翠川 殉さんが投稿した野嵯和(愛知/市役所)の口コミ詳細

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翠川 殉の食べログ放流記

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翠川 殉 (女性・愛知県) 認証済

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掲載保留野嵯和市役所/日本料理、創作料理

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2018/12 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

紹介制★雲の上の"野嵯和"さんで冬の旬食材を堪能!

マイレビ様より紹介制の野嵯和さんにお招きいただきました。ウェイティングのソファにて皆様とお顔合わせ。大将とお着物の奥様がおもてなしくださいました。
カウンター7席のみの空間でカウンターは黒の漆です、これだけでもビビります。私は仕事柄料理撮影もしますが、和料理が引き立つ背景色は黒だと思っています。しかしその値段と維持のことを考えると実現は難しく漆カウンターを取り入れている飲食店は見たことがこれまでありません。料理に対しての研ぎ澄ましがこの空間だけでもズッシリと伝わってきました。

-----〈オーダーしたドリンク〉-----
⭐️乾杯はシャンパンボトルの持ち込みをマイレビ様よりプレゼントしていただきました、ステキな会食のスタートです。JACQUESSON DIZY-Corne Bautray 2005 グラスに注ぐとゴールドの筋の気泡が美しい、口当たり軽やかで香りも良く含みもあり大変好みのシャンパンでした。ありがとうございます。

⭐️日本酒「北島」スッキリとした辛口、かといって主張は控かえめなのでお料理がさらに引き立ちます。


-----〈お任せコースのみ@25000〉-----
⭐️香箱蟹の甲羅焼きと餡のお吸い
ズワイガニの雌で解禁が11月から年の暮れまでの数日しか漁ができないため、市場(県外)に出回らず現地にわざわざ足を運ばないと新鮮なものは手に入らなくて有名、実はこの年末も私は北陸へ香箱蟹を求めて旅に行きます。まさかシーズンイン早々に香箱蟹を名古屋で食せられるとは。
好物の香箱蟹は蟹身と味噌がミックスし甲羅焼きにしてあり、ほぐし身と内子のフリットがその上に盛り付けられています。味噌が大変濃厚。自分でもややかき混ぜながらつつきます、大好物なんで、一品めに提供されて、興奮状態。隣の椀の柚子の餡出汁に途中からくぐらせ、ふた通りの味を楽しみます。

⭐️雲丹コーティング焼きホタテと、クラッシュ"柿の種"を衣に揚げたホタテ、春菊のソース。

⭐️焼金目鯛と イクラのチラシ寿し
三品めで一口のご飯です、酢飯はほんのりの酢加減で香ばしい金目鯛のカリカリの皮目とプチプチのいくら、色んな食感が口の中で大競演。

⭐️太刀魚と海老のそぼろの海苔巻
焼き海苔がパリパリ!中身は厚みのあるな太刀魚、太刀魚とは思えない肉厚です、大将直々に満面の笑みで手渡しくださいました。(お写真大将承諾済み)

⭐️やいとかつおトリュフかけ
長崎産やいとかつおの上に目の前でトリュフを削りかけしてくれます、フレンチなどではスライス状に削ってくれますが、糸切り状です、だから香りもかなり立ちますし、口へ入れると鼻からぬけ、エア感というか、ふわっと消えてしまいます。和食でトリュフを使用するなんて、、、、もう絶句です、さすがです。
 
⭐️蒸しアワビ、源助大根、キビ餅、ほうれん草の椀
スケルトン薄切りにされた大根の上には柚子折れ松葉や、ハート型。こんな遊び心もある大将、おちゃめじゃないですか!!!薄切り大根の蓋をあけると大きなアワビ!お出汁が優しくて身体に染み渡ります。

⭐️河豚のたたき
三重県産河豚。トッピングは出汁ジュレ、韓もろみ、薬味はカボス、てっぴ、海苔、ネギ。この一品で一口なフグのコースですね笑。


⭐️白子と舞茸のソテー、インカのめざめ、下仁田葱のバター風味のソース
白子を平たい皿に盛り付けるという概念が私の中にないもので、、、形状を保たれたまま口へ運ぶとほろほろ、この盛りだけでもどーなってるの?って。
ソースがバター風味のクリーム系ソース、あれ?和食ですか??これは斬新な一品、添えのフランスパンにも乗せてパクリっ。これはフレンチですね、、、今やフランスの現地のミシュラン獲得店では、調味料に日本の"味噌"を起用されるのが流行りとテレビでやってました!フレンチだからとか、懐石料理だからとか石頭になる必要なんで何もないんですよね。

⭐️松阪牛シャトーブリアン
50℃ の低温で1時間半火入れし、焼きは表面のみ。芽葱を巻いて、玉葱の醤油と肉汁のソース、贅沢な一品なんですけど、一口でパクリっ!もおおおお旨味が凄かったです。

⭐️まながつおと菜の花、蛤の餡出汁
かつおは火入れすると固くなりパサつきますが、そんなのなくて、、、上にかかった餡との調和が素晴らしい、菜の花はほんのり青渋で個人的に薬味が大好きなので、この苦味のアクセントがたまらない、バランスが素晴らしい。

⭐️締めのご飯は松葉蟹の雑炊
出来上がった土鍋ごと調理台へ運ばれて、期待膨らむ視線のなか、蓋を開けた時のドヤ顔の大将、それをツッコむ山ちゃん笑ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)
お料理はこれがラストの品でしたが、大将のユーモアあるボケはコースの始終で笑いが起きて、提供された品を口にすると、うなる私たち、無言で食す、食べ終わると、また笑いが絶えなくてというとてもいい空気感での会食でした。
雑炊は取り分けの量を聞いてくれて、皆様は小盛りや、普通盛りのなか、私は大盛りで!!大満足!


⭐️デザートはラフランスとピオーネ
金柑、ラズベリーのソース。いい食材のフルーツです!

⭐️あがりの緑茶。
私、このあがりのお茶が本当に好みでした。
きっとね、、、めっちゃ高級な奴だと思われます。。。
______________〆

憧れの名店にて幸せなひと時を共有いただけました、皆様、お声かけてくださいましたマイレビ様、美味しいお料理をご提供いただけました大将と奥様に心より御礼申し上げます。

かしこ 殉 ฅ( ̳͒ᵕ ˑ̫ ᵕ ̳͒)ฅ

2019/01/25 更新

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