takaboさんが投稿したSALONE 2007(神奈川/元町・中華街)の口コミ詳細

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SALONE 2007元町・中華街、日本大通り、石川町/イタリアン、パスタ

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク 3.8
1回目

2016/11 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク3.8
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

お客を楽しませる工夫

横浜に所用があり早々に「サローネ」のディナーを予約。宿泊先の「ホテルニューグランド」からは徒歩数分。入居しているビルのB1にある。反対側に行ってしまって迷ったがビルの山下公園側にSALONEの看板がある。エントランスから店内を眺めるとゴージャスな雰囲気。でも客層も店員さん達も若い人が多く、カジュアルな雰囲気。ディナーは12,000円のコースのみで、名声から推し量れば値段もリーズナブル。2日前にリコンファームの電話があり、苦手な食材(妻だけアルコール不可)を伝えてある。エントランスで上着を預ける。

ワインのペアリングはフルで30,175円、ハーフで23,997円と値が張る。私はそこまで飲めないので、グラスシャンパン(ジャン・ヴェッセル・エクストラ・ブリット)2,200円とグラス赤(ロッソ・ディ・モンタルチーノ[2011]カンピ・ディ・フォンテレンツァ)2,000円、妻はノンアルコールワイン800円。

食前に細田シェフが挨拶に来てくれる。食後にも挨拶に来てくれてどの料理が美味しかったかと質問される。シェフは他に二人いるそうで、他のシェフも他のテーブルに出てきていたし、テーブル毎に食事の開始と終了時間が違うのでシェフもなかなかに忙しい。シェフの挨拶はもちろん嬉しいし感じの良いことだが、あちらこちらに出現すると、目立つ反面やや目障りとも言える。その辺のサービス精神の強度の設定は難しいものがある。

メニューは妻と私で色違いの封筒に入って渡される。内容は写真の通り(「手掴みで食べるチーズ」別料金1650円は注文していない)。また食後にスペシャリテ以外の当日の料理が食材の説明と共に描かれたイラストを渡される。これも嬉しいサービスである。

料理には今流行の副題が添えられている。
まずは「序章」アミューズである。A5サーロインで白トリュフ味のポテトを巻いた一品。細田シェフによるとこれは定番の一つだそうだ。トリュフオイルをポテトに練り込んである。大変美味しい一品で、客の舌へのつかみはこれでOK。

次は「再構築」前菜。軍鶏・トレビスという野菜・根セロリのソース・竹炭ソース。とにかく軍鶏が美味しい。そして根セロリのソースも。

「哲学」前菜。イトヨリとタコと蛤と蛤の出汁。蛤の出汁が抜群に美味しい。細田シェフによるとこれも定番料理だそうだ。なるほどスペシャリテだけある。

「郷土」リゾットだ。ピスタチオのリゾットにドライトマトの酸味、スペックという生ハム。ピスタチオパウダーに被われた硬めのリゾットの食感が見事。妻はこれがナンバーワンだと言っていた。私もナンバー2か3だと思った。

「調和」フォアグラと海老とポルチーニと黒ビールソース。これもまた非常に美味しい。軍鶏とこれが私は一番だ。

「提案」ジビエ。猪ホホ肉とアニュロッティ(イタリア北部のピエモンテ州の詰め物入りパスタ)にカボチャのペーストを入れたもの。イノシシの臭みはなく濃厚な味わい。

「味覚の濃縮」マグロ・カラスミ・オレンジ・マルサラ酒のゼリー(妻の方はアルコールをとばしてある)。スプーンに載っており一口でいただく。

「組み合わせ」和牛ランプ・牡蠣ソース・カーボロネロという野菜・ケッパー。表面香ばしいレアの和牛の味が良い。

「巡り合わせ」デザート。ボネ(ピエモンテのチョコレート菓子)・ゴルゴンゾーラのジェラート・洋梨のソース。

「プラットホーム」6種類の小菓子。

「カッフェ」エスプレッソ・紅茶。

以上10種類の料理は、いずれもモダンな創作洋食で、バラエティに富んでいる。シェフ曰くイタリア料理の食材は豊富にあるので様々な工夫ができるようだ。かといって奇をてらいすぎることもなく、どれもが美味しいものであり、量的にも無理がない。「これぞ高級イタリアン」というオーラはまだ無いが、お客を楽しませる工夫を惜しまない店だ。

  • ビルの山下公園サイドにレストランへの入り口がある

  • 封筒の中にメニューが

  • 12,000円のコースのみ

  • ドリンクメニュー

  • A5サーロイン・ポテト・トリュフ

  • 軍鶏・トレビス・根セロリ

  • パン

  • 鮮魚・タコ・ハマグリ

  • リゾット・ピスタチオ・パキーノ

  • 海老・フォアグラ・ポルチーニ・黒ビール

  • アニョロッティ・猪・カボチャ

  • 鮪・カラスミ・オレンジ・マルサラ

  • 牛・牡蠣・カーヴォネロ

  • ボネ・ゴルゴンゾーラ・洋ナシ

  • 小菓子

  • エスプレッソ

  • 本日の料理イラスト

2016/11/05 更新

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