KIRARAさんが投稿したレフェルヴェソンス(東京/表参道)の口コミ詳細

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レフェルヴェソンス表参道、乃木坂、広尾/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2015/12 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

★芸術性に富んだお料理 「レフェルヴェソンス」

【2015年12月訪問】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『レフェルヴェソンス』は、昨年9月にリニューアルオープンし、和テースト溢れる空間に変身し、ウェイティングルームのテーブルは、いろり風に演出され、以前とは随分雰囲気が異なります。
ダイニングルームもよりシックになり、窓からは日本庭園風のお庭を眺めることができます。

クリスマスウィークでしたので、メニューはひとつ・・・
本日のコースは ~ Une Promenade おでかけ~

★北の国から~ セイコ蟹と根セロリ / コンブ茶 お酒
蟹肉入りの根セロリのクリームムースに、ワサビのエスプーマが香り、とても爽やかな味わい~ コンブ茶と日本酒で作られたソルベには、柚子が香りづけされ食欲がそそられます。

★ 枯葉のよう ~ のどぐろのソテとかぼすのサバイヨン、滝野川牛蒡のピュレ、ユリ根、黒キャベツ
カリカリに炙られた黒キャベツはまさに枯葉のようですね~ 牛蒡のピュレは風味よく、その下にのどぐろ(アカムツ)が・・・ かなりインパクトの強い斬新なお料理

★ 定点~ 蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ
こちらが毎回登場する、スペシャリテ の蕪のお料理 (*^^)v
季節毎に、蕪の味、柔らかさは異なるようですが、4時間ゆっくりと低温で火入れされた、手の込んだ蕪は、ジュワーとジューシーで、蕪本来の甘みがクチイッパイに広がり、それでいて、シャキっとした食感が残っているのはさすがです。

★線の向こうに~ フォアグラのナチュルと洋梨、麹グルト&しょっつるキャラメル、シブレット、ラデッキオ
赤キャベツを開くと、フォアグラのナチュレが・・・ フォアグラは脂っぽくなく、洋梨のフルーティーな優しい甘さが全体を包み、赤キャベツのほろ苦さがアクセントに!

★冬の海に連れてって~ 蝦夷鹿のロティと、北寄貝のジュ、黒大蒜のピュレ、縮緬キャベツ、ピモンデスブレット
鹿肉は赤くレアな感じがしましたが、火入れ加減はさすがですね~ お肉はフンワリと柔らかく、北寄貝のジュを使用することで、サッパリ和テーストに仕上げられています。

お肉料理の後、スタッフの方が笑顔で、バースデイプレートを持ってきてくださいました。
円筒形に焼かれたチュイールにキャンドルが灯され、可愛らしい花弁を散らした、とてもエレガントなプレート♪
今回は友人のお誕生日のお祝いとして、こちらのレストランを選びましたが、友人はコッテリとしたフレンチが苦手ですから、『レフェルヴェソンス』 の野菜の旨みが活かされたオリジナリティー溢れるお料理に大満足のようでした。

★雪が降る~ 洋梨の軽いコンポートとブルーチーズのケック、和三盆アイスクリーム、甘酒ヨーグルトのムース、ライムのメレンゲ、お酒の雪
洋梨、ブルーチーズ、甘酒、ライム・・・ かなり不思議な取り合わせではありますが、生江シェフの手にかかれば、全体がまろやかに纏まり、雪景色を思わせるようなデザートが完成。
生江シェフさんがプランニングした『おでかけコース』のお料理をいただいていると、テーブルにいながらにして、情景が浮かびます。

お食事も終盤に差し掛かると、テーブル脇に、茶立てのワゴンが横付けにされ、目の前で、お抹茶をたててくださいます。このような風情ある演出、外国人が喜びそうですね。
以前はこのようなパフォーマンスはありませんでしたが、和の雰囲気にこだわり、より日本の文化の美しさ、雅の世界を表現・・・ う~ん、お抹茶の香りは、心落ち着きます。

驚きと発見、感動の連続・・・ 芸術性に富んだオリジナリティーあふれる生江シェフさんのお料理は、センスがキラリと光り、高級感漂っています。ですから、じっくり時間をかけてゆっくり味わいたいですね♪
偶然、名古屋のレストランにいらして、kirara のことをご存知な方がホールにいらしたので驚きましたが、名古屋や東京のグルメ情報も聞け、とても楽しかったです。帰りには、生江シェフさんとも少しお話さえていただき、記念に4人でお写真も (*^^)v

『レフェルヴェソンス』は現在 ミシュラン2ツ星、2015年世界ベストレストラン アジア部門で12位、日本では3位にランクイン!!
ホスピタリティーも素晴らしく、静かな雰囲気ではありますが、皆さんフレンドリーに接してくださり、居心地もGood♪ 口コミを読んでも皆さん大絶賛されているように、世界に誇れるフレンチレストランです(^_-)-☆

 お時間のある方はこちらをご覧ください
  → http://blog.livedoor.jp/kirara0809/archives/52388724.html


【2012年12月訪問】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

やわらかい太陽光が射し込むウェイティングルームは、まるで大自然に包まれているかのような、都会の喧騒を忘れさせてくれる爽やかな空間。
2010年9月にオープンし、とても人気があり、アッという間に1ツ星を獲得したフレンチレストランです。
レストランのレイアウトも素晴らしく、テーブル間のスペースもたっぷりとられ、どちらの席でも落ち着いてお食事が楽しめます。
地下にもお部屋があり、この日は10名ほどのグループ向けの準備がされ、美しくテーブルセッティングがされていました。

