風味をしっかり閉じ込めています。
Carpaccio di pesce alla checca 赤ガレイのカルパッチョ 三つ葉とチコリのサラダ ケッカソース 彩りもうつくしい。カルパッチョ、というとヒラメを思い浮かべますがこの日はカレイ。ヒラメの上品さがないかわり、力強い生命力を感じます…。チコリの苦みとよく合います。
Spaghettini all'aglio olio e broccoli 生海苔とブロッコリーのアーリオ オーリオ スパゲッティーニ 生海苔の風味がまた…ここまで海のものが続きます。ブロッコリーは彩りに。イタリアに生海苔はないと思いますので日本ならではのイタリアン、ですね。
ワインは白ワイン。シャルドネですが、フランス産の、「辛口、すっきり」タイプではなくフルーティで膨らみのある味わい。これも驚きでした。
Gnocchi di patate e bietra su salsa formaggi di Hokkaido ビーツと北アカリ、ピンクのニョッキ 共働学舎のラクレットチーズとくるみのフォンドゥータソース ニョッキ、画像を撮り忘れました。ラクレットというと炙ってじゃがいもに乗せて…イメージでしたが、この食べ方だとすごく味がわかります。普通でしたらゴルゴンゾーラとかパルミジャーノを使うのでしょうが、こうすることでラクレットの風味が浮き彫りになっています。クルミがアクセントになっています。この辺から赤ワインにスイッチします。白ワインのチョイスに続き、安住支配人のお知恵拝借。イタリアらしく、サンジョベーゼ。スパイス感のあるお味でした。
Polpetta di agnello su salsa pomodori 赤平産仔羊のポルペッタ 葉玉葱と空豆、トマトソース この一皿がすばらしかったです。子羊とくればローストだと思っていましたら、まさかまさかのミートボールです。食べてみると間違いなく羊ですが雑味がありません。シェフの繰り出す料理に驚かされ続けます。
Sorbetto di Iyokan con mousse di cioccolato 伊予柑のソルベ ビターチョコレートのムースとアールグレイのソース チョコレートかんきつ系の果実はよく合いますので、伊予柑のソルベとチョコレートムースまではわかるんですが、そこにアールグレイのソースを加える、のは想定外です。当然のことながら、ジャストフィット。「アールグレイ?」と思って最初口に入れますが、食べ終わる頃には「アールグレイじゃないと」と当然のように感じています。味の組み合わせも完璧ですが、それぞれ、「ソルベ」「ムース」「ソース」と、形態が違うので食感が一層複雑な組み合わさり方をします。エスプレッソをいただきながら。感動。
デザートのあと、チョコレートが。お好きなものを、という言葉に、迷わず「全種類」を要求した方も。フルーツ風味のマシュマロも。
素材の良さと組み合わせの妙、唸り続けの食事でした。またお邪魔します!
2011.2 某日お邪魔した、リストランテテルツィーナ(RISTORANTETERZINA)さん。ずっと行きたかったお店でした。
ワイン好きの方から評判も聴いておりましたし、マルヤマクラスにお惣菜のお店を出しておられまして(しかもそのお店の向かいがワインショップのMARUYAMAYAさん!)レバーペーストを買い求めて宅のみのアテにしたこともございます。
この日は軽めのコースに生ハムなどを盛っていただいたものを追加しました。
以下、HPのメニューに従って。
Moussedicarota(人参のムース カプチーノ風 黒オリーヴのパウダー)人参の角切りの上にムース、その上に黒オリーブという造りです。
角切りの人参は加熱したあとの甘さはなく、かといって生っぽいわけでもなく不思議な食感です。すでにこのお皿から発せられるメッセージというか謎かけに五感が反応します。
黒オリーブも彩りの面からも味、香りの面からも素晴らしい取り合わせです。
ハムの盛り合わせ。生ハムやサラミなどがどーん。
スペインにいたころ、市場には八百屋さんや肉屋さんと同じようにハムやさんが必ずあって、みんなお好みのハムやサラミを食べるだけちょこっと切り分けてもらって買っていました。
そんなことを思い出しながらいただきます。
飲み物はスプマンテから。
イタリアワインについてはお手上げなので正直にご相談しました。
コースの中のどの料理に合わせるか、どんな合わせ方をするか、ですね、とアドバイスをいただき、メインが牛だったので赤を、カベルネとメルローのブレンドのものをお願いしました。結局はパスタの段階でどうしても白を飲みたくなりグラスをお願いしました…^_^;
Insalatadipolpoeindivia(タコとアンディーヴ フィノッキオとレモンのサラダ)
ういきょうのサラダ、とご説明いただきました。
酢とオリーブオイル、ソース(ドレッシング)、塩、それぞれの味をくっきりと感じます。
ういきょうはサラダでは初めていただきましたが肉厚な感じの割に水っぽさがありません。
そしてタコ。やわらかいですが歯ごたえもあり、いいお味です。北海道らしくタコの頭の部分も入っています。
