3連休を利用して韓国釜山に行ってきました。
ここのところずっとソウルに遊びに行っていたので、タマにはと思い今回は釜山で喰っちゃ寝することにしました。
ソウルへは羽田からも沢山便があるのですが、釜山は殆どが成田発、ココがちょっと不便なトコロですな。
釜山は韓国一の港町、なので海産物が豊富で、釜山ならではの韓国料理をいろいろ楽しめます。
『平目』や『フグ』や『ヌタウナギ』なんかが有名ですが、ワタシの1番のお気に入りは『ナッチボックム』です。
「ナッチ」はタコ、「ボックム」は炒めモノ、つまり「タコの炒めモノ」です。
コレはワリとポピュラーな料理ですが、しかし、やはりココは釜山、釜山ならではの新鮮で美味しいタコが使われるので、コレこそ釜山で食べるべき料理だと勝手に思い込んでます。
注文するとテーブルにガスコンロが用意されます。
フタが付いたフライパンの中には、タップリのブツ切りになったタコとネギ、タマネギ、セリ、トッポギ、春雨、ニンニク、そしてピリ辛の特製ソースです。
フライパンにフタをしてしばらく蒸し焼きにした後は、フタをとってマゼながら炒めます。ソースかなり無くなった頃が食べ頃で、コレをご飯の上にタップリかけてかっこみます。
「んんんん~旨いっ!」
好みでニラキムチや海苔をかけて食べてもまた旨いです。
この料理、味もとてもいいのですが、何よりタップリ入ったタコのプリプリっとした食感がクセになります。プリっとしてるんだけど硬いワケじゃない、プツっと噛み切れてとても気持ちいいんです。
韓国に来て、高級料理を食べようとしちゃダメですよ。
こーゆー、日本でも食べられる大衆的な料理こそ本場で食べるべきです。
今まで日記で紹介した「タッカンマリ」「コムタン」「プゴクッチ」「カルグクス」「カンジャンケジャン」「サムゲタン」「サムギョプサル」なんてトコロを、本場でたべるとひと味もふた味も違った旨さを実感出来ます。
ただし、「石焼きビビンバ」はあんましオススメ出来ません。石焼きビビンバは、韓国では無数にある石焼きご飯の1つでしかないし、あれだけをワザワザ食べに行くのは愚かしい行為です。
ツアーなんかで、よく「韓国で1番の石焼きビビンバのお店で昼食」なんてのがありますが、そんなのはウソッパチです。
ご注意クダサイね。