くまくま ごうさんが投稿したあさば(静岡/修善寺)の口コミ詳細

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くまくま ごう のレストランガイド

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あさば修善寺、大仁、牧之郷/料理旅館、郷土料理、日本料理

10

  • 夜の点数:4.7

    • ¥80,000~¥99,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.7
10回目

2024/03 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

春のあさば

部屋の前の桜がちょうど咲き始めでした。満開になったらさらに美しいでしょうね。
料理もいつも通り美味しかったです。

【御献立】
空豆すり流し
弥生盛肴
太刀魚 川芹 椀
地魚 いか 造り
穴子黒米ずし
鰆 炭火焼
蕗 含ませ すだち酢
伊勢えび唐揚
蛤ごはん

  • 広縁 桜

  • お迎えの桜餅

  • 窓景 能舞台と桜

  • 窓景 桜と小川

  • 窓景 夜桜

  • 御献立

  • 空豆すり流し

  • 空豆すり流し

  • 弥生盛肴

  • 弥生盛肴

  • 太刀魚 川芹 椀

  • 太刀魚 川芹 椀

  • 太刀魚 川芹 椀

  • 地魚 いか 造り

  • 地魚 いか 造り

  • 地魚 いか 造り

  • 穴子黒米ずし

  • 穴子黒米ずし

  • 穴子黒米ずし

  • 鰆 炭火焼

  • 鰆 炭火焼

  • 鰆 炭火焼

  • 鰆 炭火焼

  • 鰆 炭火焼

  • 蕗 含ませ すだち酢

  • 蕗 含ませ すだち酢

  • 蕗 含ませ すだち酢

  • 伊勢えび唐揚

  • 伊勢えび唐揚

  • 伊勢えび唐揚

  • 蛤ごはん

  • 蛤ごはん

  • 蛤ごはん

  • 蛤ごはん

  • ブランマンジェ

  • ブランマンジェ

  • アイスクリーム

  • アイスクリーム

  • アイスクリーム

  • 能舞台と夜桜

  • 朝食 キャベツと大葉の浅漬け 大根ぬか漬け しらす 生麩田楽 クレソンの胡麻和え 新たまねぎの含め煮 しじみの味噌汁

  • 朝食 鯵干物 だし巻き

  • 朝食 だし巻き

  • 朝食 わさび丼

2024/08/31 更新

9回目

2023/07 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥80,000~¥99,999
    / 1人

夏のあさば

夏のあさばといえば鮎。特に鮎ごはんは自分の中ではあさばが不動の一位です。
今回は久しぶりに穴子の黒米すしを食べられたのもうれしかったです。
すっかり夏の定番になったすっぽん冬瓜椀も美味しいですが、鯵の吸い鍋も恋しい。復活しないかなぁ。

《文月の献立》
とこぶし 塩蒸し
もろこし すり流し かき揚げ
すっぽん冬瓜椀
造り 鯵夏野菜和え 地魚炙り 烏賊
穴子黒米すし
鮎 炭火焼
毛蟹 叩きおくら 生姜酢
新じゃが饅頭 天城軍鶏
鮎ごはん 味噌汁 香の物
甘味 ブランマンジェ 葛切り アイスクリーム

※.風呂なしだった1階の4部屋を改装して、羽衣と胡蝶の2部屋が新しくお目見えしたようです。特に羽衣は能舞台が眺められる半露天風呂が素敵すぎる! しかし、1泊で1人18万円以上・・・。5万円以上していた3部屋分の空間を使ってできた部屋なので勘定は合っていますが・・・(;_;。いつかは泊まってみたいものです。