Zuppadifagiolisuprofumodipancetta(美唄産寅豆の温かいスープ パンチェッタの香り)
スペイン駐在時代からマメは大好きでした。似たような組み立てのスープもいただいたことがありますが、なにせマメそのものの甘さ、風味が素晴らしい…
タイトルのとおり、鼻を近づけるとパンチェッタの香りが立ちます。
TagliatellealcremadiMadaciespinacci(真ダチと寒締めほうれん草の軽いクリームソース タリアテッレ)
これが素晴らしかったです。わたしの好きなタチがクリーム仕立てでパスタになっているわけですから悪いはずはないのですが…これも風味とタチの濃厚な味が際立ちます。
味で邪魔せず、彩りを添えるほうれん草との相性もグー。
Tagliatadimanzoconrapa(平取和牛モモ肉のグリーリア ローストしたカブとポルチーニ塩を添えて)
これも素材の味を引き出すお料理の仕方をされていると思いました。
私の好きな赤身肉を上手にグリルしてひとしおでいただきます。
このころには最初に開けたワインがなくなりグラスの赤に変わっています。
Sorbettodimandariniconmoussedicioccolatobianco(ミカンのソルベ ホワイトチョコレートのムースとアーモンド風味のスープ)
これも、コンビネーションの妙に唸りました。それぞれ単体で十分デザートになるものを組み合わせると…素晴らしいバランス。相乗効果で美味しさが断然増します。
メニューには入っていませんでしたがいろいろな味のチョコレートを勧めていただきました。
ここではイタリア式にグラッパをいただきます。
最初にかばんを預けてしまい、その中にデジカメを入れたままだったのでiPhoneで撮影しました。
ちょっと暗めの画像になってしまいましたが美味しさ、素晴らしさは伝わるでしょうか…?
疲れが取れた感じのする、まさにリストランテ。脱帽でした。
3位
1回
2013/12訪問 2013/12/05
2013.12 この日はディナーで。安心の味、という私の印象の通りのお食事ができました。
いただいたお料理と簡単な感想は画像にコメントとして付しました。
クラシックのコンサートに行ったような、上質の時間を過ごせた感じで店を後にしました。
最初にお邪魔したのはかれこれ5年以上前でしょうか。時間をおいて訪問してもちゃんとそこにお店がある幸せ。次回は時間を空けずまたお邪魔したいと思います。
2011.9 三年位前に一度夜にお邪魔した事があります。食べログを始める前のことです。さて、打ち合わせの前にお食事でも、と言うことで久しぶりの再訪です。
この日はランチの魚と肉両方を頂けるコースをお願いしました。コーンポタージュ、タイのポアレ、三元とんのロースト、デザート、コーヒー、と言う構成です。ホールはシェフの奥様が一人で取り仕切ってらっしゃいますが、さりげなく目を配って戴いています。リラックスして食事が進むように気を配っていらっしゃるように感じました。
コーンポタージュはコーンの甘みが出ていてすばらしい…!次のお皿の期待が高まります。
タイのポアレも約束された味、と言う感じです。「おいしいよね?おいしいよね?…やっぱりオイシイ!」
三元豚も火が通っているのに柔らかく、プロの腕を感じます。表現としては失礼ですが、「家庭では絶対できない料理」です。
デザートは洋梨のコンポートですがこれがまた…オイシイ。
お値打ちのランチ、心休まる食事でした。
事務所のすぐ近くですのでもっと通うべきでした。反省。
4位
1回
2012/05訪問 2012/05/26
再訪問 2012.5
この日は6人で。
相変わらずの腕。野菜中心の前菜、パスタ、最後に豚肉。
高CPに脱帽です。いままで書いたレビューが相当な分量になっているので今回は簡単に。
この日のお料理、それぞれすばらしかった…最後の豚肉のグリル、皮付きで味わいが深い…塩味ですが、ワインの搾りかすを粉末にしたものに塩を混ぜています、とのこと。
再訪問 2011.7
この日は弊社創業4年目の記念ディナーということで社員さんと。
前菜がふた品。黒ガレイのカルパッチョにすりおろしたきゅうりが乗ったもの。自己紹介に書いていますがきゅうりが苦手な私。恐る恐る食べてみましたが、きゅうりの香り(私、普通はきゅうりの「匂い」と書くんですが)が白身にジャストミート。さわやかなひと品になっています。
二色のパプリカとさんま。黄色いパプリカをピューレにして下に敷いています。
次にタコを煮たもの(ああ、料理名が…)タコはあくまで柔らかでトマトの酸味と合わさった完成度の高いひと品。確か下にはもろこしのピューレが敷いてあります。自然な甘みとトマトの酸味がまたいい按配です。この辺で赤ワインへ。メルローも入った飲み口の軽いものにしました。
会食した全員が黙り込んだのがアサリのリゾットでした。上にウニも乗っていますが、この際、ウニはどうでいい、という位アサリの風味が効いています。ウマい…リゾットを食べてワインを飲んでの繰り返し。
次の花咲カニのパスタも同様、軽い塩味で仕上げた、あくまでもカニの風味だけで食べる一品。これも素晴らしい!
