☆まっちゃんさんが投稿した衛藤(東京/武蔵小山)の口コミ詳細

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移転衛藤武蔵小山、戸越銀座、西小山/日本料理

2

  • 夜の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.1
      • |酒・ドリンク 4.0
2回目

2017/01 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

2017年、正月特別献立頂いてきました。やっぱり武蔵小山の至宝は凄い…

2017年1月3日、1年半ぶりの友人3名と訪問。

正月特別営業は、2年ぶりになります。
毎年、11月1日から受付開始ですが、あっという間に埋まってしまい、昨年は痛恨のミスで予約が取れませんでした。

正月特別営業は、1~3日間、16時と20時、最大で各4組ずつの完全予約制です。

衛藤さんの説明は、過去のレビューを読んで頂くとして、まずは、祝酒として『新政 新年純米しぼりたて』を一献。

今年の『新春特別献立』(15000円+税・サ)は、
【付出】
干し数の子、黒豆、車海老、菜花黄身酢、鮑柔らか煮、葱姑煎餅、本諸子佃煮、長呂木揚げ。
衛藤さんと言えば、八寸。
どれもこれも素晴らしかったですが、特に鮑の柔らか煮の柔らかさは凄いです。
それと干し数の子。
干し数の子は、一般的な塩数の子とはまったく別物です。
食感と風味が格段に違います。

【祝飯】
鯛まぶし赤飯(煎り胡麻)
お赤飯に鯛のほぐし身をまぶしてあります。
有りそうで無かった出会いものでした。
美味しい。

【御椀】
白味噌雑煮(海老芋、餅、梅人参、鶴大根、芹、青海苔、芥子)
関西では一般的な白味噌のお雑煮です。
さっぱりと仕上げていて、ため息が出てしまう美味しさです。

【造里】とらふぐ、本鮪、青利烏賊、ラデッシュ、苣(ちしゃ)、山葵、大葉。
鮪もアオリイカも一級品ですが、とらふぐの刺身は熟成されている上に、回りを炙っていて、その美味さはアミノ酸の塊のようです。
煮切り醤油と柑橘系(カボス?)の果汁で頂きました。

【強肴(しいざかな)】
自家製唐墨(新物、1年物、6年物)
それぞれ、旨味の違いがはっきりと分かる楽しい一品です。
6年ものは、まるで鮒寿司のようで、日本酒に凄く合います。

【揚物】
真名鰹柚庵揚げ、三河島菜浸し。
これば美味しい。
サクサクの皮目が良いです。
真奈鰹は、焼いたものは以前頂きましたが、揚げたものは初めてでした。

【焼物】
とらふぐ白子焼き、椎茸南蛮漬け、葱、紅葉卸し
白子焼きは、塩味のものと紅葉卸しを乗せたものの二種。
言うことなし。

【蒸物】
蕪蒸し(丸、豆腐、焼葱、春菊)、生姜。
これは凄い。
蕪の中にすっぽんを始め、美味しいものがたくさん詰まっています。

【食事】
牛ヒレ肉西京焼、山葵、ちりめん山椒、赤だし。
魚沼産コシヒカリをベストの状態で炊き上げてあり、牛肉の旨味が凝縮された西京焼きです。これ以上の飯途もありませんね。
赤だしの味噌汁にホッとさせられます。

【香物】五種盛り(ヤーコン、人参、御坊、水菜、昆布)

【菓子】練りきり、又は鶯餅、抹茶。
衛藤さんの奥様作の和菓子です。
ほんのり優しい甘さで、抹茶にぴったりです。

頂いた飲み物は、
『生ビール』(円)
『天明 焔(生酛特別純米)』(福島・一合1200円)
『十四代 27BY(純米吟醸)』(山形・一合1800(円)
『ゆきの美人 完熟(純米吟醸)』(秋田・一合1100円)

やっぱり衛藤さんは、武蔵小山の至宝です。
今回は、正月特別献立と飲み代で、約21000円でしたが、普段は会席料理のお任せコースが、5000円と非常にリーズナブルです。
一度は訪問して頂きたい名店です。

  • 先付

  • ふぐ白子焼

  • 揚物(真名鰹)