今回は友人のお誕生日ということもあり、壁側のゆったりシートのボックス席を用意していただけました。
半個室状態ですから、とても落ち着けGood☆

生江シェフは、大学卒業後、都内のレストランで基礎を学んだ後、ミッシェルブラストーヤジャポンに入社し、フランスのライオールで研修。
帰国後、「ザ・ウインザーホテル洞爺」の3ツ星レストラン「ミッシェル・ブラストーヤジャポン」でスーシェフをされていました。
生江シェフは食後に挨拶にいらっしゃって、フレンドリーにお話をしてくださり、ちょうど2、3ケ月前に洞爺湖に行ったばかりですから、ライオール本店、そしてウインザー洞爺、のびるマッシュポテト「アリゴ」等の話を興味深く聞くことができ、とても楽しいヒトトキでした。友人とシェフをはさみ、食後に3人で記念写真をパチリ。

店名の「レフェルヴェソンス」は「泡」「活気」を意味しているそうで、その名の通り、店内には「泡」をモチーフにした物が随所にあり、全体に爽やかでスタイリッシュなイメージ・・・ このように、バターにも「泡」が描かれています。

最初のアミューズのグラスにも「泡」が・・・ 下からゴボウ、柚子ゼリー、ニンジン、卵黄の泡で仕上げられ、中には蟹肉も入っていて、ゴボウの香りがふんわり~
どこか懐かしい、きんぴらゴボウのような香りでした。
右の器は、柚子の果汁を液体窒素で瞬間冷凍したもの。

コースは3種あり、私は「より道」、友人は「牧場」をセレクト。
店内はスタイリッシュなイメージですが、スタッフの皆さんはとてもフレンドリーでホスピタリティーは素晴らしく、お料理一品ごとに詳しい説明が添えられたメニューからも温かみが伝わってきます。

こちらは友人の前菜・・・  百日舞茸とリ・ド・ヴォーのソテー。写真がクリアでなくて残念ですが、舞茸の上に紫蘇の花とアマランサスの若葉が散らされ、芸術性あふれる一品です。

kiraraの前菜は、鱈白子のポワレ&パッションフルーツ。
白子はふんわりとし、脂がのっていて超美味~ シブレットのオイルと黒トリュフで香り豊かに仕上げれられ、白子好きにはたまらないお料理ですね。

次のスペシャリテである野菜料理は両方のコースに・・・
丸ごと火入れされた蕪とイタリアンパセリのエミュルソン。
4時間ゆっくりと低温で火入れされた、手の込んだ蕪は、柔らかいのに、シャキシャキ感は残っていて、こちらも超美味。
蕪本来の甘みに、イベリコの塩気、イタリアンパセリのほのかな苦み、カリッと揚げられたクルトン・・・ 絶妙なバランスです。

そしてメイン料理に合わせ、ソムリエナイフとして有名なライオール(ラギオール)ナイフが登場しました。
さすがフランスライオールで修業をされた生江シェフ・・・ ナイフを選ばせるといった演出もオシャレですね。もちろん選んだライオールナイフは、キラキラナイフ。

kiraraのメイン料理は、アップルパイのように♯6〜牛タン&牛頬肉の赤ワイン煮込みと安納芋のロースト・・・ 周囲に飾られた時季のお野菜も美味しそう~
ナイフを入れると、牛肉だけでなく、フォアグラや手長海老、ホウレン草なども入っていて、とても楽しめます。
お野菜も25種類程あり、たっぷり~~味付けは薄く、素材本来の旨味が活かされた、まさに「ミッシェル・ブラストーヤジャポン」で食したお野菜のような素晴らしさヽ(^o^)丿

友人のメイン料理・・・ どこか懐かしい味の記憶~ 石黒牧場のホロホロ鶏胸肉を備長炭で。
右の黄色いものはパスタで、南瓜のタリアテッレです。

友人のデザートは、夕暮れ~ 柿と白味噌のアイスクリームを秋の山のように。
泡は雲でしょうか??  確かに朱く染まった山のよう〜 でもこちらのお料理をいただいたのは12月ですので、できれば冬をイメージした山を表現してほしかったですね。

kiraraのデザートは、ちいさなサバランとソルベを木いちごと赤パプリカで・・・ このサバラン、口に含むと洋酒がジュワーと広がり、アーモンドのチュイルも香ばしくて美味しい。

そして友人のバースデイプレートが登場しました。
薄く焼かれた円筒形のガレットの中にはロウソクが置かれ、キャンドルランプのよう〜  炎がゆらめき、周囲には可愛らしい花弁も添えられ、幻想的で美しいですね。

そして最後は、メニュー「おしゃべりのひととき」・・・ ホント、プティフール&コーヒータイムでは、食したお料理の感想やその他、友人との会話も弾み、ここからさらに1時間以上レストランで過ごすことが多いです。

こちらも泡をイメージしたプレートに、ポップなプティフール。
黒ゴマ&ピンクグレープフルーツのマカロン、リンゴの形のメロンジュレ、ナツメヤシ入りの八つ橋風のお菓子・・・ どれも手が込んでいて、チョコレートにはちょっとしたサプライズが仕掛けられ、なんとクチの中でパチパチはじけます。

カトラリーはクリストフル、プレートはベルナルドを使用し、ライオールナイフも登場する、超一流なテーブルセッティング。店名を意味する「泡」が随所に現れ、シュワシュワのシャンパンのように爽やかで、はじける楽しさやサプライズもあり、芸術性、そして遊び心も・・・

訪れると、評判の良さを納得し、また伺いたくなる、そんな魅力溢れる、居心地の良いレストランです(^_-)-☆
シェフのお人柄の良さ、フレンドリーなスタッフ陣、このまま丁寧なお料理を提供してくだされば、来年は☆の数が増えますね♪

2016/02/18 更新

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