そして最後は豚肉。
「これを切り分けますよ」と最初に全体像を見せてくれました。すね肉だったように思います。柔らかで風味豊か。お皿の説明のときに、
「したにニンジンが敷いてあるんですが…」と聞いて豚肉をよけてみましたら、細いニンジンが。食べてみると葉の苦みが効いてこれもウマい…
デザートの頃にはワインも2本目、完全に出来上がりました。
2本目は、ラ・スピネッタ イル・ネーロ・ディ・カサノヴァ トスカーナ・ロッソ 2007 750ml、 サンジョヴェーゼとコロリーノ 。樹齢が若いブドウから作っている、ということもあってか、生々しい果実味を感じます。
ラテン語のrestaurar(回復する、元に戻る)がレストランの語源ですがまさにそれを実感する食事となりました。野菜を多く使っていることで胃もたれしません。村井シェフ、本当に野菜の使い方が素晴らしい…。
帰りにドアを開けたとき、すでに「次回、いつ来れるか」と思っている自分がいまいた。ありがとうございました。
再訪問 2011.6.
この日もランチでした。前菜は、ヒラメのカルパッチョ。ぽん酢のジュレがかかっています。
二皿目のサラダは、トマトと水菜、下にはソラマメのピューレ。優しい味でまとめましたね?と思いましたら食べ進むとカリッという食感とともに酢の味が。これは一体…?
足寄・石田牧場の羊のトリッパショートパスタで。ホルモン系のものはなかなかランチに入れるのは勇気がいると思いますが、流石です。食べてしばらくしてもフレッシュかつ濃いトマトの風味が口に残ります。ショートパスタは冷めやすいのにこれもアツアツで最後までいただきました。この点については私の手が止まらず、最後までトップスピードで食べ切ったから、という事情が影響しているかもしれません。 ^_^; 胡椒がほんの少し強めに効いています。
そしてデザート。レモンのマカロン、(青い)メロンのソース、メロンのシャーベット、角切りのオレンジメロン、下にはバニラアイス(ただしクッキーぽい食味が)とモッツァレラチーズのアイス。メロンの甘みを殺さず、それでいてその甘みだけではパンチ不足になるのを防ぐ、複雑な味の重なり合い。見たばかりの映画「インセプション」を思い出しました。すごい味の階層です(これが言いたかった)。これで1600円。シェフ自ら食器を片付けたり、お客さんに声がけしたり、という接客は相変わらずです。
ドルチェをいただいてアイスコーヒーを飲み、本を読んでいましたら、
「すみませんお待ちのお客様が…」ということで最後はいそいでランチを切り上げて帰ってきました。繁盛しています。それも納得のお味です。
初訪問 2011-05 前々から来たかった、Sagra(サグラ)さん。会社の近くなのになかなか来れませんでした。先週、一度ドアを開けてみましたが満席で断念。今日は入れました。ランチです。
白糠酪恵舎のチーズがかかっています。ラクレットかしらん?トウモロコシのポレンタが下に敷いてあります。トウモロコシ風味のパンのような食感です。根曲がりダケも。チーズの下に苦じよっぱいペーストがちょこっと入っています。アンチョビかしら。野菜主体のお皿ですが手が込んでいます。
続いて三種のアスパラ。追分産のムラサキアスパラ、細いのはフランス産の野生種、とご説明いただきました。
上の野菜を食べるとマスが出てきます。その中にアスパラが仕込んでありますね。野菜がみすみずしいのですが、水っぽさはありません。ぎりぎりのところです。緑色のソースはソラマメの味がしました。アスパラとソラマメのあま味が活きる、ほんのちょっとだけ塩がしてあります。むむむ。舌に神経が集中します。脳の中の普段使わないツボを押されているように思います。…午前中の仕事の疲れが抜けます。