  • 造里

  • 唐墨

  • 蕪蒸し

  • 祝飯

  • 魚沼産コシヒカリ

  • 牛ヒレ肉西京焼

  • ちりめん山椒

  • 香物

  • 赤だし

  • 鶯餅

  • 練り切り

  • 抹茶

  • 酒器

  • 酒器

  • 酒器

  • ゆきの美人

  • 十四代

  • 天明

  • 琥珀ヱビス

  • 祝酒

  • 新政

  • テーブル席

  • カウンター席

  • 外観

2017/01/07 更新

1回目

2015/05 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

武蔵小山の至宝。言うことありません…

2015年5月23日訪問。

正月以来の訪問です。
お店の説明は、以前のレビューを読んで頂くとして、自分の知る限り武蔵小山で唯一無二の日本料理の名店であり、予約必須です。
今回は私事ではありますが、病気の快気祝いを兼ねての食事です。

本日のおすすめコースは、
【先付】ホタルイカと真鯛の松皮造りの酢味噌掛け。
爽やかな逸品です。
鯛を使ってあるのはお祝いかしら。

【八寸】ほたてのあられ揚げ、空豆、鯛の煮凝り、シュガートマト、生姜、赤飯、海老ちまき寿司。
衛藤さんの真骨頂の八寸です。
見た目にも素晴らしい。
熱々のほたてのあられ揚げや端午の節句に因んでちまきが楽しい。
あ、御赤飯!

【御椀】アブラメと椎茸の吸い物。
アブラメとは、関東でいうアイナメのことです。
葛が打ってあるので、プリプリです。

【造里】イサキの炙りと蝦蛄、陸ひじき。
藻塩と出汁醤油で頂きます。
イサキ、最高の脂の乗り方です。
蝦蛄も子持ちです。

【焼物】本鱒、玉子の黄身醤油漬けとおろしポン酢。
本鱒とはサクラマスのこと。
桜のシーズンが終わったので、本鱒と呼ぶらしい。
ふわふわ身に、玉子の黄身の醤油漬けを乗せて頂きます。
濃厚な黄身との相性はすごいです。

【焚合】高野豆腐、焼き穴子、ふき、えんどう豆。
優しいお味です。
焼き穴子の存在感が素晴らしい。

【食事】新生姜ご飯、オクラと揚げのお味噌汁。
衛藤さんの生姜ご飯は、お釜で炊いています。
糸生姜の目の覚めるような爽やかな味が良いです。

【香物】大根、人参、昆布他。

【菓子】酒粕とレーズンのアイス最中。
酒粕を使って“和風”ラムレーズンのような味わいに仕上がっています。
お遊びに小さな陶器の器から、鮎あられが出て、本日の宴は終わりました。

頂いた飲み物は、
『琥珀ヱビス』
『Midnight Blue Yamamoto』
『奈良萬』他

特別な日に来たいお店であり、毎日でも立ち寄りたいお店でもあります。
武蔵小山の至宝です。
最近は予約なしで気軽にほとんど入れなくなったのが難点です。

また美味しいものを食べさせてください。

※写真撮影は、エチケットを守って下さい。
無音カメラアプリを使うか、撮影時にスピーカーを指で押さえてシャッター音を出さないように注意してください。


ーーーー
2015年1月2日、また一年ぶりの訪問になってしまいました。

すっかり有名店になってしまい以前のように気軽に立ち寄れるお店ではなくなってしまいましたが、1年に1度のお正月特別献立だけでも頂きたく早めに予約を入れさせて頂いてます。
今年も友人と4名でお邪魔しました。内二人は衛藤さん初訪問です。

毎年1月1日~3日、1日最大14名×2部(16:30~19:30、20:00~23:00)の完全予約制で、年々予約が取りにくくなって来ています。

『新春特別献立』(12960円)は、
【付出】干し数の子、車海老黄身寿司、黒豆、菊花蕪、鴨ロース燻製、長呂木、田作り、菜花、慈姑(クワイです)。
干し数の子は、1年以上干したもので、それを1週間掛けて戻したもので、ポリポリの食感は、塩数の子とはまったく違います。
長呂木は酢漬けではなく、素揚げしてお芋みたい。
衛藤さんの真骨頂八寸は、やっぱり素晴らしいです。

【祝飯】赤飯、胡麻…このお赤飯は蒸したもので、香りも良く、モチモチして美味しいです。

【御椀】福頭、揚餅、梅人参、松葉柚子、薐軸、ばちこ(なまこの卵巣)…「日本料理の華は御椀」という言葉を改めて思い出させてくれる逸品です。
とにかくお出汁が素晴らしい。
福頭は里芋の.1種。ねっとり甘味があります。
ばちこ(干したなまこの卵巣)は珍味です。日本酒のアテにぴったり。

