ビーチウッドさんが投稿した鮨 赫 sushi aka Tokyo(東京/新宿三丁目)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

ビーチウッドの女子ソロ飲み

メッセージを送る

ビーチウッド (60代前半・女性・東京都) 認証済

この口コミは、ビーチウッドさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

鮨 赫 sushi aka Tokyo新宿三丁目、東新宿、新宿御苑前/寿司、日本料理、海鮮

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 4.1
1回目

2025/11 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.1
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

鮨がアミューズの可能性を広げる

今回、こちらのお鮨をいただいて
ふと思った。

鮨はアミューズの新しい可能性を秘めているのではないかと。

アミューズとはフランス料理で、メインの前に出される一口のお愉しみと言われる
小品料理。

これからの料理の期待を盛り上げるため、
一口で心を鷲掴みする、シェフ渾身の品が供されることが多い。

だが、こちらのお店は、握りまで含め
すべてがアミューズと言えるのでは
なかろうか?

日本津津浦浦から集めた食材を様々な調理法で愉しむために全てがかわいらしいサイズ

しかもその一品一品が宝石箱のように
美しく、小さいながらもその破壊力はすさまじい。

もはや、どれが前菜でどれがメインなど、
どうでも良い。

五味、五法、五感、五色を駆使した日本の粋が水菓子まで続くのだから。

ところで、こちらのお店のインスタを見ていたら、

『海外ゲスト、英語歓迎、ストーリー性のある鮨体験』をと書いてある。

どういうことかな。と海外客人の視点で見ていたのだけど

まず、エントランスで迎えてくれる盆栽。
赤い松は店名『赫』を象徴しているのだろう。

入口をくぐると、目に入るのは木目の美しい氷冷蔵庫。
日本人ですら、実物を見たことはないのではなかろうか?

それを囲うような半六角形のカウンター。

凛とした空気に緊張しそうだが、
美しい仲居さんと大将が、ようこそと満面の笑顔で迎えてくれる。

大理石の付け台の前に着席すると

上り框ごしにはヒノキのまな板、
ヒノキのネタ箱、炭の炙り台。

大将がツケ場で料理の準備を始めたのを合図に、さて、我々もスタンバイしましょうと

手元に戻ってスマホ様専用の畳に
くすっと笑い、
ヒノキの香りのおしぼりで手を拭いて。。。

もうここまでですら、海外勢の質問攻めにあいそう。

そして続く料理たち。

おそらく、海外客が日本で最も食べたい
食材たちを大将の説明とともに
一品一品、会席的ストーリー性を持って
供される。
そして、お抹茶体験でフィナレーを決める。

ところで、この店の口コミを読んでいる
あなた、
なんだか不思議な料理が混じってるなぁ〜。と思わなかった?

そう、鮨屋なのにリゾットや、トリュフのカッペリーニなどあり得ないものが
でてくるのだ。 

また変な色物を。。。と怪訝気に食して見ればこれこそ和と洋のマリアージュだわ!と
日本人ですら、マッチングの妙に感心させられる。

最終的には、でもこれはやっぱり和食だよね。と納得するのだけど

そう、東西問わず客人を喜ばす色々な仕掛けがあるのです。

そこで失礼ながら大将に聞いてみたんだ。『英語できるんですか?』って

そしたら大将笑いながら『いやぁ、ぼくは英語片言しかしゃべれないですよ。代わりにスタッフさんがしゃべれるんですよ』

でもね、ここの大将、なんだかちょいちょいボケるんだけどそれが面白いの。

最初、みんな知らない同士クスクス笑ってたんだけど、そのうち大笑いになっちゃったよ。

こりゃ、スタッフさん通訳するの大変だな。と思いつつも、
このお茶目さは武器だよね。

なんなら、外人さんいるとき、どれぐらい受けるのか授業参観しようかしら。

場所は繁華街から離れた、『おや?』ってところにあるのだけど

その隠れ家的な雰囲気も含め、新たな名所になるかもね。

  • 本日のスター達。でっかいお口はノドグロ

  • 【蝦夷バフン雲丹】天然物の3倍と言われる浜中産

  • 【木の氷冷蔵庫】間違っても仏壇なんて言わないで

  • コースのスタートは【青森産の松茸と勢子蟹(毛ガニの味噌がオマケで)

  • 【三浦の地ダコ煮】呑める柔らかさ

  • 【鮑のリゾット】赤酢飯にキャラメルのようなコクのソースが合う。お代わりできるよ

  • 【キンキ煮】名前似てるけどキンキは金目より高級よ。皮と身の間の脂が美味しい

  • 【トリュフとキャビアのカッペリーニ】削りだすと遠くからでも香ってくる

  • 【鰻蒲焼き】煩悩のメイラード反応

  • さあ、鮨のはじまり。準備はいいかい?

  • 【春日鯛】赤身の強いチダイの幼魚だそう

  • 【のどぐろ】ノドグロなのに、正式名は赤ムツ

  • 【墨烏賊】甲イカの最高峰。Cuttlefishだよ。

  • 【漬けマグロ】島寿司のようにカラシで

  • 【中トロ】説明不要だね

  • 【大トロ炭炙り】バーナーじゃなく炭で炙るんだ

  • こんなでっかい【牡丹海老】見たことない

  • 【蝦夷バフン】至高のウニ

  • 【ウニクとキャビア】贅を尽した組合せ。

  • 【お萩】はトロタクのこと。なんか大将ここでボケてた

  • 【お味噌汁】でホッと和もう

  • 【季節の水菓子】日本の果物はもはやスイーツ

  • 【お抹茶体験】因みにわたしは表千家不白流。上下に茶筅を小刻み動かし、最後は穂先で表面を軽く撫でて大粒の泡を消すこと

  • 【オマケ】草履じゃないよ。スマホの指定席

2025/11/15 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