石狩産シャコのバジル風味パスタ。シャコって回転寿司や持ち帰り寿司ではなかなかセットに入らないネタです。名物なのにきちんと食べたのは本当に久しぶりですね。改めて食べてみるとエビとは違う歯ごたえです。シャコの中ほどに見えるアメ色のものは卵なんでしょうか。身とは違ってキシッ、ムチッとした食感です。これは塩味+バジル風味、どんぴしゃりですね。シャコのコースは300円増しでしたがランチメニューは基本1600円で、前菜二種、パスタ、ドルチェ、コーヒーまで。ハイCPです。
ドルチェ。マカロン、アイスクリーム、付け合わせは、チェリーのコンポート?これだけで十分メニューになる一皿。
席に着いてすぐ、隣の方が赤ワインのグラスを注文されていたのにつられて。大変おいしゅうございました。
お店の方がお客様一人一人に声掛けするので自然と話がはずみます。耳に入ったお話しではお隣の方は年に数回美瑛町に癒されにくるという愛知県の方。少しお話ししました。iPhoneで感想を書いていましたらシャコを剥きながらシェフが、「お近くですか?」と話しかけてくれました。
お料理も素晴らしいですがこの辺がこのお店の人気の秘密、と見ました。
楽しく、美味しいランチでした。必ず夜に再訪します。
5位
1回
2011/10訪問 2011/10/30
某日。
ある秘密の会合のために、市内南3条西8丁目、古民家を改装した、「そな田」さんへ。
隠れ家的なお店で料理の組み立てに凝っている、という事前情報を得て、「???」期待とともに会食開始です。
お店そのものはもともと民家で、梁を残して天井や壁を抜き、解放感を出しています。改装途中、壁の中から大正元年の日付の北海タイムズが出てきた、ということでその部分にガラスをはめ込み、見ることができるようになっています。大正元年というと1912年。ほぼ一世紀前。
お料理の彩りが見えるギリギリのところまで照明も落としてあり大人の雰囲気が漂います。
最初は、「セリの胡麻和えたらばがに乗せ」しゃきしゃきの食感。セリは春のものと思っていましたが香りもあり、美味しく頂きました。
最初の飲み物は名物「山伏ビール」が在庫切れ、ということでグラスのシャンパンをいただきます。すっきりした飲み口です。
続いてお刺身。左が鯛、右がひらめ。暗い画像で恐縮ですが、ワサビが二種類ついているのがお分かりでしょうか。ひらめについている方は、ワサビにモンゴルの岩塩を練り込んだものとのことで「そのままでいい感じの味になります」、と。アドバイス通り醤油なしでいただきますが昆布締めしてある刺身の風味にはこの味の方がいいかもしれません。日本料理におけるうまみの使い方、すごいですね。子供のころからかなりの年齢の大人になるまで、」ケチャップやマヨネーズの濃い味に慣れていましたが、いつのころからかこのような味を好むようになり…
ブルーチーズに香のものを合わせたもの。最中の皮を使っています。手でつまんでパクッといただきます。普通にしているだけで最中の皮の意外に強い香りが漂ってきます。それに負けないブルーチーズ。味を和らげる野菜の食感。味は設計できるものなんですね。ただし、設計したとおりの味になるかどうかは、果てしない組み合わせと試食の末に…
肉はラムのフィレ。最近はオイシイラム肉を出すお店が増えましたが、フィレですと?
