asakusa777さんが投稿した玉笑(東京/明治神宮前)の口コミ詳細

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(主に)浅草の良い店美味しい店メモ(現在レビュー活動を物凄くスローペースで再開中です)

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玉笑明治神宮前、原宿、渋谷/そば

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2016/04 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

【神宮前】 『粗挽きせいろ』と『熱もり納豆』、完成された凄い蕎麦です。

今日のランチは渋谷に仕事に来たついでにここ玉笑。
平日の午後2時頃に行ったから並ばずに入れた。
先ずは『菊姫』の純米と『ぜんまい』で軽〜く蕎麦前。
確か手打ち蕎麦 じゆうさんでもこんなぜんまい出してたっけ。
今や蕎麦屋で流行ってるのかな。竹やぶ系の定番?
でも、確かに蕎麦前としてはこれはピッタシ、軽くて酒に合うからね。
蕎麦は『粗挽きせいろ』。
しかし、流石は玉笑、この粗挽き蕎麦は見事な出来栄えだ。
多くの人が「粗挽き蕎麦」と言ったらこれを理想とするんじゃないかな。
時期の問題もあるのだろう、香りはそれほど強い訳ではなかったが、郷愁を誘う風味と甘み、ちょうど良いザラザラゴツゴツ感、少し柔らかめの茹で具合と冷た過ぎない締め具合などなど、ほぼ完璧な粗挽き蕎麦だった。
そして、この店に来たら絶対に外せないのが『熱もり』、今回は納豆が付いた『熱もり納豆』でもらった。
玉子に熱々のツユを入れてよく混ぜて蕎麦を浸して食べる。美味い!
次に、そのツユにネギを入れて蕎麦を浸して食べる。美味い!!
そして最後に納豆を入れて蕎麦を浸して食べる。美味〜〜〜いっ!!!
納豆がもの凄く合う、合い過ぎてる。
納豆自体も嫌な臭みが全くしないから、好物の納豆蕎麦としてもこれは天下一品だ。
東京を代表する蕎麦の名店、その実力に改めてひれ伏した僕だった。


(2015,5月)

今日は渋谷で仕事、とくれば昼飯はちょっと足を伸ばしてこの店の『熱つもり』だ。
しかしせっかくここまで足を運んだのだから熱つもりだけでは勿体無い。
なのでもう一品は僕が『せいろ』、仕事仲間は『豆腐そば』も注文する事にした。
実はせいろはメニューに無い。
しかし、この時すでに『粗挽きそば』が売り切れていたので「普通の滑らかなお蕎麦になりますがそれでも良ければ』と作ってもらったものだった。
仕事仲間の豆腐そば、そばの上に豆腐が乗ったぶっかけだったが、「そう言えばこの店の豆腐は旨かったんだよな」と、彼が「旨い旨い」と食べているのを見て思い出した。僕もそれにしとけば良かったかな〜。
そしてお待ちかねの熱つもり、相変わらずの旨さだ。
茹でたてアツアツの蕎麦を濃くて甘めのタレを加えた溶き玉子につけて食べるこの店の熱つもり、なんで他所ではやらないんだろうな。
是非多くの店でチャレンジしてもらいたい一品だ。

(2011,11月)
前回の訪問からそんなに間を開けずに再訪することができました。
前回は名物の『熱つもり』を堪能しましたが、これだけの蕎麦屋なのでどうしても『荒挽きせいろ』を食べたかった。
ちょうど渋谷で仕事が入ったので「チャンス到来」とばかりに昼に伺いました。

まずは『蕎麦焼酎の蕎麦湯割り』。
焼酎のお湯割りなのに、トックリとおチョコで出されます。こーゆー飲み方は初めてですが、大きなグラスで出されるよりコッチの方がいいですな。より丁寧に味わえるので、繊細な蕎麦焼酎の味と香りが楽しめます。

肴は『豆腐と生湯葉』。
豆腐は黒豆を使っているので色合いは藤色、湯葉は緑豆を使っているので色合いは薄緑、このコントラストがなんとも美しい冷やヤッコです。

次に『焼き味噌』。
蕎麦の実と葱と海老を西京味噌でまとめて焼いたものだそうです。香ばしさと共になんとも素朴で優しい甘みが楽しめる1品です。

そして、『荒挽きせいろ』です。
一般的な「せいろ」と同じような細切りですが、黒や白や緑の星が沢山散りばめられた美しい蕎麦です。
食感はけっこうハード、強めの歯触りですがモサモサ感はありません。香りはそれほど強くはありませんが、噛んでいるとなんとも心地よい甘みが広がります。香りはその後で口の中に立ち昇るので、この蕎麦は他の蕎麦より少し良く噛んだ方が真価が楽しめるようです。
ツユはどちらかというと辛めですが、それほどキツくはないし、出汁も強めなので「藪」と「更科」の中間ってカンジでしょうか。この蕎麦とよく合います。