  • サロンから能舞台の眺め

  • 葉月の献立

  • とこぶし 塩蒸し

  • とこぶし 塩蒸し

  • とこぶし 塩蒸し

  • とこぶし 塩蒸し

  • もろこし すり流し かき揚げ

  • もろこし すり流し かき揚げ

  • すっぽん冬瓜椀

  • すっぽん冬瓜椀

  • すっぽん冬瓜椀

  • 鯵夏野菜和え 地魚炙り 烏賊

  • 鯵夏野菜和え 地魚炙り 烏賊

  • 鯵夏野菜和え 地魚炙り 烏賊

  • 穴子黒米すし

  • 穴子黒米すし

  • 鮎 炭火焼

  • 鮎 炭火焼

  • 鮎 炭火焼

  • 鮎 炭火焼

  • 毛蟹 叩きオクラ 生姜酢

  • 毛蟹 叩きオクラ 生姜酢

  • 毛蟹 叩きオクラ 生姜酢

  • 新じゃが饅頭 天城軍鶏

  • 新じゃが饅頭 天城軍鶏

  • 鮎ごはん

  • 鮎ごはん

  • 鮎ごはん じゅん菜の味噌汁 香の物

  • 鮎ごはん 味噌汁 香の物

  • 鮎ごはん

  • ブランマンジェ

  • ブランマンジェ

  • 葛切り

  • 葛切り

  • アイスクリーム はちみつ 万願寺とうがらし

  • アイスクリーム はちみつ 万願寺とうがらし

  • アイスクリーム はちみつ 万願寺とうがらし

  • 朝食

  • 朝食 人参菜 白和え 削り節

  • 朝食 茄子煮物

  • 朝食 わさび丼

  • 朝食 味噌汁 白和え 茄子煮物

  • 朝食 だし巻き玉子 干物

  • 朝食 だし巻き玉子

  • 朝食 だし巻き玉子

  • 朝食 アメーラトマトのシロップ漬

  • 羽衣 居間

  • 羽衣 半露天風呂

  • 羽衣 寝室

2023/09/19 更新

2024/08/31 更新

7回目

2022/01 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥80,000~¥99,999
    / 1人

吸い鍋と穴子黒米寿しの復活希望に、1票 (^^)/ハイ

最近、あさばの献立から、名物だった吸い鍋と穴子黒米寿しが姿を消している。

吸い鍋は、吸い物がわりの鍋で、仲居さんが目の前で完成させてくれる。季節によって、春は太刀魚と芹、夏は鯵の叩き摘れ、秋は鱧と松茸、冬は天城軍鶏と内容が変わる。私は特に鯵の吸い鍋が好きで、他の季節は伺えないときでも夏は欠かさずあさばに通ってきた(夏に通うもう一つの目的は鮎ご飯である)。

穴子黒米寿しは、黒米を修善寺の名物にという動きに協力してつくられた、あさば独自の品である。黒米のぷちぷち・もちもちした食感が、甘く柔らかい穴子と合わさると、絶妙だ。いつも食べるのを楽しみにしてきた。

吸い鍋は、コロナの感染防止のため現在は休止中とのこと。ただし、コロナが収まっても、復活するかどうかは未定らしい。吸い鍋をやるとなると、厨房や仲居さんの必要人数や配置などにも影響するだろうから、先の見通せない現状では簡単には決められないのかもしれない。
一方、穴子黒米寿しは、夕食が重いという声が多いことから、現在は試験的に外しているそうだ。

吸い鍋に代わって出された椀もの(今回はひげ鱈竹紙椀、前回は冬瓜すっぽん椀)はいずれも美味しかったし、新しい味に出会えた喜びはある。しかしやはり、美しい銀製の鍋で目の前でつくられ、熱々のままいただけるという演出も含めて、あさばに来て吸い鍋がないと寂しいと感じる。コロナ禍の間は仕方がないだろうが、収束したら復活を期待したい。

穴子黒米寿しの方は、現在は「試験的に」外しているとのことなので、望む声が多ければ復活すると期待している。賛同いただける方は、復活を希望することを宿泊時に伝えていただけるとうれしい。<(_ _)>ペコリ