同席された方が、「ほとんどとれないでしょう?1頭からこんなもん?」普通のハンバーグ位に手を拡げますと…「そんなもんですね」。
フィレだけに癖がない。つけるのは、塩と、刺身編で登場したわさび塩。「んんん…」といって肉を食べ、「ふごっ」と言いつつワインを飲みます。この辺からお店の空気になれてきて自然とほほが緩む感じが。
タラバ蟹にマスカルポーネチーズを合わせさらに別のチーズをサイの目にしたものを振りかけています。肉の味になった口の中が普通に戻る感じで…
さて、これが生麩を焼いたものに塗られた「酥」(「蘇」とも)。下に敷くのがクラッカーだと「味が合わない」のだそうです。
「蘇」とは牛または羊の乳を煮詰めて作るもの、とされています。煮詰めながらもとの量の10分の1ほどになれば出来上がり、ということらしいですが膨大な手間と時間がかかります。(お店のあと、11時頃から作り始めて翌朝8時までかかりました、と)
食べてみると、軽い麩の食感の中に乳製品の味が混じります。チーズほど濃厚ではないが乳製品と解る味、です。塩分の有無の違いかしらん。
出来上がりはこんな感じです、と作ったものを見せていただきました。
画像左のダイゴとは「醍醐」のことで、
大涅槃経では『牛より乳を出し、乳より酪を出し、酪より生酥を出し、生酥より熟酥を出し、熟酥より醍醐を出す。醍醐は最上なり。もし服する者あらば衆病皆除く。 あらゆる諸楽ことごとくその中に入るがごとく仏もまたかくのごとし。』
とされています。全ての中で最上のもの、ということから、「醍醐味」という言葉ができた、といいます。
鱸(すずき)の焼き物。照り焼きに近い感じに見えましたが、たれはそれほど甘辛くなく、赤ワインにもぶつかりませんでした。
炊き合わせ。かぼちゃ、かぶ、たらばですがこれも昆布の風味がすごく効いています。かぼちゃもかぶも煮ものなのにだれた感じが一切なく、軽い食味で永久に食べたい感じ、と言えば少しは伝わりますでしょうか。
ご飯もの。これも昆布締めのホタテのお寿司。お米はユメピリカ使用、ということですが、「もち米使ってます?といつも訊かれます」という位もちもちな食感です。それゆえか、お腹にずしんと、しっかり応えます。
デザート。下の半円筒状のものはかぼちゃに蜂蜜で甘みをつけたもの。上の白いクリーム部分には違う種類の蜂蜜を使い、味の違いを出しています、と。横についているのはカカオニブ(カカオマス?)を焼いたもの。カカオの香りと甘みが…
お店の入り口付近の床にガラスがハマった部分がありました。入店したときには下が見えなかったのですが…灯りがついた状態ですと…
ワインセラーを兼ねた「室」に降りる階段でした!
この日はシャンパンのあと白ワインと赤ワイン1本ずついただいています。
隠れ家的なお店、しかも職場のすぐ近くでした。
メニューを思い返しながら感想をつづってきましたが一見地味な食材の組み合わせの中から意外なうまみを引き出したい、それに合わせてお酒を楽しんでもらいたい、というお店のコンセプトが明確です。出てきたメニューの裏には膨大な量の試作と試食が繰り返されているのが解ります。
まだ開店間もないお店ですが、これからどんどん成長していくお店では?と思いました。ピアニストの辻井伸行さんのように、年々歳々、良くなっていくのがわかるような…
ここも再訪決定です。季節毎に行くべき、と思います。
6位
2回
2017/02訪問 2017/02/27
三年ぶりくらいにおじゃましました。笠原シェフなんと覚えてくださって感激…
南フランスの赤をグラスで。「あとなんかお任せで」。パテドカンパーニュをいただきました。
相変わらず盛況です。手早く料理を繰り出していくシェフ。すごい…前のお店で食事もお酒もたぷたぷだったので今日はこれで。また通いますね。
2012.4 再訪
この日はお仕事でお付き合いさせていただいている方二人と2次会で。
食事はしてきたので、
軽くつまむものとワインをお願いしました。おつまみはパテ、サラダの盛り合わせ。ワインは白とスパークをいただきました。相変わらず高いCP、的確なお料理です!
男三人、すっかり出来上がってお店を出ました。
2011.6 再訪
この日は高校の同期会で相当飲んだあとの3次会。ワイン、お料理ともお任せで。
ボルドーをお願いしました。2002年、ご説明のあったとおり、酸味も強く残っている感じ。みるみる開いていきます。お料理も、「適当に合うものを」とお願いしましたら、食事を終えた3次会ということでパテとフォアグラのテリーヌを出していただきました。ちょびちょび食べながら、カプカプワインを飲みます。うー、やっぱり赤にはフォアグラだなぁ。「チーズ盛り合わせでも」なんて言っていましたがやはりお任せした方がいい結果になりますね。
時間も遅いのにカウンターにはふた組のお客様が。
終電までには…と言いながら結局長居してしまいました。結構なお値段のワインでしたのでお会計の時にはちょっとどきどきしましたがまたまた、リーズナブルなところにおさめていただきました。またお邪魔しますね!
