ぽちーぬさんが投稿した合歓のはな(宮崎/北郷)の口コミ詳細

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ぽち~ぬの伊能忠敬的食地図作成日記

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合歓のはな北郷/料理旅館、日本料理

1

  • 夜の点数:4.3

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 3.7
  • 昼の点数:3.7

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 3.7
      • |サービス 3.7
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 3.7
1回目

2016/08 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.7
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク3.7
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人
  • 昼の点数:3.7

    • [ 料理・味3.7
    • | サービス3.7
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク3.7
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

自然に溶け込み自然を味わうお宿

こちらの合歓のはなさんは、宮崎の北郷という地区から山の中に入り、何もなくなったところに現れます。
宿の方のお話では近所に民家はほとんど無く、宿の前は宿所有の山なので、ほとんどこの宿の宿泊の人でこの自然を独り占めする感じです。
宿は10室ですが1室づつそれぞれ趣があり、部屋の前には川が流れて、自然の中に溶け込む感じです。
部屋には温泉と普通のバスがあり、温泉は源泉かけ流し、という何とも贅沢なつくりです。
聞こえるのは虫と鳥の声ばかり、という自然の中で、蚊取り線香をたきながらビールでも飲みながらゆっくりできます。

食事のほうですが、別棟の個室で頂けます。
こちら、何が良いかと言うと食事時間を決めなくても良いこと。時間の範囲内であれば何時に行ってもいいです。こういうことって大事。
夜は素材の味を生かした創作和食料理です。食材は全部地元のものです。
今回の一品目は日南産の南京豆腐です。お豆腐に夏みかんの餡をかけて食べる感じです。宮崎のフルーツテーストがさっぱりです。
二品目は、夏の回想録という名の前菜です。お蕎麦と卵巻き、海老など凝ったお料理です。こちらも地の食材です。
お造りは南郷町目井津漁港の朝獲れのお魚です。ちなみに目井津漁港はこの辺ではお魚の最も美味しいところ。さすがにどの刺身も新鮮です。
旬のものは、桃太郎トマトの向日葵見立てです。トマトに餡をかけて向日葵っぽく見せてそれにアスパラを添えているもの。絵になっています。トマトの味もフルーティで餡の味と良く合います。

ところでこちら宮崎では自分の家で漬けたお漬物をふるまう習慣があるそうです。
こちらのお宿でも、料理人の方が漬けたお漬物を出して頂きましたが、これがまた超美味しい。宮崎の焼酎にぴったりです。
何度もおかわりしましたが、快く持って来て頂けました。

その次は吸物で、日向灘の鰯をだんごにして吸物にしています。もう焼酎を飲んでいるので、こういう吸物が途中で出てくるのは、実に胃に優しいです。
焼物は真打ち、宮崎牛の石焼きです。火山の溶岩を熱々に熱して、その上で自分で焼いて頂きます。実に旨いお肉です。これも宮崎焼酎にぴったり。
酢の物は、ずいきの胡麻酢あえということで、ずいきのような素朴な食材がほっとします。
最後もこれまた真打ち、宮崎と言えば冷汁です。宮崎の新米にかけて頂きます。
冷汁というもの普段は食べないですが、これが実に美味しい逸品。こんな美味しいもの普段から食べたい。
最後のデザートはスイカのゼリーです。アイスクリームがのせられています。これも実にさっぱり。
夕食は地の食材で少量多品種、懐石料理というよりは郷土料理を創作風にアレンジしたもの。
まだまだ荒削りなところがあるとは思いますが、料理される方の真剣さが伝わってきます、こういうのって伝わりますね。

ちなみにお酒ですが、たくさん揃っています。焼酎は宮崎の霧島酒造の良品が揃っています、
地の食材で地のお酒を味わうという私の好みにぴったり。地元霧島の焼酎のうち特別品を頂きました、霧島最高ですね、大好きです。
ワインも宮崎で作られたものが揃っています。地産地消が徹底されています。
地のものではないですが、ワインやシャンパンなど外国産のものも揃っています。お酒大好き人間にはいいと思います。
部屋は個室で頂きますが、部屋の外は川と自然の風景が広がります。自然感は最高ですね。

さてお次はお楽しみバーです。
バーは、都会のオーセンティックバーの装いです。なにが違うかと言うと後ろの風景が木々のこと。
これは絵になります。木々にライトがあてられて、前面の明るい部分から、奥のほうの漆黒の雰囲気が漂う一体感が伝わってきます。
暗い山中に浮かび上がる木々を見ながらのビールやウイスキーを頂くのは本当にいいですね。
ただしバーテンダーがいるわけではなく、店の方にやって頂くテンポラリーバーなのですが、それはそれで良しです。

朝ごはんも同じように別棟で頂きます。
こちらも和食と洋食がありますが、和食はやはり米が旨い。
なんでこんなに田舎の米って旨いんでしょうか。米の美味しさ、最高です。
私、一回の米喰いは2合くらい食べてますが、ここでは3合コースです。
米に合う副菜も地元宮崎の様々な食材です。納豆も手作り、川魚は素朴、豆腐も手作り、煮物もベタだけど素朴で美味しい。
奇をてらったもは無いですが、何とも自然感満載の朝ごはんです。
洋食もパンは自家製。これがまた種類があり美味しい、車で来ていなかったら確実にワインコースです。

こちらのお宿は周りに本当に何もない自然の中にたたずむ一軒宿です。
木々と川に囲まれた部屋でくつろぎ、夜は照らされた木々をもながらバーを楽しみ、自然の恵みを頂ける癒し処です。
料理の味も地元の素材の味を生かし丁寧に作られたものです。
合歓のはなさんは自然の中の一軒宿。あたかも日本の田舎にある無形文化財のようです。

  • 入口エンブレムです。

  • 入り口です。

  • 食事処エンブレムです。

  • お食事処の軒先です。

  • ここが夜はバーになります。

  • バーを上からみたところです。

  • くつろぎ何処です。

  • 部屋の前に川が流れています。

  • 綾の地ビールを部屋の縁側で飲みます。

  • 夢というお部屋です。

  • 部屋にはハンモックがあります。

  • 食事処のあかりです。

  • ワインメニューです。

  • シャンパンとスパークリングも揃っています。

  • 焼酎は宮崎のものです。

  • 焼酎はいろいろとあります。

  • 小鉢は日南産軟禁豆腐です。

  • 前菜は夏の回想録です。

  • えびです。

  • お蕎麦です。

  • 日向灘の鰯つみれ汁です。

  • メニューに無い自家製お漬物が超美味です。

  • お刺身です。目井津漁港のものです。

  • 宮崎焼酎セットです。

  • 霧島酒造の吉助です。

  • 宮崎牛です。

  • この石を熱してお肉を焼きます。

  • お肉は塩と味噌をつけて頂きます。

  • 桃太郎トマトの向日葵見立てです。

  • 宮崎名物冷汁です。

  • お漬物です。

  • デザートはすいかゼリーです。

  • バーから外の風景です。

  • バーで飲むビールは最高。

  • 朝食の和食です。

  • ご飯は地元産でおいしい。

  • お豆腐です。

  • 焼魚です。

  • 納豆と卵焼きです。

  • パンは自家製です。

  • サラダです。

  • 朝食の洋食です。

2019/03/02 更新

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