  • 品書き

  • 湯葉蒸し 食前酒

  • 筍 菜海苔揚げ この時期の楽しみ

  • 地魚造り

  • ひげ鱈椀 美味しい さすが鱈の王様といわれるだけある

  • 金目鯛 炭火焼 甘鯛の松笠焼のように鱗をつけたまま焼く

  • 金目鯛 炭火焼 鱗の食感がパリッサクッとして美味しい

  • 焼大根 雲子 菊菜餡 蓮芋

  • 蓮芋

  • 焼大根 雲子 菊菜餡

  • 大中寺芋 ねっとりほくほく

  • 炙り天城軍鶏ご飯

  • 炙り天城軍鶏ご飯 香物 留椀

  • 甘味 ブランマンジェ

  • 甘味 葛切り

  • 甘味 アイスクリーム

  • 朝食

  • どんこ焼

  • どんこ焼 肉厚でジューシー

  • 蕪 飛竜頭

  • 伊豆名物の山葵飯 この刺激がタマラナイ

  • 出汁巻き あさばの出汁巻きがいちばん美味しいと思う

  • 目光 干物 醤油味(上)と塩味(下)

  • 甘味 苺 汁粉

2022/02/19 更新

6回目

2021/07 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.7
  • 品書き

  • 鮑 飯蒸し

  • もろこし 掻き揚げ すり流し

  • 毛蟹 雲丹

  • 冬瓜すっぽんお椀

  • 鯵 あおり烏賊 鰹 造り

  • 鮎 炭火焼

  • 天城黒豚

  • アメーラトマト 鱧唐揚

  • 鮎ご飯

  • 鮎ご飯

  • 鮎だし茶漬

  • 甘味 ブランマンジェ

  • 甘味 葛切り

  • 甘味 アイスクリーム

  • 朝食

  • 出汁巻き玉子

  • スイカジュース 巨峰

2022/02/07 更新

2022/02/07 更新

4回目

2019/08 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.7
  • 鮑 塩蒸し

  • 前菜三種

  • 鯵たたき吸鍋

  • 鯵たたき吸鍋

  • 地魚造り

  • とうもろこしのかき揚げとすり流し 豆鯵唐揚げ

  • 鮎 塩焼き

  • アメーラトマト 含め煮

  • 穴子黒米ずし

  • 穴子黒米ずし

  • 冬瓜 天城軍鶏 スープ煮

  • 鮎ごはん

  • 鮎ごはん

  • くずきり

  • アイスクリーム

  • 献立

  • 朝食1

  • 朝食2 だし巻き

  • 朝食3

  • 朝食4

  • 巨峰 スイカジュース

2022/02/07 更新

3回目

2018/09 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥80,000~¥99,999
    / 1人
  • 銀杏 帆立 食前酒

  • 長月盛肴

  • 鱧松茸吸鍋

  • 鱧松茸吸鍋

  • 鱧松茸吸鍋

  • 地魚造り

  • 天城軍鶏炭火焼

  • 白だつ 菊花 胡麻あえ

  • 伊勢海老 唐揚

  • 穴子黒米寿し

  • 穴子黒米寿し

  • 折戸茄子煮

  • 松茸ごはん

  • 松茸ごはん

  • 甘味

  • 甘味

  • 献立

  • 朝食 湯豆腐

  • 朝食

  • 朝食 だし巻き

  • 朝食

  • 朝食 焼魚 香の物

  • 朝食 味噌汁

  • 朝食 フルーツ

2022/02/07 更新

2回目

2018/09 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥80,000~¥99,999
    / 1人
  • 食前酒

