2回
2021/01 訪問
初めていただく川越のうなぎ
家内とやってきた川越の街
喜多院で厄払いを済ませた後は、せっかくだから夕食にうなぎをいただいていこうということで、大正浪漫夢通りにあって老舗と聞く「小川菊」に向かいました
ウォーキングイベントで川越の街に来るようになって10数年
こちら「小川菊」をはじめ、うなぎ屋さんはかねてから私の行先リストには入っていましたが、ウォーキングの際は、毎度横目で見て通過するだけで、お昼にはせいぜいラーメンなどいただいて帰ることばかりだから、川越でうなぎをいただくこと自体これが初めてです
こちら、お店自体は老舗だとはいえ、客捌きはなかなか先進的で、お店の前に置かれたiPadに人数を入力をすると整理券が発券されるシステム
16時少し前に夜の部の一番乗りで整理券を受け取り、周辺を散策しながら16時30分の開店時間を待ってお店に戻ると、すんなり入店することができました
入ったお店は老舗なりだけれど、古くて急な階段を上って案内された2階の部屋は和洋折衷な感じのテーブル席
古さと新しさが融合しているこのあたりも大正浪漫たるところなのかなと言ったらこじつけ過ぎですかね
家内と揃って「上重」をオーダーして、私は食前酒を1本
添えられた骨煎餅は香ばしくて実に美味しいけれど、分量に目がくらんで選んだ神亀の発泡にごり酒「かるくいっぱい」というのは、度数が低くて軽すぎたから、これはミスチョイスだったかもな
で、ややあってやってきた「上重」は、上品なタレの蒲焼ながら、ふっくらとしていてこれまた実に美味しい
うん
浦和にせよ、川越にせよ、やっぱりうなぎは関東の焼き方が一番だな
今宵はまことに幸せな夕餉となりました
(8点/10点満点)
https://ameblo.jp/captainsolo/entry-12653640357.html
2021/01/31 更新
家内と共に、彼女は本厄、私は後厄の厄払いをしようとやってきた川越
でも、川越大師こと喜多院に行ってみれば、人が少ないので厄払いの最後の回は急遽寺の都合で中止にしたという、仏に仕える身にしてはけしからん事情で無念の空振りとなりました
とはいえ、この地に来たからには鰻だけは食べて帰ろうということになり、当初は、昨年とは別のお店に行ってみようと算段していましたが、これまたけしからんことに16時半を待たずにそのお目当てのお店は店じまい
あらら、本日2度目の空振りです
うーん、そういうことなら、昨年同様「小川菊」で鰻をいただくかということになりました
やってきてみれば、コロナ感染の急激な再拡大の影響もあるのか、難なくシード順位6位の整理券をゲット
ほどなく夜の部の開店を迎えました
店内に入って手指の消毒と検温の後、案内されたのは今年も2階席
1階のテーブル席を見下ろしながら、まるで時代劇にでも出てきそうな階段を上がります
案内された席に着き、オーダーしたのは昨年と同じ「うな重・上重」
昨年はそんなことを聞かれたかなと記憶も定かではないけれど、ごはんの量を聞かれて、私は大盛と回答
こういう格式のあるお店で、お重の蓋が浮き上がるほどの馬鹿盛りなんてするはずがない一方、逆に普通盛りなんて頼んだら、お重の底にお上品な量のごはんが薄く敷かれたものが出てくるのだろうなと読んでの判断です
ちなみに、家内も私の読みを阿吽の呼吸で感じ取ってくれたのか、いつになく強気な中盛でのオーダー
漏れ聞こえてくる会話を聞いていると、お隣のテーブルに座ったカップルは、まるでお見合い後初のデートでもしているのか、お互いを探るようなたどたどしいやり取り
かたやこちらは共に暮らして30年を超える夫婦
こんなこと、比較するものではないとはわかりつつも、ついついこちらの方が絆は強いぞと、なんだか妙に誇らしく思えます
昨年の経験を踏まえて、食前酒には「神亀 純米辛口」を選び、添えられてきた鰻の骨せんべいでそれを呑みながら待つことしばし
やってきた「うな重・上重」をいただけば、ああ、美味いなと感嘆させられることしきり
名古屋方面の「ひつまぶし」がどうのなんていう話もあるけれど、あれは鰻の焼き方の技術が足りないところを補う方便
実際、名古屋では、定食屋のおばちゃんが片手間に鰻を焼いているのを目撃してきた私が言うんだから、間違いはないと思うんだけれどなぁ
まあ、なんにせよ、鰻は江戸流に限るね
(8点/10点満点)
https://ameblo.jp/captainsolo/entry-12721536850.html