『映画「007 スペクター」見てきました』きじくさんの日記

レビュアーのカバー画像

きじくのレストランガイド

メッセージを送る

日記詳細

映画「007 スペクター」見てきました

大好きな007シリーズ
大きな費用を投じられたであろう冒頭のシーンは導入部分を除きますが
流石ですね。 一度は見てみたくなるようなお祭りのシーン。

けれど途中からイケません。 現在のボンド氏は乱暴に過ぎますね。周囲の被害を顧みない姿勢どうにも合点が行きません。

予告編は良く出来て居て大変楽しみにして居たのですが
実際の映画は見かけ倒しと言いたくなる出来栄え。 長い。 長時間の映画を否定しませんが、退屈。 そもそも仇敵が 小物だし、SPECTRE その物を描き切れていません。 本家スパイ映画も MIシリーズ に押されてしまって居ますね。 主人公の生立ちや過去をストーリーの肝に据えるのに無理が有るのかもしれません。
妙な 近代化(合理化) へ立向かう 精神性尊重気運 は永遠の課題なのでしょう。 判り易いイデオロギー対決が存在しコントラストが鮮明だった時代はステージを構成し易かったのでしょうね。 「敵」を説明する必要が無かったのですから。
ページの先頭へ