4回
2020/12 訪問
極めて豪華な船旅（４）朝食
朝日
大橋をくぐる
朝食メニュー
朝のテラス
デイベッドでワインを
山の上に見える建物は「ベラビスタマリーナ＆スパ」
2020/12/30 更新
2020/12 訪問
極めて豪華な船旅（３）和菓子の振舞
さてお腹もいっぱいですが、9時からの和菓子パフォーマンスに出かけることにします。こちらも3階になります。
ここでも感染対策の一環として予約時間を調節しているため客は私たち夫婦だけでした。
まずは干菓子からです。職人さんの手さばきを見ながら
まずはガンツウらしく蟹の干菓子です。
続いて百合根のきんとん。
これは抹茶で頂きます。
最後は鯛の形の最中とコーヒーで。
職人さんと静かに会話しながら、穏やかな時が流れました。
蟹の形の干菓子
ゆり根きんとん
鯛の最中
2020/12/30 更新
2020/12 訪問
極めて豪華な船旅（２）夕食
さて続いて夕食です。朝食も夕食も鮨もバーもすべて3階にあります。客室は1階と2階です。客室同様、これらの施設も木が多用された内装です。船内や室内は贅沢な木をふんだんに使った内装のため、良い空気が流れているようです。シンプルですが、想像以上に高級感があり落ち着ける空間です。船の設計デザインは堀部安嗣さん。雰囲気を楽しむため、部屋に備え付けの浴衣と草履で訪れます。
ここでも感染対策の一環か予約時間をずらしているようで、同時刻には3組ぐらいしか重なっていません。隣り合ったテーブルはアクリル板で仕切られています（隣に人はいませんけれども）。クルーはもちろんのこと、客も食事の時以外はマスク着用となっております。
余談ですが、このようにネットに投稿するに当たっても「そもそもこの時期に旅行するのか」という同調圧力の雰囲気が感じられなくもないです。私自身は「GoToや旅行で感染拡大する」という説には反対の立場です。そうではなく「感染防御策を取らない人が感染を広める」という意見です。つまり「感染防御をするかしないか」が問題であって「移動するかどうか」が問題ではない。もしも「移動すること」が感染拡大になるなら、旅行だけでなく、むしろ全ての勤務や登校の方こそ停止しなくてはならないことになってしまします。ですから逆説的に、駅などに人が少ない今こそ安全な旅行になる、ということになってしまっています。（GoToについては、もともとガンツウはその対象になっていません。ガンツウを運営している「せとうちクルーズ」自体がGoToに参加しておりませんので。せとうちクルーズの親会社である「ツネイシホールディングス」が別系統で運営する「ベラビスタ」の方はGoToに参加しております）
さてメニューには左に和食、右に洋食が載っていますが、それらを自由に組み合わせても追加しても良いです。和食のコースにしました。食材が運ばれてきます。これらをどのように調理してもよいし、全てを任せても良いです。あまりにも選択肢が多すぎるので、お薦めでおまかせにしました。ドリンクメニューの方も、どれをどれだけ注文しても無料です。
１）揚げくわい、法蓮草の白和え、煮穴子
２）すっぽんのスープ
３）何らかの珍しい魚（忘れました）の肝
４）各種瀬戸内の海の幸を様々な調理法で
５）おこぜの唐揚げ
６）地産の温野菜
７）尾道近郊の野菜の天麩羅
８）車エビ
９）何らかの珍しい魚（忘れました）の炭焼き
１０）春菊の温かいお浸し
１１）岡山県岩本牧場の黒毛和牛ロース肉の炭火焼きをわさび醤油で
１２）クリームブリュレと季節のシャーベットとコーヒー
とても美味しいです。部屋に戻ると大粒の苺の差し入れがありました。
夕方の部屋のテラス
夜のベッドルーム
レストラン
メニュー、左和食、右洋食、どちらをどのように注文してもいい
ドリンクメニュー、全て無料
隣り合ったテーブルはアクリル板で仕切られている
食材のお披露目
デザートメニュー
クリームブリュレ
部屋には苺が置かれていた
2020/12/30 更新