【造里】フグ、鮪、人参、独活(ウド)、葱、酢橘(スダチ)、山葵、大葉。
ふぐの熟成具合最高です。
藻塩に酢橘を絞ります。
ふぐに合いますね。

【強肴(しいざかな)】自家製唐墨食べ比べ、大根。
今年の唐墨は三種類。
新物、2年物、5年物です。
爽やかな新物と熟成されて豊潤な5年物、面白いです。

【焼物】真名鰹西京焼き、金柑密煮、菠薐草浸し。
真名鰹、本当に美味しいです。

【蒸物】蕪蒸し(鰆、銀杏、占地(シメジ))、銀餡、生姜。
同行した友人たちが、ため息をつくほど、ホッとするお味でした。

【酢物】ずわい蟹、水菜、若布、長芋、霰柚子。
箸休めに丁度良いです。
お酢が優しい。

【ご飯】フグ白子雑炊、椎茸、葱、卵、青のり、ぶぶ霰。
これは素晴らしいのひと言。
ふぐの白子を贅沢に使い、優しい味に仕上げてあります。

【香物】五種盛り…大根、赤大根、胡瓜、昆布、牛蒡。

【菓子】正月菓子、抹茶…奥様手作りの和菓子。
三種類の菓子から選べます。
『赤富士』をお願いしました。
練り菓子ですが、実に上品です。お抹茶と相性も良いです。

お遊びとして、『辻占煎餅』を出して頂きました。
小麦粉のほんのり甘い煎餅の間に占いが入っています。
これがなんとフォーチュンクッキーの元祖とのことで、日本発祥だとは驚きました。

頂いた飲み物は、
『琥珀ヱビス生ビール』(680円)
『奈良萬・おりがらみ(純米・福島)』(620円)
『杜の蔵・燗ノ酒(純米・福岡)』(600円)
『花垣・調熟純米古酒(純米・福井)』(800円)
『シャブリ/マランド』(フルボトル4800円)
他。

今年こそ平日に訪問したいと思います。

※要予約(週末は二部制)。
写真撮影は、音を出さないように細心の注意を払ってください。

ーーーー
2014年1月2日

今年も恒例の衛藤さんの正月特別営業に友人と4人でお邪魔しました。

毎年1月1日~3日、1日最大14名×昼夜2部の完全予約制で、年々予約が取りにくくなって来ています。

『新春特別献立』(12600円)は、
【付出】干し数の子、田作り、黒豆、車海老、菜花、真名鰹西京焼き、慈姑(くわい)煎餅、紅白梅…衛藤さんと言えば八寸です。
絶品の干し数の子、菜の花は黄身酢掛け、田作りは南蛮漬けに。

【祝飯】赤飯、長呂木素揚げ…ちょろぎの素揚げは初めてでしたが、むかごみたいで面白いです。

【御椀】丸吸、福頭、椎茸、しゃぶ餅、紅白結び、芹、へぎ柚子、露生姜…今年は白味噌ではなくお吸物です。
すっぽんと鰹だしを合わせてあり、ホッとさせられる上品な味。
福頭とは佐賀県のみで栽培されている里芋だそうです。

【造里】とらふぐのたたき、無添加うに、ポン酢ジュレ…無添加うにとは、通常の生ウニのようにミョウバンで洗わない、本当の生です。
煮こごりも凄く美味しかったです。

【強肴(しいざかな)】自家製唐墨、大根、鮑柔らか煮…唐墨は衛藤さんの名物と言える逸品です。
今年も新ものと1年熟成の両方出して頂きました。
鮑柔らか煮を摘まみながらの日本酒は至福です。

【焼物】馬ヒレステーキ、山葵、白菜、八朔…干支にちなんでの馬肉です。
レアに焼いてある馬肉を山葵と塩か甘口の九州の醤油で頂きます。

【蒸物】蕪蒸し、鰊、銀杏、占地(しめじ)、芝海老、生姜…今年は煮物に代わりの蒸物です。
滋味深く、体が温まります。

【食事】金目鯛御飯、錦糸玉子、牛蒡、三つ葉、赤だし…これは凄い!