2011.5 再訪
親しくさせていただいている方の送別会でした。4人で、料理はおまかせ、ワインは二本いただきました。
最初にシカ肉のテリーヌが出ました。上にはサラミ、オリーブオイルがふってあります。赤ワインの「しっかりしたもの」とお願いしましたところ、銘柄はメモし忘れましたがボルドーの2000ビンテージでした。
次に野菜と魚のお皿。アスパラとサバ、鮭の竜田揚げにニンジンを乗せたものです。
フォアグラ。ソースはブルベリーとコーン。この辺、野菜の使い方が上手な笠原シェフの本領発揮です。まだ食べられます?とシェフ自ら聞きに来ていただいて、パスタ。はまぐりをトマトソースで。うーん、ボンゴレロッソとは違うんですよ…オイシイパスタです。このあたりになりますと、
場も華やいで話しがはずみます。「フレンチはどうしても家では出来ないので食べにこないと」などとお話ししながらいただきます。
最後は子羊のロースト。バジルソースときちっと合っています。この日はワインのチョイスも笠原シェフにおまかせしました。二本の目のワインはブルゴーニュでしたが、
「子羊を念頭において、合わせにかかったな?」というのがわかる位、ぴったり。セラーから出たあと、ワインが開くのが待ち遠しかった…
デザートをいただく余裕はなく、このあと紅茶をいただいてお開き、となりました。
…次もお任せで、カウンターでお食事をいただきたいな、と思いました。
2011.1
某日。「Day'skitchen 創-sou-」さんを貸切で新年会がありました。
こちらのお店は初めてです。
最初に何皿かお料理がならびます。
ニンジンを細く切ったもの、きゃべつの煮びたしみたいなお料理(ちゃんとした名前を確かめず、申しわけございません。両方ともきちんとしたフレンチです)
スペイン料理のトルティーヤに似た具たくさんのオムレツやサフランライス(香りが素晴らしい)
こういうとき、大人数だと一皿が大きいのでお料理の力がはっきりわかるように思います。
この日出色だった、ローストポーク。中までピンク色。うま味がしっかり閉じ込められています。
「肉を食べている」というのが実感されるお料理です。
画像がぼけたのが残念…!
こちらのお店はオープンキッチンですのでシェフが腕をふるうのがよく見えます。
笠原シェフ。
飲み物も飲み放題でした。白ワインはネブリナ。この日、私はほとんどこちらのワインを飲んでました。
赤はチリ産。こちらも果実味が濃く、美味しいワインでした。
創さんのもう一つのウリはこの夜景ではないでしょうか。北海道を代表するネオンですね。
次はゆっくりとお料理をいただきにお邪魔したいと思います。笠原シェフ、只者ではない感じを受けました。
7位
1回
2011/09訪問 2011/09/05
2011.9 再訪問
やはり道外からの方をお連れして食事です。
前回戸数が足りずいきわたらなかった牡蠣もちゃんといただきました。
日本酒好きな方だったのでお店のセレクトとしてはジャストミートだと思います。
ししゃもはオスのほうがオイシイなど道産食材についてうんちくを語ったり…
その方が一番気に入ったのはカニの内子でした。
2011.1.初訪問
酒 SRC札幌支部セミナーのあと、さっぽろ駅裏の「味百仙」さんへ。ずーっと前から店名は聞き及んでおりましたが(パソコン通信の酒フォーラム時代に最初にお聞きしました)この日が初めての訪問です。
ゲスト講師を四国からお招きしている関係で「地のモノを」という路線で。
メニュー。これとは別にお酒のメニューがあり、切手のストックブックにお店にストックのあるお酒の名前を入れて見るようになっています。「昔、切手集めてました?」というお話しでひとしきり盛り上ります。
日本酒のメニューが豊富です。また、お料理のメニューも酒にあいそうなものがずらり。
お通し。
じゃがいものバター煮。こちらの看板料理で前日に予約しないといただけません。食事のスタートが8時過ぎです、とお電話したところ、「本当は8時以降は味が落ちるので出さないのだけれど」ということで特別に準備いただきました。
ほろりと崩れるじゃがいも。でも煮汁は澄んだまま。ジャガイモがねっとりした感じの食感になっていてすばらしい!さすがです。
ほやの塩辛。さいしょ、乾杯はビールでしたがすぐに日本酒へ切り替えます。
たちぽん。Yさん、「たち」というのはたらの白子のことですよ!