この蕎麦が計算されつくしたとても素晴らしい蕎麦であるコトはよく判ります。やはり料理人はとても非凡な方なのでしょう。しかし、あくまでワタシの個人的な好みでいうともう少し、あと僅か、「滑らかさ」が欲しいかな~ってカンジです。モチロン、だからこそ「荒挽き」の素晴らしさを最大限に引き出した蕎麦であるコトはよく判ります。デモ、100点よりも90点の方がいい時もありますからね。そんなカンジの蕎麦でした。

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(前回投稿分)

ココはいつも拝見させて頂いている蕎麦屋の教科書「蓼喰人」様のレビューの中でも特に気になっていたお店です。
茹でたての温かいもりそばを、タレを入れた溶きタマゴにつけて食べる『熱つもり』というメニューに興味大だったからです。

場所は神宮前、原宿と渋谷の中間ってカンジでしょうか。明治通りから少し住宅地に入ったところにあります。
かなり判り難い場所ですな。神宮前の駅からスマホのナビを頼りに歩きました。ナビが無ければきっと辿り着けなかったでしょう。
しかし、この辺りも変わりましたね~。
ワタシが原宿でよく遊んでいたのは学生時代(30年くらい前)です。あの頃は世はアイビーブーム、「Boathouse」や「Crews」や「VAN」が流行っていて、みんなそれらのロゴが入ったトレーナー(今で言うスウェット)を着ていましたな。思えば、そこからファッションの流行って加速度的に早まった気がします。ハマトラ、ニュートラ、デザイナーズって具合です。
カフェバーやプールバーも出現しだして、用も無いのに仲間とタムロしてたりコンパしてたり、若き日のこの辺りでのワルさの思い出って幾らでもあります。懐かしいな~、、、。

そんなコトを思いながらオシャレなセレクトショップやヘアサロンが立ち並ぶ細い路地をウネウネ歩いているウチになんとか店につきました。
和風モダンな外観、いいカンジです。
着いたのが12時少し前、先客はいませんでしたが少し経ったらスグに満席になりました。予約をしている人もいたようで、小さい店なのでやっぱし予約をした方が間違い無さそうです。
まずは熱燗『菊姫』をもらって、肴に『玉子焼き』と『才巻海老の西京味噌漬け焼き』をもらいました。
とてもソフトで箸を入れると出汁がジュワっと出る最高の出汁巻きです。
醤油や塩は極めて控えめ、玉子の旨みと出汁の旨みが楽しめます。かなり薄く焼きながら何度も玉子を足して何度も巻いて、とても丁寧に作られた出汁巻きのようです。丁寧に手間ヒマかけて作られた料理ってホントに旨い。ポピュラーな料理ほどこうでありたいという見本のような玉子焼きでした。
海老は「殻も食べられます」と言われました。確かにその通り、ミソたっぷりの頭までバリバリ食べられます。酒に合いますな~。

さて、いよいよお楽しみの『熱つもり』です。
まず空のお椀と生玉子と刻みネギ、それと金属の容器に入ったアツアツのツユが出されます。
お椀に生玉子を入れてよく溶いて、ネギとツユを入れます。かなり濃いツユなので少しずつ入れて味をみながらが良いようです。
程なくして蕎麦が運ばれてきました。
フタ付きの四角い木製の入れ物で運ばれてきて、フタを開けた瞬間湯気とともになんとも心地よい蕎麦の香りが「フワ」っと立ち昇ります。
中の蕎麦は一般的な細切りより少し太いカンジ、少し星も見えますが味はよく挽いた滑らか系です。
なにより食感が素晴らしい。温かい蕎麦はどうしても柔らかめ、「フニャ」っとしがちですが、コレは適度な硬さと程よいモチモチ感が失われていません。アツアツの蕎麦でこの食感を出すのは、やっぱし「ワザ」ですな~。
溶きタマゴとの相性もバツグンです。ツユがかなり濃い目で甘さ抑えめなので「スキヤキ」風にならずに蕎麦の風味を損なわずに最後まで「キリ」っと食べられます
実は『荒挽きせいろ』も食べようと思っていたのですが、この『熱つもり』があんまし旨かったのでせいろを諦めてコッチをお替りしてしまいました。
コレは近いうちに再訪確定です。
ゼヒ『荒挽きせいろ』も試してみたい。
こーゆー「仕事」に対して真摯で実直な店のせいろにはどのような個性があるのか、ヒジョーに楽しみです。


  • 蕎麦前は菊姫純米

  • ぜんまい

  • 粗挽きせいろ

  • 粗挽きせいろ

  • 熱もり納豆

  • 熱もり納豆

  • 豆腐そば

  • せいろ

  • 熱つもりの茹でたて蕎麦

  • 熱つもり用の生たまご

  • ここから2011年です

2016/04/29 更新

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