【香物】五種盛り…大根、人参、青菜漬け、昆布他。
青菜(せいさい)漬けは衛藤さんのお弟子さんの故郷山形の名物とのことです。

【菓子】菓子、抹茶…奥様手作りの和菓子です。
甘さ控えめで上品味です

頂いたお酒は、
【日本酒】
『十四代・本丸』(山形本醸造640円)

【ウイスキー】
『竹鶴17年』(シングル650円)

【芋焼酎】
『山ねこ』(宮崎550円)

今年も無事お正月を迎えることが出来ました。

今年は平日にもっとお邪魔することをお約束してお店を後にさしました。

ーーーー
2013年1月2日
今年の食べ初めです。
やっぱり今年もこちら、衛藤さん正月特別営業にお邪魔しました。

今年は、3000円アップして、15750円と決して安くはありませんが、さらに手の込んだコースになりCPは悪くありません。

毎年1月1日~3日、1日最大14名×昼夜2部の完全予約制です。

『新春特別献立』(15750円)は、
【付出】干し数の子、田作り、黒豆、車海老、金柑イクラ、叩き牛蒡、慈姑煎餅、福皮煮凍り、鴨ロース菜花…これぞ衛藤さんの真骨頂です。
中でも干し数の子は、絶品でした。
塩数の子が主流で、干し数の子は、今では非常に珍しく(築地でも1軒だけとか)、濃厚ですプチプチと弾ける食感は素晴らしいです。

【祝飯】天然鰻蒲焼・赤飯…秋田県八郎潟産で1㌔の大鰻だそうです。
お赤飯との組合せが面白い。

【御椀】白味噌雑煮、餅、紅白結び、芹、茶子…家は父方が関西なので、このお雑煮には慣れてるのですが、上品さが違いますね(笑)
甘めの白味噌と強い出汁の風味は豊かな味です。

【造里】福薄造り、無添加うに、鮪…無添加うにとは、ミョウバンで洗わない生うにです。
ふぐで浅葱と一緒に巻いて、すだち塩で頂くとそりゃもう…

【強肴】自家製唐墨、大根…衛藤さんの名物と言える逸品です。
新ものと1年熟成の両方出して頂きました。

【焼物】真名鰹西京焼き、水菜浸し…皮をバリッとして焼いた滋味深い味でした。

【煮物】御田(鮑、大根、海老真丈、芽キャベツ、柚子)…“おでん”です!
この贅沢さは凄いです。

【酢物】ずわい蟹酢蕪巻き、胡瓜、生姜、菊花…さほど酸味がきつくないので、酢の物があまり得意ではないのですが美味しかったです。

【食事】とら福白子御飯、胡麻豆腐、葱、赤だし…これは凄い!
昆布塩で炊いたご飯の上に崩した胡麻豆腐をのせ、その上にとらふぐの焼き白子のせてあります。
最高に贅沢な丼です。

【香物】三種盛り…衛藤さんの香の物はいつも感心させられます。

【菓子】干支菓子、抹茶…巳年に因んで、へびの形の抹茶のロールケーキです。
甘さ控えめで美味しかった。
御抹茶を最後に立てて頂き大満足の新春の宴でした。

頂いたお酒は、
『十四代 双虹』(大吟醸斗瓶囲い)精米歩合35%(90cc1800円)…お正月なので贅沢しました。但し三等分しましたけど(笑)
深みと厚みが素晴らしいです。
山形の銘酒です。

『新政』(秋田純米500円)…前回も頂いた珍酒でしは。精米歩合がたったの90%ですが、美味い純米酒です。

『裏雅山流・香華別誂』(山形純米680円)

『奈良萬・おりがらみ生酒』(福島純米680円)…福島の夢心酒造の銘酒。
ややにごりがあります。

『開運・十年古酒』(静岡純米吟醸1260円)…実際は17年熟成とのことです。
やや茶色みがかっており、不思議な味わいがありました。

『酒座景虎』(新潟本醸造600円)…いつもこちらで頂きます。
やや酸味がありますが美味い酒です。

今年も恒例の新春特別献立を無事頂く事が出来ました。
またお邪魔します。

ーーーー

2012年11月24日久しぶりの宴会利用です。

奥のお座敷を貸し切っての8名での宴会です。
2卓×4名にはなりますがこじんまりとしている座敷なので気になりません。

お料理は11月のおすすめコース(5000円)と単品で初めての方にどうしても食べて頂きたい『だし巻き玉子』(700円)をお願いしました。

おすすめコースは、
【先付】餡掛け栗ご飯…この奇襲にはびっくり。
蜜に漬けた栗を使い、ご飯にはもち米が入っていてもっちり。
甘めの餡ですがピリッと生姜が効いていて素晴らしく美味しかったです。

