じゃんくせぷさんが投稿したフロリレージュ(東京/外苑前)の口コミ詳細

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「食べたい」と「痩せたい」の葛藤

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じゃんくせぷ (50代前半・男性・千葉県) 認証済

この口コミは、じゃんくせぷさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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移転フロリレージュ外苑前、表参道、乃木坂/フレンチ

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2011/01 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

☆今でも残る心地よい余韻。かつてこんなに強く再訪したいと思ったお店はない!☆

一言で言うと、『感動』しました。

評価・人気ともに高いお店だったので相当期待して行ったのですが、
期待以上の満足を得られました。今でも食べた料理を思い浮かべて、
ニヤニヤしちゃうくらい。

一皿一皿の完成度・創作性・味のクオリティも凄いですが、
それが10品も出てくるから、トータルだと半端ない充実感。
それに支払った対価は全然惜しくないというか、安い!とすら思います。

一緒に行った同僚の一人が左利きだったのですが、すぐに察知し
何もいわずにナイフ・フォークの並べ方を自然に変えてくれる配慮。
なかなかできるものじゃないと思います。サービスレベルも高いです。

以下、お皿ごとの感想を書きます。ケチのつけどころありません。
④⑤は特に忘れられない料理になりました。
ちなみに飲み物はマネージャにお任せし、料理にあわせてシャンパン・
白・赤・ロゼ・デザートワインをグラスで戴きました。

****************************************************************
①自家製チーズ+マイクロトマト・からすみ

 大好きなチーズからスタート!チーズはコクはあるけど意外にあっさりで
 どちらかというとスープみたい。スライスされたカラスミと一緒に食べると
 塩気がついて絶妙な風味に。最初からワクワクさせられました。

②グリーンオリーブのフレンチトースト

 かの有名な(?)グリーンオリーブ。やっぱりフレンチトーストだったんですね。
 この料理に限ってはかなり期待をしてしまったせいか、案外フツーだったかも。
 一口でもぺロッと放りこんじゃいました。
 
③野菜の前菜:いろんな形状のカブ+ロシア産キャビア+白子ソース

 第一印象、立体的な絵画みたい!ピングーとかの粘土アート的な(笑)?
 ミニチュアサイズそのものだったり、角切りだったり、ムース状だったり・・・
 いろんな形状のカブが味・見た目ともに楽しめました。芸が細かい!
 キャビアの塩気・プチプチ感もアクセントになってました。
 真ん中に配置された白子を裏ごししたソース、これかなり美味しかったです。
 少しも残さぬよう、パンに浸して味わって戴きました。
 
 あ、一緒に出されたこの妖精の帽子みたいなパン。
 フワフワとカリカリが同時に楽しめるように編み出した形状とのこと。  
 フランスパンとグリッシーニが共存した感じで、特にカリカリ部分、ハマりました。

④フォアグラのソテーとメレンゲ

 大好物のフォアグラ登場!!最初メレンゲだけ乗った皿が置かれて「ん?」って思ったら、
 コッテリ脂の乗ったイイ焼き色のフォアグラのソテーが中央にデンと置かれました。

 やばい!旨すぎる!フォアグラの重厚感とメレンゲの軽さ。このバランス、天才です。
 一緒に口に含むと、フォアグラのとろける脂をメレンゲが吸い込みショワ~って溶けます。
 口の中でフォアグラに最後の調理を加えるような感覚です。
 
 フォアグラ用のパンも、ドライフルーツが詰まった香り・味の強いものでしたが、
 更に一緒に食べるとまた味が変化して、一皿でいろんな味を楽しめました。

⑤魚料理:アンコウとアン肝

 アンコウをパーツごとに焼いたもので、3つの塊に分かれていました。
 アンコウの身はプリップリと弾力があり、非常に歯応えのよいものでした。

 中でもアン肝は最高!!トロ~リ&コッテリの食感は筆舌しがたい。
 居酒屋で食べるテリーヌみたいなアン肝とは全く違う味わい。
 まるでフォアグラみたい。どうやって調理したらこんなに滑らかになるんだろう?