2020/12 訪問
極めて豪華な船旅（１）鮨
「ガンツウ」は瀬戸内海のクルーズ船です。国内最高級の旅としてクルーズトレイン「ななつ星in九州」などと並び称されます。1泊料金は1人25万円から50万円かかります。部屋のカテゴリーは1部屋のザ・ガンツウスイート90㎡、2部屋のグランドスイート80㎡、2部屋のテラススイート露天風呂付き50㎡と14部屋のテラススイート50㎡の全19部屋。今回私たち夫婦が申し込んだのは1泊2日の旅で、最も広いテラスを有するグランドスイートです。80万円でした！
近くなってから無料のPCR検査があり陰性確認の人だけで催行されました。スタッフは毎月検査しているそうです。それでも全19室のうち間引きで11室のみの利用とされました。乗客20人ほどのところ、クルーは35人ほどであります。この人数からしてもいかにサービスが良いかが分かろうかというものです。
ガンツウは食事が非常に充実しています。食べようと思えばどれだけでも食べられそうです。逆に少なくすることももちろん可能です。部屋の中だけでなく、レストランでもメニューにあるものならどんなに高級なワインをどれだけ飲んでも追加料金がかかることもありません。食材をどのように調理してもらおうとも、そして一切をおまかせしても良いです。
今回の旅が1泊なので、メインの夕食に加えて、鮨も、和菓子のパフォーマンスも予定に組み込みました。まずは4時半から鮨。6時からディナー。9時から和菓子。
鮨バーに行きます。コロナ禍の密をさけるために予約時間を調節しているようです。この時間は私たち夫婦だけです。ディナーを控えているので控えめに食べます。話しやすい板さんでした。
貝類が好きなのでそこから始めて、白身魚まで数種類握って貰いました。地産地消、瀬戸内海で捕れたものばかりです。新鮮です。この時間はまだでしたが、漁船がガンツウに横着けされ、直接蛸を買取り、すぐに調理にまわしたりするようです。ワタリガニが絶品でした。ガンツウという名前は瀬戸内海のイシガニというワタリガニの愛称でもあります。
福山駅からガンツウまでのお迎え
マリーナのラウンジで
ウェルカムドリンクはテタンジェ
すべて無料のお菓子やドリンク
最も広いテラスを誇るグランドスイート
すべて無料
高級ワインも全て無料
鮨カウンター
獲れ立て新鮮食材
平貝
赤貝
ワタリガニ
穴子
2020/12/29 更新
ランキングと口コミで探せるグルメサイト
グルメキュレーションサイト
毎日の外食が楽しくなるグルメ情報
朝食は夕食と同じレストラン。朝7時半から9時頃までに行きます。昨晩お腹いっぱい食べましたので遅めの9時に行きました。
朝食メニューも和食と洋食に分かれていますが、これも夕食同様に、いかように組み合わせても良いです。今日は次の宿泊地で洋食デュナーの予定があるので和食にしました。フレッシュジュースから始めます。
漁師風味噌汁には何種類かの魚が入っていて、大きめの手作りの器も手触り良く、味噌汁なのに、さながらメインディッシュのようでした。
卵料理は3種類から選び、出し巻き卵を選択。
焼き魚も3種類から選び、焼き方を選びます。私は鰆の塩焼きにしました。
デザートのヨーグルトとコーヒー。
そして午後1時にいよいよ下船です。荷物はピックアップされ、次の宿泊地、ベラビスタへと運ばれます。直前まで部屋で寛ぎました。名残惜しいです。コロナ禍の中での催行であり、万全の感染対策の一環として全19室のうち11室のみの稼働となりました。スタッフと話をしていると、皆さん自分の仕事に誇りを持っているように感じられ良い印象を持ちました。乗客20人程度のところクルーは35人（クルーは毎月PCR検査しているそうです）。この人数からしてもいかにサービスが良いかが分かるというものです。
ガンツウが浮桟橋に到着しました。エントランスでクルーが総出で見送りです。一緒に写真を撮り、お迎えの車に乗り込みました。とても豪華な旅でした。