【八寸】春菊のお浸し、帆立霰揚げ、車海老、煮豆、いちょう大根とさつまいも、肝山椒煮…毎度衛藤さんの八寸には感心させられます。
手抜きのないいい仕事です。

【御椀】姫鱈椀… 今回の椀は昆布(とろろ昆布?)が効いたマイルドなお味でした。
姫鱈(スケトウダラの子)は皮目を焼いてあるのか旨味濃縮されていました。

【造里】平目の柿巻き、縁側、鮪赤身…ごまだれで頂きます。
面白い。

【焼物】梭子魚(かます)の風干し…箸休めにいくらの醤油漬けと大根おろしが付いています。
梭子魚はパリパリの皮の食感が良かったです。
付け合わせの銀杏も季節を感じさせます。

【焚合】小松菜、里芋、しめじ、いちょう麩…上品な味付けで、ホッとさせられる逸品です。

【食事】ふぐ雑炊…や大盛りで頂いちゃいました(笑)
思わずにやける美味しさです。

【香物】胡瓜、山牛蒡、椎茸、人参、岩海苔…ふぐ雑炊の箸休めに良く合います。

【菓子】ミルクアイスクリーム、粒餡、コーヒーゼリー…参加した女性たちが絶賛していました。
甘さをギリギリまで抑えた粒餡とコーヒーゼリー、それに良く合うミルク風味のアイスクリーム。
宴の〆にはぴったりです。

頂いたお酒は、
いつもの『琥珀ヱビス』(680円)を頂き、あと日本酒から『奈良萬・ひやおろし』や『酒座景寅』など、600円~のお手頃価格。
あと芋焼酎『山ねこ』をロックで頂きました。

次回は恒例の『お正月特別営業』に訪問します。

ーーーー

2012年9月5日久しぶりの訪問です。

ここは僕にとって、食べログを始める切っ掛けにもなった特別なお店でもあります。

日本料理の極みを気軽に味わえる名店。
カウンター4席、テーブル席2卓で10席の小さなお店ですが武蔵小山にあること自体奇跡です。
詳細は以前のレビューを読んで頂くとして、今回は急に思いついて当日電話を入れてみましたが、テーブル席なら用意出来るとのことで、8時半に予約。

いつものお勧めコース(5000円)ではなく、初めてアラカルトであれこれ頂くことにしました。

まずは、琥珀ヱビスで喉を潤します。

頂いたお料理は、
『珍味三種盛り』(1050円)…色々ある珍味から、三種類選べます。
今回は「漬け岩牡蠣」「鱧の子塩辛」「自家製唐墨」どれも最高に酒に合う珍味ばかりです。
特に漬け岩牡蠣は初めて頂きましたが、濃厚な牡蠣の味わいを更にギュッと凝縮した逸品です。

『焚き合わせ』…冬瓜と鶏団子の煮物です。
お品書きにはありませんが、お勧めコースの焚き合わせを無理を言って出して頂きました。
出汁の素晴らしい餡に包まれた冬瓜や鶏団子が本当に美味しかったです。

『出汁巻き玉子』(630円)…本物の出汁巻き玉子です。
衛藤さんに来たら、出汁巻は鉄板です。
ふわふわで上品な香りが相変わらず素晴らしい。

ここでカウンター席が空いたので移動。

箸休めに『食用酸漿(ほおづき)』と『巻き海老の頭』を出して頂きました。

『天然うなぎ白焼き(有明)』(2310円)…小ぶりですが熊本産の天然うなぎを丁寧に焼き上げていました。
関西風に蒸さずに遠火で焼き上げ、鰻自身の脂で素揚げされているみたい。
ぽん酢か塩わさびで頂きましたが、表面はカリッカリで、風味の濃さには驚きました。
鰻の美味しさを再発見させられました。

飲み物は、
『ゆきの美人』(1合600円)など頂きましたが、中でも面白いのか『オクトパスガーデン』(60ml/1300円)…精米率35%、

ーーーー

2012年5月4日

お正月以来久しぶりの再訪問。

さて、今月は5月ということで“幻の女将さん”から、事前にTwitterで「端午の節句にちなんだお料理」と情報を頂いていました(笑)

【先付】新じゃが…意外な先付けにびっくり。
唐墨塩で頂くのはさすがです。

【八寸】ちまき寿司(真鯛と海老)、鯛皮の蒸し物、ホタルイカの燻製、生姜の鼈甲煮空豆…衛藤さん、拘りの八寸です。
ちまき寿司、めちゃくちゃ美味しかったです。

【御椀】浅利の玉子寄せ、わらび、若芽、木の芽…毎回、衛藤さんのお出汁には感心させられます。
ひと口頂くと、ほっとさせられます。
旬の浅利が入った玉子豆腐は絶品でした。

