『韓国釜山の旨いモン③ 海雲台 『デジクッパ』』asakusa777さんの日記

レビュアーのカバー画像

(主に)浅草の良い店美味しい店メモ(現在レビュー活動を物凄くスローペースで再開中です)

メッセージを送る

日記詳細

7月に続いて9月初めの週末を相方と韓国釜山に行きました。
今回は釜山のリゾート地「海雲台」(ヘウンデ)です。

綺麗なビーチがあり、ビーチに沿うようにカジノ付のリゾートホテルがあり、サメに餌をやれる水族館まであります。
そんなホテルにワタシ達も宿をとり、相変わらずの喰っちゃ寝バカンス開始です。
9月になったとはいえ猛暑が続く東京と違って、気温は高いながらも涼しい風が吹く釜山はとっても過し易いです。

サテ、釜山に来たら、とりわけ海雲台に来たらゼヒ食べておかなければならない料理があります。
それは『デジクッパ』。
「デジ」とは豚、コレはいわゆる「トンコツスープ」ですな。
コレは日本の博多ラーメンに代表される九州ラーメンのトンコツスープのルーツです。
ホテルからほど近い専門店に行くと、店頭に巨大な釜があって、その中に白濁したスープがグツグツ煮えてます。

コレは韓国のタンやクッパの多くに共通しているコトですが、出てきた際に味は付いていません。
自分で好みの味にカスタマイズします。
デジクッパの調味料は、「塩、胡椒、たてぎ(辛子味噌)、テンジャン味噌、オキアミの塩辛」などです。
初めは塩だけ、次にタテギ、といった具合に食べ進むにつれて新たな調味料を追加していくと味の変化が楽しめますよ~。
そして欠かせないのがニラキムチです。コレを大量に入れるのが旨いです。また、素麺を入れるとホントに博多ラーメンのようです。
具は豚肉とネギだけのシンプルなスープ、臭みなどは全く無くって、脂っぽさもない。純粋にトンコツや豚肉の旨さだけが味わえるスープです。
ご飯もいっしょに出されるので、スープやキムチをオカズに食べてもいいし、スープに入れてそれこそクッパにして食べても良しです。

別にこのスープで茹でた『茹で豚』もとりました。
コレはたてぎなどを付けてキムチといっしょにサンチュで巻いて食べます。
ほどよく脂が抜けてとても柔らかくて、旨いですよ~。

このデジクッパ、ソウルではほとんど見かけるコトはないし、同じプサンでも魚市場がある南浦洞エリアでも見かけません。なので、せっかく海雲台に行ったのならゼヒお試し頂きたい逸品です。
ワタシのようにトンコツラーメンがニガテな人でも美味しく食べられる純粋そのもののデジクッパ、ゼヒゼヒお試しクダサイ~。
ページの先頭へ