ぽちーぬさんが投稿した島料理 海響(沖縄/与那国町)の口コミ詳細

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ぽち~ぬの伊能忠敬的食地図作成日記

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島料理 海響与那国町/居酒屋、海鮮、沖縄料理

1

  • 夜の点数:4.7

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 3.7
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク 4.7
1回目

2015/07 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス3.7
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

日本最西端居酒屋で頂く泡盛とかじき料理

こちらの居酒屋海響さんは、海の響きと書いて「いすん」と読みます。
海響こそが日本最西端の居酒屋です。
日本最西端の島である与那国島の一番西の集落の一番西側に店があるので正真正銘の日本最西端居酒屋です。
ちなみに日本で一番北は択捉島、一番東は南鳥島、一番南は沖ノ鳥島なのでいずれも普通では行けません。
最西端のこちら与那国島だけが人が住み、人が行ける一番西の端です。

こちらのお店、人口の少ない離島である与那国島にあるわけですが、かなりレベルの高い居酒屋です。
与那国島の名物であるかじきまぐろを中心とした多彩で美味しい料理。木造の清潔できれいな店内。さりげなくおしゃれな絵がかかり、天井からは漁師の網がぶらさがりしゃれた漁船ライトが装飾として灯っています。
席は4人がけの小さなカウンタの他は掘りごたつ風のテーブルです。その席もゆったりとスペースがとってあります。
この雰囲気は何とも落ち着きます。いつものように相方とカウンタに陣取ります。
お店は大繁盛です、地元の方が老若男女こちらの料理を楽しみにしているようです。

料理ですが、与那国島と言えば何と言ってもかじきまぐろです。毎年かじき釣りの選手権が行われています。
かじきまぐろの料理は多彩です。刺身は新鮮なかじきの身を味わえる一品です。ピンク色の切り身を見ただけで新鮮とわかります。
こちらは何をつけるのが良いか。それは与那国産の島唐辛子です。唐辛子を泡盛につけて発酵させ辛味を凝縮した調味料です。この何とも言えない島唐辛子の発酵した旨み。南の島の最高に料理に合うスパイスです。
とても辛いですが、かじきまぐろに飛びっきり合います。
カウンタでガラス瓶に入ったものが売ってあったので3瓶買って帰りました。家に帰ってからも与那国の味を堪能しています。
あとは、かじきのバター焼き。これはかじきステーキですが、火を入れて魚の味わいがより深まります。
かじきアボガドもすぐれた逸品です。かじきの刺身とアボガド、とまとをしょうゆドレッシングで和えたものです。見映えも実にきれいで、こちらの料理人のセンスは味も飾り付けもピカ一です。

料理のニューは与那国の島料理がとてもたくさん並びます。
「アーサとごぼうのかき揚げ」「ジーマミ豆腐の揚げ出し」「島たけのこのサラダ」「ヘチマのみそ炒め」「長命草のサラダ」など、どれも地味ですがこの南の島ならではのものです。
味のほうも超一流です。雑なところは全然無く繊細な味付けとセンスある飾り付けです。
そしてまた良いのがお塩です。与那国島には海水で塩を作る工場があり、その与那国塩を付けて頂くかき揚げの味はこの風景光景に馴染みます。
このお塩は天才的。買ってきて家で料理をしてみましたが、旨みとミネラルが素晴らしいです、料理の味は塩味次第ですね。

お酒ですが、最初のビールはもちろんオリオンの生です。本当オリオオンは南の島の飲料水です。ゴコゴクおいしすぎ。
でもちょっと待って。こちらでは何と言っても与那国の泡盛でやりたいです。
与那国には泡盛の蔵がいくつかあります。有名なのはアルコール60度のどなん酒です。
口に含むとアルコールが鼻を抜けます。
泡盛は水割りでやるのが地元流。これでやると何杯飲んでも酔いません。次の朝もスッキリ起きることができます。
与那国の泡盛は石垣よりもくせが無く、むしろアルコールを楽しむ感じの味。
とにかく島の料理に良く合います。

そして〆はやはり与那国そばの塩焼き。
細麺の与那国そばを塩焼きそばにしたものですが、これが何とも言えない旨みを持った麺料理に仕上がっています。
こんなの近所にあったら週一で食べに行きます。本当。

日本最西端の島、与那国島で日本で一番最後に沈む夕陽を見た後で頂く島料理。
ここへ来るためだけにまた与那国島に来るでしょう。間違いなく。
それほど大好きになった日本最西端の居酒屋海響さんでした。

P.S
お店を出てから、宿へ行く途中が真っ暗で星がとてもきれいでした。
道に寝っ転がって天の川を見ました。
天の川が見える日本で一番西の島、大好きです。

  • 看板です。

  • 玄関です。

  • のれんの絵がすてきです。

  • 扉です。

  • 天井は網で覆われています。

  • カウンタは4席です。

  • 掘りごたつテーブルです。

  • 壁や装飾もおしゃれ。

  • メニューです。このデザインも素敵。

  • 最西端のお店の照明です。海の響きと書いていすんと読みます。

  • やっぱりかじきがトレードマーク。

  • 飲み物は種類豊富です。

  • 泡盛は与那国産が揃っています。

  • 塩は与那国産を使っています。

  • 長命草の料理もたくさんあります。

  • 沖縄料理もたくさんあります。

  • 本日のおすすめです。

  • 泡盛古酒もあります。

  • やっぱり乾杯はオリオン。冷えています。

  • これです。かじきのお刺身です。

  • かじきの刺身は7色がきれいです。

  • 泡盛セットです。泡盛は水割りが基本です。

  • ジーマミの揚げ出しです。とろりとして美味しい。

  • アーサとごぼうのかき揚げです。

  • 与那国産の塩で頂きます。

  • かじきアボガドです。

  • へちまの味噌炒めです。これはおすすめ。

  • 特別にヤシガニも予約できます。

  • 島たけのこのサラダです。

  • 島唐辛子です。

  • 与那国産です。

  • 長命草の白和えです。

  • アーサとごぼうのかき揚げです。

  • かじきバター焼きです。

  • 与那国のどなん花酒60°です。

  • 自家製のお酒です。

  • 与那国塩焼きそばです。

  • ちょうちんも雰囲気があります。

  • 木の看板もセンスがあります。

  • 最西端の港です。

  • 最西端の夕陽です。

2015/08/02 更新

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