【造里】平目、キハダ鮪…平目は芽葱を巻いてぽん酢で、えんがわと箸休めにひれ煎餅が添えてあります。

【焼物】梭子魚(かます)の風干、里芋茎、野蒜(のびる)味噌…かますには、丁寧に飾り包丁が入っています。
のびる味噌の香りと甘味は、たまりません。

【焚合】筍、蕗、鰊…これまた季節を感じる逸品。
とにかく、衛藤さんは出汁が素晴らしい。

【食事】生姜御飯、赤出汁の御味噌汁…新生姜と大山鶏の炊き込み御飯です。
生姜の香りが際立ち、美味しい!
ちなみに大盛りにして頂きました(笑)
赤出汁には、練りからしが添えてありました。
恥ずかしながら、僕は知りませんでしたが、赤出汁と和がらしって出会い物なんですね。

【香物】大根、胡瓜、昆布他…どれも箸休めには最高です。

【菓子】…白餡の自家製柏餅でした。
横には小さな兜の折り紙が。

《お酒》いつもの琥珀ヱビス、三種類の飲み比べセット(900円)×2、酒座景虎(新潟、600円)、奈良萬・おりがらみ(福島、640円)
お酒もリーズナブルに提供されています。
蔵元に出向くことも多い衛藤さんの拘りには感服します。

武蔵小山にこのレベルのお店があること自体が奇跡です。
いつか大舞台に出て行かれるでしょうがそれまでは、堪能させてください。

補足情報

こちらのお店のマスターは、恵比寿の『賛否両論』の笠原将弘氏と、修業された『正月屋吉兆』時代の兄弟弟子とのこと。

お店も笠原氏のご実家だった『とり将』があった所です。

席が空いていればフラリと立ち寄りもOKなのが嬉しいですが、予約していった方が間違いありません。

ーーーー

2012年1月1日 今年の食べ初めです。

今年も『新春特別献立』(12600円)を頂けることになりました。

毎年、1月1~3日、各日15名限定で、最近ではすぐに予約が埋まります。

『新春特別献立』は、衛藤さんの“ファン感謝デー”の色合いが濃く、料理の内容と手間暇を考えると12600円は、高くありません。

手間暇かけた本物の日本料理が武蔵小山で味わえるのは凄く幸せなことです。


ーーーー

2011年10月7日

もう数え切れないほど訪問しています。

今月からおまかせコースが、5000円になり、内容もレベルアップしたということで、友人とさっそく訪問して来ました。
今回は座敷ではなく、カウンター席を予約。
久しぶりにマスターと話したかったのと、写真をきれいに撮りたかったので(笑)

白木の綺麗なカウンター。
小さいながらも凛とした雰囲気のお店です。
若い方の懐石料理デビューにはぴったりかも。

この時期に料理のレベルアップと料金改定は勇気がいったと思います。
長い間、低料金を知恵と手間で維持され、大変だったと思います。
しかし、今回、新しいおまかせコースを戴いて、また無理されてるなぁ、と思いました。
特に八寸は、2~3万のコースについていてもおかしくないレベルです。
価格と料理の味と手間を考えると僕の中で満点ではない理由が見つかりません。

都心部でも、このレベルの料理にはなかなか出会えません。
お近くの方は、1度は訪問すべきお店です。
混まれるのは嫌ですけど(笑)

すっかり人気店になったので、予約はしていった方が間違いないですね。

  • 先付(ホタルイカ、鯛松皮)

  • 八寸(ホタテあられ揚げ、空豆、鯛煮凝り他)

  • 御椀(アブラメ、椎茸)

  • 造里

  • 造里(イサキ、シャコ)

  • 焼物(本鱒)

  • 焚合(高野豆腐、ふき、えんどう豆、焼き穴子)

  • 生姜ご飯、香物、お味噌汁

  • アイス最中

  • 奈良萬

  • Midnight Blue Yamamoto

  • ふぐの白子雑炊

  • 香物五種盛り

  • 酢物

  • 蕪蒸し

  • 真名鰹西京焼き

  • フグと鮪

  • 御椀

  • 赤飯

  • 先付

  • 菓子とお抹茶

  • 辻占煎餅

  • お酒はすべて違う酒器で。

2017/01/06 更新

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