  • 鮑 塩蒸し

  • とうもろこし かき揚げ すり流し

  • 長月盛肴

  • 鯵たたき吸鍋

  • 鯵たたき吸鍋

  • 鯵たたき吸鍋

  • 地魚薄造り 〆鯵

  • 地魚薄造り 〆鯵

  • 鮎 炭火焼

  • 鮎 炭火焼

  • アメーラトマト 含め煮

  • 唐墨飯蒸し

  • 冬瓜天城軍鶏スープ煮

  • 冬瓜天城軍鶏スープ煮

  • 鮎ごはん

  • 鮎ごはん

  • 鮎ごはん

  • くずきり

  • ブラマンジェ

  • アイスクリーム

  • 献立

  • 朝食 どんこ焼

  • 朝食 茄子 煮浸し

  • 朝食

  • 朝食 だし巻き

  • 朝食 めひかり干物

  • 朝食 わさび飯

  • 梨 巨峰

  • 芋汁粉

2022/02/07 更新

1回目

2016/08 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.7

凛とした「非日常」の世界と、地元の食材を生かした実直な料理

 あさばの門をくぐると、空気まで変わったように感じる。凛とした、それでいて幽玄な、「非日常」を感じる世界。その感覚は、池のむこうに寂然と佇む能舞台が目に入った瞬間に頂点に達する。
 修禅寺の近くで某店を営む女主人は言っていた。1年に1度、日常を忘れるために「ごほうび」としてあさばに泊まると。その店からあさばまでは、500mも離れてない。歩いて行けるご近所であり、日常の生活圏の範囲内である。それでも、あさばに足を踏み入れるだけで、日常から離れられると言う。

 そうした非日常を感じさせる空間でありながら、そこで出される料理は、日常や地元に根付いた実直でまっとうな、正攻法の料理である。使う食材の多くは地元の伊豆でとれたもので、キャビアやトリュフなどの派手な高級食材でけばく飾ったりはしない。調理法も、切る、焼く、煮る、揚げるといった基本に忠実で、奇をてらったような目新しさはない。驚くような新奇性はないが、その季節になるたびに何度でも足を運んで食べたくなるような、心の深いところから旨いと感じ入る料理である。

 あさばの名物料理はいろいろあるが、中でも名物となっているのが、季節ごとの「吸鍋」と、1年を通じて出される「穴子の黒米寿し」。
 「吸鍋」は、吸い物代わりの鍋という意味で、ネーミングにも味がある。春は「芹と太刀魚の吸鍋」、夏は「鯵たたきの吸鍋」、秋は「鱧と松茸の吸鍋」、冬は「天城軍鶏のたたき鍋」となる。個人的には鯵の吸鍋がいちばん好きなので、夏に訪れることが多い。
 「穴子の黒米寿し」は、修善寺の特産品にしようと地域が力を入れている黒米を使ったもの。古代のもち米の一種らしい。ぷちっとしてもちっとした食感が、甘いタレと柔らかく煮た穴子に絶妙に合っていて、思わずお代わりしたくなる。

〈夏の料理〉
鯵たたきの吸鍋: だしが素晴らしい。お手本のような上品な鰹だしに、鯵のたたき(つみれ)からにじみ出る旨味が加わる。たたき(つみれ)も、鯵自体が新鮮なので、生姜を大量に使う必要がなくほんのり香る程度なのがちょうど良い。吸鍋の中でもいちばん好きである。
狩野川の天然鮎: 夏でもう一つ忘れてはいけないのが鮎。やや小ぶりの鮎だが、塩焼きが美味しいのはもちろん、最後に出る鮎ごはんが最高! 私はどちらかと言えば炊き込みご飯よりも白いご飯の方が好きである。だが、この鮎ごはんは数少ない例外のひとつ。昔は残ったら夜食用におにぎりにしてくれたのだが、今は残念ながら衛生上の問題でできないそう。なので、お腹がいっぱいになっても無理して残さず食べるか、こっそりとタッパを持ち込むことにしている。

〈春の料理〉
芹と太刀魚の吸鍋: だしが美味しいのはもちろん、芹の香りが素晴らしい。
筍の菜のり揚げ: 夏の次に来ることが多いのが春だが、実は、その目当ては吸鍋よりもむしろこれ。筍を素揚げして海苔をまぶしただけのシンプルな料理が、どうしてこんなに美味しくなるの?と言いたくなる。揚げることによって筍に香ばしさと玉蜀黍に似た甘さ、そして外はカリッと中はホクホクする食感が生まれ、それに海苔の磯の香りが加わる。これがなんとも絶妙で、思わず頬が落ちる。

