ラジオリポーターさんが投稿したうなぎ時任(東京/麻布十番)の口コミ詳細

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うなぎ時任麻布十番、六本木、赤羽橋/うなぎ、日本料理、フレンチ

1

  • 昼の点数:4.2

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2020/03 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

想像の上を行く「うなぎ」の世界♪

免疫力アップと言えば「うなぎ」でしょー!
麻布十番にある「うなぎ時任」で、うなぎ尽くしのお料理と鰻重が堪能できる、うなぎ好きにはタマラナイ「ランチコース」をいただいてきました。

お店の場所は、メトロの麻布十番駅から徒歩5~6分ぐらい。
麻布十番商店街から一本入った路地のビルの2階にあります。

店主の時任 恵司(ときとう さとし)氏は中学卒業後すぐに、麻布にある200年以上続く老舗うなぎ料理店「野田岩(のだいわ)」で修業を始め、フランスに出店した「野田岩 パリ店」でも腕を振るわれていたのだそう。
麻布十番に「うなぎ時任」をオープンしたのは、2018年6月ですが、すぐに食べログ百名店にも選ばれています。

階段で2階に上がり、入り口で手を消毒して中に入ってみると、、、
清潔感のある店内は、カウンター席のみの8席並んでいました。

お昼のコースは予約制で、12時からの一斉スタート!!
この日は3組6人でスタートし、途中、コースではなく「鰻重」を注文されるお客様が1組いらっしゃいました。

山椒サワー 900円
乾杯は山椒がほのかに感じられる、さっぱりしたサワーをチョイス。
絶対に鰻に合いそう!!

先付け うなぎバーガー
「かわいい~~♪」と声が上がります。
ミニサイズのバンズに香ばしい鰻とトマトって、最初から意表をついてる~~!
ほんのり甘いバンズに、うなぎの柔らかさとシャキシャキのお野菜が口の中で一体となる美味しさは、未体験な味なのに、なぜかしっくりと落ち着く美味しさ。

蕪のすり流し
「きれい~~♪」
お皿も盛り付けも美しい蕪のすり流しは、とっても優しい味わいです。
時任さん、器にも大変こだわっていらっしゃいますね。

特大ハマグリが、絶品のお出汁と、ぷるんぷるんな具として最高の仕事をしています。
菜の花に見立てたカラスミの黄色、ホタテといくらの醤油漬け、そしてカリっと香ばしい揚げうなぎがアクセント。
それぞれが美味しいのに、その全部が蕪のすり流しと融合して美味しい!

ワカサギのフリット
卵白とセモリナ粉の衣でフリットしたワカサギは、中はふっくらで外のサクサク感がたまりません。爽やかなシブレットソースは、白味噌、ビネガーが使われているんですって。

座った場所は、目の前で鰻が焼かれる特等席♪
串打ちして、そのまま炭の上に乗せられ、こんがりと焼きあがる白焼きの様子は圧巻。
この日は、三河産の300g以上の大きさの鰻を使っているのだそう。
塩をふる時任さん、カッコいい!

うなぎ白焼き
皮目はパリッと、身もこんがり焼きあがった白焼きには、酢橘、山葵、柚子胡椒、梅肉、藻塩が添えられています。

我が家は、うなぎ屋さんに行くと必ず白焼きも注文するのですが、関東の白焼きは、蒸した鰻にタレを付けずに焼いたものという認識でした。
時任の「うなぎの白焼き」は、蒸さすに直接焼き上げる云わば関西風で、サクッと香ばしくて、鰻本来の美味しさをダイレクトに味わう事ができました。

まずはさっぱり酢橘でいただき、次に山葵で堪能。
よく見たら嬉しい事に、白焼きがちょうど5切れ・・・こうなったら、全部の薬味を試してみるしかない。

おっ、梅肉と鰻、合う~~。
子どもの頃「鰻と梅干しの食べ合わせがよくない」と聞きましたが、実は相性抜群じゃないですか?!(笑)
カリカリじゅわっな白焼きが、薬味によってそれぞれ別の世界に連れていってくれました! うまい、うますぎる~~♪

