『777的「イジメ問題」考』asakusa777さんの日記

レビュアーのカバー画像

(主に)浅草の良い店美味しい店メモ(現在レビュー活動を物凄くスローペースで再開中です)

メッセージを送る

日記詳細

大津市のイジメによる中学生自殺、本当に悲惨な事件ですね。
死ぬ事を思えば何でも出来ると思うのですが、それでも死を選んだ彼の胸中を思うといたたまれない気持ちです。

今や「自殺大国」になった日本、年間3万人以上の人が自殺していますが、しかし「いじめによる自殺者」は「0人」なんだそうですな。今回の事件も「いじめと自殺の因果関係は確認出来ない」と言ってますしね。
ワタシはコレが1番の原因だと思うんです。
学校、教育委員会、警察、加害者の家族、みんながトボけているという事実に、ハラが立つというより呆れかえります。
だからいじめられてる生徒の心の叫びを聞いてあげられなかったのでしょう。被害者の生徒はSOSを発信しているのに、誰も真剣に取り合わなかった、「いじめは命に関わる問題だ」という意識がないのでしょう。
いじめと自殺に因果関係は無い」、そんなワケあるかっ!
こんな事を平気で言うのが教育委員会ってんですから、フザケルナです。こんなヤツらに教育に携わる資格は無い。保身ばかりを優先するクソバカ野郎どもですな。
イジメ問題は確実に存在する。そして、それは毎年100人以上の子供たちを死に追いやっている、もう隠しようもトボようもない事実なのに、何を言っているのでしょうか、むちゃくちゃハラが立ちます。

ワタシは、「イジメを無くす」ことより「イジメによる自殺を無くす」ことの方が優先されるべきだと思うんです。
確かに「イジメを無くす」改革も一手ですが、そんな世の中が構築されるまで何年も何十年もかかります。そもそも教育委員会も、裁判所さえも「いじめによる自殺」を認めないのですから。その間に毎年何百人もの子供たちが死んでいく。「イジメ」を「自殺の原因」と社会が認めないのですから問題の解決なんて望むべくもないでしょう。

学校なんか行かなくていい。転校を自由に出来たり、奨学金による個別指導をしてもいい。休学だって大いにアリだし、不登校を恥じる必要もない。恥じるべきは加害者であり、問題を見て見ぬふりをする学校や教育委員会です。
死ぬほどツラい思いをしている生徒に「頑張って学校に行きなさい」と言うのは「死刑宣告」に等しいのではないでしょうか。
そんなにツラいのなら学校なんか行かなくっていいよ」、まずはそこから始めるべきです。勉強が遅れても、卒業が遅れても、死ぬよりよっぽどいい。
文科省や教育委員会や学校のメンツのために子供が犠牲になる必要は無いし、「イジメは自殺の原因」「イジメの根絶は不可能」という考えに立って、まずは命を救うことから始めるべきだと思います。

文科省、教育委員会、学校は、「イジメは存在する」「イジメは自殺の原因である」というまぎれも無い事実をしっかり認める事から始めるべきだと思います。


(この文章は、いつも拝読しているレビュアー「caroly」様の日記にコメントしたものです。実はワタシは小学校時代イジメっこでした。こんなに悪質陰湿ではありませんでしたが、少なからず彼に苦痛を与えてしまった事は事実です。今では彼もリッパな社会人、タマに会って飲みに行きますし一緒にゴルフに行ったりする友人です。今ではあの時の事をネタにワタシがイジメられてます。とても優しく誰からも好かれる大人物、いい男になったモンです。)
ページの先頭へ