〈朝食〉
出汁巻き玉子: これが絶品! ふっくらと柔らかく、たっぷりとだしを含んでいる。箸で押すまでもなく、だしがじんわりとにじみ出てくる。これを再現したいと家で何度も挑戦したのだが、どうしてもこうはならない。これに匹敵する出汁巻きは、(京都あたりなら普通にあるのかもしれないが、関東に住む私としては)「指月(奥湯河原、閉店)」と「やげんぼり(赤坂)」でしか食べたことがない。この出汁巻きは(たぶん)季節によらず毎回出される。
焼きしいたけ: ただの焼きしいたけと侮るなかれ。肉厚のしいたけを炭火の焜炉の網の上で焼き、じんわりと水がしみ出してきた頃に、すだちを絞って塩をちょっとふって食べると、生きていてよかったと思える美味しさ。よく行く夏にはあまり出てこないのが残念。

〈酒〉
 鄙願があるのがうれしい。好きなお酒だが、限られた店にしか卸していないらしく、個人でも入手困難なので、なかなかお目にかかれない。
 若女将がワイン好きということで、ワインリストには、え?こんなの置いてあるの?と思うようなフランスの高級ワインが並んでいる。私は日本料理にはやはり日本酒か焼酎だと思っているので頼んだことはないが、そこそこ良心的な値付けだと思うので、ワイン好き(或は接待)には良いかもしれない。

〈風呂と部屋〉
 あさばで唯一残念なのは、露天風呂が1つしかなく、男女で交代制になっていること。昔は男女の入れ替えが(確か)午後7時ごろだったので、女性は夕食後の暗くなってからしか露天風呂に入れず、来るたびに風呂好きの連れ合いに申し訳ない思いがしていた。今は入れ替えの時間が(確か)午後5時になったので、少しは改善された。なお、露天風呂以外に男女別の大浴場や貸切風呂もあるが、いずれも建物の道路側にあるため窓からの景色などはほとんどなく、ゆっくり時間をかけて入浴を楽しむという感じではない。
 部屋は、昔からある古風なしつらえの部屋と、増改築したモダンな雰囲気の部屋がある。とにかく安く利用したいなら、能舞台側1階の風呂なしの部屋(4部屋くらいある)。値段は安いが、能舞台の眺めは実はここがいちばん良い。しかし上記のような風呂の問題があるので、風呂好きならば、2階の「松風」「山吹」「満天星」あたりが、内風呂からの眺めもまあまあで、値段も比較的安い。

〈サービス〉
 担当のお部屋係によってサービスに合う、合わないがあるかもしれない。西洋風の高級ホテルや高級レストランであれば、サービスに差が生じないよう、従業員へのマニュアルと教育が徹底されている。しかし和風の高級老舗旅館や老舗料理店の多くは、サービスの大部分を、教育よりも従業員の人柄に頼っている。ここが、和の老舗の良いところでもあり悪いところでもあると思う。

〈昼食に関する補記〉
 あさばを出た後の昼食は、修禅寺にお参りしたり散策したりした後に、近くの「朴念仁」でそばをいただくことが多い。他にはちょっとない極細の十割そば。つなぎを使わずに、よくここまで細いそばが打てると思う。売り切れ仕舞いなので、早すぎるとあさばのたっぷりの朝食でまだお腹いっぱいだし、遅すぎると売り切れてしまうしと、いつも悩ましい。

  • 部屋「満天星」

  • 野天風呂

  • 風呂上がりに能舞台を望みながらシャンパンを

  • 穴子黒米寿し

  • 鯵たたき吸鍋

  • 鯵たたき吸鍋

  • 狩野川天然鮎の塩焼き

  • 鮎ごはん

  • 鮎ごはん

  • 芹と太刀魚の吸鍋

  • 筍の菜のり揚げ

  • 出汁巻き

  • 焼きしいたけ

2022/01/26 更新

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