八寸
お料理も器も美しい八寸に、またまたはうっとり~♪

大間のまぐろ
美しい赤身のマグロ、大好き♪ツマは茗荷の千切りです。

う巻き
鰻を玉子で巻いた「う巻き」は、直前まで蒸し器の中に入っていたので、ほんのり温かくてふわふわ。山椒がアクセントになっています。

うなぎの煮凝り
つるんとした煮凝り、あっという間にペロリ♪

うなぎレパーパテ
鰻の肝をレバーパテにしちゃうなんて発想がスゴくない?
ふんわり柔らかいレバーパテは、ムースのように滑らかで臭みなど全くない感動の美味しさ。

うなぎのトマトソースパスタ
うなぎ入りのトマトソースがペンネに絡み、想像以上にマッチング!
実は鰻はヨーロッパでも食べられ、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」にもウナギ料理が描かれているとのこと。 そして「野田岩パリ店」でも、時々、賄いでウナギのパスタが出てたそうですよ。

蟹ほぐしみ
ズワイガニのほぐし身に、いくらの醤油漬けと雲丹~~♪

たまらず、大辛口の日本酒を追加オーダーしました。
百十郎 赤面 1400円
ふくよかな香りと爽快なキレがあり、芳醇な旨さが鰻とも相性抜群!!

うなぎムニエル
皮はカリカリで、身はどこまでも柔らかい!
ムニエルは、時任さんの所で修業中のイタリアン出身の若手の職人さんが担当。
皮目からじっくり弱火で焼いて、身の部分は最後にひっくり返して余熱で火を入れるのが、トロける柔らかさの秘密なのだそう。

その間に時任さんは、鰻重のため、うなぎと真剣勝負中。
炭の火加減を見ながら、常にうなぎの位置を微調整していく様子は、これぞ職人技。いつまでも、ずっと見ていたいような気持になりました。

「うなぎミルフィーユです」
焼きあがったうなぎを前に、お茶目な時任さんの笑顔にほっこり~♪

うな重
砂時計の砂が落ちるまでの3分間で、中が程よく蒸らされるんですって。
ご飯は、普通、大盛り、少な目が選べるので、私は普通盛りをお願いしました。

ふたを開けた瞬間の香り、うっとり~
この照り、厚み、ふっくら加減、もう食べる前から美味しいに決まってる♪

最高の鰻重と最高の肝吸いを前に、テンションMAXです!!

あぁあああああ、美味しいとわかってて口に入れたら、想像以上に美味しかった~~!
うなぎの美味しさを引き立てるタレは上品で、ご飯の炊き加減も抜群。 ご飯、大盛りにしてもらえばよかったーーー(爆)

りんごのスープ仕立て
自家製のリンゴのチップスは、パリパリで甘酸っぱくてハマりそう。リンゴをスライスしてシロップに漬けこみ、何日もかけて作るんですって。 うなぎ屋さんで、こんなデザートがいただけるなんて、本当にびっくり!!

うなぎ一筋の時任さんが、フランスで学んだヨーロッパの食文化を融合させた和と洋が楽しめる鰻料理のコース、最初から最後までわくわくと感動の連続でした。
時任さんの気さくな人柄やお話も楽しかったので、次回は夜のコースも行きたいです!

  • うなぎバーガー

  • 蕪のすり流し

  • わかさぎフリット

  • うなぎ白焼き

  • 八寸

  • 大間のまぐろ

  • う巻き

  • うなぎの煮こごり

  • うなぎレバーパテ

  • うなぎトマトソース

  • 蟹ほぐし身

  • うなぎムニエル

  • 名付けて「うなぎミルフィーユ」顔写真掲載了承済

  • りんごのスープ仕立て

2020/03/15 更新

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