行者にんにくいりのソーセージ。精のつく山菜。香りはばっちり出ていました。
いかの沖漬け。
出汁巻きたまご。
ししゃも。ししゃもはオスでしょ、ということで。
ポテトサラダ。これも美味です。マヨネーズの味ばかり、というポテサラが多い中、ちゃんとした一品料理になっています。
牡蠣。この日最後の3つ。大ぶりでオイシイ…
乾杯のビール以降はすべて日本酒でした。
「女なかせ」「磯自慢」「しらぎく」など。
お店の方に、
「今日はじめてきたんですよ」と言いましたら、
「あら、本州から?」
「いえ、札幌市内です」
「じゃあ、もっと前から来てなきゃね!」とからかわれました。
お値段、高いんじゃ…とちょっと緊張してお会計しましたがさほどでもなく…場所も行きやすいところですのでまたお邪魔することになると思います。
いいお店でした…!
8位
1回
2013/12訪問 2013/12/07
2013.12 再訪しました。この日は二次会でしたのでアヒージョとスパークリングワインで。
相変わらずの賑わい。店員さんとの会話も楽し。
2011 ちょこちょこ仕事の合間を縫って飲みに出ますがなかなかアップできません…元気でやっております。
こちら、3回目になります。前回の訪問からだいぶ時間が空いちゃいました。口コミとしては初投稿になります。
お店の作りはお店に入って右側がカウンター、反対側の壁沿いに小さなな高いテーブルとおなじく高いイスの2人用のテーブル席があり、奥に4人がけのテーブルがあります。
お料理のラインナップ、お酒の出し方など札幌では一番スペインバルの原型に近いんでは?と思います。私がスペインにいたのも20年前。食事の途中で、「昔スペインにすんでいたことがあるんですよ。…もう20年も前だけど」と話しかけてみたら、「へぇ~そうなんですか」と言った後、なんといって良いかわからない様子。そうか、君が生まれたかどうかって時だもんね。
折角ですからスペインらしく、ということでトルティーヤ、ガジョズ(臓物の煮込み、イタリアンだとトリッパ?)、鶏レバーパテ(2日前にも食べてなかったか??)、ハモンセラーノなどをいただきます。
飲み物もスペイン流に最初はシェリー(La Ina)、その後はテンプラリーニョの赤、「Raices」で。
椅子は座りにくいし、狭いし、でもスペインのバル、みんなこんな感じだったし。椅子どころか座らないで立ち飲み、が普通。そしてワインやお料理もカウンター料金とテーブル席料金が違いました。「サーブする手間がかかってるでしょ?」ってことで。
はやりなのでスペインバル、と称するお店はいくつか訪問させていただきました。内装をととのえ、生ハムやトルティーヤを出せばそれなりにスペイン風になりますが、例えばガジョスはなかなか出すお店がありません。煮込む手間が半端ないし、女性ウケしないから出しても売れないし(これは私の勝手な推測)。お酒も、スペインワインを揃えるところまではよくありますが、食前酒用に何種類もシェリーを置くお店は少ないと思います。
いままですごいなと思ったお店はこちらと、三重県のエルソルさん位か。札幌も創生川イーストにいいお店があると聞いておりますのでこのあともいいスペインバルにめぐり合うことができるかもしれません。
席数が少ないということもあると思いますが食事の時間帯もその後のお酒の時間帯も混んでいます。予約をして席を先に押さえるか、少なくとも実際に足を運ぶ前にお店に電話をいれて空席があるかどうか確かめた方が確実です。
ということで努力に敬服。☆4つで。
いいお店でした!
9位
2回
2018/02訪問 2018/03/02
深夜の訪問。
フードのラストオーダーも終わっておりいわゆるお通しで一杯。
店主にお父さんが亡くなられたお悔やみを申し上げ、白ワインをいただきました。
自分の父親が亡くなったときのことなどを思い出しながら。
11.9 再訪問
この日は二次会で。お酒も食事もそこそこ入っていたので前回感動した、「芽キャベツのロースト」を再びいただきます。
ワインの方は最近とんと御無沙汰のドイツワイン。リースリングのきりっとしたのと銘柄は思いだせませんがおススメの赤ワインで。
「芽キャベツのロースト」は芽キャベツのほか、ヤマイモ、かぼちゃが入っていて一塩だけ味が着いています。やはり…
「ウマし!」
店主とも仲良くなり… また来ます!