 例えば、この後に肉料理がなかったとしても十二分に満足できるメインディッシュ。
 同僚達はこの魚料理の評価が一番高かったです。

⑥肉料理1:蝦夷鹿のステーキ+菜の花ペースト
 
 既にかなりの幸福感を味わっている状態でメイン登場!
 鹿って初めて食べる!よく分からないけど季節柄、ジビエってこと?
 肉厚のミディアムレアのステーキ。ボリュームもあります。
 筋や臭みもなく、柔らかい。牛に比べると脂身が少ないのかな?

 ただ、別の塊で脂の多いパーツがあり、好みで食べて下さいとのことでしたが、
 岩塩につけて食べたら全然抵抗なく美味しく食べれました。
 緑色のソースは菜の花ペーストとのこと。色合いも非常にキレイでした。

⑦肉料理2:蝦夷鹿すじ煮込み グラタン風

 肉料理が2皿に分けて出されました。先ほどの鹿料理の続き。
 牛すじならぬ鹿すじの煮込み?トロトロの煮込みの上にホワイトソースがかかった
 グラタン風。同じ鹿でもまったく別の味わい。
 狩られた鹿もこんなにいろんな部位を丁寧に美味しく調理されたら幸せでしょうねー
 と勝手に思いながら戴きました。
 メインで肉料理が2皿も出るって本当にCP高すぎ。

⑧デザート1:水晶文旦 on 温かいココナッツミルク

 それ自体がフルーツを思わせる透明な器に入って1つ目のデザート登場。
 「器が熱いのでお気をつけ下さい」とのこと。冗談かと思いましたが、底に温かい
 ココナッツミルクがあり、その上に文旦の果実とゼリーが乗っている一品でした。
 魚・肉料理でかなりパンチが効いていたので、柑橘系の爽やかさと、ミルクの優しさ
 ですっかりリフレッシュさせられました。

⑨デザート2:苺ババロア・ゼリー・ホワイトチョコアイス

 味はもちろん美味しかったのですが、ビジュアルが特徴的な一品。
 写真を見てもらえば分かる通り、独創的な盛り付け。決して運ぶ途中に
 すっ転んだわけではありません。まるで苺の筆で武田双雲的なお習字をしたみたい。
 デザートまでしっかり2品って、すごい。本当にお腹いっぱい!

⑩カフェ:ハーブティとブドウのキャンディ漬け

 食後のドリンクはコーヒー・紅茶以外にもハーブティがチョイス可能です。
 コーヒーが苦手なので有難いです。レモングラスのフレイバーですっきりと
 締めくくれました。 
****************************************************************

気づけば3時間半! いやー 至福のひと時でした。

なかなか気軽には来れないけど、絶対に再訪したい!しなくては!
と強く思いました。これは人気があるのも頷けます。

  • ①自家製チーズ+マイクロトマト・からすみ

  • ②グリーンオリーブのフレンチトースト

  • ③野菜の前菜:いろんな形状のカブ+ロシア産キャビア+白子ソース

  • ③´妖精の帽子みたいなパン

  • ④フォアグラのソテーとメレンゲ

  • ④´ドライフルーツぎっしりのパン

  • ⑤魚料理:アンコウとアン肝+トリュフ

  • ⑥肉料理1:蝦夷鹿のステーキ+菜の花ペースト

  • ⑦肉料理2:蝦夷鹿すじ煮込み グラタン風

  • ⑧デザート1:水晶文旦と温かいココナッツミルク

  • ⑨デザート2:苺ババロア・ゼリー・ホワイトチョコアイス

  • ⑩ブドウのキャンディ漬?

  • 食後のハーブティ(レモングラス等)

2025/05/10 更新

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