11.2. 初訪問
某日。
ある方をご紹介していただく会食のため、祥瑞(しょんずい)さっぽろさんへ。初めてのお店です。日本酒や焼酎もありますが基本はワインバーです。期待が高まります。
お通しのブリッツェルとオリーブオイルトースト。
アテになりそうなものを盛り合わせでいただきました。
芽キャベツのローストが異様にうまし。外側が香ばしく焼き上げられていて中は火が通って甘い野菜の味が出てきます。厚切りのハムとわかさぎのマリネも。
「酒飲むときには野菜、食べないんだ」とおっしゃっていた方に、「うまいですから食べた方がいいですよ」と無理やり食べさせてしまいました。
この辺で乾杯のビールから白ワインに変わります。
アイスバイン。赤にしましょう、というところで赤に合う料理を勧めていただきました。このころには店主の松岡さんに何かにつけアドバイスを貰います。ワインとお料理、精通してらっしゃいます。
これも肉の味わいが深い…美味しい料理はグッドルッキングですがまさにその原則が当てはまるひと品。
白ワイン。この日はソービニオンブランと…えっと…忘れました。
赤ワインはピノノワール。
こんなラベルでした。おちゃめ。
家にお呼ばれしてこんなワインを開けられたら、ちょっとウレシイかもしれませんね!
この日は遅いスタートで3人でワインを1本とグラスワインを少々。次はもうちょっとゆっくり飲みに来ます!
お料理もレベルも高いですし、ワインの品ぞろえも素晴らしい。この日はお話しに夢中でもうちょっとメニューとワインリストを見ておけば…ヨカッタ。
10位
3回
2018/07訪問 2018/07/21
カジュアルなワインバー。料理のうまさにハズレなし。
こちらのようにふらりと寄れるお店、貴重です。
しかもオイシく料理とワインを飲めるお店は…
この日は宴会のあとの一人二次会で。リゾットをいただきました。
お店の賑わいも肴になりますね。
また夜と昼を間違って採点を入れましたが夜の来店です。
この日は打ち合わせを兼ねた会食だったので画像なし。最後、ロゼワインだけ撮りました。
こちらに来たのは6年ぶりになりますが安心感があるというかストレスなく飲めるお店です。
この日はアテにトリッパ、レバーパテ、ボンゴレパスタ。スパークや赤のグラスワインをいただきます。
レバーパテは安定の旨さ。
背の高い椅子のテーブル席。カウンターに背を向ける形になるため話に集中しやすい…平日お伺いしたこともあり、ドリンクのお代わりなど細かく目を配っていただきました。さすがの接客です。(お酒もすすむわ)
黒板メニュー、よく見ないうちに注文しちゃいました。こちらにもおいしいメニュー、いっぱいあったはずなのに。次はゆっくりと仕事抜きで来たいと思います。
2011.9. 初訪問
久しぶりに合うお友達と。どうせならオイシイイタリアンがいい、ということでこちらを選びました。食べログの大物レビューアさんの口コミを手掛かりに…
カウンターと小さなテーブルに背の高いイス、というバルスタイルのお店です。カウンターの向かいの壁は一面ワインが陳列してあり、手にとってボトルを見ることができます。奥には隠し部屋?があり10人位なら密かな宴会ができそうです。実際、こちらにお邪魔している間に私の本を出してくれた出版社の社長さんが通りかかりまして、「奥で飲み会です」と。そこでFacebook上の友人だったライターの方をリアルで紹介していただいたり…
いいお店にはお料理やワインだけでない魅力がついてまわります。人が集まる、というのか…
さて、お料理の方は覚えているままに、ソーセージ、モッツァレラとトマト、鶏白レバパテ、コーンの掻き揚げ、季節もののウニの冷たいパスタ、マルゲリータなど。オリーブもいただきました。
赤ワインは2本開きました。久しぶりのヨーリオ。神の雫にでてきていましたから覚えている方もいらっしゃると思います。あとはバルポリチェッラ、で。
気軽にアラカルトで頼めるメニューばかりですので気軽に飲めます。その気軽さの一方、お料理がオイシイので結果、リーズナブルに飲めます。
良店です!
この1年、こんなお店に行って感動をもらったのですね…。改めてお店をピックアップしてみるとそれぞれのお店の良さが思い出されてしばし呆然としてしまいました。やはり、レストランという場所は、ただ空腹を満たす場所ではなく、集い、語らい、味とともに友との思い出を刻む場所、ですね。
また来年も元気で、このような喜びを出来るだけ多くの人と分かち合いたいと思います。食べログで得た情報でずいぶんいいお店に出会えました。逆に私のレビューを見て選択肢を増やしていただいているのなら望外の喜びです。
このような情報交換の場を提供してくれた食べログさんに深く感謝いたします。